【違いはココ】BASE vs futureshop 完全比較!ズバリ最適はどっち?

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【違いはココ】BASE vs futureshop 完全比較!ズバリ最適はどっち?

無料から利用できるネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」と、7店舗に1件は年商1億円を突破していると言われる「futureshop(フューチャーショップ)」について徹底比較して両者の違いを解説しました。

この1ページに、料金や手数料の違い、ショップ事例やデザイン制作環境に関する違い、機能面やサポートに関する違いについて、わかりやすくまとめました。

ぜひ、参考にしてください。

サービス概要

BASE と futureshop の特徴を簡単にご紹介

BASE
フューチャーショップ

まずは、ネットショップ開設ツール、BASE(ベイス)とfutureshop(フューチャーショップ)について、サービスの基本的な特徴などを簡単にご紹介します。

BASE(ベイス)の特徴

BASE(ベイス)

7年連続ネットショップ開設数第一位のサービス

BASEは、7年連続でネットショップ開設数第一位を獲得している、初期費用、月額無料から利用できるネットショップ作成サービスです。過去には「ネットでお店を開くなら・ベ・イ・ス」というテレビCMなども放送していました。

BASEは事前審査もなくカード決済などを導入できる

BASEの支払い方法は、フリマアプリなどで採用されているエスクロー決済(仲介)です。この決済は、事前審査もなくクレジットカードを含む複数の決済方法を一括で導入可能です。つまり、今すぐお店をオープンして販売をスタートできます。

関連記事:【完全ガイド】BASEの評判どう?実体験をもとにメリット・デメリットを徹底解説!

futureshop(フューチャーショップ)の特徴

フューチャーショップ

7店舗中1店舗は年商1億円以上の実績があるECカート

futureshop(フューチャーショップ)は、サービスの運営実績20年以上、7店舗に1店舗は年商1億円をこえる、高い実績を誇るECプラットフォームです。料金プランは、スタンダードとゴールドの二種類、事業規模に応じて変更も可能です。

実店舗とECの融合、オムニチャネル化にもいち早く取り組む

フューチャーショップは、実店舗との連携もいち早くスタートしています。実店舗とECの融合、オムニチャンネル化専用のプランも提供。ネットで注文をして店舗で商品を受け取る「店舗受取オプション」なども追加されています。

関連記事:フューチャーショップの評判どう?業界屈指の実績を誇るECカートの魅力に迫る

ネットショップ開設サービスには、BASE や futureshop 以外にも多くの選択肢があります。

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基本的な仕様の比較

料金プランと基本的な仕様の比較(表形式)

BASEとfutureshopの基本料金・仕様を比較

まずは、基本料金(初期費用、月額費用)、契約期間、独自ドメイン利用の有り無し、サポート内容など、基本的な仕様について比較表にまとめました。

サービス名称
BASE
(ベイス)
futureshop
(フューチャーショップ)
運営事業者
BASE株式会社
株式会社フューチャーショップ
導入店舗の傾向
小規模から中規模向け
小規模から中規模向け
中規模から大規模向け
中規模から大規模向け
初期費用
無料
人気プランの一例
小・中規模ショップ
22,000円~ (税抜)

大規模ショップ
752,000円~ (税抜)

サブスク(定期)利用
25,500円~ (税抜)
月額費用
(毎月の固定費)
スタンダードプラン
0
グロースプラン
年払い:16,580 (税込)
(月商50万円以上から推奨)

月払い:19,980円 (税込)
プラン別手数料比較
人気プランの一例
小・中規模ショップ
31,000円~ (税抜)

大規模ショップ
166,000円~ (税抜)

サブスク(定期)利用
40,000円~ (税抜)
最短契約期間
1カ月
1カ月
商品登録数
無制限
(1日最大1,000件)
プランで異なる



独自ドメイン
利用可能
※サブドメイン限定
利用可能
※新規取得、更新無料
常時SSL化
標準対応
標準対応
備考欄
BASEロゴを非表示は別途500円/月。独自ドメインは、スタンダードプランから他社サービスで取得したものを”サブドメイン”として利用できます。 独自ドメインは、無料で取得・更新可能。他社で取得済みのドメインは、ドメイン移管をして利用可能です。常時SSLは標準仕様で適用されています。


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電話
メール
備考欄
チャットでの問い合わせも対応してます。 フューチャーショップ導入検討者への説明会、会員限定の「フューチャーショップアカデミー」という勉強会やセミナーなども開催されています。また、虎の巻というヘルプ集のような情報検索サイトなど提供されています。
特定商取引法に関する表記の一部非公開
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
匿名配送が使える
サービス選びのポイント

BASEのスタンダードプランとグロースプランの違い

BASEのスタンダードプランと、グロースプランの違いは、月額固定費に加えて、商品を販売したときに負担する手数料の違いだけです。

以下に、月商に対する実質手数料(BASEかんたん決済手数料 + サービス利用料)の違いを比較しました。

BASE料金プラン実質手数料の比較表

月商
BASEスタンダードプラン
BASEグロースプラン
客単価
¥2,000
客単価
¥5,000
客単価
¥10,000
年払い
月払い
¥50,000 ¥4,300 ¥3,700 ¥3,500 ¥18,030 ¥21,430
¥100,000 ¥8,600 ¥7,400 ¥7,000 ¥19,480 ¥22,880
¥200,000 ¥17,200 ¥14,800 ¥14,000 ¥22,380 ¥25,780
¥300,000 ¥25,800 ¥22,200 ¥21,000 ¥25,280 ¥28,680
¥400,000 ¥34,400 ¥29,600 ¥28,000 ¥28,180 ¥31,580
¥500,000 ¥43,000 ¥37,000 ¥35,000 ¥31,080 ¥34,480
¥600,000 ¥51,600 ¥44,400 ¥42,000 ¥33,980 ¥37,380
¥700,000 ¥60,200 ¥51,800 ¥49,000 ¥36,880 ¥40,280
¥1,000,000 ¥86,000 ¥74,000 ¥70,000 ¥45,580 ¥48,980

※月商50万円以上はグロースプランが推奨されています。

実際に、客単価が2,000円、5,000円、10,000円の場合で試算してみると、月商50万円以上ではグロースプランの方が有利であることがわかりました。また、客単価が低いほど、早い段階でグロースプランに切り替えた方が経済的です。

ちなみに、BASEのサービスロゴについてはグロースプランに切り替えても外せません。これは、有料オプション(月額:500円)なので別料金です。

futureshopのプランと料金について

futureshopには3つの基本プランがあります。

Standardプラン(月額:24,000円~)

Standardプランは、商品登録数(50・500・2500・5000・10000)ごとに、プランの基本料金がさらに分類されてます。ポイント、クーポンなどは、別料金です。

  • 初期費用:22,000円~52,000円(商品登録数で変わる)
  • 月額費用:24,000円~57,000円
  • 商品点数:50~10,000商品まで
  • ポイント機能:1,500円(月額)
  • クーポン発行機能:1,500円(月額)
  • 入荷お知らせメール機能:1,000円(月額)
  • 画像ホスティングオプション:3,500円~6,000円(月額)
  • 定期購入・頒布会オプション:5,000円(月額)
  • 会員ステージ自動判定:3,500円(初期費用)、1,500円(月額)

Standardプランの詳細はこちら

Goldプラン(月額:89,000円~)

商品点数を30,000点にして、ポイント、クーポンなど、定番のオプション機能などを標準搭載にしたプランです。

  • 初期費用:52,000円
  • 月額費用:89,000円
  • 商品点数:30,000商品まで
  • 標準搭載(ポイント機能、クーポン機能、入荷お知らせメール機能、画像ホスティング機能など)
  • 定期購入・頒布会オプション:5,000円(月額)
  • 会員ステージ自動判定:3,500円(初期費用)、1,500円(月額)

Goldプランの詳細はこちら

futureshop omni-channel(月額:160,000円~)

実店舗とECの連携、オムニチャネルに対応したプランです。登録可能商品数30,000点、会員登録数10万人まで(超過はご相談)対応しています。

  • 初期費用:752,000円
  • 月額費用:160,000円
  • 商品点数:30,000商品まで
  • 実店舗追加費用(1店舗あたり):6,000円
  • 会員登録可能数:10万人まで(超過はご相談ください)
  • 標準搭載(ポイント機能、クーポン機能、入荷お知らせメール機能、画像ホスティング機能など)
  • 定期購入・頒布会オプション:5,000円(月額)

futureshop omni-channelのプラン詳細はこちら

上記に加えて、必要に応じてオプション機能の料金が追加されます。ロイヤリティ(futureshopに支払う販売手数料)などはありません。

今時店長
今時店長
BASEとfutureshopの根本的な違いは、対象とする事業規模にあります。BASEは副業や小規模事業者向けに、初期費用・月額0円から始められる手軽さを重視したサービスです。一方のfutureshopは、年商1億円以上の店舗が多く、オムニチャネル対応や実店舗連携など、本格的なEC運営を想定した中・大規模事業者向けのプラットフォームです。この特徴の違いは料金体系、機能、サポート体制など、サービス全体の設計に反映されています。

決済手数料と入金サイクルの比較

決済手数料、振込手数料、入金サイクルの比較(表形式)

BASEとfutureshopの決済手数料を比較

商品が売れると、支払い方法に応じた決済手数料が差し引きされて入金されます。ここでは、一番利用頻度の高いクレジットカード決済手数料を比較しましょう。

BASE と futureshopの、公式クレジットカード決済手数料、振込手数料、入金サイクルなどを比較表にまとめました。

BASE と futureshop、どちらのサービスも、売上金から下記手数料(決済手数料、振込手数料)を差し引いたものが入金額となります。

💡 ネットショップで一番利用頻度の高い、クレジットカードの決済手数料を基準に比較してみました。
サービス名称
BASE
(ベイス)
futureshop
(フューチャーショップ)
決済手数料
(クレジットカード)
スタンダードプラン
① BASEかんたん決済手数料
3.6%+40 /件
② サービス利用料
3%
※上記①②の合計が実質手数料になる
概算
6.6%+40円/件
グロースプラン
BASEかんたん決済手数料
2.9%
※上記手数料のみ
(サービス利用料0円)
SBPSオプション
VISA/MasterCard
3.2%
JCB/AMEX/Dinners
3.5%
SBPSオプションの固定費
初期費用:0円
月額費用:1,500円
トランザクション費用:3円/1件
振込手数料
振込手数料
一律250円
事務手数料
2万円未満は500円
2万円以上は0円
SBPSオプション
加盟店負担
入金サイクル
通常
振込申請から
10営業日
(土日祝除く)
定期振込Appで月一の自動入金も可能
お急ぎ振込(手数料:1.5%)
最短翌日入金
BASEカード(任意発行)
売上残高の即日利用可能
SBPSオプション
月2回精算
15日・末日締め
末日・翌月15日払い
備考欄
Amazon Pay、PayPal、の決済手数料(サービス利用料もあわせた合計)は、グロースプラン 3.9%、スタンダードプラン 概算7.6%+40円。それ以外の決済手数料は共通です。リボ・分割払いは未対応です。
AI不正検知、リボ・分割払い、などは無償オプションで標準搭載。EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)は有償オプションとなります。
サービス選びのポイント

上記2サービスも含めた、全ECショッピングカートの決済手数料の比較はこちら

ネットショップ販売手数料の最安値はココ[初期・月額・クレジットカード決済手数料を比較]
【2024年最新】ネットショップの決済手数料を比較!最安値サービスはコレ

ネットショップ作成サービスのクレジットカード決済手数料について比較してみました。初期費用、月額費用とあわせてチェックしてみてください。 こんな方におすすめの記事 無料サービスで実質的に負担する手数料に ...

続けて、具体的な金額がイメージしやすいように2つのサービスで、5万円売り上げたときに発生する合計手数料と振込金額を試算してみました。

計算例:BASEで5万円売り上げた場合の合計手数料

BASEのスタンダードプランで5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円(5,000円 × 10個)
プラン:スタンダードプラン
客単価:5,000円
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:(5,000円 × 3.6% + 40円) × 10件 = 2,200円
サービス利用料:50,000円 × 3% = 1,500円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + サービス利用料 + 振込手数料 = 2,200円 + 1,500円 + 250円 = 3,950円
振込金額:46,050円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

BASEのグロースプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:グロースプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:50,000円 × 2.9% = 1,450円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,450円 + 250円 = 1,700円

振込金額:48,300円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

計算例:futureshopで5万円売り上げた場合の合計手数料

futureshopのSBPSオプションで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
決済サービス:SBPSオプション
カードブランド:VISA、Mastercard
振込サイクル:月2回精算、15日・末日締め、末日・翌月15日払い

決済手数料:50,000円 × 3.2% = 1,600円
トランザクション費用:3円 × 50,000円 ÷ 5,000円 = 30円
振込手数料:加盟店負担
手数料合計:決済手数料 + トランザクション費用 + 振込手数料 = 1,600円 + 30円 + 0円 = 1,630円

振込金額:48,370円 - 振込手数料(加盟店負担)

※futureshopのSBPSオプションでは、振込手数料は加盟店負担となります。決済手数料とは別に、1件あたり3円のトランザクション費用がかかります。

今時店長
今時店長
月商300万円以上の場合、BASEのグロースプランは決済手数料面で優位となりますが、futureshopはSBPSオプションの固定費は必要なものの、リボ・分割払いや不正検知機能が標準搭載されています。決済手数料の差は比較的小さいため、入金サイクルの違いや機能面も考慮して比較してみましょう。

対応している支払い方法の比較

BASE と futureshop に導入できる支払い方法(比較表)

BASEとfutureshopの導入できる決済手段を比較

BASE と futureshopの導入できる決済手段について、主要決済の対応状況を比較表にまとめました。決済手段が豊富なほど、カートからの離脱率が低くなる傾向があります。事前に確認しておきましょう。

サービス名称
BASE
(ベイス)
futureshop
(フューチャーショップ)
クレジットカード
一括払
分割払
コンビニ決済
銀行振込
後払い決済
キャリア決済
代金引換
Amazon Pay
◯※
楽天ペイ決済
PayPay(ペイペイ)
PayPal(ペイパル)
備考欄
連携できる決済代行サービス
全ての決済を月額固定費0円で導入できます。また、決済の導入もBASE経由で簡単にできます。参照元

※AmazonPayは個人・法人どちらも導入可能、ショッピングアプリ、予約販売、デジタルコンテンツ販売、テイクアウト、定期便、コミュニティ、抽選販売、ショップコインには使えません。※Apple Payは、ショッピングアプリにて「ゲストとして購入」を選択時に、Apple PayにMasterCardが登録されていると使えます。
連携できる決済代行サービス
SBPSオプション、AmazonPay、楽天ペイ、LINE、Apple Pay、PayPay、SBペイメントサービス、NP後払い、GMO後払い 参照元

Amazon Pay、楽天ペイ、後払い(NP後払い)以外は、SBペイメントサービス株式会社(SBPS)と契約して導入できます。Apple Payは、今後対応予定です。
サービス選びのポイント

BASEとPay ID(ペイアイディー)について

Pay ID (旧BASE)

BASEに出店をすると、Pay ID・ペイアイディーというショッピングアプリを通じて、ユーザーは買い物ができるようになります。※設定で非掲載も可能

Pay IDは、BASEの店舗で使える共通の決済アカウントです。つまり、BASEの店舗なら、同じ会員IDで保存したクレジットカード番号でスムーズに買物ができます。

BASE負担の割引クーポンが配布されることがある

BASEでは、BASE負担で共通会員IDで買物できる割引クーポンが発行されることがあります。BASE全体でモールのような感覚での集客にも期待ができます。

BASEは、全ての決済(コンビニ決済、AmazonPayなど)を月額固定費0円で導入できる

BASEは、クレジットカードを含む全ての決済を月額固定費0円で導入することができます。Amazon Payなども月額固定費は掛かりません。

今時店長
今時店長
BASEは、個人でも「AmazonPay」を導入でき、全ての決済を月額固定費0円で利用できる点が特徴です。一方futureshopは、分割払い、代金引換、楽天ペイ、PayPayなど、より幅広い決済手段に対応しています。導入コストと決済の種類のバランスで選択しましょう。

ショップ事例とデザインの比較

BASE と futureshopのショップ事例を比較

BASEとfutureshopの導入事例・ショップ事例を比較

BASE と futureshop、それぞれ実際に運用されているサイトのデザインを確認してみましょう。

BASE
(ベイス)
futureshop
(フューチャーショップ)

futureshopは幅広い業種で高い実績をあげてる

フューチャーショップは、アパレル業界に強いイメージがありますが、実際にはどうなのでしょうか。

そこで、フューチャーショップの公式サイトに掲載されているショップ事例を業界別にカウントしてみました。結果は以下の通りです。

  • レディースファッション: 10店舗
  • メンズファッション: 7店舗
  • 靴・鞄・小物: 9店舗
  • ジュエリー・腕時計: 4店舗
  • 美容・コスメ・香水: 8店舗
  • 食品・スイーツ・飲料: 11店舗
  • 子供用品・マタニティ: 5店舗
  • インテリア・雑貨・ギフト: 14店舗
  • 医薬品・健康・介護: 4店舗
  • 趣味・スポーツ・車・バイク: 6店舗
  • 花・ペット・日用品: 5店舗
  • その他: 5店舗
  • 合計: 88店舗(2024年4月時点)

この結果を見ると、確かにアパレル関連の店舗が多いものの、食品・スイーツ・飲料やインテリア・雑貨・ギフトなど、他の業界の店舗も数多く掲載されていることがわかります。

公式サイトに掲載する店舗は選定されている可能性もありますが、それを考慮しても、フューチャーショップが幅広い業界で高い実績を上げていることは間違いなさそうです。

また、楽天SOY受賞店舗も4店舗ありました。楽天市場という大手ECモールで受賞するのは容易ではないので、これは特筆すべき成果と言えるでしょう。

フューチャーショップは得意不得意に関わらず、あらゆる業界のECサイト構築・運営に対応できる実力を持っていると評価できます。

BASEのデザイン特徴

BASEのサイト制作に関する動画

2018年に公開された、BASEを1分間で体感できるコンセプトムービーです。会員登録、初期設定、デザインや商品登録などを体感できます。

上動画は、実際にBASEでショップデザインをしている様子を撮影したものです。直感的な、操作だけでデザインを編集できることがわかります。上動画は、パソコンでの編集画面ですが、スマートフォンでも同じように直感的に操作できます。

BASEのサイト制作について

BASEは初心者にも優しい操作性と高度なカスタマイズにも対応

BASEは、初心者でも簡単にサイト制作ができるように設計されています。パソコンはもちろん、スマートフォンだけでもサイト作成が可能です。

無料テーマに加えて有料テーマも豊富に用意

BASEのテーマ
BASEで販売されている有料テーマの一例

デザインのテーマは、無料のほかに有料テーマ(BASEデザインマーケット)も5,000円から25,000円程度で販売されています。テーマごとに、対応Apps(拡張機能)などに違いがあるので、購入前に確認が必要です。

HTML/CSSの編集や独自タグによる高度なカスタマイズも可能

BASEは、HTML/CSSなどの編集も可能です。また、テーマは独自タグを組み合わせた、高度なカスタマイズにも対応しています。ただし、全体的なサイト構成は1つのソースで行われているため、カスタマイズの拡張性には限界があります。

futureshopのデザイン特徴

futureshopのサイト制作に関する動画

フューチャーショップのECサイト構築CMSシステム、commerce creator(コマースクリエイター)に関する、商品ページのレイアウト編集に関する動画です。

futureshopのサイト制作について

futureshopはコマースクリエイターで自由なデザインを実現できる

futureshopには、commerce creator(コマースクリエイター※通称:コマクリ)という、高いデザインカスタマイズ性とサイト更新性を両立したエディタが搭載されています。

「パーツ」の組み合わせでECサイトを構築

コマースクリエイターとは、futureshopが特許をとっているCMS機能です。ECサイトをの要素を「パーツ」として分割しており、その「パーツ」を自由に組み合わせていくことでECサイトを構築できます。

シンプルなデザインの「スタートアップテーマ」も提供

新規にサイトを作る際には、サンプルパーツが配置された「スタートアップテーマ」も提供されています。シンプルなデザインで業種を問わずに利用できます。

サイト構築は、futureshop制作パートナーへ依頼可能

futureshopのサイト構築をプロに依頼する際には「futureshop制作パートナー」を確認してみましょう。futureshop専用の構築プランを提供している業者もいます。

今時店長
今時店長
初心者でも簡単に作れるのはBASEで、スマートフォンだけでもサイト制作できます。一方、futureshopはコマースクリエイターという独自のCMSで高度なカスタマイズが可能で、大規模サイトの構築に適しています。また、制作パートナーへの依頼も選択肢になります。

搭載機能の比較

BASE と futureshopの搭載機能を比較(表形式)

BASEとfutureshopの搭載機能を比較

ネットショップに搭載されている機能について比較表にまとめました。有料オプションなどもあるため、補足事項もチェックしてください。

サービス名称
BASE
(ベイス)
futureshop
(フューチャーショップ)
公式サイト



送料詳細設定
HTML編集
年齢制限
パスワード保護
購入個数制限
名入れ
英語表記
複数配送先指定
副管理者
外部カート
アクセス解析
集客・販


クーポン発行
◯※
レビュー機能
ポイント機能
◯※
◯※
再入荷通知
◯※
レコメンド機能
フォローメール
メールマガジン



予約販売
定期販売
◯※
まとめ販売
抽選販売
オーダーメイド販売
ダウンロード販売
電子チケット


商品一括登録(CSV)
商品一括DL(CSV)
連携
オンデマンド販売
インスタグラム連携
Googleショッピング連携
注目機能・連携
Pay ID
総DL数600万以上の買物アプリ「Pay ID」 に出品可能。
futureshop omni-channel
オムニチャネル(実店舗×EC)対応プランも提供している。
サービス選びのポイント
補足事項
BASE
※ポイント機能は、メンバーシップ Appをインストールすることで利用できます。上記以外の気になる機能:メッセージ機能、コミュニティ機能、オンデマンド販売、note連携、プッシュ通知(アプリ)、ブログ機能、配送代行、テイクアウト販売、海外販売代行(有料)、YouTube ショッピング連携、資金調達、BASEロゴ非表示(有料)など。
futureshop
※ポイント機能、クーポン発行、再入荷通知、定期購入などは有料オプション(Standardプランの場合)です。上記以外の気になる機能:実店舗在庫表示機能、店頭受取オプション、フォーム入力アシスト機能、バリエーション検索機能、FBZ連携オプション、future M-App、ライブコマース機能、LINE連携オプション、会員ステージ機能、サンプル販売機能、CMSサーバーオプション(WordPressなども構築可能)など。

BASEはECカートで唯一、抽選販売機能を搭載している

BASEは抽選販売機能を搭載している
実際にBASEを利用して抽選販売ページを作成した様子

BASEは、抽選販売の機能を搭載しています。この機能は、最初に設定をするだけで、応募者から当選者を自動的に選び、当選のメールを送信、クレジットカード決済まで自動化することができます。つまり、出品したあとは手間がかかりません。

この機能を搭載しているのは、数あるECカートの中でも「BASE」だけです。大手ネットショプのなかにも、抽選販売だけこの機能を使っている店舗などもあります。BASEの抽選販売機能は、要チェックですよ。

futureshopと他社カートと比較してチェックしておきたい機能をピックアップ

カテゴリ フューチャーショップの主な独自機能
店舗構築 ・commerce creator(コマースクリエイター)による高いデザインカスタマイズ性と更新性の両立
・店舗受取オプション(BOPIS)
・実店舗在庫表示機能
・バリエーション検索機能
・reCAPTCHA(リキャプチャ)v3の導入
・futureサジェストリンク(検索候補のリアルタイム表示)
運用管理 ・管理画面SSO(SAML認証)機能
・商品データフィード連携
優良顧客化 ・futureshop omni-channel - 実店舗とECの会員ポイント・在庫連携など
・future M-App - ECサイトとスマホアプリの連携
・ライブコマース機能「Live cottage」
・AIを活用したレコメンド機能
・会員ステージ機能
・Apple ID・Googleアカウントログインオプション
・「闇市」会員限定販売機能
集客プロモーション ・CMSサーバー(VPS)オプション※WordPressなどインストール可能
・リカバリーメール・広告のAI自動配信「CartRecovery」
・FacebookコンバージョンAPI標準連携
・Instagramショッピング機能との連携
・TikTok for Business連携
O2O・オムニチャネル ・「futureshop omni-channel」による実店舗との連携
・「STAFF START」連携によるスタッフのコーディネート投稿・分析
・「ZOZOBASE」など大手ECプラットフォームとの連携オプション

上表では、フューチャーショップの機能を「店舗構築」「運用管理」「優良顧客化」「集客プロモーション」「O2O・オムニチャネル」の5つのカテゴリーに分類し、それぞれの領域で他社カートと比較して優位性のある機能を抽出しました。

フューチャーショップならではの機能を厳選してピックアップした結果、EC運営の効率化と売上拡大に大きく寄与すると期待できます。これらの先進的な機能を活用することで、他社カートを利用するネットショップとの差別化を図ることができるでしょう。

フューチャーショップは、基本的なネットショップ運営に必要な機能を全て搭載している上に、他社カートにはない独自性の高い機能を多数有しています。特にOMO(Online Merges with Offline)やオムニチャネル領域の機能が充実しているのが大きな特徴です。

実店舗を持つ事業者にとっては、フューチャーショップの機能を活用することでOMOやオムニチャネルの実現に大きく近づくはずです。AIやSNSとの連携によるマーケティング施策も有効に機能させることができます。

今時店長
今時店長
BASEは、スタンダードプランで抽選販売を含む標準機能が全て無料で使えます。一方でfutureshopは、ポイントやクーポンなど一部機能が有料オプションですが、実店舗連携やOMO対応など、より専門的な機能が充実しています。事業規模や運営方針に応じて選択しましょう。

実店舗連携とオムニチャネル対応の比較

BASE と futureshopの実店舗との連携を比較

BASEとfutureshopのPOSレジや実店舗との在庫連携、OMO化など比較

実店舗やイベントなどで販売予定のある方は、BASEやfutureshopと連携するPOSレジを使用することで、注文や在庫情報などをスムーズに管理できます。

同時に、ブランドアプリなどを導入することで、実店舗とECを統合し、オムニチャネルな購入体験をお客様に提供できます。

サービス名称
BASE
(ベイス)
futureshop
(フューチャーショップ)
店舗レジ連携
スマレジ(無料~)
スマレジ(無料~)
POSCM NEO
ShopWorks Pro
販売ネット
オムニチャンネル
futureshop omni-channel
補足事項
スマレジと連携して商品在庫の連動も可能。「テイクアウト APP」でネットでテイクアウトの事前決済もできる。
futureshop omni-channelは、実店舗在庫表示、よく行くお店登録、商品ごとの取扱店舗一覧、来店促進、店舗在庫連携用API、実店舗とECのポイント連携、会員証機能、POS連携、各種顧客データ分析などを搭載している。また、機能として、店頭受取オプション(BOPIS)も提供しています。

実店舗のデジタル化がまだという方は、お店のキャッシュレス化に最適な以下の記事もあわせてチェックしてください。

【2024年最新】マルチ決済端末13選を完全比較!目的別の選び方」 では、キャッシュレス決済の導入に役立つ情報が満載です。 気になる方は、ぜひこちらをクリックしてみてください。

また、タブレットPOSレジの導入を検討中の方には「【2024年最新】タブレットPOSレジ徹底比較!おすすめタイプ別・料金と口コミまで網羅」 がおすすめです。 こちらの記事では無料から導入できるタブレットPOSレジをご紹介しています。

今時店長
今時店長
どちらのサービスも、スマレジとの連携が可能です。futureshopは専用のomni-channelプランで実店舗とECの本格的な統合を実現できる点で先行していますが、BASEもテイクアウトAPPなど実店舗連携機能を徐々に拡充しており、今後の発展が期待できます。

サポート体制の比較

BASE と futureshopのサポート面を比較しました

BASEとfutureshopのサポート面を比較しました

BASEとfutureshopのサポート面に関して比較してみました。万が一のトラブルでの対応など、運営のサポートなども確認しておきましょう。

サービス名称
BASE
(ベイス)
futureshop
(フューチャーショップ)
問い合わせ窓口
電話
メール
備考欄
チャットでの問い合わせも対応してます。
フューチャーショップ導入検討者への説明会、会員限定の「フューチャーショップアカデミー」という勉強会やセミナーなども開催されています。また、虎の巻というヘルプ集のような情報検索サイトなど提供されています。

futureshopは会員限定で参加できるオンライン講座を開催している

futureshopのオンライン講座であるアカデミー

フューチャーショップは、自社ECサイト運営者向けに「ラーニングプログラム」と呼ばれる無料の売上アッププログラムを提供しています。このプログラムには、オープンセミナーとフューチャーショップアカデミーの2つがあります。

オープンセミナーは誰でも参加可能で、ECノウハウやトレンド情報を学べます。一方、フューチャーショップアカデミーはユーザー限定の実践型カリキュラムで、自社ECの成功に向けたロードマップに沿ってECサイト運営の知識が身につきます。

ECの基礎から最新トレンドまで幅広く網羅されたこのプログラムを通じて、再現性の高い売上アップが期待できます。

今時店長
今時店長
どちらも公式ヘルプは充実していますが、サポート面で差が見られます。futureshopは電話サポートに加え、「フューチャーショップアカデミー」などの実践的な学習プログラムを提供しています。一方BASEは、チャットやメールでのサポートが中心で、より手軽な運用を想定した体制となっています。

口コミ・評判|気になるクチコミをピックアップ

BASE と futureshopの口コミ・評判をご紹介

BASEとfutureshopの口コミや評判をピックアップしてご紹介

BASEとfutureshopに関連する、個人的に気になった口コミをピックアップしてご紹介します。

BASEの口コミ・評判

BASEのお買い物アプリ(Pay ID)を評価する口コミは多いです。

抽選販売はとても人気です、自動で抽選してメールも送信してくれます。

futureshopの口コミ・評判

サポートが早くて、手厚いという口コミは多いです。

フューチャーショップの代表が、個別の案件に対してコメントを残していました。事業者に対して、親身になって取り組んでくれているのがよくわかります。

結論:BASE と futureshop - あなたに最適なのはどちら?

まとめ

無料から利用できるネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」と、7店舗に1件は年商1億円を突破していると言われる「futureshop(フューチャーショップ)」について徹底比較して両者の違いを解説しました。

BASEは、こんな方におすすめ

BASE

副業や小規模ビジネスとしてネットショップを始めたい方に最適

BASEは、初期費用・月額費用0円から利用でき、決済機能なども追加料金なしで導入できるため、リスクを抑えてネットショップを始めたい方に最適です。必要な機能を無料で使えるため、気軽にショップ運営に挑戦できます。

スマホだけでもネットショップが作れる手軽さが魅力

BASEは初心者でも簡単に始められるよう設計されており、パソコンはもちろん、スマートフォンだけでもショップのデザインや商品登録が可能です。有料テーマを活用すれば、よりプロフェッショナルな外観も実現できます。

抽選販売など独自の販売機能で差別化が可能

BASEは、ECカートで唯一の抽選販売機能や、コミュニティ機能など、独自の機能を多数搭載しています。これらを活用することで、他店舗との差別化や話題作りにつなげることができます。

600万DL以上の「Pay ID」アプリで集客も期待できる

BASEの商品は、600万ダウンロードを超えるショッピングアプリ「Pay ID」にも掲載されます。専用アプリを通じた購入体験の提供や、アプリユーザーからの自然な集客も期待できます。

BASE(無料ではじめる)

futureshopは、こんな方におすすめ

フューチャーショップ

本格的なECサイトを構築したい中・大規模事業者の方に最適

futureshopは、高度なカスタマイズ性と豊富な機能を備えており、大規模な商品展開や複雑な運用を必要とする事業者に最適です。特にアパレル業界では多くの導入実績があり、年商1億円を超える店舗も多数存在します。

実店舗とECの統合的な運営を目指す方に最適

omni-channelプランを通じて、実店舗とECサイトの在庫連携、ポイント統合、店舗受取など、シームレスな顧客体験を提供できます。オムニチャネル戦略を展開したい事業者に特に有効です。

専門的なサポートとEC運営ノウハウを必要とする方に

フューチャーショップアカデミーや各種セミナーを通じて、EC運営に関する実践的なノウハウを学ぶことができます。また、制作パートナー制度を活用することで、プロフェッショナルなサイト構築も可能です。

高度なマーケティング施策を実施したい方におすすめ

AIレコメンド機能、ライブコマース、SNS連携など、先進的なマーケティング機能を活用できます。アパレル業界で実績のある商品詳細ページのレイアウトやバリエーション検索機能など、業態に特化した機能も充実しています。

フューチャーショップ(資料請求はこちら)

今時店長
今時店長
BASEは初期費用・月額費用0円からスタートでき、直感的な操作で手軽に始められます。一方のfutureshopは、本格的なEC運営に必要な機能とサポート体制が充実しています。事業規模や成長戦略、運営体制などに応じて比較検討してみましょう。まずはBASEの無料プランやfutureshopの説明会で、実際に体験してみましょう。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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今時店長

今時店長(ミニクル合同会社)

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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