D2Cに必要な機能を全て備えたECプラットフォーム「ecforce(イーシーフォーム)」について、初心者にもわかりやすく解説します。
サービス名称について
正式名称は公式サイトに記載された「ecforce」です。過去には「EC FORCE」という名称でしたが変更されました。「ec force」と空白もつきません。
はじめに
ecforceとは
株式会社SUPER STUDIOが提供する、おもにD2Cの定期購入に対応したECプラットフォームです。導入実績220店舗以上、平均月商1.5億円と公表されています。
D2C(ディーツーシー)とは
Direct to Consumerの略語です。自ら企画した商品を、小売店や広告代理店を利用しないで、ダイレクトに販売するビジネスモデルのことです。
ecforceの基本情報
サービス名称
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ecforce(イーシーフォース)
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運営事業者
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株式会社SUPER STUDIO |
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料金 |
初期費用 |
スタンダード:148,000円 エキスパート:248,000円 移行プラン:お見積もり |
月額費用 |
スタンダード:49,800円 エキスパート:99,800円 移行プラン:99,800円 |
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手数料 |
30円/件 |
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商品登録数 |
問い合わせ |
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独自ドメイン |
◯ |
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常時SSL化 |
◯ |
スタンダードは共用サーバ、エキスパートは専用サーバー。スタンダードは2,000件/月まで、超過すると自動的にエキスパートに移行します。
ecforceの機能
フォーム一体型LP |
◯ |
電話受注 |
◯ |
広告分析
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◯ |
マイページ |
◯ |
クーポン機能 |
◯ |
ステップメール |
◯ |
スタンダードプランでも標準機能は全て利用することができます。ステップメールは、初期費用、固定費無料で~50,000件まで従量課金もありません。
ecforceで導入できる決済方法
クレジットカード |
◯ |
コンビニ決済 |
◯ |
代金引換 |
◯ |
後払い決済 |
◯ |
キャリア決済 |
◯ |
楽天ペイ |
- |
PayPal |
◯ |
Amazon Pay |
◯ |
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気になるポイント
3つの気になるポイントを解説
どんなネットショップに最適なの?
下記3つにあてはまる方に最適です。
- インフルエンサーのD2Cブランドの立ち上げ。
- 総合カートの定期通販で伸び悩んでいるお店。
- 本格的な広告戦略、CRM施策を実践したいお店。
上記をよんで全くピンと来ない方にもオススメです。
導入事例をみて雰囲気を確認してください。
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BULK HOMME(化粧品)
グローバルブランドへ. 私たちは世の男性に「美容」というカルチャーが ライフスタイルの一部になれるように、 すべての輝いている男性に、すこやかでハリのある毎日を提供します。 そしてグローバルブランドへ ...
company.bulk.co.jp
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COMP(健康食品)
www.comp.jp
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タマチャンショップ(健康食品)
タマチャンショップ 公式サイトです。タマチャンショップは健康食品をはじめ食を通して、暮らしをさらによりよくするための情報をお届けします。健康食品のお店,食品,食事,食べる美容
tamachanshop.jp
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PHOEBE BEAUTY UP(化粧品)
Be ME. 美しさは、自分のなかに。 お客様の声を元に誕生したビューティーブランドPHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティーアップ)の公式ブランドサイトです。 『まつ毛美容液』、『スキ ...
phoebebeautyup.com
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株式会社Libeiro(化粧品)
libeiro.co.jp
化粧品、コスメ、健康食品など。はじめての購入から、二回、三回、定期購入へとつなげるような商材が導入しています。
グループ企業である株式会社Studio betaが運営しています。
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https://cily.jp/
cily.jp
上サイトは、2020年12月21日に追加された「デザインテンプレート機能」で制作されています。テンプレートを使えば、デザイン工数を大幅に軽減できます。
料金が高額なのはどうして?
D2Cの定期販売で成功してきたノウハウを提供しているから。
ecforceは、220店舗以上の導入、平均月商1.5億円という驚異的な実績をあげています。そのノウハウやサポートも含まれた料金設定と考えていいでしょう。
D2Cに必要になる全ての要素を兼ね揃えている。
- CVR・・・顧客転換率。
- EFO・・・入力フォーム最適化。
- LTV・・・顧客生涯価値。
- CRM・・・顧客関係管理。
- 決済・・・クレカ、コンビニ、後払いなど。
- 物流・・・お客様にお届けする過程のこと。
- 広告・・・お金をかけて宣伝すること。
言葉の意味をまとめると上記の通りです。広告の効果をCVRで計測して分析とか、CRM施策でお客様に寄り添い、LTVを高めて売上を伸ばしていきます。
開店前であれば、言葉の意味はわからなくても構いません。D2Cをするための道具は揃っていると考えてください。ecforceならサポートもあります。
D2C事業のフルフィルメントをサポートする。
フルフィルメントとは、D2C事業における商品企画→ショップ構築→商品管理→広告運用→物流まで、業務全般のことです。つまり、全てのアドバイスが受けられます。
1 to 1 の手厚いサポートが提供されている。
1ショップに対して、専用のサポートチームが問合せを対応してくれます。基本的な操作の質問から、決済代行業者の選び方や、広告運用なども相談できます。
サポートは上位プランだけというサービスも多いですが、ecforceはスタンダードプランから「FAQ サイト、メール、電話」でのサポートに対応しています。
他社カートからの乗り換えでCVRが最大309%アップ。
他社カートから、ecforceに乗り換えたことで最大309%もCVR(顧客転換率)と公表されています。企業名も出した実績が多いので信憑性も高そうです。
転売ヤーの不正注文に関する対応策も早かった。
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ec-force.com
近年、D2Cブランドの試供品を転売するユーザーが問題になりましたが、その際にも「ecforce」はいち早く反応していました。対応策があるのは心強いです。
カスタマイズ性能はどうなの?
カスタマイズ性能は高いと言われてる。
ecforceはカスタマイズ性能も高いです。フォームが一体化されたLPはもちろん、AmazonPayなどの決済導入、APIを介した他社サービスとの連携なども可能です。
年商100億円にも耐えられる強固なインフラを提供。
年商100億円以上でも耐えられる強固なインフラを提供。また、運用サイトは24時間体制で保守・運用されます。
オプション機能を一部紹介。
- Amazon Pay・・・WEB接客型AmazonPayが導入できる。
- SMART DIALOG・・・対話型入力フォーム。
- ステップメール・・・細かなシナリオ設定が可能。
- CS機能・・・CS画面で一元管理。
- 離脱防止ポップアップ機能・・・離脱前にポップアップ。
- 外部API連携・・・外部サービスと連携可能。
- 再オーソリバッチ機能・・・与信落ち後30日間再オーソリ。
SMART DIALOG、離脱防止ポップアップは、口コミなどの評判も良いです。
まとめ
D2Cに必要な機能を全て備えたECプラットフォームである「ecforce(イーシーフォーム)」について、初心者にもわかりやすく解説しました。
最後に伝えたいことをまとめると。ecforceは、D2C、定期販売(サブスク)、のネットショップ作成ツールとして高い実績をあげている。
料金的には、ノウハウやサポートなどの支援も含まれているため少し高額。成功率をあげたい、インフルエンサーのビジネス立ち上げなどにオススメです。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。