ネットショップ作成サービスの、Ecwid(イーシーウィッド)について基礎知識と使い方を解説します。
日本語のサイトが少ないのでぜひ参考にしていてください。実際に利用した感想・評価や口コミなどもご紹介していきます。
基礎知識
Ecwidとは
Ecwid(イーシーウィッド)とは、2009年にカリフォルニア州サンディエゴとロシアのウリヤノフスクでスタートアップした、SMB(Small and Medium Business)向けでは、世界トップラスの人気を誇る「アドオンストアビルダー」です。
アドオンストアビルダーとは
ホームページ、ブログ、SNSなどに、アドオン(拡張機能)を追加することで、ネットショップを作れるサービスのことです。
複数の販売チャンネルを同時に活用できる。
商品を追加すれば、すべての場所で反映されるというわけです。すでにある、WordPressで作ったブログなどにも、商品を掲載することができます。
対応しているプラットフォーム
ホームページ/ブログ関連(Freeプラン)
- WordPress
- Wix
- Weebly
- Joomla
- RapidWeaver
- Squarespace
- Blogger
- Tumblr
主にSNS関連(Ventureプラン以上)
- Facebook Messenger
- Etsy
主にマーケットプレイス関連(Businessプラン以上)
- Google Shopping
- Amazon
※SNS、マーケットプレイスなどは有料プランの契約が必要になります。
料金プランについて
全部で4つのプランがあります。
取引手数料は一切掛かりません。
決済手数料だけの負担すればいいわけです。
各プランの比較一覧表は「こちら」※2020年6月時点のものです。
大きな違いはプラットフォームの対応ですね。
- Free・・・10商品まで登録可能、WordPress対応。
- Venture・・・Facebookストア対応、デジタルデータも販売できる。
- Business・・・マーケットプレイス対応。
- Unlimited・・・POS対応。
無料で使える「Free」でも、WordPressは利用できます。
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Ecwidの使い方を解説
WordPressのネットショップとして利用する手順
WordPressと連携して商品を掲載して販売するまでの手順を解説します。
WordPressとは
レンタルサーバーにインストールして利用するブログのことです。当サイト推奨は、初期費用無料で使える「エックスサーバー」で月額1,000円程度で利用できます。※当サイトもエックスサーバーのサービスを利用しています。
Ecwidに会員登録をする
まずは「Ecwid」の会員登録をします。
Facebook、Google、PayPalのアカウントでも可能です。
入力項目は英語ですが、入力例は日本語なので迷いません。
- Sotore name・・・お店の名前
- Country・・・日本
- Currency・・・日本円
- address・・・住所
一例ですが上記のような質問がありました。
- ウェブサイトはお持ちですか?
これもあとで設定できるので未入力で構いません。
Ecwidの管理画面の様子
Ecwidの管理画面の様子です。
左メニュー「ウェブサイト」→「Overview」よりWEBサイトが確認できます。
上画像は実際のWEBサイトです。
最初からサンプルで9点ほど商品が追加されています。
WordPressにプラグインをインストールする
WordPressにて、左メニュー「プラグイン」→「新規追加」→「Ecwid」で検索すると上画像のプラグインを見つけることができます。つづけて「今すぐインストール」→「有効化」してください。
「Create Store」をクリックする
Ecwid側に処理がうつるので「同意」するをクリックすれば連携完了です。
WordPress上に「Ecwid」の管理画面がそのまま表示されます。
つまり、商品登録、受注、設定など。すべてWordPress上で操作できます。
ストアの設定をする
ストア名、住所、電話番号、ソーシャルとの連携など設定してください。 法律関連のページもよく確認して必要な項目は記入してください。
商品を追加する
商品の追加は左メニュー「カタログ」→「商品」から可能です。
商品登録は説明不要ですね、上位プランになると色々な項目が増えるようです。
テスト注文をしてみる
ここまで利用してみて「良さそう!」と感じた方は、実際に注文してみましょう。
WordPressのサイトを表示して「Store」という固定ページに商品はあります。
初期状態でも、現金払いでの注文ができます。
決済を導入する
左メニュー「支払い」より、Stripe、Square、PayPal、という3つの決済が導入できます。どれも該当アカウントと連携するタイプです。決済機能を連動すれば普通に注文ができる状態になります。
個人的には”Square(スクエア)”を導入してみました。
「Square」は初期費用、月額無料で導入できます。先にアカウントを登録してから「Squareに接続して有効化」→「Allow」で承認できます。
SquareとStripeの詳細な比較は、「【違いはココ】決済代行の”Square”と”Stripe”を徹底比較!確認しておきたいポイントを解説」 の記事を参考にしてください。
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申込みと同時には利用できました。すぐにオンライでの決済も受付できます。実店舗や展示会などで販売予定のある方にもおすすめです。
今回の総括
ネットショップ作成サービスの、Ecwid(イーシーウィッド)について初心者の方向けに基礎知識と使い方を解説しました。
実際に利用してみた感想はなかなか良いですね。個人的には「Wix」よりも使いやすいと感じました。若干重さを感じる部分もありますが、あくまでも小中規模サイト向けと考えれば許容範囲ですね。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。