ネットショップを自作で開業する方法について解説します。
こんな方にオススメの記事
- ネットショップを自作で開業したい方。
- 自作のWEBサイトやブログに決済機能を導入したい方。
- 自作のプログラムでネットショップを開業したい方。
ネットショップを自作する
大きく分けて3つの自作方法があります
ネットショップを自作するには、大きく分けて3つの方法があります。
各タイプの自作できる部分について
- ASP型・・・デザインのみ自作可能。
- 決済機能導入型・・・自作したブログに追加できる。
- インストール型・・・すべて自作および改造できる(上級者向け)
続けて、各タイプについて詳細を解説します。
ASP型のネットショップ作成サービス
国内ネットショップの大部分はASP型で作られている
ASPとは「Application Service Provider」の略語です。インターネット経由で事業者が提供するサーバ内に格納されたネットショップ機能を利用できるサービスのことです。
ASP型の特徴をまとめると下記のとおりです
- 初心者でも専門的な知識がなくてもはじめられる。
- インターネット回線さえあればどこでも使える。
- レンタルサーバーの契約や面倒な設定などがない。
日本国内のネットショップ作成サービスの大部分はASP型でサービスが提供されています。無料サービスの、BASE、STORES、から、ネットモールの、楽天市場、Yahoo!ショッピングまで、すべてASP型です。
ASP型はデザインはサービス提供元の定める範囲で自由に設定することができますが、ベースとなるシステムはカスタマイズすることはできません。
ただし、これはデメリットではありません。すべて運営元が管理していくれているので、高度なセキュリティで守られている安心感の方が大きいですね。
初心者でも自作できる無料サービス
初心者の方にネットショップを自作したいと言われたら一番にオススメしたいのが「STORES」というサービスです。
初心者でも数分程度でネットショップが開業できます。デザイン面についても、専門的な知識がなくてもプロ仕様のネットショップを作ることができます。
サービス名称 |
STORES(ストアーズ) |
運営元 |
STORES 株式会社 |
導入店舗の傾向
📊 規模の目安を確認
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小規模から中規模向け |
初期費用 |
無料 |
月額費用 |
フリープラン
0円ベーシックプラン
年払い:2,980円 (税込)
(月商15万円以上から推奨)
6ヶ月払い:3,240円 (税込)
月払い:3,480円 (税込)
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販売手数料 |
フリープラン
5.5%
ベーシックプラン
3.6%
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振込手数料 |
振込手数料
275円 事務手数料※
275円※事務手数料は「入金額が10,000円未満でも振込」に設定した場合のみかかる。
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特定商取引法に関する表記の一部非公開 |
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
未対応 |
決済機能導入型のサービス
自作のWEBサイトやブログに決済機能だけ導入したい場合
自作のWEBサイトやブログに、クレジットカードなどの決済機能を導入したい場合には「PayPal」、「Stripe」などの「決済サービス」を導入すれば実現できます。
どちらのサービスも、導入費用、月額費用などの固定費は一切無料で導入することができます。実際に販売が成立した場合にのみ決済手数料が発生する形です。
二つの定番サービス
※PayPalは決済手数料が高いこと。二つともJCB決済が導入できないなどのマイナス面もあります。また、2019年末頃から、無形商材を販売するサイトでのアカウント凍結が増えているので注意してください。
ASP型の設置サービスを利用することもできる
最初に紹介した「STORES」には、あらかじめ登録した商品の買物ボタンを、外部のWEBサイトやブログに設置できる機能があります。
「STORES」でもPayPal決済を導入することができますが、PayPalで直接契約するよりも、STORES経由で導入した方が決済手数料も安く済ませることができます。
インストール型のサービス
EC-CUBE一択という状況にある
最後は、自前で用意したレンタルサーバーにプログラムをインストールして利用するタイプです。
ネットショップのプログラムでは、株式会社イーシーキューブが開発するオープンソースの「EC-CUBE」一択という状況にあります。大手レンタルサーバーであれば、自動インストール機能などが提供されています。
EC-CUBEのダウンロードはこちら
自由にカスタマイズできるが専門的な知識は求められる
EC-CUBEは、自由にカスタマイズすることはできますが、セキュリティ面なども自己責任で管理する必要があるので注意してください。
日本経済新聞 クレジット情報流出が倍増 通販サイト、19年は34万件
通販サイトの不正検知を手掛ける「かっこ」(東京)によると、クレジットカード情報の流出件数は17年が約15万件、18年が約16万件だったが、19年は12月中旬までに約34万件となった。特に7~12月の下半期は24万8655件と集中した。クレジットカードの安全性に詳しい大日本印刷の佐藤俊介氏の調査では、19年にクレジットカード情報が流出した通販サイトの4分の3以上に「EC-CUBE」が使われていた。このソフトは無償ソフトで、国内約3万5千の通販サイトに使われているとされる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54073350W0A100C2CR8000/
すべて自作でプログラミングからはじめたい
- PHP
- JAVA
主に「PHP」または「JAVA」というプログラミング言語が使われています。
「PHP」は主にWEBサービスの開発に使われている言語で上で紹介した「EC-CUBE」もブログで有名な「WordPress」なども「PHP」で開発されています。他の言語と比較しても、初心者にもわかりやすい言語という印象です。
「JAVA」はWEBサービス以外にも色々な用途で利用されている言語です。アプリの開発などにも使われています。「PHP」と比較すると難易度は高いという印象です。職業としてプログラミングを学ぶのであれば「JAVA」は選択肢としてオススメです。
まとめ
ネットショップを自作で開業する方法について解説しました。
重要なポイントだけまとめると
- ネットショプの自作方法は全部で3種類ある。
- 初心者の方にはASP型の「STORES」がオススメ。
- 自由にカスタマイズしたい場合には「EC-CUBE」を利用しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。