ネットショップのブログを活用した集客方法について解説します。
ブログは手軽にはじめることができますが、適当に運用しても集客や売上につなげることはできません。このページを読んで、具体的に売れるまでのプロセスを確認してみてください。
ブログサービスの選び方
自社ブログのワードプレスを推奨
まずは、ブログを開設する場所を決めましょう。
無料ブログでも構わないのですが、これから長期間更新していくことを考えれば、自社サイトに「WordPress」でブログを開設して運用していくのがオススメです。
WordPressとは!?
WordPress(ワードプレス)とは、レンタルサーバーにインストールして利用できるオープンソースのブログシステムです。今どきは、どこのレンタルサーバーでもワンタッチでインストールできるので手間はかかりません。
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ブログから大規模サイトまで作れる CMS – WordPress.org 日本語
簡単に美しいサイト、ブログ、アプリを作成するのに使えるオープンソースソフトウェア。
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レンタルサーバーはどこがいいの!?
「エックスサーバー」は月額1,000円で安定感もあるのでオススメできます。当サイトもエックスサーバーにある、ワードプレス専用のクラウドで運用しています。あとは最近よく聞くのは、ConoHa WING、ですね、こちらも安定して早いそうです。
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【法人向け】ビジネスに最適なレンタルサーバーの選び方[予算別おすすめサービス・個人向けとの違いを解説]
法人向けのレンタルサーバーの選び方と、自分も利用しているおすすめサービスについてご紹介します。 10年以上前のWEB制作会社時代から通算して200サイト以上、主要なレンタルサーバーの大部分を利用してき ...
ブログサービスならどこがいいの!?
いま推奨するなら下記3つのサービスです。
「goo ブログ」は狙い目です
NTTグループ運営できちんと管理されているので、Googleのインデックスも早いです。ライバルも少なくて、ポータルサイト掲載も狙えます。新サービスの「マルシェル」でそのまま物販できるのもいいですね。
BASE内のブログサービスはどうなの!?
BASEだけで販売するのであれば問題ありません。「BASE Mag.」に申請して掲載されたら、それなりのアクセスアップも期待ができます。
ただし、あくまでもずっとBASEだけで販売していく場合です。将来的に、楽天、Amazon、まはた、他社ネットショップASPに乗り換える可能性がある場合には、自社ブログで運用しておいた方がいいかもしれません。
ブログに購入ボタンをつけたい場合に選ぶべきサービス。
JavaScriptが投稿できるサービスであれば、外部カートを設置することもできます。アメブロは不可、WordPressなら外部カートもつけられます。
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厳選ネットショップの外部カート機能を徹底比較[ブログ・サイトにも簡単にカート設置できる]
ネットショップ作成サービスの「外部カート機能」について徹底比較してみました。※カラーミーショップのどこでもカラーミーなど。 WEBサイトやブログなどに、カート(買い物かご)を設置したいと考えている方は ...
特集項目
最近注目されているnoteを利用した集客方法
noteとは!?
note(ノート)は、文章、写真、イラスト、音楽、映像などを手軽に投稿できるクリエイターと読者をつなぐサービスです。※公式より転載。
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note ――つくる、つながる、とどける。
クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を ...
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noteとブログの違いとは!?
noteでは、情報を販売する事ができます。
そのため、ブログのように告知や日記を書くというよりも、ビジネスの手法やアイデアなどのコンテンツが多く掲載されています。
noteで作るべきコンテンツはこれです。
下記のようなテレビ番組を作るイメージで文章化すればいいです。
番組内容は見てください、個人的にはセブンルールがしっくりきました。
いずれも、お店のストーリーとか、人物やブランドのヒストリー、企業の販売戦略などを題材にしたものです。
テレビで放送しているくらいなので需要はあります。文章化すればお店のファン獲得に活用できるというわけです。
無料サービスを利用して商品掲載できる。
BASE、STORES、minneという3つの基本料金無料サービスは、noteのフッター部分にネットショップの商材を掲載する機能が提供されています。
noteに掲載できる3つのサービスの手数料を比較すると下記のとおりです。
サービス名称 |
月額費用 |
販売手数料 |
初期費用
無料 |
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初期費用
無料 |
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初期費用
無料 |
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初期費用
無料 |
販売手数料
minne PLUS非会員作品価格+オプション価格+送料の10.89% ※更新情報:2024年9月1日より、minne PLUS非会員の販売手数料が10.56%⇢10.89%に値上げされました。
minnePLUS会員の場合 作品価格+オプション価格+送料の10.56% 参照元 |
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サービス名称 |
月額費用 |
販売手数料 |
noteで感じさせた商品の世界観をそのままに、ネットショップで販売するのがおすすめです。バイヤーとの取引なども、ビジネスは大きくみせたほうが有利に運ぶことができます。
ブログの準備
ブログをはじめる前の基礎知識など
ブログをはじめる前に覚えておきたい基礎知識をまとめてみました。
お店を利用するユーザーに近い属性の人を選ぶ
ブログで商品を販売する一つの要素が”共感”です。
これまで、いくつかのネットショップでブログ担当者を選んできましたが、やはりお客様に近い担当者の方が共感さえることが多いようです。
- 性別
- 年齢
- 趣味嗜好
上記に加えて、やる気や熱意なども考慮してみてください。
ブログでするべき目標をきめる
目標は段階的に替えていきます。
- 週5日更新する。
- ◯◯というキーワードで検索上位を狙う。
- アクセス数◯◯以上。
最初は、更新を目標にして、次はGoogle検索でのキーワード上位を狙います。最終的には、アクセス数とお店への誘導数などで成果を判断していきましょう。
目標が明確でないと、ダラダラとしたブログになりがちです。
商標絡みのキーワードを狙いましょう
売れる検索キーワードとは「商標」に関連したキーワードです。
たとえば「いまどきの青汁」という製品を販売しているのであれば、最終的に狙うべきは「いまどきの青汁」という商標に関連するキーワードです。商材と関係のないキーワードは、どれだけアクセスがあってもなかなか売上には結びつきません。
集客するためにはコンテンツの質が問われる
Googleが定める検索順位で上位に入るための条件は下記のとおりです。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness (権威)
- TrustWorthiness (信頼)
3つの言葉の頭文字から「E-A-T」と略されます。
販売店なので、専門性と信頼性については消費者よりも高いと考えていいでしょう。権威に関わるような、資格などあればブログ内でアピールしておきましょう。
ブログを実践
何を書けばいいの!?具体的なアイデアをご紹介
ネットショップのブログ記事のアイデアと書き方についてご紹介します。
お店のセールやイベント情報を発信する
お店のセール情報もお客様には有益な情報になります。
もちろん、メルマガ、SNSでも代用可能なので、ブログの記事としては必要ないと判断すれば、ブログでは投稿しなくても構いません。
新商品の情報を記事にしよう
新商品は検索数も多いので狙い目のキーワードです。
お客様よりも、先に商品を体験する機会があれば、一分一秒でも早くブログ記事として投稿することを心がけてみてください。一次情報に近いほど検索にも有利になります。
スタッフが愛用している商品を記事にしよう
スタッフが本当に愛用している商品はコンテンツとして成立します。
自分の体験談などもいれつつ、愛用している商品を記事にしてみましょう。また、ネタに困るようであれば、スタッフひとりひとりに取材する形で愛用品を紹介してもいいですね。
プロの知識を活かした商品情報を記事にする
店舗スタッフは、一般ユーザーよりも専門店な知識があります。
商品を販売するプロの目線で記事を書いてみましょう。
メーカーなどの商品販売元は、景品表示法で問題になりそうな比較記事(比較広告)は作れないので、商品を販売するプロ目線で、そういった部分をみつけて比較記事を作ってみましょう。
もちろん、写真や文章など手を抜かないほど評価されます。
TV・雑誌・メディアなどの掲載情報を記事にしてみよう
爆発的に検索されるのが、テレビ、雑誌などに掲載された情報です。
うろ覚えで探すユーザーが多いので、その商品に関する情報だけでなく、番組の出演者や内容なども入れると検索にヒットしやすくなります。
もちろん、タイトルには商標も入れましょう。SNSも検索ツールとして利用されるので、ブログとあわせて対策してみてください。
お店への問い合わせなどを記事にしてみよう
お店への問い合わせにはコンテンツ作成のヒントがあります。
1人の問い合わせは、10人100人が疑問に感じていることだと考えてみてください。疑問を解決できるような内容であれば、それは有益なコンテンツになります。
アンケートの結果を投稿してみよう
メルマガやSNSなどを通じてあつめたアンケートで記事を書く方法です。
アンケートはツイッターなどを使えば簡単にあつめることができます。店舗目線で知りたいアンケートよりも、お客様目線で周りの意見がきになるようなアンケートを考えてみてください。
SNSで発信した情報をまとめてみよう
ツイッター、インスタグラムなどで反響のあった情報をまとめてブログ記事にする方法です。もちろん、投稿をそのまま活用しないで、いいねの多くついた記事をさらに深堀りするようなブログ記事でも構いません。SNSの反応を活用しましょう。
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文章を書くのが苦手な方に
文賢
文章を書くのが苦手な方、わかりやすい文章を書きたい方にオススメしたいのが文賢(ブンケン)という文章校正ツールです。「100を超える視点」のアルゴリズムにより、より良い文章を書くための改善点を指摘してくれます。
ブロガーやライターの方でも利用している方が多いです。また、JTB、KDDIというオウンドメディアなどでも採用されているそうです。
まとめ
ネットショップのブログを活用した集客方法について解説しました。
覚えておいてほしいのは下記の3つです
- ブログはネット資産になる自社サイトのワードプレスを推奨。
- ブログ担当者はお客様の属性に近い人選がベスト。
- 商標などのキーワードの記事を書くと売れる可能性が高い。
売れる記事を書かなければ売れません。
それには、商標などのキーワードが成約率は高いです。
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ブログに時間が書けられない方は、アフィリエイターでブログなどに記事を書いてもらい集客する方法もあります。
実際に売上につながった訴求方法を学ぶ手段としても活用できます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。