BASEは、無料で利用できるネットショップ作成サービスとして広く知られていますが、その評判は実際のところどうなのでしょうか?
本記事では、BASEを実際に利用した経験をもとに、サービスの魅力的な特長やメリットやデメリットについて徹底的に解説します。
また、他のネットショップ作成サービスとの違いや、SNSでのユーザーの口コミや評判なども交えながら、BASEの実力を多角的に分析します。
無料でネットショップを始められるサービスを探している方、BASEの利用を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
BASEの基本情報(BASEってどんなサービスなの?)
BASE(ベイス)とは
7年連続国内第一位の利用シェアを誇るショッピングカート
BASEは、国内で最も利用されているネットショップ作成サービスです。7年連続で利用シェア第一位を誇っており、多くの方に選ばれています。過去には「ネットでお店を作るなら~ベ・イ・ス!」というキャッチーなCMも放送されていました。
無料でネットショップを開業できる
BASEなら、初期費用や月額料金が無料のスタンダードプランから利用できます。ネットショップを無料で開業でき、商品が売れた場合のみ手数料が差し引かれて入金されるシステムです。
BASEは事前審査もなくカード決済などを導入できる
BASEの支払い方法は、フリマアプリなどで採用されているエスクロー決済(仲介)です。この決済は、事前審査もなくクレジットカードを含む複数の決済方法を一括で導入可能です。つまり、今すぐお店をオープンして販売をスタートできます。
売り上げに応じて選べる2つのプランを提供
商品が売れた際の手数料は、プランによって異なります。スタンダードプランでは、かんたん決済手数料(3.6%+40円/回)とサービス利用料(3%)の2つが掛かります。一方、グロースプランではBASEかんたん決済手数料(2.9%)のみとなります。※Amazon Pay、PayPalを除く
ネットショップ開設サービスには、BASE以外にも多くの選択肢があります。無料プランのみのサービスを探している方は、「【2024年最新版】無料ネットショップ開設サービス徹底比較!おすすめアプリをご案内」 で各サービスの特徴を詳しくチェックできます。
BASEの基本情報(料金・契約期間・商品登録数など)
サービス名称
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BASE(ベイス) |
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運営事業者
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BASE株式会社 |
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導入店舗の傾向
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小規模~中規模 |
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料 金 |
初期費用 |
無料 |
月額費用 |
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最短契約期間 |
1カ月 |
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商品登録数 |
無制限
(1日最大1,000件) |
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URL |
独自ドメイン |
利用可能 ※サブドメイン限定 |
常時SSL化 |
標準対応 |
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特定商取引法に関する表記の一部非公開 |
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
匿名配送が使える
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備考欄 |
BASEロゴを非表示は別途500円/月。独自ドメインは、スタンダードプランから他社サービスで取得したものを”サブドメイン”として利用できます。 |
利用環境 |
WEBブラウザ |
管理者用スマホアプリ |
Google Chrome ※推奨 Safari 11 以降 Firefox Microsoft Edge |
BASE Creator iOS(iPhone) Android |
|
スマートフォンもGoogle Chromeを推奨です。 |
BASEのスタンダードプランとグロースプランの違い
BASEのスタンダードプランと、グロースプランの違いは、月額固定費に加えて、商品を販売したときに負担する手数料の違いだけです。
以下に、月商に対する実質手数料(BASEかんたん決済手数料 + サービス利用料)の違いを比較しました。
BASE料金プラン実質手数料の比較表
月商 |
BASEスタンダードプラン |
BASEグロースプラン |
|||
---|---|---|---|---|---|
客単価 ¥2,000 |
客単価 ¥5,000 |
客単価 ¥10,000 |
年払い |
月払い |
|
¥50,000 | ¥4,300 | ¥3,700 | ¥3,500 | ¥18,030 | ¥21,430 |
¥100,000 | ¥8,600 | ¥7,400 | ¥7,000 | ¥19,480 | ¥22,880 |
¥200,000 | ¥17,200 | ¥14,800 | ¥14,000 | ¥22,380 | ¥25,780 |
¥300,000 | ¥25,800 | ¥22,200 | ¥21,000 | ¥25,280 | ¥28,680 |
¥400,000 | ¥34,400 | ¥29,600 | ¥28,000 | ¥28,180 | ¥31,580 |
¥500,000 | ¥43,000 | ¥37,000 | ¥35,000 | ¥31,080 | ¥34,480 |
¥600,000 | ¥51,600 | ¥44,400 | ¥42,000 | ¥33,980 | ¥37,380 |
¥700,000 | ¥60,200 | ¥51,800 | ¥49,000 | ¥36,880 | ¥40,280 |
¥1,000,000 | ¥86,000 | ¥74,000 | ¥70,000 | ¥45,580 | ¥48,980 |
※月商50万円以上はグロースプランが推奨されています。
実際に、客単価が2,000円、5,000円、10,000円の場合で試算してみると、月商50万円以上ではグロースプランの方が有利であることがわかりました。また、客単価が低いほど、早い段階でグロースプランに切り替えた方が経済的です。
ちなみに、BASEのサービスロゴについてはグロースプランに切り替えても外せません。これは、有料オプション(月額:500円)なので別料金です。
BASEの決済手数料・入金サイクル
決済手数料
(クレジットカード) |
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振込手数料
|
|
入金サイクル
|
BASEの手数料計算の仕方
商品を販売して入金を受け取るまでに合計3つの手数料がかかります。
- 決済手数料
- スタンダードプラン: (売上金額 × 3.6% + 40円/件)
- スタンダードプラン: 売上金額 × 3% (サービス利用料)
- グロースプラン: 売上金額 × 2.9%
- 振込手数料: 一律250円
- 事務手数料
- 入金額が2万円以上の場合・・・0円
- 入金額が2万円未満の場合・・・500円
1. 決済手数料の計算:スタンダードプラン: (売上金額 × 3.6% + 40円/件) + (売上金額 × 3%)、グロースプラン: 売上金額 × 2.9%
2. 振込手数料の確認: 振込手数料は一律250円です。
3. 事務手数料の確認:入金額が2万円以上の場合は事務手数料0円、2万円未満の場合は事務手数料500円が加算されます。
BASEのスタンダードプランで5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:スタンダードプラン
客単価:5,000円
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)
決済手数料:(5,000円 × 3.6% + 40円) × 10件 = 2,200円
サービス利用料:50,000円 × 3% = 1,500円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + サービス利用料 + 振込手数料 = 2,200円 + 1,500円 + 250円 = 3,950円
※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。
BASEのグロースプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:グロースプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)
決済手数料:50,000円 × 2.9% = 1,450円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,450円 + 250円 = 1,700円
※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。
BASEの対応している支払い方法
クレジットカード |
一括払 |
分割払 |
コンビニ決済 |
◯ |
◯ |
- |
後払い決済 |
◯ |
|
銀行振込 |
◯ |
代金引換
|
- |
|
キャリア決済 |
◯ |
楽天ペイ |
- |
|
Amazon Pay |
◯※ |
PayPay(ペイペイ)
|
- |
|
LINE Pay |
- |
PayPal(ペイパル) |
◯ |
|
Stripe
|
- |
Square
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- |
|
Google Pay
|
- |
Apple Pay
|
◯※ |
BASEと連携できる決済代行サービス
全ての決済を、BASE経由で申請・導入できる。BASEのショップ事例
BASEの導入事例を見る
|
BASEの機能
基本機能 |
販促関連 |
|||
送料詳細設定 |
◯ |
クーポン発行 |
◯ |
|
HTML編集 |
◯ |
レビュー機能 |
◯ |
|
年齢制限
|
◯ |
ポイント機能
|
◯※ |
|
購入個数制限 |
◯ |
予約販売 |
◯ |
|
パスワード保護 |
◯ |
定期販売 |
◯ |
|
名入れ |
◯ |
まとめ販売 |
- |
|
英語表記 |
◯ |
抽選販売 |
◯ |
|
複数配送先指定 |
- |
再入荷通知 |
◯ |
|
副管理者 |
◯ |
レコメンド機能 |
- |
|
ダウンロード販売 |
◯ |
外部カート |
- |
|
電子チケット販売 |
- |
フォローメール |
- |
|
一括処理(CSV) |
入力 |
出力 |
メールマガジン |
◯ |
◯ |
◯ |
アクセス解析
|
◯ |
|
連携サービス |
注目の機能・連携 |
オンデマンド販売
|
◯ |
Pay ID・ペイアイディー (お買い物アプリに無料掲載) |
総DL数600万以上の買物アプリ「Pay ID」 に出品可能。 |
インスタグラム連携 |
◯ |
|||
Googleショッピング連携 |
◯ |
実店舗との連携
|
「スマレジ」と連携で商品在庫の連携も可能。「テイクアウト APP」でネットでテイクアウトの事前決済もできる。 |
補足事項
|
※ポイント機能は、メンバーシップ Appをインストールすることで利用できます。上記以外の気になる機能:メッセージ機能、コミュニティ機能、オンデマンド販売、note連携、プッシュ通知(アプリ)、ブログ機能、配送代行、テイクアウト販売、海外販売代行(有料)、YouTube ショッピング連携、資金調達、BASEロゴ非表示(有料)など。 |
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BASEの口コミ・評判
BASEに関する気になるクチコミをピックアップ
BASE(ベイス)に関する、気になる口コミをピックアップしてご紹介します。
X(旧:Twitter)より引用
BASEのお買い物アプリ(Pay ID)を評価する口コミは多いです。
BASEのアプリPay ID初めてDLしたんだけど、ショップお気に入り登録すると新作通知きたりしてめっちゃいい…てかモールじゃん…BASEにしたくなってきている😂https://t.co/mJwtDAQejO pic.twitter.com/L8X4BMUuJj
— omiya (@omiyawebdesign) February 16, 2023
抽選販売はとても人気です、自動で抽選してメールも送信してくれます。
BASE、抽選販売機能があるの知ったので今後福袋みたいなのは抽選販売にしようかな〜と思ってます。
— megahoy@デザフェスN-63 (@megahoy) January 15, 2023
ちなみに抽選はBASEが自動で決めてくれるみたいなので八百長はありません😂 pic.twitter.com/4PmUsK1XHL
BASEのグロースプランの月額固定費の値上げに悲観する声も、たしかに3倍は大きいですよね…。
BASEのグロースプラン(基本料金を払う事で決済手数料を下げるプラン)が月額4,980円からいきなり16,580円に値上げ。いやいやいきなり3倍以上ってヤバいでしょ。速攻グロースからスタンダードにプラン変更。BASEも経営苦しそうだもなぁ。システムは素晴らしいんだけど集客動線が弱いから正直売れない。
— 佐藤正彦 (株)テクニカルスタッフCEO (@hajiox) November 17, 2023
BASEは、複数の決済を一括で導入できることを評価する声も多いです。
Shopifyだと追加できる決済手段の選択肢がめちゃくちゃ多いんだけど、それぞれ別々の事業者との契約が必要だったり、手続きに時間と手間がかかる。このあたりBASEは一括してやってくれてた訳で、本当に一長一短だなと。
— きたざわ/リンゴ農家の経営改善/SUNABACO受講中 (@appleniceguy1) January 24, 2024
とりあえずクレカ、Paypay、AmazonPay、コンビニ決済は入れておきたい。 pic.twitter.com/xShlNTZ3WC
BASEの魅力的な15の特長とメリット
今時店長が選んだBASEの凄いポイント
ECサイト情報メディアを10年以上運営してきた経験などをもとに「BASEのココだけはみてほしい」というメリットや評判の良い機能をまとめて紹介します。
無料で出店できる
BASEは初期費用、月額無料で出店できる
BASEは、初期費用、月額無料で出店できます。商品が売れたときにのみ、手数料が発生、売上金から差し引きされて入金される仕組みです。
今すぐ販売できる(事前審査なしで決済導入可能)
審査なしで7種類の決済が導入できる
BASEは、審査期間なしで、全7種類(クレジットカード、あと払い(Pay ID)、Apple Pay、コンビニ決済・Pay-easy、キャリア決済、銀行振込、ペイパル、後払い決済)を導入できます。※法人は審査に時間が掛かります。
個人でも”Amazon Pay”を導入できる(法人限定が多い)
他社サービスは法人限定の決済オプションが多い
ネットショップにおける会員登録のわずらわしさを回避できるのが「Amazon Pay」などショッピングモールのアカウント決済です。もちろん、売上にも影響します。
そんな「Amazon Pay」ですが、他社サービスは法人限定の場合が多いのですが、BASEに関しては個人のユーザーでも導入することが可能です。
所在地・連絡先(電話番号)を非公開にできる
住所を知られることなくネットショップ開業を実現できる
2022年1月20日、BASEは関係各省と協議の結果、特定条件のもと個人ショップを対象に特定商取引法に基づく表記(所在地・連絡先)の非公開に対応しました。
追記:2022年7月12日より匿名配送にも対応
2022年7月12日より、BASEはヤマト運輸の匿名配送にも対応しました。料金は「かんたん発送の配送料金(全国一律)」+手数料:50円(税込)となります。
お買い物アプリ(Pay ID)からの集客に期待できる
総ダウンロード数600万以上のお買い物アプリに掲載される
BASEに出店すると、総ダウンロード数600万以上を誇る、Pay ID・ペイアイディー (旧BASE) というショッピングアプリに商品を掲載することができます。
お客様はクレジットカードの入力不要で買物できる
Pay IDは、BASEの店舗で使える共通の決済アカウントです。つまり、BASEの店舗なら、同じ会員IDで保存したクレジットカード番号でスムーズに買物ができます。
BASE負担の共通割引クーポンが発行されることも
BASEでは、BASE負担で共通会員IDで買物できる割引クーポンが発行されることがあります。広告費を掛けることなく、リピーター獲得の施策に活用できます。
グロースプランの決済手数料2.9%は驚異的に安い
競合2社(STORES・Shopify)と比較してみました
BASE |
STORES |
Shopify |
|
クレジットカード
決済手数料 |
Shopifyペイメント
初期費用、月額無料で導入できる
ベーシック
3.55%スタンダード
3.4%プレミアム
3.25%補足事項
※Shopifyペイメント以外の外部決済は、2% (ベーシック)、1% (スタンダード)、0.6% (プレミアム)取引手数料が加算される。
|
BASEと比較されることの多い、「STORES」と「Shopify」のクレジットカード決済手数料と比較してみました。左下のグロースプランが最安値となります。
BASEのグロースプランの決済手数料2.9%は、他のECカートと比べても非常に低率です。各サービスの手数料などを詳しく比較したい方は、「【2024年最新版】ECショッピングカートを完全比較!よくわかる比較表で違いが一目瞭然」 をご覧ください。
入金のサイクルは比較的早い(申請から10営業日)
振込申請から10営業日(土日祝除く)
BASEの入金サイクルは、振込申請から10営業日(土日祝除く)と、他社サービスと比較しても早いです。また、別途手数料のお急ぎ振込オプションもあります。
BASEカードで売上残高をすぐに使える
また、BASEカードを利用すれば、VISA加盟店で売上残高をそのままお買い物に利用できます。BASEカードは、バーチャルカードとリアルカードの二種類あります。
スマートフォンだけでもお店が作れる
初心者でも直感的な操作だけでサイトが作れる
上動画は、実際にBASEでショップデザインを制作している様子です。動画はパソコンで操作していますが、スマートフォンも同じように直感的に操作できます。
LP(ランディングページ)も作れる
上級者はHTMLでの編集も可能
上動画(約20秒)は、LP専用テンプレート「LPshoot(¥5,500)」の編集画面です。BASEでもLPが作れます、もちろんHTML編集も可能です。
無料テーマに加えて有料テーマも豊富に用意
デザインのテーマは、無料のほかに有料テーマ(BASEデザインマーケット)も5,000円から25,000円程度で販売されています。テーマごとに、対応Apps(拡張機能)などに違いがあるので、購入前に確認が必要です。
インスタグラムと連携して販売・広告もだせる
インスタグラム販売機能で簡単に連携できる
BASEは、イスタグラムの投稿に商品タグをつけて、BASEの商品ページに直接リンクすることができます。インスタグラムからの集客に期待ができます。
BASEからインスタグラムの広告も設定できる
BASEの商品を、インスタグラムの「カルーセル広告」に掲載する機能です。「おまかせ配信」と「Instagramの投稿から配信」の2つの配信タイプを選べます。
イラスト・音楽などデジタルコンテンツの販売もできる
デジタルデータをダウンロード販売
BASEは、デジタルデータのダウンロード販売にも対応しています。自作のイラスト、音楽、映像などの素材や無形コンテンツの販売も可能です。
ただし、BASEのデジタルコンテンツ販売機能は比較的シンプルなものです。販売できるのはクレジットカード決済とあとばらい(PayID)のみで、一回の注文で複数商品の購入はできません。
デジタルコンテンツ販売に特化したより高機能なプラットフォームをお探しの方は、「【2024年最新】デジタルコンテンツ販売方法を完全ガイド!サービスの選び方と成功のコツを解説」 も参考にしてみてください。
資金0円からオリジナルグッズを販売できる
BASEは、Tシャツ、スマホケース、などのオリジナルグッズを作成して販売機能を搭載しています。上画像のように、WEBブラウザで商品デザインを作成できます。
商品の仕入れはもちろん在庫も不要、商品が売れてから生産して発送するため、資金0からオリジナルグッズの販売をスタートできます。
ただし、この機能は2024年2月19日(月)をもって終了し、Tシャツ作成・スマホケース作成 App の提供が停止されました。
でも、ご安心ください。さらに、利益率の高い別サービスとの連携方法をご紹介します。詳細は「BASE × Up-T 連携で実現する!ネットショップの無在庫オリジナル商品販売」 をチェックしてください。
抽選販売の機能が標準機能で搭載されている
ほぼ全自動、抽選結果のメールも自動送信してくれる
BASEには、複数のユーザーに応募してもらい、抽選で販売する機能がついています。抽選結果のメールも自動で送信してくれるので手間も軽減できます。
抽選販売機能を活用した商材一例
家庭用ゲーム機、スニーカー、フィギュア、福袋、アパレル、家電製品、チケット、コスメ、酒類(ウィスキー、焼酎)、高級腕時計
コミュニティ機能を搭載している
ファンクラブ、オンライサロンなどが作れる
BASEで、オンラインコミュニティを作る機能です。有料コミュニティは、会員の月額金額に対して5%の「コミュニティAPP」利用手数料が掛かります。
合わせて、オンラインサロンの運営を考えている方には、「オンラインサロンプラットフォーム徹底比較!おすすめサービス・手数料・機能を解説」 も参考にしてみてください。
全ての機能をスタンダードプランから使える
ここまで紹介した全機能、すべて月額無料で使える
BASEは、ネットショップに関する全ての機能をスタンダードプランから利用できます。有料アプリ(オプション機能)は、BASEロゴ非表示、不正決済保証の2つだけです。
BASEの留意点
BASEのココが欠点、覚えおきたい注意点など
フリマやモールのような集客は期待できない
BASEは、独立したネットショップなので、楽天市場やメルカリのように、出品しただけでは集客はできません。自分でSNSや広告など使い集客する必要があります。
スタンダードプランの手数料は競合と比較して高い
BASEのスタンダードプランは、かんたん決済手数料(3.6%+40円/回)とサービス利用料(3%)、競合の月額無料のECカートである「STORES」は5%、「Square オンラインビジネス」は3.6%です。比較すると、少し高いですね。
デザインのカスタマイズ性能は高くない
BASEは、全てのデザインを自由に編集できるほどカスタマイズ性能は高くありません。追加できるページ数などにも制限があります。
大量出品・大量注文には向いていない
BASEは、個人向けのサービスなので、大量に商品を販売するようなオペレーションやバックヤード関係の機能に関しては充実しているとは言えません。
最後に、BASEはこんな方におすすめ
無料ネットショップ作成サービスのBASEについて、実際に利用してみた経験などをもとにサービスのメリットやデメリットについて解説しました。
- 初期費用や月額料金をかけずに、無料でネットショップを始めたい方
- 面倒な審査なしで、すぐにネット販売を開始したい方
- 個人事業主で、AmazonPayなどの決済を導入したい方
- 住所や電話番号を非公開にしたい個人の方
- スマートフォンだけで、手軽にオンラインストアを管理したい方
- ネットショップのデザインをカスタマイズしたい方
- インスタグラムと連携して、SNSを活用した集客を図りたい方
- イラストや音楽などのデジタルコンテンツを販売したい方
- 在庫を持たずに、オリジナルグッズの販売を始めたい方
- 人気商品の販売を抽選形式で行いたい方
- ショップ運営と並行して、コミュニティも育成したい方
- フルスペックの機能を、無料プランで利用したい方
BASEは、初心者からある程度経験者まで、幅広い方のニーズに応えられる多機能かつ低コストなネットショップ作成サービスです。
無料で始められて、機能も充実しているので、これからネット販売を始めてみたいと思っている方は、ぜひBASEを検討してみてください。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。