近年テレビCMなどでも話題のDMMチャットブーストECについてサービスの概要をまとめてみました。
DMMチャットブーストECに興味のある方、LINE(ライン)を活用したECサイトを運営したい方など、ぜひ参考にしてみてください。
DMMチャットブーストECとは
LINE公式アカウントとShopifyを連携できる拡張機能のこと
企業や店舗用の「LINE公式アカウント」と「Shopify」で制作したネットショップを連携して、LINEを最大限活用できるようにする拡張機能(サービス)のことです。
たとえばLINEを利用して下記のようなことができます。
基本情報
サービス名称
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DMMチャットブースト
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運営企業
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株式会社DMM Boost
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料金
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月額:$249 + 有効友だち数での従量課金
メッセージ送信数:無制限 複数人運用:無制限 基本機能:全て利用可能> |
推奨環境
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Widows Google Chrome 最新版
Mac Google Chrome 最新版 |
導入までの期間
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LINE公式アカウントを既にお持ちの方であれば10分~15分ほどで初期設定が完了します。 参照元 |
料金について(詳細価格の確認方法)
ユーザーへの送信は無制限ですが友だち数に応じた料金が掛かる。
ユーザーへのメッセージ送信数は無制限ですが「有効友だち数」に応じた、固定の料金が毎月掛かります。詳細な金額は資料請求をすると確認できます。
導入実績および評判(2022年8月末時点)
約2年で導入実績3,000店舗を突破、右肩上がりに伸びている。
DMMチャットブーストは、2020年6月のサービス開始から約2年間で導入実績3,000件を突破しており右肩上がりに導入店舗を増やしています。
アパレル、食品、コスメなどのECサイトが多い。
- アパレル、ファッション・・・31.6%
- 食品、飲料・・・26.3%
- コスメ、サプリ・・・13.3%
- その他・・・9.8%
- ホビー・・・9.8%
- 生活雑貨、インテリア・・・9.1%
公式サイト「数字で見るチャットブースト」によると、業種割合では、アパレル、食品、コスメなどのECサイトが多いです。
サービスの平均継続率96%!約9割以上が継続して利用している。
DMMチャットブーストを実際に利用した店舗の平均継続率は96%と報告されています。過去の活用事例をみても、継続して利用しているのが確認できました。
DMMチャットブーストECと連携して利用するサービス補足
LINE公式アカウントとは
企業や店舗が、お客様への情報配信にLINEを活用できるサービスです。初期費用、月額無料から利用可能、メッセージ数に応じて有料プランが提供されています。
Shopify(ショッピファイ)とは
世界シェアNO.1のECカート。デザイン性は高くて機能的。2,500種類以上の追加アプリ(機能)もある、カスタマイズや拡張性の高いサービスです。
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DMMチャットブーストECにできること
DMMチャットブーストECの豊富な機能を要約してみました
DMMチャットブーストECについて、豊富な機能から、ここはチェックしておきたいという部分だけをピックアップしてまとめてみました。
LINEの問い合わせ対応を自動化できる
LINEを通じた、お客様からの問い合わせ対応を自動化できます。これにより、人件費の削減、顧客ロイヤリティの向上、コニュニケーションの強化を実現できます。
- 自動応答・・・事前に設定したメッセージを自動返信できる。
- 定型文設定・・・挨拶、質問などを定型文として登録できる。
- シナリオ設定・・・自動で会話の進むbotを予め作成できる。
- 回答フォーム機能・・・問い合わせの回答フォーム設置できる。
- 回答選択機能・・・特定の選択肢を準備して回答できる機能。
配信機能に関する解説動画
DMMチャットブースト公式による「どんなことができるか知ろう!」という動画です。主にメッセージ配信についてわかりやすく解説されています。
LINEで開封率の高いメッセージ配信ができる
DMMチャットブーストの機能として、予約配信、セグメント配信、ステップ配信なども可能、ユーザーにあわせた開封率の高いメッセージを配信できます。
- 1対1トーク・・・LINE登録ユーザーとの個別対応できる。
- 予約配信・・・指定の日時にメッセージを配信できる。
- セグメント配信・・・タグ、グループによる属性配信できる。
- カードメッセージ・・・画像とテキストのカード形式リンクが作れる。
- 販促配信(ステップ配信)・・・指定の経過日に自動配信できる。
LINEで顧客情報をわかりやすく管理して活用できる
LINE登録ユーザーに紐づいた情報をわかりやすく管理。お客様のセグメント(年齢、性別などの)にマッチしたメッセージ配信、個別の対応などにも活用できる。
- ステータス管理・・・顧客の対応状況を可視化して管理できる。
- タグ管理・・・顧客にタグをつけて管理・分類できる。
- グループ管理・・・顧客をグループにわけて管理・分類できる。
- ユーザーメモ機能・・・内部的なメモを残して情報を共有できる。
- ユーザー情報編集・・・住所、生年月日などの情報を編集できる。
- ユーザー担当者設定・・・顧客ごとに対応者を設定できる。
Shopifyと連携してLINEをネットショップ化できる
Shopifyと連携することで、LINEをネットショップのように使えます。LINEブラウザからの商品購入、発送・配送状況の確認、Shopifyタグでの配信もできます。
- 商品自動表示機能・・・ストアに登録された新着商品などを自動表示。
- 商品購入・・・LINEブラウザから移動せずに商品が購入できる。
- 購入履歴・配送状況の確認・・・LINEで購入履歴や配送状況を確認。
- 決済・発送の通知・・・LINEで決済や発送のメッセージを通知する。
- 会員ランク機能・・・購入履歴をもとに会員ランクを設定できる。
- Shopifyタグでの配信・・・Shopifyタグをもとにメッセージ配信。
- 再入荷通知・・・再入荷通知を希望したお客様に自動通知できる。
- Shopify顧客ページにリンク・・・管理画面から顧客ページにリンク。
- カゴ落ちメッセージ通知・・・カゴ落ちユーザーに自動通知できる。
- ShopifyFlow 連携・・・ShopifyFlowアプリと連携できる。
Shopifyの新着商品を表示させる
DMMチャットブースト公式による「Shopifyの商品を新着順に掲載する」という動画です。管理画面のイメージや操作感などを確認することができます。
LINE登録ユーザーに付与したタグなどを分析できる
ユーザーに付与したタグなどを分析して、それらをメッセージ配信などのマーケティングや個別対応などで活用することができます。
- URLクリック測定・・・配信メッセージのURLクリック数を計測。
- コンバージョン計測・・・LINE上のリンクのクリックを計測できる。
- ユーザー分析機能・・・友だち数、ブロック数、などを集計、分析。
- 流入経路分析URL・・・流入経路ごとに任意のタグを付与できる。
- CSV出力・・・顧客リスト、LINEアクションをCSVで出力できる。
- ブラックリスト機能・・・メッセージ配信を求めないユーザーを設定。
Slackを連携して回答フォームの通知を確認できる
ビジネスチャットツールである「Slack」と連携して、回答フォームの通知をチャンネル上で確認することができます。
まとめ
近年テレビCMでも見かけるようになった、DMMチャットブーストECについてサービスの概要について解説しました。
こんな方にDMMチャットブーストはおすすめ
- LINEを活用したECサイトをはじめたい方。
- カスタマーサポートの負担を減らしたい方。
- Shopify運営サイトでリピーターを増やしたい方。
商材としては、アパレル、食品、コスメ、などが実績をあげているようです。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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