海外発の2つのサービス「Wix・ウィックス」と、「Shopify・ショッピファイ」について、ネットショップを開設を目的として場合について比較しました。
この1ページに、基本料金から売れたときにかかる決済手数料、ショップ事例やデザイン制作環境の違い、サポート面や口コミ・評判までまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。
まずは結論|Wix と Shopify、ズバリ最適はどっち?

次の早見表で1分チェック
まずはタイプ別に、おすすめサービスを早見表にまとめました。
★★★非常に優秀 ★★☆良い ★☆☆やや劣る
| こんな方におすすめ | Wix (ウィックス) | Shopify (ショッピファイ) | 
|---|---|---|
| 初心者でも簡単に始めたい | ★★☆ ドラッグ&ドロップは直感的だが操作に慣れが必要 | ★★☆ 初心者でも使えるがEC特化で学習が必要 | 
| デザインの自由度を重視したい | ★★★ 自由配置・800種類以上のテンプレ | ★★★ Liquidで高度なカスタマイズ可能 | 
| 月額無料でスタートしたい | ★☆☆ 決済機能は有料プランのみ | ★☆☆ 月額費用必須(最安3,650円/年払い) | 
| 商品点数が多いショップを運営したい | ★★☆ 最大5万点まで登録可 | ★★★ 無制限登録・大規模対応 | 
| 決済手数料を抑えたい | ★★☆ Stripe/Square:3.6% | ★★★ Shopifyペイメント:2.9~3.55% | 
| 豊富な機能・アプリを使いたい | ★☆☆ アプリは英語中心で情報少ない | ★★★ 8,000種類以上のアプリ・情報豊富 | 
| 実店舗と在庫連携したい | ★☆☆ 国内POSレジとの連携なし | ★★★ スマレジなどと連携可能 | 
| ショップを成長させたい | ★★☆ 小〜中規模向け | ★★★ 小〜大規模まで対応・拡張性高い | 
| 海外展開も視野に入れたい | ★★☆ 多言語対応可能 | ★★★ 130通貨対応・グローバル機能充実 | 
| 日本語によるサポートを重視したい | ★☆☆ 一部のみ日本語対応・情報少ない | ★★☆ メール・SNS・ヘルプ充実 | 
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※Wixは無料プランで機能確認可、Shopifyは3ヶ月150円キャンペーン実施中
 
		サービス概要|Wix と Shopify の特徴と違い
Wix と Shopify の特徴を簡単にご紹介
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まずは、ネットショップ開設ツール、Wix(ウィックス)とShopify(ショッピファイ)について、サービスの基本的な特徴などを簡単にご紹介します。
Wix(ウィックス)の特徴

世界190カ国、2億人以上に利用されているホームページ作成ツール
Wix(ウィックス)は、世界190カ国、2億人以上に利用されているホームページ作成ツールです。「Web制作のすべてがここに」というキャッチコピーの通り、誰でも簡単に、これ一つだけでオシャレで高品質なホームページが作成できます。
日本向けのローカライズも大幅に進化
Wixは、数年前までマニュアルなどの英語表記が多く、日本向けローカライズが不完全という状況でしたが、ここ数年で大幅に進化しました。現在は、公式ヘルプの大部分が日本語化され、日本語でのカスタマーサービスも提供されています。
クリエイター向け「Wix Studio」も提供している
Wix Studioは、制作会社やフリーランサー向けのプラットフォームです。高度なデザインツール、クライアントとの共同編集、ビジネス管理機能を備えています。
- 対象ユーザー : Wix Studioは制作会社・フリーランサー向け
- 料金 : Wix Studioの方がやや高めの料金設定
- 重要な注意点 : 一度どちらかを選択すると、後から変更できません
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Shopify(ショッピファイ)の特徴

世界No.1シェアを誇るオンラインショップ作成ツール
Shopify(ショッピファイ)は、世界175カ国以上で200万を超えるアクティブなオンラインストアに利用されている、Eコマースプラットフォームです。直感的な操作性と豊富な機能、高いカスタマイズ性が評価され、個人事業主から大手企業まで幅広いユーザーに支持されています。
ショッピファイは、8,000種類以上のアプリ(機能)が用意されている
ショッピファイには、ストアのカスタマイズに活用できる8,000種類以上ものアプリが用意されています。多彩な機能を持つアプリを組み合わせることで、ビジネスに必要な機能を自由自在に追加できるのが大きな特長です。
多言語対応やサポート体制の強化で、日本市場でも存在感を拡大中
海外発のサービスであるShopifyですが、日本語を含む20以上の言語に対応し、国内の利用者も急増しています。24時間365日の日本語サポートを提供するなど、日本市場でのサービス向上にも注力。大手企業の採用事例も増えており、今後さらなる成長が見込まれるプラットフォームです。
 
				
					
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基本的な仕様の比較【料金・契約・推奨規模・サポート】
料金プランと基本的な仕様の比較(表形式)

まずは、基本料金(初期費用、月額費用)、契約期間、独自ドメイン利用の有り無し、サポート内容など、基本的な仕様について比較表にまとめました。
| サービス名称 | Wix
                   (ウィックス) | Shopify
               (ショッピファイ) | |
|---|---|---|---|
| 運営事業者 | Wix.com, Inc | Shopify Japan株式会社 | |
| 導入店舗の傾向 | 小規模から中規模向け  | 小規模から大規模向け  | |
| 初期費用 | 0円 | ||
| 月額費用 (毎月の固定費) | 無料版0円 ※広告付き パーソナル 1年契約1,300円(税抜) 月契約 1,900円 (税抜) スモールビジネス 個人事業主向け 1年契約2,300円(税抜) 月契約 2,700円 (税抜) 人気 ビジネス 1年契約2,700円(税抜) 月契約 3,100円 (税抜) ビジネスプライム 1年契約13,500円(税抜) 月契約 14,300円 (税抜) ※決済機能は、スモールビジネス以上にのみ対応している。 | 人気 Basic 個人事業主向け \最初の3ヶ月は月150円/ 年払い3,650円 月払い 4,850円 Shopify 小規模チーム向け \最初の3ヶ月は月150円/ 年払い10,100円 月払い 13,500円 Advanced ビジネスが拡大 \最初の3ヶ月は月150円/ 年払い44,000円 月払い 58,500円 Plus 月額:2,300$ ※3年契約時の料金 (契約期間:1年/3年のみ) | |
| 最短契約期間 | 1ヶ月 | 1ヶ月 | |
| 商品登録数 | 最大50,000個 ※多いとパフォーマンスに影響する。 | 無制限 | |
| ア ド レ ス | 独自ドメイン | パーソナル以上 | 利用可能 | 
| 常時SSL化 | 標準対応 | 標準対応 | |
| 備考欄 | 独自ドメインは有料プランの初回契約時に無料提供されます。有料プランの更新時には、別途ドメイン費用も発生します。他社サービスで取得した、独自ドメインも利用できます。 | 独自ドメインは他社サービスで取得したものでも設定して利用できます。最上位プラン「Shopify plus」は、3年契約で利用できます。 | |
|  サ ポ | ト 窓 口 | 電話 | ◯※ | - | 
| メール | ◯ | ◯ | |
| 備考欄 | 技術的なサポートはメールのみ。※電話は、日本語対応でアカウントに関する問い合わせができます。 | 電話とチャットは英語のみ対応しています。X(旧Twitter)でも日本語でサポートをしています。 | |
| 特定商取引法に関する表記の一部非公開 | - | - | |
| サービス選びのポイント | |||
 
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決済手数料と入金サイクルの比較
決済手数料、振込手数料、入金サイクルの比較(表形式)

商品が売れると、支払い方法に応じた決済手数料が差し引きされて入金されます。ここでは、一番利用頻度の高いクレジットカード決済手数料を比較しましょう。
Wix と Shopifyの、公式クレジットカード決済手数料、振込手数料、入金サイクルなどを比較表にまとめました。
Wix と Shopify、どちらのサービスも、売上金から下記手数料(決済手数料、振込手数料)を差し引いたものが入金額となります。
| サービス名称 | Wix
                   (ウィックス) | Shopify
               (ショッピファイ) | 
|---|---|---|
| 決済手数料 (クレジットカード) | Shopifyペイメント Basic 3.55% Shopify 3.4% Advanced 3.25% Plus 2.9% 補足事項 ※Shopifyペイメントは月額固定費0円で導入可能 ※Shopifyペイメント以外の外部決済は手数料加算される(例:KOMOJU手数料+下記手数料) ・Basic:+2% ・Shopify:+1% ・Advanced:+0.6% ・Plus:+0.2% | |
| 振込手数料 | Stripe / Square無料 | Shopifyペイメント無料 | 
| 入金サイクル | Shopifyペイメント毎週日曜日締め 翌週金曜日払い ※ 銀行処理により入金まで1~3営業日かかる場合もある | |
| 備考欄 | Wixには「Wx Payments」という公式決済もありますが、日本国内のサービスには対応していません。そこで、Stripe、Square、KOMOJUなどの外部決済サービスを利用します。 | PCI-DSSのレベル1に準拠。リボ・分割払いには未対応です。※ただし、Shopifyペイメント以外の外部決済を通じて、リボ・分割払いにも対応できます。 | 
| サービス選びのポイント | 
総コスト試算|売上5万円の場合の実質手数料を比較
両サービスの決済手数料の仕組みをわかりやすく比較するために、便宜的に 売上5万円を基準として試算しています。
    あくまで計算方法を明確にするためのモデルケースです。
    実際の費用感を知りたい方は、ご自身の売上規模に応じて再計算してみてください。
  
 
		対応している支払い方法の比較
Wix と Shopify に導入できる支払い方法(比較表)

Wix と Shopifyの導入できる決済手段について、主要決済の対応状況を比較表にまとめました。決済手段が豊富なほど、カートからの離脱率が低くなる傾向があります。事前に確認しておきましょう。
| サービス名称 | Wix (ウィックス) | Shopify (ショッピファイ) | |
|---|---|---|---|
| クレジットカード | 一括払 | ◯ | ◯ | 
| 分割払 | - | ◯ | |
| コンビニ決済 | ◯※ | ◯ | |
| キャリア決済 | ◯※ | ◯ | |
| PayPay(ペイペイ) | ◯※ | ◯ | |
| 楽天ペイ決済 | - | ◯ | |
| Amazon Pay | - | -※ ※2025年1月6日をもって連携終了 解説記事 | |
| 後払い決済 | ◯※ | ◯ | |
| 銀行振込 | ◯ | ◯※ | |
| 代金引換 | - | ◯※ | |
| Stripe | ◯ | ◯ | |
| Square | ◯ | - | |
| PayPal(ペイパル) | ◯ | ◯ | |
| Google Pay | - | ◯ | |
| Apple Pay | - | ◯ | |
| 備考欄 | 連携できる決済代行サービス Stripe、Square、KOMOJU、GMO イプシロン クレジットカード決済は、Stripe、Squareなどで導入可能。※コンビニ決済、キャリア決済、後払い決済(ペイディ)、PayPayは、KOMOJUと連携して導入できます。 | 連携できる決済代行サービス Shopifyペイメント、SBペイメントサービス、Google Pay、Apple Pay、KOMOJU、PayPal、Paidy、NP後払い、atoneなど 参照元 Shopifyペイメントは、各種クレジットカード決済、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay、に対応しています。【要確認】Amazon Payは、2025年1月6日をもって連携終了。※代金引換、銀行振込は手動の決済方法から作成できます。【重要】Shopifyペイメント以外の外部決済は、2% (ベーシック)、1% (スタンダード)、0.6% (プレミアム)取引手数料が加算されます。 | |
| サービス選びのポイント | |||
Shopifyペイメントの強み、Shop Payで購入体験を向上できる

Shopifyペイメントを導入すると、お客様は「Shop Pay(ショップペイ)」という独立した決済サービスで買い物ができるようになります。※設定でオフにもできる
「Shop Pay」は、クレジットカード情報や配送先住所などを暗号化して保存できるため、次回の購入時に再入力の手間を省くことができます。
これにより、Shopifyで制作されたネットショップ同士でも、モールで買い物をするように「Shop Pay」の会員情報を使い買い物ができるようになります。
公式サイトの情報によると、Shopifyでの購入者の43%が「Shop Pay」を利用しており、決済が原因でのカゴ落ちなどの予防策としても期待できます。
Shopifyペイメントは、海外の現地通貨での決済に対応している
Shopifyペイメントは130以上の通貨に対応しており、海外の顧客は自国通貨で決済できるため、お客様は為替レートを気にせずに購入できます。
これにより、海外販売の障壁が下がり、グローバル展開がしやすくなります。多くの国内決済代行業者が多通貨に対応していない中、Shopifyペイメントの通貨対応力は大きな強みと言えるでしょう。
⚠️ Shopifyで外部決済を使う前に知っておきたい追加手数料
Shopifyでは、Shopifyペイメント以外の外部決済を利用する際、プランに応じた追加の取引手数料が発生します。
- ベーシックプラン:2%
- スタンダードプラン:1%
- プレミアムプラン:0.6%
たとえば、KOMOJUを導入した場合、KOMOJUの決済手数料(3.25%)に加えて、Shopifyの追加取引手数料(0.5%〜2%)が発生します。つまり、実質的な手数料負担は3.75%〜5.25%となります。
外部決済の利用を検討する際は、コストを慎重に計算し、必要性を見極めることが重要です。Shopifyペイメントを利用すれば、この追加手数料を回避できます。
【2025年1月6日以降】ShopifyでAmazon Payは利用できません
2025年1月6日をもって、ShopifyとAmazon Payの連携は終了しました。現在は、Shopifyストアでのお支払い方法としてAmazon Payを導入することはできません。
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																	【2025年1月6日】ShopifyとAmazonPayの連携終了!代替候補のECカートを紹介2024年11月にShopifyから発表があり、2025年1月6日をもってAmazon Pay決済サービスの提供は終了しました。 つまり、現在はShopifyでのAmazonPayは利用不可(過去に使 ... 
 
		ショップ事例とデザインの比較【テーマ/編集難易度】
Wix と Shopifyのショップ事例を比較

Wix と Shopify、それぞれ実際に運用されているサイトのデザインを確認してみましょう。
Shopifyの事例は、Google検索で簡単に探せる
有名ブランドだけでなく、小規模ショップやニッチなジャンルのShopify事例も、Google検索で簡単に見つけることができます。
例えば、以下のように検索するだけで、様々なShopifyストアが見つけることができます。
詳しい検索テクニックや、見つけたサイトのテーマ・アプリを調べる無料ツールについては、下の記事で解説しています。
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																	【保存版】Shopifyストア事例を無限に見つける方法+無料分析ツールShopifyのストア事例を探していますか? ✓ 実際に成功している国内の導入事例が見たい ✓ 自分のジャンルに特化した事例を知りたい ✓ 小規模ショップの参考になるサイトも探したい そんなお悩みに応 ... 
Wixのデザイン特徴

Wixのサイト制作に関する動画
 
       
   Wixのネットショップ作成に関する紹介動画です。完成したECサイトのイメージと、サイト制作画面の様子も少し確認できまます。
Wixのサイト制作について
初心者でも直感的にドラッグ&ドロップで操作できる
Wixは、初心者でも直感的に操作できるウェブデザインプラットフォームです。画像やテキスト、ボタンなどの要素を、マウスで掴んで好きな位置に配置するだけで、簡単にサイトのデザインを作成できます。
AIによる質問に答えてサイトが作成できる

新規サイトを作成する方法は、AIによる質問に答えてサイトを作成する方法と、テンプレートを使用する方法の2つがあります。
Wixは800種類以上のテンプレートが無料で使える
ネットショップ、ポートフォリオ、ブログなど、用途に合わせたテンプレートを選ぶことができます。選んだテンプレートをベースに、自分好みにカスタマイズすることも可能です。
上級者向け機能「Velo開発モード」で高度なカスタマイズも実現
さらに、Wixには「Velo開発モード」という機能も搭載されています。これは、JavaScriptやWix独自のスクリプト言語であるVelo APIを使ってサイトの動作をプログラムできる、上級者向けの機能です。Veloを使えば、よりインタラクティブで動きのあるサイトを作ることができます。
Shopifyのデザイン特徴

Shopifyのサイト制作に関する動画
 
       
   Shopify公式による初心者向けガイド動画です。ストア開設の基本的な流れ(アカウント作成、テーマ設定、商品登録、決済・配送設定)を解説しています。
Shopifyのサイト制作について
Shopifyは高度なカスタマイズにも対応
Shopifyは初心者向けの使いやすいインターフェースだけでなく、Liquid(リキッド)というShopify独自のテンプレート言語を使ってテーマを自由にカスタマイズできます。ただし、高度なカスタマイズには専門的な知識が必要です。
無料から有料まで多彩なテーマを用意

Shopifyには無料テーマに加え、150ドルから350ドル程度の有料テーマも提供されています。複数のテーマをインストールして、簡単に切り替えることも可能です。
アプリを使ってランディングページも簡単作成
標準のテーマエディタでも基本的な編集は可能ですが、より高度で自由度の高いランディングページを作成したい場合は、「Shogun」や「Gempage」などの有料ページビルダーが便利です。ドラッグ&ドロップで複雑なレイアウトも実現できます。ただし、テーマとの互換性や制約については事前に確認が必要です。
プロへの依頼は公式コミュニティページから
Shopifyのサイト構築をプロに依頼したい場合は、公式サイトのコミュニティページ「日本のShopify ExpertsとShopify Plus Partnersの一覧」を参考にしましょう。最低予算は200万円からで、紹介フォームから問い合わせることができます。
今回ショップ事例を調査して気がついたこと
今回、WixとShopifyのショップ事例を芸能人やインフルエンサーを中心に50件以上調査したところ、興味深い傾向が見られました。
Wixで構築していた店舗が、後にShopifyに移転したというケースが複数確認されました。一方で、ShopifyからWixへ移転した事例は見当たりませんでした。
Shopifyは、初心者でも使いやすいインターフェースを備えている上に、テンプレートの編集など高度なカスタマイズにも対応しています。そのため、ショップの成長に合わせてより幅広い機能を求めるニーズに応えられるのでしょう。
将来的な機能拡張や、ビジネスの成長を見据えてECプラットフォームを選定する際は、この点も考慮に入れておくと良いかもしれません。
 
		搭載機能の比較
Wix と Shopifyの搭載機能を比較(表形式)

ネットショップに搭載されている機能について比較表にまとめました。有料オプションなどもあるため、補足事項もチェックしてください。
| サービス名称 | Wix
               (ウィックス) | Shopify
               (ショッピファイ) | |
|---|---|---|---|
| 公式サイト | |||
| 基 本 機 能 | 送料詳細設定 | ◯ | ◯ | 
| HTML編集 | △※ | ◯ | |
| 年齢制限 | ◯ | ◯※ | |
| パスワード保護 | ◯※ | ◯ | |
| 購入個数制限 | - | ◯ | |
| 名入れ | ◯ | ◯ | |
| 英語表記 | ◯ | ◯ | |
| 複数配送先指定 | - | ◯※ | |
| 副管理者 | ◯ | ◯ | |
| 外部カート | - | ◯ | |
| アクセス解析 | ◯ | ◯ | |
| 集客・販 促 関 連 | クーポン発行 | ◯ | ◯ | 
| レビュー機能 | - | ◯※ | |
| ポイント機能 | ◯ | ◯※ | |
| 再入荷通知 | ◯ | ◯※ | |
| レコメンド機能 | - | ◯※ | |
| フォローメール | ◯ | ◯※ | |
| メールマガジン | ◯※ | ◯※ | |
| 販 売 機 能 | 予約販売 | ◯※ | ◯※ | 
| 定期販売 | ◯ | ◯※ | |
| まとめ販売 | - | ◯※ | |
| 抽選販売 | - | - | |
| オーダーメイド販売 | - | - | |
| ダウンロード販売 | ◯ | ◯※ | |
| 電子チケット | △※ | - | |
| デ | タ | 商品一括登録(CSV) | ◯ | ◯ | 
| 商品一括DL(CSV) | ◯ | ◯ | |
| 連携 | オンデマンド販売 | - | ◯※ | 
| インスタグラム連携 | ◯ | ◯ | |
| Googleショッピング連携 | - | ◯※ | |
| サービス選びのポイント | |||
| 補足事項 | ||
| Wix | ※電子チケット販売:印字のチケット販売機能がついています。※HTML編集:パーツとして追加して部分的に編集できます。※予約販売:Wix ブッキングという店舗予約サービスもあります。※会員限定ページ、メールマガジンは、別途「 Wix メルマガ配信プラン・Ascend by Wix」月額:1,083円~の契約が必要になります。※Wixは、他にも有料で追加できる機能などもあります。 | |
| Shopify | ※ショッピファイには、ストアのカスタマイズに活用できる8,000種類以上ものアプリが用意されています。一例、メールマガジン(Shopify メール)は固定費無料で毎月10,000通までは無料、それ移行は1,000通ごとに1ドル(USD)掛かります。標準機能:注文管理、商品管理、多通貨・多言語対応、顧客管理、ストア分析、マーケティング、割引管理、ブログ機能など。 | |
 
		実店舗連携とオムニチャネル対応の比較
Wix と Shopifyの実店舗との連携を比較

実店舗やイベントなどで販売予定のある方は、WixやShopifyと連携するPOSレジを使用することで、注文や在庫情報などをスムーズに管理できます。
同時に、ブランドアプリなどを導入することで、実店舗とECを統合し、オムニチャネルな購入体験をお客様に提供できます。
| サービス名称 | Wix
               (ウィックス) | Shopify
               (ショッピファイ) | 
|---|---|---|
| 店舗レジ連携 | - | Shopify POSは、Shopify専用のレジアプリですが、現時点(2025年2月)では連携できる国内向けの決済端末がありません。関連:Shopify POSの小売用ハードウェア  | 
| オムニチャネル | - | |
| 補足事項 | - | 実店舗とのオムニチャネル化には、国内ではスマレジと組み合わせた、Omni Hub などが定番です。また、近年ではSTORESブランドのサービス(ロイヤリティ、ブランドアプリなど)との連携もスタートしており、その展開にも注目が集まっています。
 | 
実店舗のデジタル化がまだという方は、お店のキャッシュレス化に最適な以下の記事もあわせてチェックしてください。
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		サポート体制の比較
Wix と Shopifyのサポート面を比較しました

WixとShopifyのサポート面に関して比較してみました。万が一のトラブルでの対応など、運営のサポートなども確認しておきましょう。
| サービス名称 | Wix
               (ウィックス) | Shopify
               (ショッピファイ) | |
|---|---|---|---|
| 問い合わせ窓口 | 電話 | ◯※ | - | 
| メール | ◯ | ◯ | |
| 備考欄 | 技術的なサポートはメールのみ。※電話は、日本語対応でアカウントに関する問い合わせができます。 | 電話とチャットは英語のみ対応しています。X(旧Twitter)でも日本語でサポートをしています。 | |
 
		口コミ・評判|編集部ピックアップ要点
Wix の口コミ・評判

💬 Wixの口コミ・評判 6件
Shopify の口コミ・評判

💬 Shopifyの口コミ・評判 9件
 
結論:【EC構築】Wix と Shopify - あなたに最適なのはどちら?

海外発の2つのサービス「Shopify・ショッピファイ」と、「Wix・ウィックス」について、ネットショップを開設を目的として場合について比較しました。
Wixは、こんな方におすすめ
 
WixはWixユーザーや操作感が好みの方におすすめ
Wixは、すでにWixでホームページを制作している方や、Wixのデザインや操作感が気に入っている方におすすめのプラットフォームです。
初心者向けのドラッグ&ドロップ操作が魅力
Wixの最大の魅力は、初心者でもドラッグ&ドロップでページを制作できる直感的な操作性です。小規模サイトやランディングページなどの制作にも向いています。
WixはECだけでなく本格的な予約サイトも作成可能
Wixには、本格的なECサイトや予約サイトを作るために様々なアプリが用意されています。例えば、Wix Storesは商品登録から決済までをWix上で完結できるECプラットフォームです。また、Wix Bookingsを使い本格的な予約サイトも作れます。
日本向けローカライズは進展中だが情報量はShopifyに劣る
近年、Wixの日本向けローカライズは進んでいますが、Shopifyと比較するとインターネット上の情報量は少ない印象です。
そのため、オンラインショップに関連した有料アプリの選定や追加についても、Shopifyよりもハードルが高く感じられます。もちろん、自分で調べて制作できる方や、時間をかけて取り組める方であれば問題ありません。
Shopifyは、こんな方におすすめ
 
高度な機能を使ってネットショップを育てていきたい方
Shopifyは多機能でカスタマイズ性が高いのが特徴です。アプリの追加により、さらに高度な機能も利用可能。ネットショップを成長させたい方におすすめのサービスと言えます。Wixよりもネット上の情報が豊富なのもメリットです。
実店舗との連携やオムニチャネルを目指したい方
Shopifyは実店舗との連携が得意です。POSレジとの連携やブランドアプリの導入により、オムニチャネル化も可能です。実店舗とネットの融合を目指す方は確認しておきたいポイントですね。
海外展開も視野に入れている場合は最適
Shopifyは多言語対応などグローバルな機能が充実しています。ただし公式サポートは英語のみなので、そこは注意が必要です。海外展開を目指す方にはうってつけのプラットフォームと言えるでしょう。
豊富なテーマやアプリでカスタマイズしたい方
有料も含めて多彩なテーマとアプリが用意されているのがShopifyの魅力です。専門的な知識がなくても、デザインや機能にこだわりたい方におすすめです。ECサイトとしてのカスタマイズ性の高さはWixを上回ります。
 
 
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																	Wixのネットショップ評判どうなの?実際に掛かる費用・口コミなどをご紹介海外発のホームページ作成サービスWix(ウィックス)。そのデザイン性の高さから、日本でもネットショップ開設に利用する方が増えています。 でも実際のところ、どんな評判なのでしょうか? 料金プランや機能面 ... 
Wixで「BASE」の商品を販売したい方はこちら。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。
 
                            
 
		
	 
																																					 
																																					 
																																					 
																																					 
																																					
 
																																					 
																																					 
																																					 
																																					 
									

 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 