インターネットでそこそこ検索されているキーワード「BASEとSTORESどっちが売れる」という疑問について、私なりの答えをご紹介します。
ちなみに、私はECメディア運営歴10年以上、BASEもSTORESも、それ以外のECカートも出店およびサポートをしてきた経験をもとにした情報となります。
BASEとSTORESを比較してみたけど「どちらのサービスを選べばいいのかわからない」という方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
結論から先に言うと
どちらのECカートを選んでも変わらない
BASEとSTORESどっちが売れる?この質問への答えは、どちらを選んでも変わらないです。BASE、STORESだけではありません、ほかのECカートも全部一緒です。
なぜなら、ECカート自体に集客力はないから
その理由は、ECカート自体に集客力はないからです。楽天市場、Amazon、メルカリなどとは違います。どちらも、あくまでも単体のお店、集客力はありません。
インスタ、ティックトック、ツイッター、で集客したという話は聞きますけど、BASE、STORES、で集客できたなんて成功談もありませんよね。
しいていえば、BASEにはショッピングアプリがあるけども
BASEにはショッピングアプリに掲載されるというメリットもあるのですが、BASEに出店して、ショッピングアプリに掲載しただけで「売れる」ということはまずありません。
確かにショッピングアプリはモールに近い操作感ですが、モールとは根本的に異なります。楽天市場やAmazonで買い物をするとはいいますが、BASEで買い物をするとはいいませんよね。ECモールの集客力は、高い出店料金や手数料を原資とした、充実した会員システムとポイントプログラムに支えられているのです。
一方、BASEのようなECカートは、料金が安い分、そのような集客力は期待できません。つまり、ECカートで売り上げを伸ばすためには、SNSやブログ、広告などを活用した積極的なプロモーション活動が必要不可欠なのです。
集客に関連するサービスとの連携も変わらない
- インスタグラムと連携・・・BASE、STORESどちらも無料で連携可能
- Googleショッピングと連携・・・BASE、STORESどちらも無料で連携可能
- noteと連携・・・BASE、STORESどちらも無料で連携可能
どちらのサービスも、インスタグラムと無料で連携可能です。この時点でほとんど変わらないと考えていいでしょう。
使いやすさも、機能面も大きな差はない
おそらく、BASEを使っている方は、BASE。STORESを使っている方は、STORESと答えます。どちらも基本的に使いやすくて、足らない機能などもありません。
BASEとSTORESについて、詳細な比較や違いを知りたい方は、「【違いはココ】BASE vs STORES 完全比較!ズバリ最適はどっち?」 をチェックしてください。最も詳細に両者の特徴を分析しています。
無形商品とデジタルコンテンツ販売に関しては、STORESがおすすめ
どちらのサービスも役務商品(講座、役務、レンタル、占い)の販売にも対応しているのですが、BASEの場合には、販売を証明するために有形物の送付が義務付けられています。一方、STORESではその必要はありません。
役務商品の販売に関しては、「2024年版|無形商品が販売できるネットショップを解説[占い・悩み相談・代行業など無形サービスの販売方法]」 の記事で詳しく解説しています。該当する方は、こちらも合わせてチェックしてください。
デジタルコンテンツの販売に関しても、BASEよりもSTORESの方が優れている部分が多いです。たとえば、STORESは、0円での出品も可能ですが、BASEは0円での出品はできません。
支払い方法に関しても、BASEは、クレジットカード決済、あと払い(Pay ID)しか使えませんが、STORESならクレジットカード決済、コンビニ決済、PayPal(ペイパル)、楽天ペイ、PayPay残高なども利用できます。
詳しくは、「デジタルコンテンツ販売では”BASE”よりも”STORES”がオススメな4つの理由」 の記事でその理由を解説しています。こちらの記事と合わせてチェックしてください。
ではどちらを選べばいいのか?
迷った方には、STORES(ストアーズ)をオススメしています
個人的には、BASEとSTORES、迷った方には「STORES」をオススメしています。なぜ「STORES」がおすすめなのか?その理由は4つあります。
STORESの方が決済手数料が安いから
まず最初に、2つのサービスの決済手数料と月額費用を確認してください。
(ストアーズ)
|
(ベイス)
|
|
---|---|---|
クレジットカード
決済手数料 |
||
月額費用
|
1つ目の理由は、STORESの方がフリープランの決済手数料が安いからです。ここは、お店の利益に直結する部分なので、最重要であることは間違いありません。
BASE、STORES以外も含めた、ECショッピングカートの決済手数料の比較は、「【2024年最新】ネットショップの決済手数料を比較!最安値サービスはコレ」 を合わせて参考にしてください。
STORESの方が月額有料プランの費用が安いから
2つ目の理由は、月額費用がSTORESの方が安いからです。上の表を比較してください。STORESは、月額3,480円 (税込)ですが、BASEは、19,980円 (税込)と、なかなかの高額です。
月商200万、300万と目指しているのであれば、決済手数料は安くなるというメリットもあるため、必ずしもデメリットとは言えませんが、50万、100万円あたりを目指している方には、負担が大きくなる料金体系とも言えそうです。
初心者でもショップ事例と同じデザインが再現できるから
3つ目の理由は、誰が作っても完成形は同じになるからです。STORESは、とてもカスタマイズ性能は低いです。ほとんど、独自に編集できる部分はありません。
このカスタマイズ性能の低さは、マイナス面に思えるかもしれませんが、これがプラス。初心者でもプロでも、誰が作っても完成形は同じになるという意味です。
STORESの制作事例をみてください。写真のクオリティさえ同じであれば、初心者でも全く同じサイトが再現できます。なぜなら、カスタマイズ性能が低いからです。
最短でネットショップが作れるから
最後の理由は、最短でネットショップが作れるからです。STORESはとにかく簡単!スマートフォンだけでもサイトの制作ができます。
そしてなにより「時間がかからない!」ここ重要です。
売るために優先すべきことに時間をかけられる
STORESを選んだことで、空いた時間は商品写真のクオリティアップと、SNSの運用に時間をかけましょう。その方が、断然売れる確率は高くなります。
STORESのフリープランの制限について
アクセス解析が使えないのは、GoogleAnalyticsを入れたら解消。
補足として、STORESのフリープランはアクセス解析が使えないという制限がありますが、GoogleAnalyticsが入れられるので、こちらを設定すれば対処できます。
まとめ
インターネットでそこそこ検索されているキーワード「BASEとSTORESどっちが売れる」という疑問について、私なりの答えをご紹介しました。
私の結論としては、迷っているという状況もふくめて「STORES」です。なぜなら、手数料も安くて、簡単で時間がかからないからです。
ただ、BASEにも独自の強みがあります。
迷っている方はぜひ両方触ってみて、自分に合ったサービスを選んでください。どちらを選んでも、写真とSNSで勝負あるのみ!頑張りましょう。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。