Shopify × Cafe24 完全比較!料金、機能、デザインの違いを隅々まで解説

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【最新】Shopify vs Cafe24 完全比較!あなたに最適はどっち?

世界第一位の利用シェアを誇るECカート「Shopify」と、無料カートながら多言語・多通貨にも対応している「Cafe24・カフェ24」を比較しました。

実際に両方のサービスを利用してきた経験と、客観的なデータを基に2つのサービスを比較して違う点などを解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

サービス概要

Shopify と Cafe24 の特徴を簡単にご紹介

Shopify
Cafe24

まずは、ネットショップ開設ツール、Shopify(ショッピファイ)とCafe24(カフェ24)について、サービスの基本的な特徴などを簡単にご紹介します。

Shopify(ショッピファイ)の特徴

Shopify(ショッピファイ)

世界No.1シェアを誇るオンラインショップ作成ツール

Shopify(ショッピファイ)は、世界175カ国以上で200万を超えるアクティブなオンラインストアに利用されている、Eコマースプラットフォームです。直感的な操作性と豊富な機能、高いカスタマイズ性が評価され、個人事業主から大手企業まで幅広いユーザーに支持されています。

2022年には、Shopifyを利用する世界中の起業家が520万人の雇用を生み出し、2,293億米ドルのGDPに貢献しました。日本でも、Shopifyがサポートする起業家が約7万5,000人の雇用を支え、1兆1,000億円もの事業活動を創出しています。[1]

ショッピファイは、8,000種類以上のアプリ(機能)が用意されている

ショッピファイには、ストアのカスタマイズに活用できる8,000種類以上ものアプリが用意されています。多彩な機能を持つアプリを組み合わせることで、ビジネスに必要な機能を自由自在に追加できるのが大きな特長です。

多言語対応やサポート体制の強化で、日本市場でも存在感を拡大中

海外発のサービスであるShopifyですが、日本語を含む20以上の言語に対応し、国内の利用者も急増しています。24時間365日の日本語サポートを提供するなど、日本市場でのサービス向上にも注力。大手企業の採用事例も増えており、今後さらなる成長が見込まれるプラットフォームです。

[1] 出典:Shopify、世界経済に与えたインパクトをまとめた調査「Shopify Entrepreneurship Index」ベータ版を発表

関連記事:【世界No.1】Shopifyの評判どう?圧倒的に支持される秘密を徹底解明

Cafe24(カフェ24)の特徴

Cafe24(カフェ24)

初期費用・固定費無料のネットショップ作成ツールです。

Cafe24は、初期費用、固定費無料で使えるECカートです。プランは無料プランだけで、有料プランは存在しません。追加の有料オプションもありますが、標準機能だけでも十分運営できます。

1アカウントで9言語15サイトまで作れる。

Cafe24は日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、ベトナム語、スペイン語、ポルトガル語など9言語に対応、1アカウントで最大15サイトまで作成できます。商品タイトルの自動翻訳、為替レートの自動計算機能も搭載しています。

関連記事:Cafe24の評判は本当?無料で始める海外販売!使ってわかった驚きの機能とは

ネットショップ開設サービスには、Shopify や Cafe24 以外にも多くの選択肢があります。

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基本的な仕様の比較

料金プランと基本的な仕様の比較(表形式)

ShopifyとCafe24の基本料金・仕様を比較

まずは、基本料金(初期費用、月額費用)、契約期間、独自ドメイン利用の有り無し、サポート内容など、基本的な仕様について比較表にまとめました。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Cafe24
(カフェ24)
運営事業者
Shopify_Japan株式会社
CAFE24 JAPAN株式会社
導入店舗の傾向
小規模~大規模
小規模~中規模
初期費用
無料

※全プラン共通

無料
月額費用
(毎月の固定費)
ベーシック(個人事業主向け)
人気
年払い: 3,650
月払い:4,850円
スタンダード(少人数チーム向け)
年払い: 10,100
月払い:13,500円
プレミアム(ビジネスが拡大)
年払い: 44,000
月払い:58,500円
※更新情報:2024年5月15日、円建て払いが可能になりました。
0
最短契約期間
1ヶ月
商品登録数
無制限
無制限



独自ドメイン
利用可能
利用可能
常時SSL化
標準対応
標準対応
※独自ドメインのみ
備考欄
独自ドメインは他社サービスで取得したものでも設定して利用できます。プランは上記以外に「Shopify plus」という、よりカスタマイズ性の高い最上位プランも提供されています。 独自ドメインは、他社で取得したものでも接続できます。PCの基本ドメインはSSL初期対応済です。追加した独自ドメインについても無料でSSL化可能です。


|




電話
メール
備考欄
電話とチャットは英語のみ対応しています。X(旧Twitter)でも日本語でサポートをしています。 チャットでの問い合わせも対応してます。
サービス選びのポイント

Shopifyのプラン比較(ベーシック・スタンダード・プレミアム)

Shopifyの公式サイト「すべてのプランの特徴を比較する」より、主要な機能と違う部分を抜粋して表にまとめてみました。

項目 ベーシック スタンダード プレミアム
推奨の利用者 個人事業主向け 少人数のチーム ビジネスが拡大
年額価格 (円/月) 3,650円 11,000円 44,000円
カード手数料 (オンライン) 3.55% + ¥0 3.4% + ¥0 3.25% + ¥0
カード手数料 (外部決済) 2% 1% 0.6%
在庫ロケーション 10か所 10か所 10か所
チャットサポート 24時間 24時間 24時間 (強化)
ローカライズされたグローバル販売 3か国 3か国 3か国 + 追加 ($59/月/国)
スタッフアカウント - 5件 15件
チェックアウト処理能力 - - 10倍
カスタムレポートと分析 - -
POS Lite
最初の1か月 $1 $1 $1
請求頻度 年1回 年1回 年1回
カスタムアプリ (Shopify API・PII アクセス) -

Shopifyのベーシックとスタンダードプランの違いとは

ベーシックとスタンダードプランの違いは、下記の3つだけです。

項目 ベーシック スタンダード
スタッフアカウント 追加不可 5件まで追加可能
カスタムアプリ (Shopify API・PII アクセス) -
カード手数料 (オンライン) 3.55% + ¥0 3.4% + ¥0
カード手数料 (外部決済) 2% 1%

以前は、ストア分析のレポートに違いがあったのですが、現在はどちらも「スタンダード分析」で同じです。つまり、一人または少人数で運営する場合には、ベーシックプランで問題ありません。また、プランの変更はいつでも可能です。

今時店長
今時店長
Shopifyは月額料金がかかりますが、Cafe24は月額無料です。どちらも独自ドメインを設定して使用可能です。Cafe24の共用ドメインはSSLが適用されていなので、独自ドメインを導入してSSLを適用(無料で設定可能)した状態で運営しましょう。

決済手数料と入金サイクルの比較

決済手数料、振込手数料、入金サイクルの比較(表形式)

ShopifyとCafe24の決済手数料を比較

商品が売れると、支払い方法に応じた決済手数料が差し引きされて入金されます。ここでは、一番利用頻度の高いクレジットカード決済手数料を比較しましょう。

Shopify と Cafe24の、公式クレジットカード決済手数料、振込手数料、入金サイクルなどを比較表にまとめました。

Shopify と Cafe24、どちらのサービスも、売上金から下記手数料(決済手数料、振込手数料)を差し引いたものが入金額となります。

💡 ネットショップで一番利用頻度の高い、クレジットカードの決済手数料を基準に比較してみました。
サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Cafe24
(カフェ24)
クレジットカード
決済手数料
Shopifyペイメント
初期費用、月額無料で導入できる
ベーシック
3.55%

スタンダード
3.4%

プレミアム
3.25%
補足事項
※Shopifyペイメント以外の外部決済は、2% (ベーシック)、1% (スタンダード)、0.6% (プレミアム)取引手数料が加算される。
PayPal
3.6%+40 /件
イプシロン
手数料ダントツお得プラン
3.6%

最短1営業日導入プラン
4%5.5
振込手数料
Shopifyペイメント
無料
PayPal
5万円未満は250円
5万円以上は無料
イプシロン
加盟店負担
入金サイクル
Shopifyペイメント
毎週日曜日締め
翌週金曜日払い
※ 銀行の処理時間により、支払い日から実際に口座に入金されるまで1~3営業日かかる場合があります。
PayPal
申請から3~6営業日
イプシロン
末締め、翌々月20日払い
早期入金サービス(別料金)
備考欄
PCI-DSSのレベル1に準拠。リボ・分割払いには未対応です。※ただし、Shopifyペイメント以外の外部決済を通じて、リボ・分割払いにも対応できます。
イプシロン:セキュリティーコード入力に対応。リボ・分割払い、3Dセキュア入力はオプション対応です。
サービス選びのポイント

上記2サービスも含めた、全ECショッピングカートの決済手数料の比較はこちら

ネットショップ販売手数料の最安値はココ[初期・月額・クレジットカード決済手数料を比較]
【2024年最新】ネットショップの決済手数料を比較!最安値サービスはコレ

ネットショップ作成サービスのクレジットカード決済手数料について比較してみました。初期費用、月額費用とあわせてチェックしてみてください。 こんな方におすすめの記事 無料サービスで実質的に負担する手数料に ...

続けて、具体的な金額がイメージしやすいように2つのサービスで、5万円売り上げたときに発生する合計手数料と振込金額を試算してみました。

計算例:Shopifyで5万円売り上げた場合の合計手数料

Shopifyのベーシックプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:ベーシックプラン
決済サービス:Shopifyペイメント
振込サイクル:毎週日曜日締め、翌週金曜日払い

決済手数料:50,000円 × 3.55% = 1,775円
振込手数料:無料
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,775円 + 0円 = 1,775円

振込金額:48,225円

※Shopifyペイメントを利用した場合、振込手数料は無料です。ただし、Shopifyペイメント以外の外部決済を利用した場合は、取引手数料が加算されます。

Shopifyのスタンダードプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:スタンダードプラン
決済サービス:Shopifyペイメント
振込サイクル:毎週日曜日締め、翌週金曜日払い

決済手数料:50,000円 × 3.4% = 1,700円
振込手数料:無料
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,700円 + 0円 = 1,700円

振込金額:48,300円

※Shopifyペイメントを利用した場合、振込手数料は無料です。ただし、Shopifyペイメント以外の外部決済を利用した場合は、取引手数料が加算されます。

計算例:Cafe24で5万円売り上げた場合の合計手数料

Cafe24で5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円(5,000円 × 10個)
プラン:無料プラン
客単価:5,000円
決済方法:PayPal
振込サイクル:申請から3~6営業日

決済手数料:(5,000円 × 3.6% + 40円) × 10件 = 2,200円
振込手数料:250円(5万円未満の場合)
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 2,200円 + 250円 = 2,450円
振込金額:47,550円

※Cafe24でも、PayPalを利用した場合、決済手数料は1件ごとに3.6%+40円が発生します。振込手数料は5万円未満の場合250円、5万円以上は無料です。

今時店長
今時店長
Shopifyは、Shopifyペイメントという独自の決済をお得な手数料で導入できます。Cafe24は、色々な決済代行業者と個別に契約をして導入できる形です。Shopifyは、Shopifyペイメント以外は、取引手数料が加算されるので注意してください。

対応している支払い方法の比較

Shopify と Cafe24 に導入できる支払い方法(比較表)

ShopifyとCafe24の導入できる決済手段を比較

Shopify と Cafe24の導入できる決済手段について、主要決済の対応状況を比較表にまとめました。決済手段が豊富なほど、カートからの離脱率が低くなる傾向があります。事前に確認しておきましょう。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Cafe24
(カフェ24)
クレジットカード
一括払
分割払
コンビニ決済
銀行振込
◯※
後払い決済
キャリア決済
代金引換
◯※
Amazon Pay
◯※
楽天ペイ決済
PayPay(ペイペイ)
PayPal(ペイパル)
Stripe
Google Pay
備考欄
連携できる決済代行サービス
Shopifyペイメント、SBペイメントサービス、AmazonPay、Google Pay、Apple Pay、KOMOJU、PayPal、Paidy、NP後払い、atoneなど 参照元

Shopifyペイメントは、各種クレジットカード決済、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay、に対応しています。※Amazon Payは法人限定です。※代金引換、銀行振込は手動の決済方法から作成できます。【重要】Shopifyペイメント以外の外部決済は、2% (ベーシック)、1% (スタンダード)、0.6% (プレミアム)取引手数料が加算されます。
連携できる決済代行サービス
SBペイメントサービス、NP後払い、LINE Pay、PayPal、Cafe24ペイメントby Stripe、アプラス、AmazonPay、PayPay、イプシロン、Eximbay、ZEUS 参照元

サービス選びのポイント

Shopifyペイメントの強み、Shop Payで購入体験を向上できる

Shop Pay

Shopifyペイメントを導入すると、お客様は「Shop Pay(ショップペイ)」という独立した決済サービスで買い物ができるようになります。※設定でオフにもできる

「Shop Pay」は、クレジットカード情報や配送先住所などを暗号化して保存できるため、次回の購入時に再入力の手間を省くことができます。

これにより、Shopifyで制作されたネットショップ同士でも、モールで買い物をするように「Shop Pay」の会員情報を使い買い物ができるようになります。

公式サイトの情報によると、Shopifyでの購入者の43%が「Shop Pay」を利用しており、決済が原因でのカゴ落ちなどの予防策としても期待できます。

Shopifyペイメントは、海外の現地通貨での決済に対応している

Shopifyペイメントは130以上の通貨に対応しており、海外の顧客は自国通貨で決済できるため、お客様は為替レートを気にせずに購入できます。

これにより、海外販売の障壁が下がり、グローバル展開がしやすくなります。多くの国内決済代行業者が多通貨に対応していない中、Shopifyペイメントの通貨対応力は大きな強みと言えるでしょう。

Shopifyで外部決済を使う前に知っておきたい追加手数料

Shopifyでは、Shopifyペイメント以外の外部決済を利用する際、プランに応じた追加の取引手数料が発生します。

  • ベーシックプラン:2%
  • スタンダードプラン:1%
  • プレミアムプラン:0.6%

外部決済の利用を検討する際は、コストを慎重に計算し、必要性を見極めることが重要です。Shopifyペイメントを利用すれば、この追加手数料を回避できます。

今時店長
今時店長
どちらも多くの決済代行業者を利用できます。Cafe24はEximbayを介して、中国、韓国、台湾などのカードブランドにも対応しています。一方、Shopifyは世界各国の国際決済サービスと提携しており、現地通貨での決済も導入可能です。

ショップ事例とデザインの比較

Shopify と Cafe24のショップ事例を比較

ShopifyとCafe24の導入事例・ショップ事例を比較

Shopify と Cafe24、それぞれ実際に運用されているサイトのデザインを確認してみましょう。

Shopify
(ショッピファイ)
Cafe24
(カフェ24)

Shopifyは、有名ブランドやインフルエンサーも利用している

世界的に有名なブランドも多数Shopifyを利用しています。例えば、環境に優しいフットウェアブランドのAllbirds(オールバーズ)や、キム・カーダシアンのSKIMS(スキムス)など、数多くの著名ブランドがShopifyでオンラインストアを構築しています。(※2024年4月確認時点)

日本でも、ドリンクウェアブランドのKINTO(キントー)、沖縄を代表するオリオンビール、人気ファッションブランドのWEGO(ウィゴー)など、ファッションや食品、ライフスタイル関連の有名ブランドがShopifyを活用しています。(※2024年4月確認時点)

また、世界的インフルエンサーのカイリー・ジェンナーが立ち上げたKylie Cosmetics(カイリーコスメティックス)もShopifyを使用しており、インフルエンサーのブランディングにもShopifyは欠かせないプラットフォームとなっています。(※2024年4月確認時点)

Shopifyのデザイン特徴

Shopifyのサイト制作に関する動画

Shopify公式による管理画面の概要動画です。販売チャネルセクションでは、オンラインストアのデザインをカスタマイズする方法を解説されています。

デザイン面では、テーマの選択・編集、カスタムページ作成、ナビゲーション設定などの機能に触れています。ネットショップのデザインをコントロールするのに役立つ内容となっています。

上の動画は「Gempage」という、ドラッグ&ドロップなど、直感的な操作だけで手軽にページを作成できる有料アプリです。Shopifyは、販売機能だけでけではなく、デザイン制作などを補助してくれる追加機能なども豊富にあります。

Shopifyのサイト制作について

Shopifyは高度なカスタマイズにも対応

Shopifyは初心者向けの使いやすいインターフェースだけでなく、Liquid(リキッド)というShopify独自のテンプレート言語を使ってテーマを自由にカスタマイズできます。ただし、高度なカスタマイズには専門的な知識が必要です。

無料から有料まで多彩なテーマを用意

Shopifyのテーマ

Shopifyには無料テーマに加え、150ドルから350ドル程度の有料テーマも提供されています。複数のテーマをインストールして、簡単に切り替えることも可能です。

アプリを使ってランディングページも簡単作成

Shogun」や「Gempage」など有料のページビルダーを導入すれば、初心者でもドラッグ&ドロップの操作だけでランディングページを作成できます。ただし、テーマとの互換性や制約については事前に確認が必要です。

プロへの依頼は公式コミュニティページから

Shopifyのサイト構築をプロに依頼したい場合は、公式サイトのコミュニティページ「日本のShopify ExpertsとShopify Plus Partnersの一覧」を参考にしましょう。最低予算は200万円からで、紹介フォームから問い合わせることができます。

Cafe24のデザイン特徴

Cafe24のサイト制作に関する動画

Cafe24のサイトデザインやオンライショップ開設方法に関する開設動画です。テーマの選択から「Edibot」を利用した編集画面も紹介されています。

Cafe24のサイト制作について

Cafeはドラッグ&ドロップの操作でデザインを制作できる

Cafe24は、「Edibot」と呼ばれるドラッグ&ドロップの操作でデザインを制作できる編集ツールを提供しています。このツールを使用することで、アイキャッチやバナー画像の制作も容易に行えます。

Cafe24は、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、ベトナム語、スペイン語、ポルトガル語など9言語に対応、1アカウントで最大15サイトまで作ることができます。テーマは無料のほかに、有料テーマも販売されています。

今時店長
今時店長
どちらも越境ECにも人気のカートです。どちらも、テーマをそのまま使うのであれば初心者でも扱えますが、カスタマイズは中級以上のレベルが必要だと感じました。

搭載機能の比較

Shopify と Cafe24の搭載機能を比較(表形式)

ShopifyとCafe24の搭載機能を比較

ネットショップに搭載されている機能について比較表にまとめました。有料オプションなどもあるため、補足事項もチェックしてください。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Cafe24
(カフェ24)
公式サイト



送料詳細設定
HTML編集
年齢制限
◯※
パスワード保護
購入個数制限
名入れ
英語表記
複数配送先指定
◯※
副管理者
外部カート
アクセス解析
集客・販


クーポン発行
レビュー機能
◯※
ポイント機能
◯※
再入荷通知
◯※
レコメンド機能
◯※
◯※
フォローメール
◯※
メールマガジン
◯※
◯※



予約販売
◯※
定期販売
◯※
まとめ販売
◯※
抽選販売
オーダーメイド販売
ダウンロード販売
◯※
電子チケット


商品一括登録(CSV)
商品一括DL(CSV)
連携
オンデマンド販売
◯※
インスタグラム連携
Googleショッピング連携
◯※
サービス選びのポイント
補足事項
Shopify
※ショッピファイには、ストアのカスタマイズに活用できる8,000種類以上ものアプリが用意されています。一例、メールマガジン(Shopify メール)は固定費無料で毎月10,000通までは無料、それ移行は1,000通ごとに1ドル(USD)掛かります。標準機能:注文管理、商品管理、多通貨・多言語対応、顧客管理、ストア分析、マーケティング、割引管理、ブログ機能など。
Cafe24
※レビュー機能は、無料のデザインテンプレートに掲示板的な機能がついています。必要に応じてReview de Talk(月額:11,000円~)の導入も検討してみましょう。レコメンド機能:外部の有料オプションにて連携可能。メールマガジン:メール配信サービス(5,940円~/3ヶ月~)など。

Shopifyは8,000種類以上のアプリが用意されている

Shopifyは8,000種類以上のアプリが利用できる

ショッピファイには、ストアのカスタマイズに活用できる8,000種類以上(2024年4月時点)ものアプリが用意されています。多彩な機能を持つアプリを組み合わせることで、ビジネスに必要な機能を自由自在に追加できるのが大きな特長です。

販路拡大や業務効率化など、ショップ運営に役立つ人気アプリも数多くそろっています。例えば、GoogleやYouTube、TikTok、Pinterestなどの人気プラットフォームとの連携アプリを使えば、幅広いチャネルでの集客・販促が可能です。

Shopifyは、2021年に国内ECプラットフォームとして最速でTikTok For Businessと連携しました。同社は、新たなプラットフォームが登場した際にも機動的に対応し、最短期間で連携を実現できる点が強みです。最新プラットフォームとの早期連携は、Shopifyの大きなアドバンテージの一つと言えるでしょう。

また、ChatGPTを活用した自動会話アプリなど、最新のAI技術を取り入れたアプリも登場しており、お客様対応の効率化にも役立ちます。在庫管理や配送料金の設定など、バックオフィス業務の省力化につながるアプリも人気です。

8,000種類以上という圧倒的な数のアプリが用意されていることで、ストアオーナーは必要な機能を柔軟に拡張できます。アプリを組み合わせて活用することで、まさに自分だけのオリジナルショップを作り上げられるのが、Shopifyの大きな魅力と言えるでしょう。

今時店長
今時店長
どちらのサービスも、標準機能は最低限という形であり、有料オプションなどを選んで機能を充実させていくタイプです。料金に関しては、必要な機能とアプリなどの価格をチェックしましょう。

実店舗連携とオムニチャネル対応の比較

Shopify と Cafe24の実店舗との連携を比較

ShopifyとCafe24のPOSレジや実店舗との在庫連携、OMO化など比較

実店舗やイベントなどで販売予定のある方は、ShopifyやCafe24と連携するPOSレジを使用することで、注文や在庫情報などをスムーズに管理できます。

同時に、ブランドアプリなどを導入することで、実店舗とECを統合し、オムニチャネルな購入体験をお客様に提供できます。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Cafe24
(カフェ24)
店舗レジ連携
Shopify POS
スマレジ(無料~)
オムニチャンネル
スマレジ×Omni Hub
補足事項
実店舗とのオムニチャンネル化には、国内ではスマレジ×Omni Hubという組み合わせが定番です。

実店舗のデジタル化がまだという方は、お店のキャッシュレス化に最適な以下の記事もあわせてチェックしてください。

【2024年最新】マルチ決済端末13選を完全比較!目的別の選び方」 では、キャッシュレス決済の導入に役立つ情報が満載です。 気になる方は、ぜひこちらをクリックしてみてください。

また、タブレットPOSレジの導入を検討中の方には「【2024年最新】タブレットPOSレジ徹底比較!おすすめタイプ別・料金と口コミまで網羅」 がおすすめです。 こちらの記事では無料から導入できるタブレットPOSレジをご紹介しています。

今時店長
今時店長
実店舗との連携は、Shopifyの方が連携できるサービスが豊富です。Shopify、スマレジ、Omni Hubという組み合わせは人気です。

サポート体制の比較

Shopify と Cafe24のサポート面を比較しました

ShopifyとCafe24のサポート面を比較しました

ShopifyとCafe24のサポート面に関して比較してみました。万が一のトラブルでの対応など、運営のサポートなども確認しておきましょう。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Cafe24
(カフェ24)
問い合わせ窓口
電話
メール
備考欄
電話とチャットは英語のみ対応しています。X(旧Twitter)でも日本語でサポートをしています。
チャットでの問い合わせも対応してます。
今時店長
今時店長
サポート面は電話サポートのある、Cafe24のほうが充実しています。公式ヘルプはどちらのサービスも充実しています。

口コミ・評判|気になるクチコミをピックアップ

Shopify と Cafe24の口コミ・評判をご紹介

ShopifyとCafe24の口コミや評判をピックアップしてご紹介

ShopifyとCafe24に関連する、個人的に気になった口コミをピックアップしてご紹介します。

Shopifyの口コミ・評判

外部サービスとの高い連携性能を評価する声が多いです。

Shopifyに導入すべき決済として、Shopifyペイメント、AmazonPay、Paidyをあげるユーザーは多いです。

Cafe24の口コミ・評判

Cafe24は、BASEのように「 サービス利用料」はかかりません。

今時店長
今時店長
Shopifyは、数え切れないほどの口コミが投稿されていますが、Cafe24は、ほとんど口コミを見つけることができませんでした。現状では、人気で比較すると「Shopify」が上と言えそうです。

結論:Shopify と Cafe24 - あなたに最適なのはどちら?

まとめ

世界第一位の利用シェアを誇るECカート「Shopify」と、無料カートながら多言語・多通貨にも対応している「Cafe24」を比較してみました。

Shopifyは、こんな方におすすめ

Shopify

SNSなどと連携した広告を活用したい方に

Shopifyは、メタ(Facebook)、Google、TikTok、Instagramなどの大手プラットフォームとの連携を強化しているので、簡単で効果的に広告なども利用できます。

本格的なECサイトを構築したい方に

Shopifyは、高度なカスタマイズにも対応しており、Liquid(リキッド)というShopify独自のテンプレート言語を使ってテーマを自由にカスタマイズできます。本格的なECサイトの構築が可能です。

デザインや機能性を重視したい方に

Shopifyには無料テーマに加え、150ドルから350ドル程度の有料テーマも提供されています。また、多彩な機能を搭載しており、必要に応じてアプリを追加することで、さらに機能を拡張できます。

多様なアプリと連携してサイトを強化したい方に

Shopifyは、多数のアプリと連携が可能で、「Shogun」や「Gempage」などの有料アプリを導入すれば、初心者でもドラッグ&ドロップの操作だけでランディングページを作成できるなど、サイトの強化が図れます。

Shopify(無料体験をはじめる)

Cafe24は、こんな方におすすめ

Cafe24

海外展開を目指す越境ECに挑戦したい方に

Cafe24は、越境ECに挑戦したい方におすすめのサービスです。一つのアカウントで9言語に対応し、最大15サイトまでショップを展開できます。自動翻訳機能を備えており、商品名なども効率的に翻訳できます。

複数言語のサイトを一元管理したい方に

Cafe24では、1回の商品登録ですべての多言語サイトに同時に出品でき、販売ステータスも簡単に設定できます。複数の多言語で作成した複数の店舗の在庫は共有され、在庫管理も一元化されています。

無料で本格的なネットショップを始めたい方に

Cafe24は、初期費用、固定費無料で使えるECカートです。プランは無料プランだけで、有料プランは存在しません。追加の有料オプションもありますが、標準機能だけでも十分運営できます。

多通貨決済に対応したECサイトを作りたい方に

Cafe24は、日本円をはじめ、米ドル、ユーロ、英ポンド、中国人民元など、世界の主要通貨に対応しています。為替レートの自動計算機能も搭載しており、多通貨でのECサイト運営が可能です。Shopifyも可能ですが、Cafe24の方が標準機能として組み込まれている印象を受けました。

Cafe24

今時店長
今時店長
Cafe24は、月額無料から利用可能。Shopifyも無料体験を提供しているので、実際に試してみましょう。あなたのお店の規模や現在の状況、求めているデザインや機能面、サイト制作のスキルと掛けられる時間などを考慮して総合的には判断しましょう。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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  • この記事を書いた人
今時店長

今時店長(ミニクル合同会社)

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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