BASE vs ココナラ 徹底比較!売れたときの手数料・集客や販売方法の違いを解説

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ココナラ vs BASE 徹底比較!売れたときの手数料・集客や販売方法の違いを解説

スキルや知識を売買できるマーケットプレイス「ココナラ」と、ネットショップ開設サービス「BASE」について、それぞれのサービスの特徴、手数料、集客力などを比較してみました。

サービス概要

ココナラ と BASE の特徴を簡単にご紹介

ココナラ
BASE

まずは、スキルの販売できるマーケットプレイス「ココナラ」と、ネットショップ開設ツール「BASE(ベイス)」について、サービスの基本的な特徴などを簡単にご紹介します。

ココナラの特徴

ココナラ

会員登録数400万人超を誇る人気サービス。

「得意を売るならココナラ~」という、テレビCMのキャッチフレーズでも知られる、会員登録数400万人以上を誇る話題のサービスです。

過去には、吉岡里帆さんを起用した新しいテレビCMも放送されていました。しっかり宣伝をしているので、サービスを利用する購入者も増えています。

自分でサービスを考えて出品することができる。

ココナラでは、自分でサービスを考え、販売価格をきめて出品できます。プロフィールやブログ機能を活用して、スキル、経験などもアピールしましょう。

お客様との取引は、ココナラ専用のアプリが用意されており、電話相談などは相手に番号を知られることなくスムーズに取引することができます。

ココナラ(会員登録無料)

BASE(ベイス)の特徴

BASE(ベイス)

7年連続ネットショップ開設数第一位のサービス

BASEは、7年連続でネットショップ開設数第一位を獲得している、初期費用、月額無料から利用できるネットショップ作成サービスです。過去には「ネットでお店を開くなら・ベ・イ・ス」というテレビCMなども放送していました。

BASEは事前審査もなくカード決済などを導入できる

BASEの支払い方法は、フリマアプリなどで採用されているエスクロー決済(仲介)です。この決済は、事前審査もなくクレジットカードを含む複数の決済方法を一括で導入可能です。つまり、今すぐお店をオープンして販売をスタートできます。

関連記事:【完全ガイド】BASEの評判どう?実体験をもとにメリット・デメリットを徹底解説!

BASE(無料ではじめる)

ネットショップ開設サービスには、BASE 以外にも多くの選択肢があります。

無料プランのみのサービスを探している方は、「「【2024年最新版】無料ネットショップ開設サービス徹底比較!おすすめアプリをご案内」 」で各サービスの特徴を詳しくチェックできます。

月額有料のプランも視野に入れてサービスをお探しの方は、「「【2024年最新版】ECショッピングカートを完全比較!よくわかる比較表で違いが一目瞭然」 」で、料金プランや機能面での比較が可能です。

ご自身のニーズに合った、最適なネットショップ開設サービスを見つけてください。

集客力と販売できる商材の違い

ココナラとBASEを販売できる商材で比較

ココナラとBASEについて、インターネットで販売する上で確認しておきたい、集客力と販売できる商材についてまとめてみました。

集客力を比較して分析してみました

カテゴリ
ココナラ
BASE
(ベイス)
販売形式
マーケットプレイス(出品型)
ECカート(出店型)
集客力
◯ プラットフォームの集客力を活用可能
△ 自分で集客が必要
手数料
△ 高め
◯ 比較的低い

ココナラとBASEは販売形式が異なるため、集客力と手数料に違いがあります。ココナラはマーケットプレイスとして多くの購入者を集めることができますが、その分手数料が高くなっています。

一方、BASEは自分で集客を行う必要がありますが、手数料は比較的低く設定されています。それぞれのサービスには長所と短所があるので、自分の商品やサービスの特性、集客方法、利益率などを考慮して、最適なサービスを選ぶことが大切です。

販売できる商材を比較

カテゴリ
ココナラ
BASE
(ベイス)
有形商品
(衣類、雑貨、家具、食品)
デジタル商品
(文章、イラスト、動画)
無形商品・スキル販売
(電話相談、役務商品など)
△※

ココナラとBASEでは、販売できる商材に違いがあります。ココナラでは有形商品の販売はできませんが、BASEでは販売が可能です。

デジタル商品については、両サービスとも販売が可能です。

※無形商品に関しては、BASEでも販売は可能ですが、規約で定められた対応事項があります。BASEで無形商品を販売する場合、サービス提供を行ったことを証明できる有形物(領収書、納品書、お礼状など)を、追跡可能な配送方法または特定記録郵便で購入者に送付することが義務付けられています。この規約を遵守しないと、トラブルが発生する可能性があります。参考:無形商品(物品・有形ではない商品/発送のない商品)の販売はできますか

一方、ココナラでは無形商品の販売に特別な制限はありません。

以上のように、販売する商材の種類によって、ココナラとBASEのどちらが適しているかが異なります。自分の商品やサービスの特性を考慮して、最適なサービスを選ぶようにしましょう。

有形物を送付しないで販売できるECカートは、「2024年版|無形商品が販売できるネットショップを解説[占い・悩み相談・代行業など無形サービスの販売方法]」 の記事を参考にしてください。

オンラインでの講座など、月額課金でのビジネスを考えている方は、「2024年版|月額・継続課金システム徹底比較!おすすめ業者の料金比較表掲載」 もあわせてチェックしてください。

今時店長
今時店長
ココナラとBASEは、それぞれ集客力や販売できる商材に特徴があります。マーケットプレイスと自社ECサイトを併用することで、両方のメリットを活かせます。販路拡大と収益アップ、自社ブランドの構築と認知度向上を同時に目指しましょう。自分のビジネスに合った方法で、両サービスを有効活用するのがおすすめです。
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基本的な仕様の比較

料金プランと基本的な仕様の比較(表形式)

ココナラとBASEの基本料金・仕様を比較

まずは、基本料金(初期費用、月額費用)、契約期間、独自ドメイン利用の有り無し、サポート内容など、基本的な仕様について比較表にまとめました。

サービス名称
ココナラ
BASE
(ベイス)
運営事業者
株式会社ココナラ
BASE株式会社
導入店舗の傾向
小規模~中規模
初期費用
無料
無料
月額費用
(毎月の固定費)
無料
スタンダードプラン
0
グロースプラン
年払い:16,580 (税込)
(月商50万円以上から推奨)

月払い:19,980円 (税込)

※更新情報:2024年1月16日にグロースプランの料金が4,980円から16,580円に変更されました。
プラン別手数料比較
最短契約期間
1カ月
商品登録数
無制限
(1日最大1,000件)



独自ドメイン
利用可能
※サブドメイン限定
常時SSL化
標準対応
標準対応
備考欄
BASEロゴを非表示は別途500円/月。独自ドメインは、スタンダードプランから他社サービスで取得したものを”サブドメイン”として利用できます。


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電話
メール
備考欄
電話での問い合わせは、受付時間:平日 10:00~17:00(土・日・祝休)となります。 チャットでの問い合わせも対応してます。
特定商取引法に関する表記の一部非公開
匿名取引が標準仕様
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
匿名配送が使える
公式サイトで詳しく

BASEのスタンダードプランとグロースプランの違い

BASEのスタンダードプランと、グロースプランの違いは、月額固定費に加えて、商品を販売したときに負担する手数料の違いだけです。

月商50万円以上はグロースプランが推奨されている

プラン名
BASE
スタンダードプラン
BASE
グロースプラン
条件
客単価
客単価
客単価
年払い
月払い
月商 ¥2,000 ¥5,000 ¥10,000 ¥16,580 ¥19,980
¥50,000 ¥4,300 ¥3,700 ¥3,500 ¥18,030 ¥21,430
¥100,000 ¥8,600 ¥7,400 ¥7,000 ¥19,480 ¥22,880
¥200,000 ¥17,200 ¥14,800 ¥14,000 ¥22,380 ¥25,780
¥300,000 ¥25,800 ¥22,200 ¥21,000 ¥25,280 ¥28,680
¥400,000 ¥34,400 ¥29,600 ¥28,000 ¥28,180 ¥31,580
¥500,000 ¥43,000 ¥37,000 ¥35,000 ¥31,080 ¥34,480
¥600,000 ¥51,600 ¥44,400 ¥42,000 ¥33,980 ¥37,380
¥700,000 ¥60,200 ¥51,800 ¥49,000 ¥36,880 ¥40,280
¥1,000,000 ¥86,000 ¥74,000 ¥70,000 ¥45,580 ¥48,980

実際に、客単価が2,000円、5,000円、10,000円の場合で試算してみると、月商50万円以上ではグロースプランの方が有利であることがわかりました。また、客単価が低いほど、早い段階でグロースプランに切り替えた方が経済的です。

ちなみに、BASEのサービスロゴについてはグロースプランに切り替えても外せません。これは、有料オプション(月額:500円)なので別料金です。

今時店長
今時店長
注目してほしいのは、ココナラは完全匿名ですが、BASEも名前の表示、住所、電話番号は非公開にして出店できることです。どちらのサービスも、初期費用、月額固定費は無料で販売できます。

売上に対する手数料と入金サイクルの比較

売上に対する手数料、振込手数料、入金サイクルの比較(表形式)

イメージ

商品が売れたときに発生する、手数料と入金サイクルについてまとめてみました。

ココナラ では販売手数料、BASE ではクレジットカード決済手数料を比較対象としました。この比較により、それぞれのプラットフォームで商品が売れた際のコスト差異を把握できます。

サービス名称
ココナラ
BASE
(ベイス)
売上に対する手数料
販売手数料
22%
参照元
スタンダードプラン
① BASEかんたん決済手数料
3.6%+40 /件
② サービス利用料
3%
※上記①②の合計が実質手数料
概算6.6%+40円/件
グロースプラン
BASEかんたん決済手数料
2.9%
※上記手数料のみ
(サービス利用料0円)
振込手数料
振込手数料
売上金額が3,000円未満:160円
売上金額が3,000円以上:無料
振込手数料
一律250円
事務手数料
2万円未満は500円
2万円以上は0円
入金サイクル
申請から20日以内に入金
売上金の振込日について
振込申請を 1 〜 15 日 23:59 までに行った場合:振込日は同月の 20 日中、振込申請を16〜月末 23:59 までに行った場合:振込日は、翌月の 5 日中※振込日が土日祝の場合は翌営業日中の着金となります。
参照元
通常
振込申請から
10営業日
(土日祝除く)
定期振込Appで月一の自動入金も可能
お急ぎ振込(手数料:1.5%)
最短翌日入金
BASEカード(任意発行)
売上残高の即日利用可能
備考欄
消費税は「販売時の手数料22%」の中にあらかじめ含まれております。(販売時の手数料20%×1.1=税込手数料22%)
Amazon Pay、PayPal、の決済手数料(サービス利用料もあわせた合計)は、グロースプラン 3.9%、スタンダードプラン 概算7.6%+40円。それ以外の決済手数料は共通です。リボ・分割払いは未対応です。
公式サイトで詳しく

上記2サービスを含めた全ECカートの手数料比較は「ネットショップの販売手数料・決済手数料比較」をチェックしてください。

ココナラで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
振込サイクル:申請から20日以内に入金

販売手数料:50,000円 × 22% = 11,000円
振込手数料:0円(売上金額が3,000円以上のため)
手数料合計:販売手数料 + 振込手数料 = 11,000円 + 0円 = 11,000円
振込金額:39,000円

BASEのスタンダードプランで5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円(5,000円 × 10個)
プラン:スタンダードプラン
客単価:5,000円
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:(5,000円 × 3.6% + 40円) × 10件 = 2,200円
サービス利用料:50,000円 × 3% = 1,500円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + サービス利用料 + 振込手数料 = 2,200円 + 1,500円 + 250円 = 3,950円
振込金額:46,050円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

BASEのグロースプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:グロースプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:50,000円 × 2.9% = 1,450円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,450円 + 250円 = 1,700円

振込金額:48,300円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

今時店長
今時店長
ココナラとBASEを売上手数料で比較すると、BASEが圧倒的にお得です。月商50万円の場合、ココナラは11万円もかかりますが、BASEのスタンダードプランで約3.3万円、グロースプランなら1.7万円で済みます。さらに入金サイクルもBASEの方が早いため、資金繰りの面でもBASEに分があると言えるでしょう。

口コミ・評判|気になるクチコミをピックアップ

ココナラ と BASEの口コミ・評判をご紹介

ココナラとBASEの口コミや評判をピックアップしてご紹介

ココナラとBASEに関連する、個人的に気になった口コミをピックアップしてご紹介します。

ココナラの口コミ・評判

ココナラは、集客にリソースを割かなくてもできるという口コミです。

ココナラは集客力は高いが、手数料もた高いという口コミは多いです。

BASEの口コミ・評判

BASEのお買い物アプリ(Pay ID)を評価する口コミは多いです。

抽選販売はとても人気です、自動で抽選してメールも送信してくれます。

結論:どっちが最適なの?自分に合ったサービスの選び方

まとめ

スキルや知識を売買できるマーケットプレイス「ココナラ」と、ネットショップ開設サービス「BASE」について、それぞれのサービスの特徴、手数料、集客力などを比較してみました。

ココナラは、こんな方におすすめ

  • スキルや知識を活かしてサービスを販売したい方
  • 集客に時間やコストをかけずに、すぐに販売を始めたい方
  • 初期費用や月額費用を抑えて、副業としてビジネスを始めたい方
  • 購入者とのやり取りを非公開で行いたい方

BASEは、こんな方におすすめ

  • 手数料を抑えて利益率を高めたい方
  • 自社ブランドを構築し、リピーターを獲得したい方
  • 商品の発送や在庫管理などを自分で行える方
  • ECサイト運営のノウハウを学びながら、ビジネスを成長させたい方

ココナラとBASEは、販売商材やビジネス目的に合わせて選ぶことが重要です。

ただし、SNSを活用して十分な集客ができるのであれば、BASEで直接購入してもらった方がココナラに誘導するよりも手数料の面でお得です。

また、BASEであればリピーター獲得や、お客様とのコミュニケーションも直接行えるため、長期的なビジネスの発展にも有利でしょう。

ビジネスの成長段階に応じて両サービスを併用し、強みを活かしながら柔軟に組み合わせることが、ネットビジネス成功の鍵となるでしょう。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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  • この記事を書いた人
今時店長

今時店長(ミニクル合同会社)

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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