Airペイ(エアペイ)の導入でよくある疑問
- ✓ 本当にカードリーダーは0円なの?
- ✓ お得らしいけどデメリットはないの?
- ✓ 実際の口コミや評判はどうなの?
そんな疑問を持つ方のために、この記事では実際の導入者の口コミを交えながら、Airペイのメリット・デメリット・注意点をわかりやすくまとめました。
Airペイを申し込む前に知っておくべきポイントをしっかり確認し、安心して導入を進めましょう。
Airペイの基礎知識・メリット
Airペイとは

Airペイは、リクルートが提供するスマートフォン連携型のキャッシュレス決済サービスです。「じゃあいいです~」のフレーズでおなじみのオダギリジョーさん出演のテレビCMで広く知られています。
Airペイは、iPadもしくはiPhoneと連携して、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、80種類以上のキャッシュレス決済を導入することができます。
Airペイの 5大メリット
- 1.カードリーダー0円 … 初期投資ゼロで導入できる!
- 2.月額無料で使える … 固定費ゼロで導入可能!
- 3.決済手数料が安い … 継続利用でも負担が少ない!
- 4.レジアプリが無料 … 追加料金なしで会計も楽々!
- 5.解約の違約金なし … 他社への乗り換えも簡単!
どれも魅力的な特典です。
「でも、他のサービスも同じようなメリットがあるんじゃないの?」
そう思いますよね。実際に主要な競合サービスと比較してみました。
Airペイの5大メリット比較
|
5大メリット
|
Airペイ
|
Square
|
楽天ペイ
|
STORES決済
|
|---|---|---|---|---|
| 1. カードリーダー0円 |
○ 常時無料 |
× 4,980円〜 |
△ 期間限定 |
× 19,800円※1 |
| 2. 月額無料 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 3. 決済手数料が安い |
○ 3.24% |
○ 3.25% |
○ 3.24% |
○ 3.24% |
| 4. レジアプリ無料 |
○ Airレジ |
○ |
× 別途契約 |
○ |
| 5. 解約違約金なし | ○ | ○ |
× あり※2 |
× あり |
| 5つすべて満たす |
✓ 唯一達成 |
× | × | × |
※ STORES決済:基本は購入(キャンペーン時のみ条件付き無料の場合あり)
※ 楽天ペイ:中小事業者向けプランで条件未達の場合、違約金38,280円が発生する可能性あり
【結論】5つのメリットが全て揃うのは、Airペイだけ
この5つのメリット、実はすべて揃っているのはAirペイだけです。過去の実施状況を見ても長期間継続されているため、申込時期を気にする必要がありません。
さらに
期間限定でさらにお得なキャンペーンが開催されることもあるため、申し込む前に最新情報をチェックしておきましょう。
でもマイナス面はないの?・・・』
そんな疑問をお持ちの方へ。申し込み前に確認しておきたい3つの事柄を紹介します。これを知っておけば、安心して導入できますよ。
【重要】Airペイ 申し込み前に確認したい5つの事柄
この3点は、意外と「デメリット」で検索してもヒットしない情報ですが、契約した後になって「えっ、そうなの? もっと早く知りたかった…」となりがちなポイントです。
後から慌てないように、ここで確実に把握しておきましょう。
iOSのみ利用可能(iPhone・iPad)
Airペイが利用できるのは、iPhoneまたはiPadのみです。
❌ 非対応:Android端末
※ 最新のiOS / iPadOSに対応している機種が必要です。
※ 現在の対応OS:iOS 17 / iPadOS 17 以降(※将来変更の可能性あり)
💡 お使いの端末が対応しているか確認:設定 → 一般 → 情報 → iOSバージョン
手持ちにiOS端末がない場合、以下の選択肢があります。
- 中古iPad:2〜3万円〜
- 新品iPad(第10世代):58,800円〜
- Android対応の他社サービスを検討 → Square、楽天ペイなど
※過去にはiPad無料貸与キャンペーンがありましたが、2025年3月31日で終了しています。
手数料ディスカウントプログラムは他社サービスと併用不可

Airペイでは、中小事業者を対象に、通常3.24%のクレジットカード決済手数料が2.48%になる特別プログラムを提供しています。
しかし、このプログラムを適用するには、Airペイ以外の決済端末を利用していないことが条件として定められています。
したがって、SquareやSTORES決済、楽天ペイといった他社の決済サービスを併用している場合には、この優遇措置を受けることができません。
もしクレジットカードの手数料優遇を受けたい場合は、決済サービスをAirペイに一本化する必要があるということですね。
適用条件の詳細
ご覧の通り、Visa、Mastercard、JCB等すべてのブランドで『Airペイ以外の決済端末を利用していないこと』が条件となっています。
決済端末の保証は6ヶ月間、再購入費用は約2万円
Airペイのカードリーダーは初期費用0円で提供されますが、保証期間は6ヶ月間と他社サービスと比べると短めです。
また、保証期間を過ぎて故障した場合は、再購入費用として20,167円(税込)が必要になります。
参考:他社の保証期間と再購入価格
- Square:1年間・4,980円~
- 楽天ペイ:1年間・19,800円
- STORES決済:1年間・19,800円
さらに詳細な比較は下の記事をどうぞ。
-
-
個人におすすめクレジットカードリーダー!モバイル決済端末5選を徹底比較
個人事業主に最適な『クレジットカードリーダー』の導入方法をお探しですか? ✓ 初期費用、導入コストをできるだけ抑えたい ✓ はじめてのキャッシュレス導入で審査に不安がある ✓ イベントや移動販売でも安 ...
とはいえ、Airペイは決済端末が無料で提供されるうえ、契約期間の縛りや解約時の違約金もありません。
初期費用を抑えたい場合や、丁寧に扱える環境であれば十分選択肢になります。
iPadが壊れても、すぐに別の端末では使えません
Airペイはセキュリティが非常に厳しく、あらかじめ登録・審査された端末(iPad/iPhone)以外では一切決済ができない仕組みになっています。
そのため、もし営業中にiPadが故障しても、「とりあえず手持ちのiPhoneで代用しよう」ということはできません。
- 端末を切り替える場合: 手続き完了まで最長で翌営業日かかります(その間、カード決済はストップします)。
- 予備の端末を追加しておく場合: 審査に2〜3週間かかります。
公式:Airペイ アプリを利用するiPadまたはiPhoneの変更・追加依頼
結論: 壊れてから慌てても手遅れです。決済が止まるリスクを避けるには、余裕を持って「予備の端末」を事前に申請しておく必要があります。
移動販売・キッチンカーでは「交通系電子マネー」が使えない
Airペイでは、申込時に利用場所を「複数の場所で利用する」と選択した場合、交通系電子マネー(Suica、PASMOなど)は利用できません。
⭕ 交通系電子マネーが使える: 固定店舗のみ
公式FAQにも「利用場所が『複数の場所で利用する』の場合は、交通系電子マネーはご利用できません」と明記されています。
公式FAQ:申込フォームで「利用形態」「利用場所」「実店舗の有無」は何を選択すればいいですか?
💡 他社サービスでの対応: Squareや楽天ペイであれば、移動販売でも交通系電子マネーの申し込み自体は可能です。ただし審査があるため、必ず利用できるとは限りません。導入を希望する方は各社に問い合わせてみることをおすすめします。
【補足】導入後に困らないための注意点
カードリーダーの充電器は別途用意が必要
Airペイのカードリーダー本体は無料ですが、充電に必要なmicroUSB充電器(ACアダプター)は付属していません。関連:カードリーダーご利用上のお願い(必ずお守りください) ※公式サイト
microUSB充電器とは
一世代前のAndroidスマホで使われていた規格です。最近のUSB-CやLightningとは異なるため、お手持ちにない場合は購入(1,000円前後)が必要です。
振込口座にゆうちょ銀行は指定できない
売上金の振込先として、ゆうちょ銀行の口座は登録できません。都市銀行、地方銀行、信用金庫などの口座を用意する必要があります。
AirペイQRは入金サイクルが異なる
通常のAirペイ(クレカ・電子マネー)は月6回または月3回の入金ですが、AirペイQRは月1回(月末締め・翌月末払い)です。
売上のタイミングによっては、手元に現金が入るまで最大で約2ヶ月(60日)かかるため、QR決済の比率が高いお店は資金繰りに十分注意しましょう。
Airペイに関する評判・口コミ
💬 Airペイ に関する評判・口コミ 8件
まとめ

Airペイは、初期費用0円・月額無料・違約金なしという圧倒的なコストメリットを持つ決済サービスです。
導入コストを徹底的に抑えたい方にとって、Airペイは非常に魅力的な選択肢です。ただし、申し込み前に次の3点は必ず確認しておきましょう。
申し込み前に確認すべき5つのポイント
対応端末はiPhone・iPadのみ
❌ 非対応:Android端末
手数料の優遇は併用不可
カードリーダーの保証は6ヶ月
端末の追加には2〜3週間
移動販売では交通系電子マネーNG
これらの点を理解した上で、初期投資を抑えたい・契約の縛りなく始めたい方には、Airペイはとても優れたサービスです。
すでに他社決済を利用していない、または完全にAirペイに一本化できる店舗であれば、手数料2.48%の優遇を最大限に活かせます。
審査は通常3日ほどで完了し、カードリーダーの到着を含めても約1週間で利用開始可能。まず公式サイトで最新のキャンペーン情報をチェックしましょう。
あわせて読みたい
キャッシュレス決済端末の比較はこちら。
-
-
【2025年最新】キャッシュレス決済端末15選を徹底比較!目的別おすすめと選び方
お店や屋外イベントなどで使える『キャッシュレス決済端末』をお探しですか? ✓ 「どの決済端末を選べばいいか分からない…」 ✓ 「手数料や価格の違いがややこしい…」 ✓ 「解約金なしで乗り換え自由な端末 ...
Airペイと、Squareの比較はこちら。
-
-
Airペイ vs Square 完全比較|併用は可能? 導入前に知るべき違いと判断ポイント は?
テレビCMでも話題のキャッシュレス決済サービス「Airペイ(エアペイ)」と「Square(スクエア)」の決済端末を比較しました。 基本料金や決済手数料、入金サイクルなどのポイントに加えて、実際の口コミ ...
Airペイと、楽天ペイの比較はこちら。
-
-
【違いはココ】Airペイ × 楽天ペイ 完全比較!導入前に知りたいポイント
テレビCMなどでも話題のキャッシュレス決済サービス「Airペイ・エアペイ」と「楽天ペイ」の決済端末を比較しました。 2つのサービスの基本料金、手数料、入金サイクルなどはもちろんのこと。参考になる、口コ ...
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。




