BASE × Wix 完全比較!料金、機能、デザインの違いを隅々まで解説

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【EC構築】BASE vs Wix 完全比較!あなたに最適はどっち?

無料で使えるネットショップ作成サービスのBASE(ベイス)と、ホームページ作成サービスのWix(ウィックス)について徹底比較しました。

実際に両方のサービスを利用してきた経験と、客観的なデータを基に2つのサービスを比較して違う点などを解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

サービス概要

BASE と Wix の特徴を簡単にご紹介

BASE

まずは、ネットショップ開設ツール、BASE(ベイス)とWix(ウィックス)について、サービスの基本的な特徴などを簡単にご紹介します。

BASE(ベイス)の特徴

BASE(ベイス)

7年連続ネットショップ開設数第一位のサービス

BASEは、7年連続でネットショップ開設数第一位を獲得している、初期費用、月額無料から利用できるネットショップ作成サービスです。過去には「ネットでお店を開くなら・ベ・イ・ス」というテレビCMなども放送していました。

BASEは事前審査もなくカード決済などを導入できる

BASEの支払い方法は、フリマアプリなどで採用されているエスクロー決済(仲介)です。この決済は、事前審査もなくクレジットカードを含む複数の決済方法を一括で導入可能です。つまり、今すぐお店をオープンして販売をスタートできます。

関連記事:【完全ガイド】BASEの評判どう?実体験をもとにメリット・デメリットを徹底解説!

Wix(ウィックス)の特徴

Wix

世界190カ国、2億人以上に利用されているホームページ作成ツール

Wix(ウィックス)は、世界190カ国、2億人以上に利用されているホームページ作成ツールです。「Web制作のすべてがここに」というキャッチコピーの通り、誰でも簡単に、これ一つだけでオシャレで高品質なホームページが作成できます。

日本向けのローカライズも大幅に進化

Wixは、数年前までマニュアルなどの英語表記が多く、日本向けローカライズが不完全という状況でしたが、ここ数年で大幅に進化しました。現在は、公式ヘルプの大部分が日本語化され、日本語でのカスタマーサービスも提供されています。

2023年8月2日にクリエイター向け「Wix Studio」がリリース

Wixは2024年8月2日、制作会社やフリーランサー向けの新しいプラットフォーム「Wix Studio」をリリースしました。Wix Studioは、クライアントとのコラボレーション機能、高度なデザインツール、ビジネス管理機能などを提供し、プロフェッショナルなWeb制作をサポートします。これにより、Wixはさらに幅広いユーザー層のニーズに応えられるようになりました。

※本記事では通常版のWixについて解説しています。Wix Studioの詳細については、公式サイトをご確認ください。

関連記事:Wixのネットショップ評判どうなの?実際に掛かる費用・口コミなどをご紹介

ネットショップ開設サービスには、BASE や Wix 以外にも多くの選択肢があります。

個人・副業にも最適!月額無料サービスはこちら

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今時店長
今時店長
BASEはネットショップ作成ツールで、Wixはホームページ作成ツールです。それぞれベースとなる目的が違います。

基本的な仕様の比較

料金プランと基本的な仕様の比較(表形式)

BASEとWixの基本料金・仕様を比較

まずは、基本料金(初期費用、月額費用)、契約期間、独自ドメイン利用の有り無し、サポート内容など、基本的な仕様について比較表にまとめました。

サービス名称
BASE
(ベイス)
Wix
(ウィックス)
運営事業者
BASE株式会社
Wix.com, Inc
導入店舗の傾向
小規模から中規模向け
小規模から中規模向け
小規模から中規模向け
小規模から中規模向け
初期費用
無料
無料
月額費用
(毎月の固定費)
スタンダードプラン
0
グロースプラン
年払い:16,580 (税込)
(月商50万円以上から推奨)

月払い:19,980円 (税込)
プラン別手数料比較
※オンライン決済はスモールビジネスプラン以上
無料版
0
パーソナル
1年契約:1,200 (税抜)
月契約:1,800円 (税抜)
スモールビジネス
1年契約:2,100 (税抜)
月契約:2,600円 (税抜)
ビジネス
人気
1年契約:2,600 (税抜)
月契約:3,000円 (税抜)
ビジネスプライム
1年契約:12,000 (税抜)
月契約:12,900円 (税抜)

最短契約期間
1カ月
1ヶ月
商品登録数
無制限
(1日最大1,000件)
最大50,000個
※多いとパフォーマンスに影響する。



独自ドメイン
利用可能
※サブドメイン限定
パーソナル以上
常時SSL化
標準対応
標準対応
備考欄
BASEロゴを非表示は別途500円/月。独自ドメインは、スタンダードプランから他社サービスで取得したものを”サブドメイン”として利用できます。 独自ドメインは有料プランの初回契約時に無料提供されます。有料プランの更新時には、別途ドメイン費用も発生します。他社サービスで取得した、独自ドメインも利用できます。


|




電話
◯※
メール
備考欄
チャットでの問い合わせも対応してます。 技術的なサポートはメールのみ。※電話は、日本語対応でアカウントに関する問い合わせができます。
特定商取引法に関する表記の一部非公開
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
匿名配送が使える
サービス選びのポイント

BASEのスタンダードプランとグロースプランの違い

BASEのスタンダードプランと、グロースプランの違いは、月額固定費に加えて、商品を販売したときに負担する手数料の違いだけです。

以下に、月商に対する実質手数料(BASEかんたん決済手数料 + サービス利用料)の違いを比較しました。

BASE料金プラン実質手数料の比較表

月商
BASEスタンダードプラン
BASEグロースプラン
客単価
¥2,000
客単価
¥5,000
客単価
¥10,000
年払い
月払い
¥50,000 ¥4,300 ¥3,700 ¥3,500 ¥18,030 ¥21,430
¥100,000 ¥8,600 ¥7,400 ¥7,000 ¥19,480 ¥22,880
¥200,000 ¥17,200 ¥14,800 ¥14,000 ¥22,380 ¥25,780
¥300,000 ¥25,800 ¥22,200 ¥21,000 ¥25,280 ¥28,680
¥400,000 ¥34,400 ¥29,600 ¥28,000 ¥28,180 ¥31,580
¥500,000 ¥43,000 ¥37,000 ¥35,000 ¥31,080 ¥34,480
¥600,000 ¥51,600 ¥44,400 ¥42,000 ¥33,980 ¥37,380
¥700,000 ¥60,200 ¥51,800 ¥49,000 ¥36,880 ¥40,280
¥1,000,000 ¥86,000 ¥74,000 ¥70,000 ¥45,580 ¥48,980

※月商50万円以上はグロースプランが推奨されています。

実際に、客単価が2,000円、5,000円、10,000円の場合で試算してみると、月商50万円以上ではグロースプランの方が有利であることがわかりました。また、客単価が低いほど、早い段階でグロースプランに切り替えた方が経済的です。

ちなみに、BASEのサービスロゴについてはグロースプランに切り替えても外せません。これは、有料オプション(月額:500円)なので別料金です。

Wixのプラン比較

プラン名 無料版 パーソナル スモールビジネス ビジネス ビジネスプライム
料金 ¥0/月 ¥1,200/月 ¥2,100/月 ¥2,600/月 ¥12,000/月
共同管理者数 0名 2名 5名 10名 15名
データ容量 500MB 2GB 50GB 100GB 無制限
マーケティングツール - ライト ベーシック スタンダード アドバンス
独自ドメイン - 初年度無料 初年度無料 初年度無料 初年度無料
CMSアイテム数 500件 1,500件 4,000件 10,000件 100,000件
広告非表示 -
決済機能 - -
Eコマース機能 - - 基本的 標準的 高度
開発者機能 - - - - 高度

Wixの無料版と有料版の違い

Wixの無料版と有料版の主な違いは、共同管理者数、データ容量、CMSアイテム数、広告の有無などです。

CMSアイテム数とは、ブログ記事やECサイトの商品ページなど、コンテンツ管理システムで作成するページの数を指します。無料版は500件と少なめですが、有料プランではより多くのCMSアイテムを作成できます。

ネットショップ・予約サイトはスモールビジネス以上の契約が必要

ネットショップや予約サイトを作るには、Wixのスモールビジネス以上のプランへの契約が必須です。

スモールビジネスプランから基本的なEコマース機能や予約管理機能が利用可能で、ビジネスの成長に合わせて上位プランにアップグレードできます。プランごとに利用できる機能が異なるため、必要な機能を見極めて選択しましょう。

Wixのプラン改定について(2023年10月16日更新)

2023年10月16日に、Wixはプランの改定を行いました。それまで提供されていた「ホームページ」と「ビジネス&Eコマース」の2つのカテゴリーは廃止され、現在は全てのプランが「Wix プレミアムプラン」として統合されています。

この変更により、プラン名称と料金設定が一部変更されています。例えば、旧ホームページプランの「ベーシックプラン」(月額900円)は、現在の「パーソナルプラン」(月額1,200円)に相当するプランとなりました。

Wixを利用する際は、公式サイトにて最新のプラン内容をご確認いただくことをおすすめします。また、ネット上の情報については、情報の鮮度や正確性を見極めながら参考にしていただくと良いでしょう。

今時店長
今時店長
BASEは月額無料でネットショップを作成可能ですが、Wixはスモールビジネスプラン以上が必要です。BASEは個人ユーザーであれば、住所と電話番号を非公開にして出店することも可能です。

決済手数料と入金サイクルの比較

決済手数料、振込手数料、入金サイクルの比較(表形式)

BASEとWixの決済手数料を比較

商品が売れると、支払い方法に応じた決済手数料が差し引きされて入金されます。ここでは、一番利用頻度の高いクレジットカード決済手数料を比較しましょう。

BASE と Wixの、公式クレジットカード決済手数料、振込手数料、入金サイクルなどを比較表にまとめました。

BASE と Wix、どちらのサービスも、売上金から下記手数料(決済手数料、振込手数料)を差し引いたものが入金額となります。

💡 ネットショップで一番利用頻度の高い、クレジットカードの決済手数料を基準に比較してみました。
サービス名称
BASE
(ベイス)
Wix
(ウィックス)
決済手数料
(クレジットカード)
スタンダードプラン
① BASEかんたん決済手数料
3.6%+40 /件
② サービス利用料
3%
※上記①②の合計が実質手数料になる
概算
6.6%+40円/件
グロースプラン
BASEかんたん決済手数料
2.9%
※上記手数料のみ
(サービス利用料0円)
Stripe / Square
スモールビジネス以上
3.6%
※決済サービスは、最短翌日入金、継続課金対応、日本語サポートもある「Square」がおすすめ
振込手数料
振込手数料
一律250円
事務手数料
2万円未満は500円
2万円以上は0円
Stripe / Square
無料
入金サイクル
通常
振込申請から
10営業日
(土日祝除く)
定期振込Appで月一の自動入金も可能
お急ぎ振込(手数料:1.5%)
最短翌日入金
BASEカード(任意発行)
売上残高の即日利用可能
Square
最短翌日
Stripe
毎週
備考欄
Amazon Pay、PayPal、の決済手数料(サービス利用料もあわせた合計)は、グロースプラン 3.9%、スタンダードプラン 概算7.6%+40円。それ以外の決済手数料は共通です。リボ・分割払いは未対応です。
Wixには「Wx Payments」という公式決済もありますが、日本国内のサービスには対応していません。そこで、Stripe、Square、KOMOJUなどの外部決済サービスを利用します。
サービス選びのポイント

上記2サービスも含めた、全ECショッピングカートの決済手数料の比較はこちら

ネットショップ販売手数料の最安値はココ[初期・月額・クレジットカード決済手数料を比較]
【2024年最新】ネットショップの決済手数料を比較!最安値サービスはコレ

ネットショップ作成サービスのクレジットカード決済手数料について比較してみました。初期費用、月額費用とあわせてチェックしてみてください。 こんな方におすすめの記事 無料サービスで実質的に負担する手数料に ...

続けて、具体的な金額がイメージしやすいように2つのサービスで、5万円売り上げたときに発生する合計手数料と振込金額を試算してみました。

計算例:BASEで5万円売り上げた場合の合計手数料

BASEのスタンダードプランで5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円(5,000円 × 10個)
プラン:スタンダードプラン
客単価:5,000円
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:(5,000円 × 3.6% + 40円) × 10件 = 2,200円
サービス利用料:50,000円 × 3% = 1,500円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + サービス利用料 + 振込手数料 = 2,200円 + 1,500円 + 250円 = 3,950円
振込金額:46,050円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

BASEのグロースプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:グロースプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:50,000円 × 2.9% = 1,450円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,450円 + 250円 = 1,700円

振込金額:48,300円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

計算例:Wixで5万円売り上げた場合の合計手数料

Wixのスモールビジネスプラン以上(Stripe)の場合の5万円売り上げ時の手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:スモールビジネスプラン以上
決済サービス:Stripe / Square ※どちらも手数料は共通
振込サイクル:Stripe 毎週、Square 最短翌日

決済手数料:50,000円 × 3.6% = 1,800円
振込手数料:無料
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,800円 + 0円 = 1,800円

振込金額:48,200円

※Wixでは、Stripe、または、Squareを利用した場合、スモールビジネスプラン以上なら決済手数料は3.6%、振込手数料は無料です。

今時店長
今時店長
BASEのスタンダードプランは月額無料なので、若干の決済手数料は高めです。有料プランは、BASEの方が決済手数料は安いです。月額費用とあわせて費用を計算してみましょう。

対応している支払い方法の比較

BASE と Wix に導入できる支払い方法(比較表)

BASEとWixの導入できる決済手段を比較

BASE と Wixの導入できる決済手段について、主要決済の対応状況を比較表にまとめました。決済手段が豊富なほど、カートからの離脱率が低くなる傾向があります。事前に確認しておきましょう。

サービス名称
BASE
(ベイス)
Wix
(ウィックス)
クレジットカード
一括払
分割払
コンビニ決済
◯※
銀行振込
後払い決済
◯※
キャリア決済
◯※
代金引換
Amazon Pay
◯※
楽天ペイ決済
PayPay(ペイペイ)
◯※
PayPal(ペイパル)
Stripe
Square
備考欄
連携できる決済代行サービス
全ての決済を月額固定費0円で導入できます。また、決済の導入もBASE経由で簡単にできます。参照元

※AmazonPayは個人・法人どちらも導入可能、ショッピングアプリ、予約販売、デジタルコンテンツ販売、テイクアウト、定期便、コミュニティ、抽選販売、ショップコインには使えません。※Apple Payは、ショッピングアプリにて「ゲストとして購入」を選択時に、Apple PayにMasterCardが登録されていると使えます。
連携できる決済代行サービス
Stripe、Square、KOMOJU、GMO イプシロン

クレジットカード決済は、Stripe、Squareなどで導入可能。※コンビニ決済、キャリア決済、後払い決済(ペイディ)、PayPayは、KOMOJUと連携して導入できます。
サービス選びのポイント

BASEとPay ID(ペイアイディー)について

Pay ID (旧BASE)

BASEに出店をすると、Pay ID・ペイアイディーというショッピングアプリを通じて、ユーザーは買い物ができるようになります。※設定で非掲載も可能

Pay IDは、BASEの店舗で使える共通の決済アカウントです。つまり、BASEの店舗なら、同じ会員IDで保存したクレジットカード番号でスムーズに買物ができます。

BASE負担の割引クーポンが配布されることがある

BASEでは、BASE負担で共通会員IDで買物できる割引クーポンが発行されることがあります。BASE全体でモールのような感覚での集客にも期待ができます。

BASEは、全ての決済(コンビニ決済、AmazonPayなど)を月額固定費0円で導入できる

BASEは、クレジットカードを含む全ての決済を月額固定費0円で導入することができます。Amazon Payなども月額固定費は掛かりません。

今時店長
今時店長
BASEでは個人でも「Amazon PAY」を導入可能です。WixはStripe以外にも外部決済代行サービスを導入できます。どちらも導入できる決済サービスは豊富です。

ショップ事例とデザインの比較

BASE と Wixのショップ事例を比較

BASEとWixの導入事例・ショップ事例を比較

BASE と Wix、それぞれ実際に運用されているサイトのデザインを確認してみましょう。

BASE
(ベイス)
Wix
(ウィックス)

BASEのデザイン特徴

BASEのサイト制作に関する動画

2018年に公開された、BASEを1分間で体感できるコンセプトムービーです。会員登録、初期設定、デザインや商品登録などを体感できます。

上動画は、実際にBASEでショップデザインをしている様子を撮影したものです。直感的な、操作だけでデザインを編集できることがわかります。上動画は、パソコンでの編集画面ですが、スマートフォンでも同じように直感的に操作できます。

BASEのサイト制作について

BASEは初心者にも優しい操作性と高度なカスタマイズにも対応

BASEは、初心者でも簡単にサイト制作ができるように設計されています。パソコンはもちろん、スマートフォンだけでもサイト作成が可能です。

無料テーマに加えて有料テーマも豊富に用意

BASEのテーマ
BASEで販売されている有料テーマの一例

デザインのテーマは、無料のほかに有料テーマ(BASEデザインマーケット)も5,000円から25,000円程度で販売されています。テーマごとに、対応Apps(拡張機能)などに違いがあるので、購入前に確認が必要です。

HTML/CSSの編集や独自タグによる高度なカスタマイズも可能

BASEは、HTML/CSSなどの編集も可能です。また、テーマは独自タグを組み合わせた、高度なカスタマイズにも対応しています。ただし、全体的なサイト構成は1つのソースで行われているため、カスタマイズの拡張性には限界があります。

Wixのデザイン特徴

Wixのサイト制作に関する動画

Wixのネットショップ作成に関する紹介動画です。完成したECサイトのイメージと、サイト制作画面の様子も少し確認できまます。

Wixのサイト制作について

初心者でも直感的にドラッグ&ドロップで操作できる

Wixは、初心者でも直感的に操作できるウェブデザインプラットフォームです。画像やテキスト、ボタンなどの要素を、マウスで掴んで好きな位置に配置するだけで、簡単にサイトのデザインを作成できます。

AIによる質問に答えてサイトが作成できる

WixはAIの質問に答えてサイト制作ができる

新規サイトを作成する方法は、AIによる質問に答えてサイトを作成する方法と、テンプレートを使用する方法の2つがあります。

Wixは800種類以上のテンプレートが無料で使える

ネットショップ、ポートフォリオ、ブログなど、用途に合わせたテンプレートを選ぶことができます。選んだテンプレートをベースに、自分好みにカスタマイズすることも可能です。

上級者向け機能「Velo開発モード」で高度なカスタマイズも実現

さらに、Wixには「Velo開発モード」という機能も搭載されています。これは、JavaScriptやWix独自のスクリプト言語であるVelo APIを使ってサイトの動作をプログラムできる、上級者向けの機能です。Veloを使えば、よりインタラクティブで動きのあるサイトを作ることができます。

今時店長
今時店長
初心者でも簡単に作れるのは「BASE」です。BASEは、高度なカスタマイズにも対応しています。Wixはおしゃれなテンプレートが豊富ですが、操作がややクセがあるというか、難しいと感じました。

搭載機能の比較

BASE と Wixの搭載機能を比較(表形式)

BASEとWixの搭載機能を比較

ネットショップに搭載されている機能について比較表にまとめました。有料オプションなどもあるため、補足事項もチェックしてください。

サービス名称
BASE
(ベイス)
Wix
(ウィックス)
公式サイト



送料詳細設定
HTML編集
△※
年齢制限
パスワード保護
◯※
購入個数制限
名入れ
英語表記
複数配送先指定
副管理者
外部カート
アクセス解析
集客・販


クーポン発行
レビュー機能
ポイント機能
◯※
再入荷通知
レコメンド機能
フォローメール
メールマガジン
◯※



予約販売
◯※
定期販売
まとめ販売
抽選販売
オーダーメイド販売
ダウンロード販売
電子チケット
△※


商品一括登録(CSV)
商品一括DL(CSV)
連携
オンデマンド販売
インスタグラム連携
Googleショッピング連携
サービス選びのポイント
補足事項
BASE
※ポイント機能は、メンバーシップ Appをインストールすることで利用できます。上記以外の気になる機能:メッセージ機能、コミュニティ機能、オンデマンド販売、note連携、プッシュ通知(アプリ)、ブログ機能、配送代行、テイクアウト販売、海外販売代行(有料)、YouTube ショッピング連携、資金調達、BASEロゴ非表示(有料)など。
Wix
※電子チケット販売:印字のチケット販売機能がついています。
※HTML編集:パーツとして追加して部分的に編集できます。
※予約販売:Wix ブッキングという店舗予約サービスもあります。
※会員限定ページ、メールマガジンは、別途「 Wix メルマガ配信プラン・Ascend by Wix」月額:1,083円~の契約が必要になります。
※Wixは、他にも有料で追加できる機能などもあります。

BASEはECカートで唯一、抽選販売機能を搭載している

BASEは抽選販売機能を搭載している
実際にBASEを利用して抽選販売ページを作成した様子

BASEは、抽選販売の機能を搭載しています。この機能は、最初に設定をするだけで、応募者から当選者を自動的に選び、当選のメールを送信、クレジットカード決済まで自動化することができます。つまり、出品したあとは手間がかかりません。

この機能を搭載しているのは、数あるECカートの中でも「BASE」だけです。大手ネットショプのなかにも、抽選販売だけこの機能を使っている店舗などもあります。BASEの抽選販売機能は、要チェックですよ。

今時店長
今時店長
BASEはスタンダードプランから標準機能が全て利用可能です。Wixは機能を拡張できますが、アプリの選択から追加までが初心者には分かりにくく、追加で費用なども発生します。

実店舗連携とオムニチャネル対応の比較

BASE と Wixの実店舗との連携を比較

BASEとWixのPOSレジや実店舗との在庫連携、OMO化など比較

実店舗やイベントなどで販売予定のある方は、BASEやWixと連携するPOSレジを使用することで、注文や在庫情報などをスムーズに管理できます。

同時に、ブランドアプリなどを導入することで、実店舗とECを統合し、オムニチャネルな購入体験をお客様に提供できます。

サービス名称
BASE
(ベイス)
Wix
(ウィックス)
店舗レジ連携
スマレジ(無料~)
オムニチャンネル
補足事項
スマレジと連携して商品在庫の連動も可能。「テイクアウト APP」でネットでテイクアウトの事前決済もできる。

実店舗のデジタル化がまだという方は、お店のキャッシュレス化に最適な以下の記事もあわせてチェックしてください。

【2024年最新】マルチ決済端末13選を完全比較!目的別の選び方」 では、キャッシュレス決済の導入に役立つ情報が満載です。 気になる方は、ぜひこちらをクリックしてみてください。

また、タブレットPOSレジの導入を検討中の方には「【2024年最新】タブレットPOSレジ徹底比較!おすすめタイプ別・料金と口コミまで網羅」 がおすすめです。 こちらの記事では無料から導入できるタブレットPOSレジをご紹介しています。

今時店長
今時店長
BASEは、スマレジと連携して、実店舗と在庫の連携も可能です。Wixは、国内ではPOSレジサービスは提供されていません。

サポート体制の比較

BASE と Wixのサポート面を比較しました

BASEとWixのサポート面を比較しました

BASEとWixのサポート面に関して比較してみました。万が一のトラブルでの対応など、運営のサポートなども確認しておきましょう。

サービス名称
BASE
(ベイス)
Wix
(ウィックス)
問い合わせ窓口
電話
◯※
メール
備考欄
チャットでの問い合わせも対応してます。
技術的なサポートはメールのみ。※電話は、日本語対応でアカウントに関する問い合わせができます。
今時店長
今時店長
サポート面は大きな違いはありませんでした。ただし、公式ヘルプは、国産サービスのBASEの方が分かりやすいです。

口コミ・評判|気になるクチコミをピックアップ

BASE と Wixの口コミ・評判をご紹介

BASEとWixの口コミや評判をピックアップしてご紹介

BASEとWixに関連する、個人的に気になった口コミをピックアップしてご紹介します。

BASEの口コミ・評判

BASEのお買い物アプリ(Pay ID)を評価する口コミは多いです。

抽選販売はとても人気です、自動で抽選してメールも送信してくれます。

Wixの口コミ・評判

KOMOJUを連携することで豊富な決済を導入できます。

Wixは多機能であるがゆえに難しいという口コミもありました。

結論:BASE と Wix - あなたに最適なのはどちら?

まとめ

無料で使えるネットショップ作成サービスのBASE(ベイス)と、ホームページ作成サービスのWix(ウィックス)について徹底比較しました。

BASEは、こんな方におすすめ

BASE

月額無料でネットショップをスタートしたい方に最適

BASEは初期費用・月額費用が無料のスタンダードプランが用意されています。自由なデザインと多機能なショップ作りが可能なので、コストを抑えつつ本格的なネットショップを始めたい方に最適です。

決済コストを業界最安値に抑えたい方におすすめ

BASEのスタンダードプランは決済手数料が若干高めですが、グロースプランに切り替えれば業界屈指の低コストで決済を導入できます。徹底的に手数料を下げてショップを運営したい方におすすめです。

本格的なデザインカスタマイズを行いたい方に最適

BASEは初心者でも直感的に操作できるうえ、HTML/CSSの編集にも対応。プロ並みのデザインカスタマイズを行いたい中級者以上の方にもぴったりのサービスです。

豊富な機能を無料で使いこなしたい方におすすめ

スタンダードプランから全ての標準機能が使えるのが強みです。抽選販売やコミュニティ機能などユニークな機能も搭載し、Google・Instagram・TikTokなどとの連携も可能。充実の機能を無料で活用したい方にも最適です。

BASE(無料ではじめる)

Wixは、こんな方におすすめ

すでにWixを利用中の方に最適

Wixでホームページを運営中の方なら、ECサイトもWixで構築するのがスムーズです。慣れ親しんだ管理画面で、ショップ運営をスタートできます。LPの作成などにもおすすめです。

中級者以上のスキルを持つ方におすすめ

日本語対応が進んだとはいえ、Wixはまだ初心者向けとは言い難い面があります。ある程度の知識とスキルを持つ中級者以上の方に適したサービスと言えるでしょう。

国産ECカートとの併用を検討中の方に最適

WixでECサイトを作ってみて、使いこなすのが難しいと感じたら、Wixはランディングページやホームページなどの作成に特化し、決済機能は国産カートのBASEやSTORESを活用する、といった併用スタイルもおすすめです。

多彩なデザインテンプレートを使いたい方におすすめ

800種類以上のテンプレートが全て無料で使えるのがWixの魅力です。ショップのコンセプトに合うデザインを選んでサイトを作れば、見栄えのする洗練されたECサイトも実現可能です。

Wix(無料ではじめる)

今時店長
今時店長
BASEは、月額無料から決済機能を利用可能。Wixも、決済機能以外は無料プランでも試せるので、まずは実際に操作感をチェックしてみましょう。あなたのお店の規模や現在の状況、求めているデザインや機能面も考慮して総合的には判断しましょう。

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WIX
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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今時店長

今時店長(ミニクル合同会社)

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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