個人がネットで農産品を販売する方法について解説します。
- 米、野菜、果物販売で必要になる許可や資格を知りたい方。
- インターネットで米、野菜、果物を販売する方法を知りたい方。
- 初期費用・月額無料で米、野菜、果物を販売したい方。
事前に必要な手続き
自分で育てた農産品の販売に認可は必要ありません
自分で育てた、野菜、果物など、とれたものをそのまま販売するのでれば、インターネットで販売する際にも特別な認可や資格などは必要ありません。
国内で仕入れた農産品についても同じように認可は不要です。
山で採れた山菜・きのこの販売
自分の土地や許可された場所でとれたものでれば販売できます。山菜、キノコに関しても、販売するために必要な許可などはありません。
ただし、認可がないからこそ売るのは難しいとも言えます。
野生の山菜、キノコなどは毒性があるものも含まれるため、一般的に流通している野菜、果物以上に信頼できる根拠が求められると考えておきましょう。
メディア、書籍、ブログ、SNSなどを活用して、あなたの知識を証明するような活動があると販売までつながる可能性がグッとあがります。
逆に信頼関係さえできれば大きな強みにもなります。
お米・玄米等(米穀)を販売するには届け出が必要
国民の主食である米類は事前に食糧法に基づく届け出が必要です。
加工食品の販売には認可が必要です
畑で取れた農産物をジャムなどに加工して販売するのには「食品衛生法に基づく営業許可」が必要です。
また、他の場所で加工された物を仕入れて販売する(二次加工品)についても「食品衛生責任者」という認可が必要になります。
見極めが難しい商品、たとえば、乾物、漬物、などについては、地域ごとに見解も違うようなので所轄保健所に問い合わせて確認してみてください。
問い合わせ先
出店方法
STORESで出店しよう
サービス名称 |
STORES(ストアーズ) |
運営元 |
STORES 株式会社 |
導入店舗の傾向
📊 規模の目安を確認
|
小規模から中規模向け |
初期費用 |
無料 |
月額費用 |
フリープラン
0円ベーシックプラン
年払い:2,980円 (税込)
(月商15万円以上から推奨)
6ヶ月払い:3,240円 (税込)
月払い:3,480円 (税込)
|
販売手数料 |
フリープラン
5.5%
ベーシックプラン
3.6%
|
振込手数料 |
振込手数料
275円 事務手数料※
275円※事務手数料は「入金額が10,000円未満でも振込」に設定した場合のみかかる。
|
特定商取引法に関する表記の一部非公開 |
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
未対応 |
ネットショップの出店方法としては「STORES」というサービスがおすすめです。
初期費用、月額費用無料で出店できて、売れた場合にのみ手数料が掛かります。
パソコンまたは、スマートフォンさえあれば、初心者でも専門的な知識はなくても数分あれば、完成度のたかいネットショップを作ることができます。
-
【2024年最新版】無料ネットショップ開設サービス徹底比較!おすすめアプリをご案内
いまやネットショップは、無料で開業できる時代になりました。 初期費用は不要、月額固定費は0円、商品が売れたときのみ手数料が差し引きされて入金される仕組みです。 つまり、ノーリスクで誰でもネットビジネス ...
ネットショップ作成
STORESでの農産物販売の流れ
実際に「STORES」でネットショップを開業するまでの流れを解説します。
会員登録
会員登録は、個人、法人どちらでも登録可能です。
テンプレートはシンプルにそのままがオススメ
テンプレートはそのままで構いません。逆にごちゃごちゃ編集するよりも、ホワイトでスッキリしたデザインがオススメです。※実際に2~3分程度で作ったサイトの画像です。
ストア名には、生産地も入れておけば、その農産物をめあてに探しているユーザーを検索経由で呼び込むことができます。
野菜を単品で販売することもできますが、送料などを考慮してセット販売をしているお店が多いです。
クレジットカードの利用申請をしましょう
お客様があなたのお店で買物をした際に、クレジットカードで支払いができるようにするための手続きです。個人でも申請できます。
メルカリ、ラクマなど、個人間取引をメインにしたサービスは申請不要で導入できますが決済にかかる手数料は2倍以上高くなります。
本格的にインターネットで販売する際には「STORES」など決済手数料の安いサービスを選択しましょう。
特定商取引法に関する表記をしよう
特定商取引法とは、消費者が商品・サービスを安心して取引できる市場環境の整備するために定められた法律のことです。
この法律にもとずき、お店での取引に関する情報、販売者であるあなたの個人情報などを明記する必要があります。
顔写真は入れましょう
食品など、購入者との信頼関係が必要な商材を販売する際には「顔写真」は欠かせません。
顔写真に抵抗のある方は、畑の写真や手など仕事に関係する写真を入れることからはじめてみましょう。
登録が完了すると「ABOUT」にて、顔写真とプロフィールが表示されます。
上記が登録されていないと「ABOUT」は表示されません。
カスタマイズはロゴからはじめてみよう
自分のお店だけのオリジナリティがほしいという方は、お店のロゴなどのカスタマイズに挑戦してみましょう。こちらも、シンプルなものがオススメです。
-
初心者にオススメ!ネットショップ店舗ロゴの作り方[プロ外注の相場から厳選ロゴ作成ツールまでご紹介]
ネットショップの店舗ロゴの作り方について、プロに外注した場合の相場から、無料で自作できる厳選ロゴ作成ツールまでご紹介します。 ※上画像は実際に無料ツールで作った店舗ロゴです。 こんな方にオススメの記事 ...
まとめ
個人がネットで農産品を販売する方法について解説しました。
- 自宅で取れた農産品は認可不要で販売できる。
- 加工食品は認可が必要になるので保健所に確認する。
- サイト名にも生産地を入れてみよう。
- 顔写真を入れると購入につながる可能性もあがる。
出店方法は、無料からつかえる「STORES」がオススメ。
という感じです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。