ネットショップの匿名販売について、個人情報を記名しないで販売する場合した場合のデメリットと対策について解説します。
匿名販売のデメリット
最大のデメリットは高値で売れないこと
匿名販売における最大のデメリットは、商品が高値で売れないことです。
匿名販売が高値で売れない理由。
高値で売れない理由は簡単です。それは、匿名では信頼感が得られないからです。
とくに、高級品とか、真贋判定(偽物と本物を区別すること)が必要なブランド品などは、信頼感がなくては売れません。
匿名販売では価格競争にハンデがあると考えてください。
たとえば「メルカリ」などのフリマアプリを思い出してください。匿名性は上がれば上がるほど高価なものは売れなくなり、取引相場は下がる傾向にあります。
これはネットショップでも同じことです「匿名でネットショップを開業したい」と考えた時点で、他の店舗よりもハンデがあると考えなくてはいけません。
信頼感は価格に反映されます。
信頼感は価格に反映されます。たとえば、レビュー0件の安い商品よりも、レビュー10件の高い商品の方が売れるのも同じ原理です。
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記名した事業者のメリット
匿名のマーケットで記名した事業者はメリットが大きい
記名とは匿名の反対語です。匿名のマーケットで自社又は自分の情報を開示して販売した場合には通常以上に大きなメリットが生まれます。
匿名の出品者よりも信頼感が高い。
たとえば「メルカリ」で、同じ商品が個人と法人(事業者アカウント)で販売されていたらどちらで購入しますか?同じ価格帯であれば、信頼感の高い法人が選ばれます。これは、高額な商材ほど重要視されます。
匿名マーケット=安いという印象でセールス不要で売れる。
「メルカリ安い」「ヤフオク安い」その印象が大きな恩恵になります。個人間取引というマーケットの集客力と相乗効果で大きな利益を生み出すことができます。
販売戦略
コーポレートサイトでネットに情報を開示しよう
コーポレートサイトとは、企業の公式WEBサイトのことです。店舗や販売者の情報を開示することで信頼感をあげることができます。
購入者はあなたが想像するよりもあなたを調べている。
ネットショップの詐欺店舗はとても増えています。
ユーザーもリスクを回避するために、あなたが想像する以上にお店を運営している事業者を調べているという事実を理解してください。
- お店の口コミ
- 公式サイト
- 公式SNSアカウント
ネットショップ以外にも、インターネットで調べたら上記のような情報がヒットしないと信頼感は勝ちとれません。
インターネット上に情報は多いほど信頼感はアップします。
仕方のない理由があれば匿名でも構いません。
インターネットに連絡のつく居場所を明記しましょう。SNS、ホームページ、ブログなど。問い合わせ先が増えるほど信頼感はアップすると考えることができます。
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仕入先との交渉にも影響する。
お店専用回線の電話番号、FAX番号などもあわせて確認してみてください。
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まとめ
ネットショップの匿名販売について、個人情報を記名しないで販売する場合した場合のデメリットについて解説しました。
ネットショップの匿名での出店には、信頼感においてはハンデキャップがあるというわけです。対策方法としては、SNSやホームページで出来る限り情報を開示するように努力してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。