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2024年版|ECモール出店を徹底比較!出店費用・手数料・市場規模などまとめ

インターネットで利用できるECモール(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、au Payモール、Qoo10など)についてまとめてみました。

このページを読んでいただければ、各サービスの特徴から料金まで重要なポイントを比較しながら確認することができます。ぜひ、参考にしてみてください。

基礎知識

ECモールとは

イメージ

ECモールとは、一つのWEBサイトに複数のネットショップが集まって販売する形態のことです。ちなみに、モール型ECサイトとか、単純にモールとも言いますね。特に正式名称はないので、同じ意味だと考えてください。

ECモールの種類

ECモールはさらに2つの種類に分類できます。

  • お店を「出店」するテナント型
  • 商品を「出品」するマーケットプレイス型

同じモールですが、特徴が違うので確認しておきましょう。

1.お店を「出店」するテナント型

  • 店舗として出店する
  • 出店審査はきびしい
  • サポートが充実している
  • BtoCの取引がメイン

テナント型とは、インターネットのモール内に、店舗用のアドレスを提供してもらい、お店を「出店」できるタイプのことです。

テナント型は基本的に、BtoC(企業と消費者間の取引)がメインであり、モール内の信頼性を保つため出店などの審査はきびしいです。一定の基準をクリアした事業者のみが出店を許可されるので、購入者にとっては安心感があります。

出店者は、モールの集客力を活かしつつ、店舗デザインである程度自由にカスタマイズできるのがメリットです。自社ブランドのイメージを打ち出しやすいと言える一方、出店料や手間などのコストが比較的高くつくデメリットもあります。

また、ECモールは企業に販売するスペースを提供しているサービスなので、販売に関する広告やサポート面などは充実しています。出店者は、モール側の手厚いサポートを受けられるのも大きな利点です。

代表的なテナント型ECモールとしては、楽天市場、Yahooショッピング、auPayマーケット、Qoo10などです。基本的に、BtoC(企業と消費者間の取引)がメインとなります。

2.商品を「出品」するマーケットプレイス型

  • 出店の審査はあまい
  • 店舗ページのカスタマイズ性は低い。
  • ライバルの数が多い。
  • CtoCの取引から派生している

マーケットプレイス型は、CtoC(個人間取引)から派生しているため、出店審査はあまり厳しくありません。もちろん、販売したあとの継続的な審査は実施されています。個人や小規模事業者でも参入しやすいのが特徴です。

店舗用のページなども提供されますが、テナント型と比較するとカスタマイズ性は大きく劣ります。ただし、自由度は低いですが、短時間で簡単に出品できるというメリットもあります。出品者は、モールの統一された規格に沿って商品を提示することになります。

個人も参加できるため、参入障壁は低くなり価格競争に巻き込まれやすいというデメリットもあります。出品者同士の競争が激しく、価格勝負になりがちな面があるのです。またブランドイメージの構築も難しい傾向にあります。

代表的なマーケットプレイス型ECモールとしては、Amazon、メルカリShopsが挙げられます。

代表的なECモール(市場規模・出店数・料金を比較)

5つの主要なECモールについて、簡単に比較してみました

国内の主要なECカート、楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、Yahoo!ショッピング、au PAY マーケット、Qoo10、について。事業規模と手数料について比較してみました。

事業規模を比較

名称
売上高
出店数
5.6兆円以上(2022)
5万6千以上(2022)
3.2兆円(2022)
17.8万店舗(2015)
1兆5014億円(2021)
120万店(2022)
推測1,287億円(2019)
1.5万店舗(2019)
2,004億円(2023)
21,400店舗(2023)

同じタイミングで、公式サイトが正確な数値を報告しているわけではありません。あくまでも参考値ですが、各サービスの事業規模は知ることができます。

料金を比較

名称
初期費用
月額費用
月商100万円
販売時の費用
60,000円
50,000円
14.6%
無料
4,900円
8%~15%
無料
無料
9%
無料
4,800円
10%
無料
無料
6%~10%(税別)

楽天市場:スタンダードプラン(客単価3,000円)、Amazon:大口出店プラン、au Payマーケット:コミコミ出店プラン(アフィリエイト含まず)の試算結果です。

Yahooショッピングは、ストア決済サービスにてクレジットカード決済を利用した場合で算出しました。

今時店長
今時店長
ランニングコストが一番高いのは楽天市場です。Yahooショッピングと、Qoo10は月額固定費がかかりません。販売手数料は、計算は複雑ですが、おおむね10%~15%くらいが基本的な相場です。

代表的なECモールを個別解説

楽天市場

楽天市場出店資料請求

1億人以上が利用する国内最大級のECモール

楽天市場は、総会員数1億人以上を誇る巨大ECモールです。楽天カード、楽天ペイ、楽天モバイルなどの関連サービスを通じて、日常的にポイントを貯めているヘビーユーザーも多く、幅広い層から支持されています。

食品・産直品で38.9%(※)の高シェア、信頼性の証明

ECモールの信頼性を測る指標の1つが食品の売れ行きです。楽天市場はネット通販全体の食品・産直品カテゴリで38.9%(※通販・eコマースビジネスの実態と今後2021)という高いシェアを獲得しており、ユーザーからの厚い信頼が証明されています。

店舗デザインの自由度が高く、差別化しやすい

出店者にとっての魅力は、店舗デザインのカスタマイズ性の高さです。自社の世界観を表現しやすく、他店舗との差別化を図ることができます。ただし、料金は他モールと比べてやや高めです。

厳しい審査基準によって高い信頼性を獲得

一定の審査基準をクリアした店舗のみが出店を許可されるため、認知度の低い店舗でもモールの信頼性を得やすいのが楽天市場の特長です。結果として自社ブランドの力を高めることにも繋がるでしょう。

楽天市場(出店資料請求はこちら)

楽天市場の基本情報

サービス名称
楽天市場
運営事業者
楽天株式会社
売上高(参考値)
5.6兆円以上(2022) 参照元
出店数(参考値)
5万6千以上(2022) 参照元
物流倉庫・発送代行
ドロップシッピング運用
可能
外部リンク
不可
2024年6月1日より料金プランの変更が予定されています。
※以下は2024年4月3日時点の情報です。

プラン共通でかかる費用

まず最初に、全プラン共通で初期費用が6万円かかります。
項目
内容
初期登録費用
60,000円
楽天ポイント
楽天会員の購入代金(税抜)×付与率(通常1.0%)
楽天スーパーアフィリエイト
アフィリエイト経由売上の2.6~5.2%
モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料
月間売上高の0.1%
R-Messe
月額固定費:3,000円~*4
楽天ペイ利用料
月間決済高の2.5%~3.5%

上記の料金はすべて税別です。
*4 無料期間中(終了時期未定)です。

楽天市場出店の料金プラン(2024年5月31日まで)

あとは、上のプラン共通の表にあるポイント負担、決済手数料、加えて下の表にあるシステム手数料がかかるという形です。

項目
がんばれ!プラン
スタンダードプラン
メガショッププラン
おすすめ対象
ネットショップ運営のご経験が少ない事業者様 目標月商が約140万円以上の事業者様 商品数や画像量が多く必要な事業者様
月額料金
19,500円 50,000円 100,000円
支払方法
年間一括払 半年ごとの2回分割払 半年ごとの2回分割払
契約期間
1年 1年 1年
登録可能商品数
5,000商品まで 20,000商品まで 無制限*3
画像容量
500MBまで*2 5GBまで*2 無制限*3
システム手数料
(パソコン)
3.5%~6.5% 2.0%~4.0% 2.0%~4.0%
システム手数料
(モバイル)
4.0%~7.0% 2.5%~4.5% 2.5%~4.5%

システム手数料は売上が伸びると適用料率はさがる

楽天市場のシステム手数料

ここは重要なポイント!売上は伸びると料率は下げられる

ここで注目してほしいのは、システム手数料です。上画像のように、7%~4%まで売上に応じて料率が変わる仕組みです。つまり、売上が伸びると負担は減ります。

また、プランごとにシステム手数料も変わります。売上が伸びたら月額負担額をあげて、上位プランに契約したほうが料金的にお得になると言うわけです。

月商:50万円、客単価:3000円、ジャンル:ファッションでシミュレーション(2024年5月31日まで)

あくまでも目安の金額となります。

項目
がんばれ!プラン
スタンダードプラン
メガショッププラン
月額出店料
19,500円 50,000円 100,000円
システム利用料(パソコン)
26,000円 16,000円 16,000円
システム利用料(モバイル)
41,500円 27,000円 27,000円
楽天ポイント
9,500円 9,500円 9,500円
楽天スーパーアフィリエイト
7,800円 7,800円 7,800円
モールにおける取引の安全性・利便性
向上のためのシステム利用料
1,000円 1,000円 1,000円
楽天ペイ利用料
35,000円 35,000円 35,000円
合計
140,300円 146,300円 196,300円

楽天市場出店の料金プラン(2024年6月1日以降)

変更後のプラン料金はこちらです。
項目
がんばれ!プラン
スタンダードプラン
メガショッププラン
おすすめ対象
ネットショップ運営のご経験が少ない事業者様 目標月商が約140万円以上の事業者様 商品数や画像量が多く必要な事業者様
月額料金
(変更前)
19,500円 50,000円 100,000円
月額料金
(変更後)
25,000円 65,000円 130,000円
月額料金
(変更後・分割払い)
28,000円 70,000円 -
支払方法
年間一括払 半年ごとの2回分割払 半年ごとの2回分割払
契約期間
1年 1年 1年
登録可能商品数
5,000商品まで 20,000商品まで 無制限*3
画像容量
500MBまで*2 5GBまで*2 無制限*3
システム手数料
(パソコン)
3.5%~6.5% 2.0%~4.0% 2.0%~4.0%
システム手数料
(モバイル)
4.0%~7.0% 2.5%~4.5% 2.5%~4.5%

月商:50万円、客単価:3000円、ジャンル:ファッションでシミュレーション(2024年6月1日以降)

あくまでも目安の金額となります。

項目
がんばれ!プラン
スタンダードプラン
メガショッププラン
月額出店料
25,000円 65,000円 130,000円
システム利用料(パソコン)
26,000円 16,000円 16,000円
システム利用料(モバイル)
41,500円 27,000円 27,000円
楽天ポイント
9,500円 9,500円 9,500円
楽天スーパーアフィリエイト
7,800円 7,800円 7,800円
モールにおける取引の安全性・利便性
向上のためのシステム利用料
1,000円 1,000円 1,000円
楽天ペイ利用料
35,000円 35,000円 35,000円
合計
145,800円 161,300円 226,300円

※上記の料金はすべて税別です。
*2 画像容量の上限に達した場合、以後新しい画像を利用した新規商品ページの登録が難しくなることがございます。
*3 メガショッププランの「登録可能商品数」と「画像容量」は無制限ですが、それぞれの初期値は50,000商品と5GBです。上限変更をご希望の場合は、いずれもその都度、商品数・容量アップをご申請いただきます。

新料金適用及び請求タイミングについて

2024年1月1日から5月31日までに利用開始(アカウント発行)をされた場合、初回出店料のご請求に関しては、請求書内に記載されている基本出店料(月額固定費)は現行規約に基づくご請求となり、2回目以降のご請求から、6月1日以降の基本出店料(月額固定費)は新料金が適用となります。

6月1日以降の利用開始(アカウント発行)の場合、初回出店料のご請求から、6月1日以降の新料金が適用となります。

楽天市場(出店資料請求はこちら)

今時店長
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Amazon出品サービス

Amazon出品サービス

国内最大級の利用者数を誇るECモール

Amazonの月間ユニークビジター数は、デスクトップが約1,326万人、モバイルが約4,306万人に上ると推計されています(2021年1月時点)。国内最大級の利用者数を誇るECモールであり、幅広い商品を取り扱っています。

シンプルで手軽な販売プロセス

他社モールと比較しても、Amazonは販売プロセスがシンプルで手軽なのが特徴です。出品者は商品情報を登録するだけで販売を開始でき、注文が入ると商品を発送するだけの簡単な流れになっています。

FBAを活用した物流代行サービス

FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用すれば、商品の保管から注文処理、配送、返品対応まで、物流業務をAmazonに委託することができます。出品者は在庫管理や発送作業に手を取られることなく、販売に専念できるのが大きなメリットです。

商品ページのカスタマイズ性は低い

ただし、Amazonでは商品ページのデザインをカスタマイズすることができません。他の出品者と同じフォーマットの中で商品の魅力を伝える必要があるため、ブランドイメージを打ち出しにくいというデメリットがあります。

Amazon出品

Amazon出品サービスの基本情報

サービス名称
Amazon出品サービス
運営事業者
アマゾンジャパン合同会社
売上高(参考値)
3.2兆円(2022) 参照元
出店数(参考値)
17.8万店舗(2015) 参照元
物流倉庫・発送代行
ドロップシッピング運用
不可
外部リンク
不可
※以下は2024年4月3日時点の情報です。

Amazon出品の基本料金

小口出品
大口出品
¥ 100
/ 商品
+ 販売手数料
¥ 4,900
/ 月
+ 販売手数料
  • 毎月49点まで商品を販売する
  • 販売する商品が決まっていない
  • 広告を出したり、詳細な出品用ツールを使用したりする予定はない
  • 毎月49点以上商品を販売する
  • 商品の広告を出したい
  • 検索結果の上位や商品詳細ページに商品が掲載されるようにしたい
  • APIやレポートなど、詳細な出品用ツールを使用したい
  • 制限が課せられるカテゴリーの商品を販売したい

Amazonは、2つの出品方法があります。概要は下記の通りです。

大口出品と小口出品について

大口出品は、Amazonで本格的に販売する際に適しています。月額登録料4,900円がかかる代わりに、商品販売時の基本成約料はなく、一括商品登録や詳細な販売レポートの取得が可能です。月50点以上の販売予定がある場合におすすめです。

小口出品は、Amazonで少量の商品を販売する場合に適しています。月額登録料はかかりませんが、商品販売時に1点あたり100円の基本成約料が発生します。一括登録や詳細レポートの取得はできず、一部カテゴリーの出品に制限があります。月49点以下の販売予定の場合に選ぶのが良いでしょう。

Amazonの販売手数料(一部抜粋)

商品カテゴリーごとに販売手数料は変わります。以下に一部抜粋しました。
カテゴリー
販売手数料
最低販売手数料
15%
該当なし
ミュージック
15%
該当なし
DVD
15%
該当なし
ビデオ
15%
該当なし
テレビ・レコーダー
8%
30円
携帯電話・スマートフォン
8%
30円
カメラ
8%
30円
パソコン・周辺機器
8%
30円
家電アクセサリ1
10%
30円
Amazonデバイス用アクセサリ
45%
30円
楽器・オーディオ
10%
30円

カテゴリー成約料

商品タイプ
販売手数料
カテゴリー成約料
(日本)
15%
80円
ミュージック
15%
140円
DVD
15%
140円
ビデオ(VHS)
15%
140円

加えて、本、ミュージック、DVD、ビデオ(VHS)など、メディア商品を販売する際には、小口商品、大口商品、いずれの場合にもカテゴリー成約料が発生します。

小口出品で5,000円のカメラを販売した場合

商品の価格: 5,000円
+購入者が支払った配送料: 500円
-販売手数料(8%): 440円
-100円(商品あたり): 100円

出品用アカウントへの合計入金額: 4,960円

Amazonは、振込手数料はかかりません。

大口出品で5,000円のカメラを販売した場合

商品の価格: 5,000円
+購入者が支払った配送料: 500円
-販売手数料(8%): 440円

出品用アカウントへの合計入金額: 5,060円

※カメラはカテゴリー成約料が発生しないので、その項目は計算から除外しています。※大口出品の場合は月額費用4,900円も別途かかります。

小口出品で800円の本を販売した場合(販売地域:日本)

商品の価格: 800円
+購入者が支払った配送料: 200円
-販売手数料(15%): 150円
-カテゴリー成約料(日本): 80円
-100円(商品あたり): 100円

出品用アカウントへの合計入金額: 670円

大口出品で800円の本を販売した場合(販売地域:日本)

商品の価格: 800円
+購入者が支払った配送料: 200円
-販売手数料(15%): 150円
-カテゴリー成約料(日本): 80円

出品用アカウントへの合計入金額: 770円

メディア商品の場合、販売地域によってカテゴリー成約料が変動することに注意が必要です。※大口出品の場合は月額費用4,900円も別途かかります。

Amazon出品

Amazon出品に関する注目サービス

グッズステーション
グッズステーション

Amazonの人気商品を仕入れできるサービス。

グッズステーション」とは、Amazonなどで販売されている人気のある商品を、独自のルートで調査して卸販売している、インターネット仕入れサイトです。

初回のお取引のユーザー限定にて、Amazonの人気商品を最大10個まで”無料提供”してくれるサービスも展開。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

「アマゾンクリエイト」商品ページの作成代行サービスも好評。

また、同社ではAmazonの商品ページに特化した制作代行サービスも提供。業界最安値帯にて、高品質なデザイン、SEO対策された商品ページが提供されています。

今時店長
今時店長
他社モールと違い、Amazon自身も商品を販売しています。Amazonと競合する商品に関しては、ほぼ勝ち目ありません。


Yahooショッピング

Yahoo!ショッピング出店

LINEヤフーが運営する大規模なオンラインショッピングモール

Yahoo!ショッピングは、LINEヤフーが運営する大規模なオンラインショッピングモールです。日本最大級のポータルサイトYahoo! JAPANのトップページや検索結果、PayPay、LINEなどから売り場に送客される仕組みになっています。

初期費用、月額無料から出店することができる

Yahoo!ショッピングでは、初期費用や毎月の固定費、売上ロイヤリティが無料のプランが用意されています。そのため、コストを抑えてネットショップを運営することができます。

PayPayとの連携で幅広いユーザーにリーチ

Yahoo!ショッピングは、2023年3月時点で5,700万人以上のユーザーを有するキャッシュレス決済サービス「PayPay」と連携しています。Yahoo!ショッピングでPayPay決済を導入することで、多くのユーザーが利用しやすい環境が整っています。

Yahooショッピング出店資料請求

Yahooショッピングの基本情報

サービス名称
Yahooショッピング
運営事業者
ヤフー株式会社
売上高(参考値)
1兆5014億円(2021)PayPayモール含む 参照元
出店数(参考値)
120万店(2022) 参照元
物流倉庫・発送代行
ドロップシッピング運用
可能
外部リンク
可能
※以下は2024年4月3日時点の情報です。

Yahooショッピング基本料金

項目 内容
初期費用 無料
月額システム利用料 無料
売上ロイヤリティ 無料
ストアポイント原資負担 1%~15%(現在1%は必須になります)
※ストアポイントは1%(必須)設定していただき、購入者に付与されます。
キャンペーン原資負担 1.5%は必須になります
※キャンペーン原資充当分は1.5%(必須)ご負担していただき、企画イベントの際に使用します。
アフィリエイトパートナー報酬 1%~50%(1%は必須)
アフィリエイト手数料 アフィリエイトパートナー報酬の30%
ストア決済サービス手数料 ※決済方法により異なります

初期費用、月額は無料、売れたときに上記のようなポイント負担や手数料などの費用がかかります。以下、補足事項は複雑で長くなるので、省略してあります。詳細は公式サイトにてご確認ください。

月商50万円、ストアポイント1%、キャンペーン原資負担1.5%、アフィリエイト報酬1%、入金サイクル1回で算出した手数料

あくまでも、目安の手数料となります。

月商(税込): 500,000 円
ストアポイント原資負担の設定
(ストアポイント1%は必須でご負担いただきます。詳しくは※1をご覧ください)
1%
キャンペーン原資負担
(キャンペーン原資充当分1.5%は必須でご負担いただきます。詳しくは※1をご覧ください)
1.5%
アフィリエイトパートナー報酬の設定 1%
入金サイクルの設定 月1回(手数料0.0%)
内訳
初期費用 無料
毎月の固定費 無料
売上ロイヤリティ 無料
ストアポイント原資負担(税抜)※1 4,545 円
キャンペーン原資負担(税込)※1 7,500 円
アフィリエイトパートナー報酬※2 455 円
アフィリエイト手数料※2 137 円
入金サイクル手数料※3 0 円
決済サービス個別手数料※4 14,727 円
決済サービス基本手数料 無料
合計 27,364 円
(税込 28,896 円)

若干わかりにくので、具体的に例をあげてみます。

Yahoo!ショッピングで11,000円の商品が売れた場合の手数料(計算式)

商品代金:11,000円

ストアポイント原資負担:11,000円 × 1% = 110円
キャンペーン原資負担:11,000円 × 1.5% = 165円
アフィリエイト原資負担:11,000円 × 1% = 110円
アフィリエイト手数料:110円 × 30% = 33円
クレジットカード決済手数料:11,000円 × 3.24% = 356円
手数料合計:110円 + 165円 + 110円 + 33円 + 356円 = 774円
受取金額:10,226円

※Yahoo!ショッピングでは、ストアポイント、キャンペーン原資負担、アフィリエイト原資負担の%は変更可能ですが、ここでは最低%で計算しています。

合計で774円の手数料がかかり、実質の受取額は10,226円となります。

ストアポイント、キャンペーン原資負担、アフィリエイトの各原資負担分は、それぞれ購入者へのポイント付与やキャンペーン費用、アフィリエイト広告費として支払われます。アフィリエイト手数料はECモール運営者への手数料分となります。

Yahooショッピングのシミュレーション値には、決済サービスの手数料は加えられていませんでした。上の試算には追加してあります。

ストア決済サービスの手数料(個別決済手数料)

詳細は公式サイトで確認してください。

決済方法 手数料
クレジットカード決済 決済金額の3.24%(非課税)
PayPayカード(株)発行カード(※1)は決済金額の3.0%
PayPay(残高) 決済金額の3.0%(税別)
PayPay(クレジット) 決済金額の3.0%(税別)
ヤフーショッピング商品券 決済金額の3.0%(税別)
ゆっくり払い 決済金額の3.24%(税別)
モバイル支払い(キャリア決済) 決済金額の4.48%(税別)
コンビニ決済 150円/件~300円/件(税別)
銀行振込決済(ペイジー) 150円/件(税別)
金サイクル 締め日 入金日 オプション手数料
基本 月1回 末日 翌月末日
オプション 月2回 15日 末日 当月末日 翌月15日 0.1%
月3回 10日、20日、末日 締め日の5営業日後 0.2%
月6回 5日、10日、15日、20日、25日、末日 締め日の5営業日後 0.4%
月8回 2日、6日、10日、14日、18日、22日、26日、末日 締め日の5営業日後 0.6%

結局のところ、Yahooショッピングの手数料は合計いくらかかるの?と気になるところですが、だいたい売上に対して最低料率で9%くらい~になります。

makeshop経由でも手数料14%で出品できる

makeshop経由でも手数料14%で出品できる

国内最大の流通総額をほこるネットショップ作成サービス「makeshop」経由での出品も可能です。売れた場合にのみ、14%の手数料が差し引きされて入金されます。

keshopの評判どう?11年連続流通総額トップの理由を徹底解明
makeshopの評判どう?12年連続流通総額トップの理由を徹底解明

ネットショップ運営者なら誰もが知る、国内流通総額No.1のショッピングカート「makeshop(メイクショップ)」。 でも実際のところ、利用者の評判はどうなのでしょうか? 12年連続で業界トップの座を ...

Yahooショッピング出店資料請求

今時店長
今時店長
人気店舗をみると、他社モールで実績のあるショップが大部分を占めるという印象です。参入障壁が低いため、ライバルは多いです。

au PAY マーケット

au PAY マーケット

au会員にアプローチすることができる。

auグループが運営するマーケットです。2020年5月に「au Wowma!」から「au マーケット」に名称を変更して現在に至ります。

他社モールの商品データ(CSV)を一括登録できる。

楽天市場、Yahoo!ショッピグ、などで登録されている商品データ(CSV)を変換して、一括登録できるツールの提供があります。

au PAY マーケット出店資料請求

au PAY マーケットの基本情報

サービス名称
au PAY マーケット
運営事業者
auコマース&ライフ株式会社
売上高(参考値)
推測1,287億円(2019) 参照元
出店数(参考値)
1.5万店舗(2019) 参照元
物流倉庫・発送代行
ドロップシッピング運用
可能
外部リンク
不可
※以下は2024年4月3日時点の情報です。

au PAY マーケットの基本料金

入会金 0円
月額費用 5,280円
決済導入費 0円
成約手数料 4.5% ~ 9.0%
ポイント原資 1.0%
その他 ◆アフィリエイト手数料
◆auスマートパスプレミアム手数料

※ゆったり後払い決済のみ、商品発送後のキャンセルは、キャンセル手数料が発生します。

売り上げ50万円、送料5万円でシミュレーションした手数料

あくまでも参考値となります。

項目
金額
売上と送料の合計
500,000円
売上にかかる成約手数料
手数料率 9%
44,550円
送料にかかる成約手数料
手数料率 9%
4,950円
ポイント手数料
手数料率 1%
4,500円
利益(売上 - 各手数料)
446,000円

※金額は全て税込みになります。

au PAY マーケット出店資料請求

今時店長
今時店長
あくまでも、第三、第四の選択肢という感じです。出店に掛かる費用は、アフィリエイト料率も含めて決して安くはありません。


Qoo10

Qoo10

会員数2,300万人以上の総合オンラインマーケットプレイス

Qoo10は、eBay Japan合同会社が運営する国内向けのオンラインマーケットプレイスです。2010年のサービス開始以来、会員数は2,300万人以上に達し、国内有数の規模を誇ります。特に女性ユーザーが全体の約80%を占めているのが特徴です。

出店費用・月額固定費無料の成果報酬型の料金体系

Qoo10では出店費用や月額の固定費が一切かからず、商品が売れた際に発生する6〜10%の成果報酬型の手数料体系を採用しています。そのため、リスクを抑えて出店することができます。

楽天CSVデータの一括登録で出品が簡単

他社モールで使用している楽天のCSVデータを利用して、Qoo10へ一括で商品を登録することが可能です。それにより、他モールと比べて運営の手間を大幅に削減できます。

Z世代の男女に加え、10〜30代女性にリーチしやすい

Qoo10では特に10〜30代の女性ユーザーが多いことが知られていますが、最近ではZ世代の男性ユーザーも急増しています。化粧品やアパレル、美容関連の商品を販売するのに適したプラットフォームと言えます。

「メガ割」の圧倒的な集客力と販促効果

3ヶ月に1度開催される大規模セール「メガ割」は、Qoo10とショップが共同で割引原資を負担し、通常セール価格からさらに20%オフになる、集客力抜群のビッグイベントです。多くのショップにとって売上アップの大きなチャンスとなります。

Qoo10大学

Qoo10の基本情報

サービス名称
Qoo10
運営事業者
eBay Japan合同会社
売上高(参考値)
2,004億円(2023) 参照元
出店数(参考値)
21,400店舗(2023) 参照元
物流倉庫・発送代行
QXPRESS
ドロップシッピング運用
情報なし
外部リンク
不可

Qoo10の基本料金

項目
費用
初期費用
0円
月額費用
0円

販売手数料は、カテゴリー別に6~10%(決済手数料込み)販売額の合計に手数料率をかけた金額です。

カテゴリー
販売手数料
レディースファッション
10%(税別)
ビューティー・コスメ
10%(税別)
メンズ・スポーツ
6%~10%(税別)
家電・PC・ゲーム
8%~10%(税別)
スマホ・イヤホン
8%~10%(税別)
日用品・生活
6%~10%(税別)
食品・サプリ・飲料
6%~10%(税別)
ベビー・キッズ
9%~10%(税別)
エンタメ・eチケット
6%~10%(税別)

Qoo10でレディースファッションカテゴリー10,000円(10%)を販売した場合の合計手数料(計算式)

販売金額:10,000円

販売手数料:10,000円 × 10% = 1,000円
消費税:1,000円 × 10% = 100円
振込手数料:150円
手数料合計:販売手数料 + 消費税 + 振込手数料 = 1,000円 + 100円 + 150円 = 1,250円
受取金額:8,750円

※販売手数料に対しても消費税がかかります。

Qoo10大学

今時店長
今時店長
いま勢いがあるのが、Qoo10です。初期費用、月額固定費は0円なので出店しても損のしないマーケットです。

あわせてチェックしたいマーケットプレイス

メルカリShops(メルカリショップス)

メルカリショップス

メルカリ内にお店を出店できる。

メルカリShops(メルカリショップス)とは、2021年7月28日にメルカリに追加された、メルカリ内にネットショップを出店できる機能のことです。

月額無料、販売手数料はメルカリと同じ10%です。

メルカリショップスは、初期費用、月額無料、販売手数料は、メルカリと同じで、売れた場合のみ10%の販売手数料が発生します。

メルカリShopsの基本情報・手数料

運営事業者
株式会社メルカリ
初期費用
無料
月額費用
無料
販売手数料
10%
(送料も含めた売上に対して)

メルカリShopsで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:メルカリShops
振込サイクル:月末締め・翌月10日振込

販売手数料:50,000円 × 10% = 5,000円
振込手数料:200円
手数料合計:販売手数料 + 振込手数料 = 5,000円 + 200円 = 5,200円
振込金額:44,800円

※メルカリShopsでは、支払方法に関係なく売上に対して一律10%の販売手数料がかかります。5,000円以上の売上の場合のみ、翌月10日に振込されます。

メルカリShops

今時店長
今時店長
メルカリショップが登場したことにより、ほぼECモールと同等という印象です。マーケットの集客力は強力です。
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まとめ

まとめ

インターネットにあるECモール(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、au Payモール、Qoo10、メルカリShopsなど)についてまとめてみました。

どこに出店するのがオススメですか?

ECモールへの出店は、取り扱う商材や販売戦略、予算などによって最適な選択が変わります。ただし食品の場合、インターネット通販の約4割のシェアを持ち、購入者からの信頼が厚い「楽天市場」がおすすめです。

食品以外のカテゴリーは、商材の特性や店舗の規模、販売戦略に応じて適したモールが異なるため、一概には言えません。自社の強みと商材の特性を理解した上で、各モールの集客力や手数料などを多角的に比較し、自社に合う出店先を選ぶことが大切です。

ECモール以外の出店をお考えの方は、以下の記事をご参考ください。

無料でネットショップを開設したい方は、「【2024年最新版】無料ネットショップ開設サービス徹底比較!おすすめアプリをご案内」 を参考にしてください。

有料サービスも含めて検討されている方は、「【2024年最新版】ECショッピングカートを完全比較!よくわかる比較表で違いが一目瞭然」 をチェックしてみてください。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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  • この記事を書いた人
今時店長

今時店長(ミニクル合同会社)

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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