shopifyに移行する手順

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超簡単!BASEからShopifyへ移行する手順[アプリでCSV一括登録・日本語URLの一括変更まで解説]

BASE(ベイス)からShopify(ショッピファイ)に、CSVの一括登録を利用して商品データを移行(引っ越し)する手順を解説します。

実際に複数のショップ移行を経験してきた中で、毎回「どこから手をつければよかったっけ?」となるので、自分用の備忘録もかねてまとめました。

やや読みづらい部分があるかもしれませんが、BASEからShopifyへの引っ越しを検討している方にとって、ひとつの参考になればと思います。

基礎知識

Shopifyに移行できることできないこと

パソコン

まずは、移行できること、できないことを確認してみましょう。

  • 独自ドメイン・・・移行できる。
  • 商品データ・・・移行できる。
  • 注文情報・・・移行できる。
  • 店舗デザイン・・・移行できない。
  • お買い物ポイント・・・移行できない。

1番手間の掛かる商品データはある程度は移行できる。

上記のなかでも、1番手間のかかる商品データは、100%ではありせんがある程度はCSVを利用して一括で移行できます。

ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
どーしても難しい方は、ココナラ(Shopify移行サービス)などを活用しましょう。だいたい一万円程度から提供があります。

【現在は使えません】アプリを利用した移行手順

※現在は使えないので非表示としました。

+移行アプリの詳細を見る

手動での商品データの移行手順

ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
ここでは、アプリを使わずにCSVを活用して、手動で商品データを移行する方法をご紹介します。※2020年時点の手順をもとにしていますが、現在でも基本的な流れは大きく変わっていないと思うので、参考までに残しておきます。

誰にでもわかるように移行手順を解説します

Shopify(ショッピファイ)

誰にでもわかるように「BASE」から「Shopify」に、商品データを移行する手順をご紹介します。データはもちろん、画像も移行できます。

Shopifyに新規会員登録(無料)をする

まずは、Shopifyに新規会員登録(無料)をしてください。14日間無料体験で利用することができます。新規IDなら登録エラーが起きてもリスクがありません。

Shopify(無料体験+3ヶ月150円)

BASEからCSVデータをダウンロードする

BASEから商品データをダウンロードする

上メニュー「Apps」→「CSV商品管理」→CSVファイルの種類選択「登録済み商品の情報を編集するためのCSVファイル」→「ダウンロードする」より商品情報をダウンロードしてください。

ShopifyにてCSVのサンプルデータを作る

商品を1点だけ登録します。

Shopifyにて商品を追加する

「商品管理」→「商品を追加する」をクリックしてください。

ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
なぜ1点だけ?その理由はあとでわかります。
Shopifyにて4つの項目を入力する

上画像の赤枠の項目を入力してください。

  • タイトル・・・タイトル
  • 説明・・・説明
  • 価格・・・100
  • 在庫・・・1

「保存する」をクリックして商品登録をします。

登録データをエクスポートする。

Shopifyにて商品管理からエクスポート

いま保存した、商品点数1件のデータをダウンロードします。「商品管理」→「エクスポート」よりデータを保存してください。

グーグルスプレットシートでCSVデータを編集する

グーグルスプレットシートを新規作成する。

CSVの編集にはグーグルスプレットシートを利用します。

まずは下記リンクにアクセスしてください。

リンク先で左側の「パーソナル」を選択してください。

新しいスプレットシートを作成

新しいスプレットシートを作成→「空白」を選択してください。

2つのCSVデータをインポートする。

ファイルをインポートする

「ファイル」→「インポート」をクリックしてください。

グーグルスプレットシートにデータをアップロードする

「アップロード」→BASEでダウンロードしたCSVファイルを指定してください。

グーグルスプレットシートにデータをインポートする

「新しいシートを挿入する」を選択して「データをインポート」というボタンをクリックしてください。

同じようにShopifyで作成した商品1点だけのサプルデータも「新しいシートを挿入する」にて追加してください。

左下にタブが並べば準備完了です

左下にタブが並べば準備完了です。

登録用のCSVデータを作成する。

BASEのデータをShopifyのCSVに貼り付ける

BASEのCSVデータを、Shopifyで作成したサンプルデータに貼り付けてください。

BASE
Shopify
商品ID
Handle
商品名
Title
種類ID
Type
説明
Body (HTML)
価格
Variant Price
在庫数
Variant Inventory Qty

上の対応表を参考に貼り付けてください。

画像データはこのあと方法を解説するのでなにも登録しないで大丈夫です。

BASEのデータをShopifyに貼り付ける

Shopifyで作成したサンプルデータで、空白以外の列は登録必須項目です。コピーして下に貼り付けてください。※空白の列はそのままで構いません。

ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
最初に1件登録したのは、登録必須の項目を確認するためでした。この方法ならば、空白エラーを防ぐことができます。
グーグルスプレットシートにでデータをダウンロードする

完成データをダウンロードします。

「ファイル」→「ダウンロード」→「カンマ区切りの値(.csv、現在のシート)」にてデータをダウンロードしてください。

Shopifyに編集したCSVデータをインポートする

ShopifyにてCSVデータをインポートする

「商品管理」→「インポート」より、編集したCSVデータをインポートします。続けて、ファイルを選択して「アップロードして」続行するをクリックしてください。

最初の商品をプレビューする

最初の商品をプレビューするというダイアログが表示されたら成功です。あとは「商品をインポートする」ボタンを押してください。

商品をストアにインポートしてます

商品をインポートしています。というダアログが表示されます。これは処理されているので、閉じても構いません。

インポートができない場合にはこちらを確認してみてください。

CSVファルでさらに細かな情報を一括登録したい方はこちらを確認してください。

ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
商品情報の登録はできましたか?一度登録ができれば、あとはCSVを編集するポイントもわかりやすくなります。

BASEから商品画像をすべて一括でダウンロードする

ここでは手動での方法を紹介しますが、Shopifyの画像自動取得機能について簡単に説明しておきます。

Shopifyの画像自動取得機能とは

CSVファイルのImage Src列に画像のURLを入力してインポートすると、Shopifyが自動的に下記のような処理をしてくれます。

  1. その画像をダウンロード
  2. Shopifyサーバーに保存
  3. 商品に紐付け

なぜ手動方法で解説しているのか?

  • BASEの管理画面CSVには画像URLが含まれていない
  • 商品ページから画像URLを抽出する必要がある(スクレイピング)

プログラミング知識がない方でも確実に実行できる方法として、以下の手順を紹介します

BASEの商品ページURLの一覧作成する。

再びグーグルスプレットシートに戻り、BASEの商品ページURL一覧を作成します。

グーグルスプレットシートにてBASEのURL一覧を作成する

商品IDが表示されている列の1つ右のB列に、BASE側の商品ページの「item」までのURLをコピーしてください。

そして、もう一つ右のC列に「+B2&A2」と計算式を入れると商品ページのURLになります。

コピーしてURL一覧を作成する

あとは、下にコピーすればURL一覧が作成できます。

全商品の画像データを一括でダウンロードする。

「WebImageCollector」というソフトをダウンロードしてください。

ソフトを起動してください。

WebImageCollectorの設定

「ファイル名を新しく振り直す」のチェックマークを外したのち右上の「▶」をクリックしてください。

BASEの商品ページ一覧を貼り付ける

先程作成した、BASEの商品ページ一覧を貼り付けて「実行」してください。

上書き確認

途中で「上書き確認」が表示されたら「選択内容を記憶する」のチェックマークを入れて「同じ名前で上書きする」のボタンを押してください。

これでBASEに登録してある全ての商品画像が保存できます

以上でBASEに保存されている全ての画像データを保存することができました。

ダウンロードした画像データを登録する。

ダウンロードした画像データを登録する

画像データは手作業で入れてみてください。他の項目なども含めて、全体を確認しながらすすめてみてください。

「そんな事やってられるか面倒くさい」という方は、BASE側の画像URLを生成して登録CSVデータに「Image Src」という項目に入れると、BASE側からダウンロードして自動的に再アップまでしてくれます。

ただ・・、BASEとは登録項目数が違ったり、他にも手作業で確認した方がよいと思われるので、最後は手作業がおすすめです。さほど、時間は掛かりません。

画像もcsvで登録したい場合には3つの項目を貼り付ければ可能。

複数枚写真の取り込み

BASE以外、たとえば、楽天、Amazon、Yahooなどからデータを移行する際に、画像データを取り込みたい場合には下記3つをあわせれば可能です。

  • タイトル→Handle
  • タイトル→Title
  • 画像URL→Image Src

ちなみに、Shopifyは1商品に対して、最大250枚まで追加することができます。

ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
以上で商品データの移行の説明は完了です。先に商品登録が完了していれば、外注した際にもスムーズに依頼できますよ。

会員情報の移行手順

BASEの顧客情報はエクスポートできません。つまり、BASEの顧客管理Appsから、手作業で「CSV」データを作成して登録するのが早いです。

※以前は「顧客管理Apps」のインストールが必要でしたが、現在はその手間もなくなり、PC画面に表示された情報をコピー&ペーストするだけでOKです。GoogleスプレッドシートやExcelに貼り付けて、CSV形式で保存しましょう。

独自ドメインの移行手順

独自ドメインの設定方法は以下を参照してみてください。

商品ページのURLまでリダイレクトできる。

  • BASE:https://hoge.thebase.in/items/商品ID
  • Shopify:https://hoge.myshopify.com/products/商品ID

Shopifyは、商品ページまで301リダイレクトできるため、BASEのURLを自動的にShopifyの商品ページに飛ばすこともできます。

まとめ

まとめ

BASE(ベイス)からShopify(ショッピファイ)に商品データを移行する方法について、誰にでもわかるように簡単な手順をご紹介しました。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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