BASE × makeshop 完全比較!料金、機能、デザインの違いを隅々まで解説

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【違いはココ】BASE vs makeshop 完全比較!ズバリ最適はどっち?

無料から利用できるネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」と、国内流通総額第一位のショッピング―カート「makeshop(メイクショップ)」について徹底比較して両者の違いを解説しました。

実際に両方のサービスを利用してきた経験と、客観的なデータを基に2つのサービスを比較して違う点などを解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

サービス概要

BASE と makeshop の特徴を簡単にご紹介

BASE
makeshop(メイクショップ)

まずは、ネットショップ開設ツール、BASE(ベイス)とmakeshop(メイクショップ)について、サービスの基本的な特徴などを簡単にご紹介します。

BASE(ベイス)の特徴

BASE(ベイス)

7年連続ネットショップ開設数第一位のサービス

BASEは、7年連続でネットショップ開設数第一位を獲得している、初期費用、月額無料から利用できるネットショップ作成サービスです。過去には「ネットでお店を開くなら・ベ・イ・ス」というテレビCMなども放送していました。

BASEは事前審査もなくカード決済などを導入できる

BASEの支払い方法は、フリマアプリなどで採用されているエスクロー決済(仲介)です。この決済は、事前審査もなくクレジットカードを含む複数の決済方法を一括で導入可能です。つまり、今すぐお店をオープンして販売をスタートできます。

関連記事:【完全ガイド】BASEの評判どう?実体験をもとにメリット・デメリットを徹底解説!

makeshop(メイクショップ)の特徴

makeshop

12年連続|国内流通総額第一位のネットショップ作成サービス

makeshop(メイクショップ)は、12年連続で国内流通総額第一位を獲得、導入実績10,000社以上をほこる、ネットショップ作成サービスです。ECカートとしての機能性はもちろん、売上に関するセミナーやサポートも積極的に実施されています。

業界最多の681の機能、全テンプレートが0円で利用できる

メイクショップは、業界最多と言われる651の機能を標準搭載、外部サービスとの連携なども豊富です。デザインのテンプレートはレスポンシブデザイン対応、テンプレートは全て無料、サイト制作もセットにしたプランも提供されています。

関連記事:makeshopの評判どう?12年連続流通総額トップの理由を徹底解明

ネットショップ開設サービスには、BASE や makeshop 以外にも多くの選択肢があります。

個人・副業にも最適!月額無料サービスはこちら

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基本的な仕様の比較

料金プランと基本的な仕様の比較(表形式)

BASEとmakeshopの基本料金・仕様を比較

まずは、基本料金(初期費用、月額費用)、契約期間、独自ドメイン利用の有り無し、サポート内容など、基本的な仕様について比較表にまとめました。

サービス名称
BASE
(ベイス)
makeshop
(メイクショップ)
運営事業者
BASE株式会社
GMOメイクショップ株式会社
導入店舗の傾向
小規模から中規模向け
小規模から中規模向け
中規模から大規模向け
中規模から大規模向け
初期費用
無料
プレミアムプラン
11,000 (税込)

エンタープライズ
11,000円~ (税込)
月額費用
(毎月の固定費)
スタンダードプラン
0
グロースプラン
年払い:16,580 (税込)
(月商50万円以上から推奨)

月払い:19,980円 (税込)
プラン別手数料比較
プレミアムプラン
1ヶ月契約
12,100 (税込)

6ヶ月契約:11,495円 (税込)
12ヶ月契約:10,890円 (税込)
24ヶ月契約:10,285円 (税込)
エンタープライズ
55,000円~ (税込)
最短契約期間
1カ月
1ヶ月
商品登録数
無制限
(1日最大1,000件)
プレミアムプラン
10,000

エンタープライズ
50,000



独自ドメイン
利用可能
※サブドメイン限定
利用可能
常時SSL化
標準対応
有料オプション
※別途 13,200円(税込)/年
備考欄
BASEロゴを非表示は別途500円/月。独自ドメインは、スタンダードプランから他社サービスで取得したものを”サブドメイン”として利用できます。 独自ドメインは他社サービスで取得したものでも利用できます。長期契約や複数店舗で利用した場合の割引もあります。



WEB
ブラウザ
Google Chrome ※推奨
Safari 11 以降
Firefox
Microsoft Edge
Google Chrome
Microsoft Edge
スマホ
アプリ


|




電話
メール
備考欄
チャットでの問い合わせも対応してます。 ECアドバイザーによる無料の出店サポート。電話、メールサポート。質問掲示板、デザイン質問掲示板も提供。月2回くらいの頻度でオンライン・地域ごとのセミナーも開催しています。
特定商取引法に関する表記の一部非公開
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
匿名配送が使える
サービス選びのポイント

BASEのスタンダードプランとグロースプランの違い

BASEのスタンダードプランと、グロースプランの違いは、月額固定費に加えて、商品を販売したときに負担する手数料の違いだけです。

以下に、月商に対する実質手数料(BASEかんたん決済手数料 + サービス利用料)の違いを比較しました。

BASE料金プラン実質手数料の比較表

月商
BASEスタンダードプラン
BASEグロースプラン
客単価
¥2,000
客単価
¥5,000
客単価
¥10,000
年払い
月払い
¥50,000 ¥4,300 ¥3,700 ¥3,500 ¥18,030 ¥21,430
¥100,000 ¥8,600 ¥7,400 ¥7,000 ¥19,480 ¥22,880
¥200,000 ¥17,200 ¥14,800 ¥14,000 ¥22,380 ¥25,780
¥300,000 ¥25,800 ¥22,200 ¥21,000 ¥25,280 ¥28,680
¥400,000 ¥34,400 ¥29,600 ¥28,000 ¥28,180 ¥31,580
¥500,000 ¥43,000 ¥37,000 ¥35,000 ¥31,080 ¥34,480
¥600,000 ¥51,600 ¥44,400 ¥42,000 ¥33,980 ¥37,380
¥700,000 ¥60,200 ¥51,800 ¥49,000 ¥36,880 ¥40,280
¥1,000,000 ¥86,000 ¥74,000 ¥70,000 ¥45,580 ¥48,980

※月商50万円以上はグロースプランが推奨されています。

実際に、客単価が2,000円、5,000円、10,000円の場合で試算してみると、月商50万円以上ではグロースプランの方が有利であることがわかりました。また、客単価が低いほど、早い段階でグロースプランに切り替えた方が経済的です。

ちなみに、BASEのサービスロゴについてはグロースプランに切り替えても外せません。これは、有料オプション(月額:500円)なので別料金です。

makeshopのプレミアムプランの画像容量は100MBと少なめなので注意

makeshopのプレミアムプランでは、商品画像などを保存する画像サーバーの容量が通常100MBと少なめです。商品数が多くなると、この容量では不足する可能性があります。

画像容量を増やすには、「ギガプラス10」というオプションの申し込みが必要です。ギガプラス10を利用すると、画像容量が10GBに拡張され、最大約100,000枚もの商品画像を掲載できるようになります。

ただし、ギガプラス10は初期費用なしの年額15,840円(月額1,320円相当)かかるため、コストとの兼ね合いを考える必要があります。商品画像は購入率アップに直結する重要な要素。販売点数が多い店舗の場合には、ギガプラス10の導入を検討してみましょう。

今時店長
今時店長
月額費用に注目すると、メイクショップのプレミアムプランの方がBASEのグロースプランより安価です。ただし、メイクショップでは常時SSL化やギガプラス10などのオプションが必須と思われ、実際の支払い額はBASEとの差が小さくなる可能性があります。独自ドメイン設定可能なので、必要なオプション料金を加えた実際の月額料金を比較検討することが重要です。

決済手数料と入金サイクルの比較

決済手数料、振込手数料、入金サイクルの比較(表形式)

BASEとmakeshopの決済手数料を比較

商品が売れると、支払い方法に応じた決済手数料が差し引きされて入金されます。ここでは、一番利用頻度の高いクレジットカード決済手数料を比較しましょう。

BASE と makeshopの、公式クレジットカード決済手数料、振込手数料、入金サイクルなどを比較表にまとめました。

BASE と makeshop、どちらのサービスも、売上金から下記手数料(決済手数料、振込手数料)を差し引いたものが入金額となります。

💡 ネットショップで一番利用頻度の高い、クレジットカードの決済手数料を基準に比較してみました。
サービス名称
BASE
(ベイス)
makeshop
(メイクショップ)
決済手数料
(クレジットカード)
スタンダードプラン
① BASEかんたん決済手数料
3.6%+40 /件
② サービス利用料
3%
※上記①②の合計が実質手数料になる
概算
6.6%+40円/件
グロースプラン
BASEかんたん決済手数料
2.9%
※上記手数料のみ
(サービス利用料0円)
makeshopペイメント
プレミアムプラン
3.19%3.39% (税抜)

エンタープライズ
3.14% (税抜)
makeshopペイメントの固定費
クレジットカード(通常プラン)
初期費用:0円
月額費用(法人・個人):1,000円
振込手数料
振込手数料
一律250円
事務手数料
2万円未満は500円
2万円以上は0円
makeshopペイメント
加盟店負担
入金サイクル
通常
振込申請から
10営業日
(土日祝除く)
定期振込Appで月一の自動入金も可能
お急ぎ振込(手数料:1.5%)
最短翌日入金
BASEカード(任意発行)
売上残高の即日利用可能
makeshopペイメント
月末締め/翌月末入金
即日入金サービス(手数料:1.5%)
即日~1営業日
備考欄
Amazon Pay、PayPal、の決済手数料(サービス利用料もあわせた合計)は、グロースプラン 3.9%、スタンダードプラン 概算7.6%+40円。それ以外の決済手数料は共通です。リボ・分割払いは未対応です。
セキュリティーコード入力に対応。リボ・分割払い、3Dセキュア入力はオプション対応です。
サービス選びのポイント

上記2サービスも含めた、全ECショッピングカートの決済手数料の比較はこちら

ネットショップ販売手数料の最安値はココ[初期・月額・クレジットカード決済手数料を比較]
【2024年最新】ネットショップの決済手数料を比較!最安値サービスはコレ

ネットショップ作成サービスのクレジットカード決済手数料について比較してみました。初期費用、月額費用とあわせてチェックしてみてください。 こんな方におすすめの記事 無料サービスで実質的に負担する手数料に ...

続けて、具体的な金額がイメージしやすいように2つのサービスで、5万円売り上げたときに発生する合計手数料と振込金額を試算してみました。

計算例:BASEで5万円売り上げた場合の合計手数料

BASEのスタンダードプランで5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円(5,000円 × 10個)
プラン:スタンダードプラン
客単価:5,000円
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:(5,000円 × 3.6% + 40円) × 10件 = 2,200円
サービス利用料:50,000円 × 3% = 1,500円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + サービス利用料 + 振込手数料 = 2,200円 + 1,500円 + 250円 = 3,950円
振込金額:46,050円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

BASEのグロースプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:グロースプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:50,000円 × 2.9% = 1,450円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,450円 + 250円 = 1,700円

振込金額:48,300円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

計算例:makeshopで5万円売り上げた場合の合計手数料

makeshopのプレミアムプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:プレミアムプラン
決済サービス:makeshopペイメント
カードブランド:VISA、Mastercard
振込サイクル:月末締め、翌月末入金

決済手数料(税抜き):50,000円 × 3.39% = 1,695円
決済手数料(消費税):1,695円 × 10% = 169円
振込手数料:加盟店負担
手数料合計:決済手数料(税抜き) + 決済手数料(消費税) + 振込手数料 = 1,695円 + 169円 + 0円 = 1,864円

振込金額:48,136円 - 振込手数料(加盟店負担)

※makeshopのプレミアムプランでは、振込手数料は加盟店負担となります。決済手数料は税抜きの金額で計算し、別途消費税分を加算して差し引いています。

今時店長
今時店長
月商300万円以上の場合、BASEのグロースプランは全てのECカート中で最も経済的な選択肢となります(※BASE公式の試算に基づく)。一方で、makeshopペイメントは固定費用がかかるため、月額費用を加味して比較しましょう。決済手数料はどちらも安く、大きな差はないため、他の要素を中心に比較検討すると良いでしょう。

対応している支払い方法の比較

BASE と makeshop に導入できる支払い方法(比較表)

BASEとmakeshopの導入できる決済手段を比較

BASE と makeshopの導入できる決済手段について、主要決済の対応状況を比較表にまとめました。決済手段が豊富なほど、カートからの離脱率が低くなる傾向があります。事前に確認しておきましょう。

サービス名称
BASE
(ベイス)
makeshop
(メイクショップ)
クレジットカード
一括払
分割払
コンビニ決済
銀行振込
後払い決済
キャリア決済
代金引換
Amazon Pay
◯※
◯※
楽天ペイ決済
PayPay(ペイペイ)
PayPal(ペイパル)
備考欄
連携できる決済代行サービス
全ての決済を月額固定費0円で導入できます。また、決済の導入もBASE経由で簡単にできます。参照元

※AmazonPayは個人・法人どちらも導入可能、ショッピングアプリ、予約販売、デジタルコンテンツ販売、テイクアウト、定期便、コミュニティ、抽選販売、ショップコインには使えません。※Apple Payは、ショッピングアプリにて「ゲストとして購入」を選択時に、Apple PayにMasterCardが登録されていると使えます。
連携できる決済代行サービス
makeshopペイメント、AmazonPay、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、Paidy、GMO後払い、後払い.com、NP後払い、PayPal、Paid、GMOペイメントゲートウェイ、クロネコwebコレクトなど 参照元

※Amazon Payは法人限定です。
サービス選びのポイント

BASEとPay ID(ペイアイディー)について

Pay ID (旧BASE)

BASEに出店をすると、Pay ID・ペイアイディーというショッピングアプリを通じて、ユーザーは買い物ができるようになります。※設定で非掲載も可能

Pay IDは、BASEの店舗で使える共通の決済アカウントです。つまり、BASEの店舗なら、同じ会員IDで保存したクレジットカード番号でスムーズに買物ができます。

BASE負担の割引クーポンが配布されることがある

BASEでは、BASE負担で共通会員IDで買物できる割引クーポンが発行されることがあります。BASE全体でモールのような感覚での集客にも期待ができます。

BASEは、全ての決済(コンビニ決済、AmazonPayなど)を月額固定費0円で導入できる

BASEは、クレジットカードを含む全ての決済を月額固定費0円で導入することができます。Amazon Payなども月額固定費は掛かりません。

makeshopは、Smart Checkoutで1クリック購入できる

makeshopは、Smart Checkoutで1クリック購入できる

makeshopには、2023年4月22日にリリースされた"Smart Checkout"という便利な決済機能がプレミアムプラン以上に標準搭載されています。

この機能により、以前は4画面あった決済画面が1画面に集約され、ログイン済みなら1クリックで簡単に購入が完了します。

ゲスト購入の場合も、注文者情報を入力後の画面ですべての情報を選択できるので、スムーズに購入可能。スマートフォンに最適化されたデザインで、誰でも快適にお買い物を楽しめます。

また、アドレス帳機能も新たに実装されており、最大150件まで登録可能なので、ギフトの注文などもスムーズにできます。

今時店長
今時店長
BASEは、個人でも「AmazonPay」を導入できます。makeshopは、クレジットカードの分割払い、代金引換、楽天ペイ、ペイペイ、なども導入できます。どちらも、導入できる決済手段は豊富です。

ショップ事例とデザインの比較

BASE と makeshopのショップ事例を比較

BASEとmakeshopの導入事例・ショップ事例を比較

BASE と makeshop、それぞれ実際に運用されているサイトのデザインを確認してみましょう。

BASE
(ベイス)
makeshop
(メイクショップ)

BASEのデザイン特徴

BASEのサイト制作に関する動画

2018年に公開された、BASEを1分間で体感できるコンセプトムービーです。会員登録、初期設定、デザインや商品登録などを体感できます。

上動画は、実際にBASEでショップデザインをしている様子を撮影したものです。直感的な、操作だけでデザインを編集できることがわかります。上動画は、パソコンでの編集画面ですが、スマートフォンでも同じように直感的に操作できます。

BASEのサイト制作について

BASEは初心者にも優しい操作性と高度なカスタマイズにも対応

BASEは、初心者でも簡単にサイト制作ができるように設計されています。パソコンはもちろん、スマートフォンだけでもサイト作成が可能です。

無料テーマに加えて有料テーマも豊富に用意

BASEのテーマ
BASEで販売されている有料テーマの一例

デザインのテーマは、無料のほかに有料テーマ(BASEデザインマーケット)も5,000円から25,000円程度で販売されています。テーマごとに、対応Apps(拡張機能)などに違いがあるので、購入前に確認が必要です。

HTML/CSSの編集や独自タグによる高度なカスタマイズも可能

BASEは、HTML/CSSなどの編集も可能です。また、テーマは独自タグを組み合わせた、高度なカスタマイズにも対応しています。ただし、全体的なサイト構成は1つのソースで行われているため、カスタマイズの拡張性には限界があります。

makeshopのデザイン特徴

makeshopのサイト制作に関する動画

makeshopのクリエイターモードでのサイトデザインに関する解説動画です。実際の編集画面様子、フリーページやモジュールなどの解説がされています。

makeshopのサイト制作について

スキルに合わせて選べる編集モード

MakeShop独自デザインモード
実際のmakeshopでのデザイン編集画面の様子(独自デザインモード)

makeshopのデザイン編集は、初心者向けの使いやすいベーシックモードから、レスポンシブWebデザインにも適したクリエイターモードまで、スキルに合わせて編集モードが選択できます。どちらのモードも、テンプレートは全て無料です。

HTML・CSS・JavaScriptなどの編集も可能なクリエイターモード

クリエイターモードは、中級者以上向けの自由度の高い編集機能を提供しています。HTML・CSS・JavaScriptなどの編集はもちろん可能。独自タグとテンプレートエンジン「Smarty」を組み合わせた高度なカスタマイズにも対応しています。

公式の「EC制作代行サービス」でプロによるサイト制作も依頼可能

プロにサイト制作を依頼する際には、公式が提供する「EC制作代行サービス」をチェックしましょう。サイト構築費用は、99万円~ (税込)※ベーシックプラン、コストを抑えつつデザインにこだわりたい方にも対応しています。

今時店長
今時店長
初心者でも簡単に作れるのはBASEです。サイト制作にかかる時間も短いです。カスタマイズ性能は、makeshopの方が高いです。商品点数の多い、大規模サイト等は、makeshopの方が最適です。

搭載機能の比較

BASE と makeshopの搭載機能を比較(表形式)

BASEとmakeshopの搭載機能を比較

ネットショップに搭載されている機能について比較表にまとめました。有料オプションなどもあるため、補足事項もチェックしてください。

サービス名称
BASE
(ベイス)
makeshop
(メイクショップ)
公式サイト



送料詳細設定
HTML編集
年齢制限
パスワード保護
購入個数制限
名入れ
英語表記
複数配送先指定
副管理者
外部カート
アクセス解析
集客・販


クーポン発行
レビュー機能
ポイント機能
◯※
再入荷通知
レコメンド機能
◯※
フォローメール
メールマガジン



予約販売
◯※
定期販売
◯※
まとめ販売
抽選販売
オーダーメイド販売
ダウンロード販売
電子チケット


商品一括登録(CSV)
商品一括DL(CSV)
連携
オンデマンド販売
インスタグラム連携
Googleショッピング連携
注目機能・連携
Pay ID
総DL数600万以上の買物アプリ「Pay ID」 に出品可能。
ヤフーショッピング、Amazonに出品できる
ワンクリックでヤフーショッピングに出品できる。
サービス選びのポイント
補足事項
BASE
※ポイント機能は、メンバーシップ Appをインストールすることで利用できます。上記以外の気になる機能:メッセージ機能、コミュニティ機能、オンデマンド販売、note連携、プッシュ通知(アプリ)、ブログ機能、配送代行、テイクアウト販売、海外販売代行(有料)、YouTube ショッピング連携、資金調達、BASEロゴ非表示(有料)など。
makeshop
※レコメンド機能(イーレコメンド)、予約販売、定期販売などは有料オプションです。上記以外の気になる機能:BtoBショップ機能、カレンダー機能、会員ランクの自動振り分け機能、複数店舗会員連携(有料)、Yahoo!ショッピング連携、LINEショッピング連携、WordPress連携(有料)、自動接客クーポン、カタログ注文機能など。

BASEはECカートで唯一、抽選販売機能を搭載している

BASEは抽選販売機能を搭載している
実際にBASEを利用して抽選販売ページを作成した様子

BASEは、抽選販売の機能を搭載しています。この機能は、最初に設定をするだけで、応募者から当選者を自動的に選び、当選のメールを送信、クレジットカード決済まで自動化することができます。つまり、出品したあとは手間がかかりません。

この機能を搭載しているのは、数あるECカートの中でも「BASE」だけです。大手ネットショプのなかにも、抽選販売だけこの機能を使っている店舗などもあります。BASEの抽選販売機能は、要チェックですよ。

makeshopと他社カートと比較してチェックしておきたい機能をピックアップ

カテゴリ makeshopの特徴的な機能
店舗構築 ・会員制、BtoBショップ機能
・カレンダー機能
ショップ運営 ・会員ランクの自動振り分け機能
・複数店舗会員連携(有料)
販促・集客 ・Yahoo!ショッピング連携
・LINEショッピング連携
・WordPress連携(有料)
・自動接客クーポン
・人気ランキング機能
受注関連 ・カタログ注文機能
・複数のお届け先へ配送
決済関連 ・Smart Checkout (1クリック決済機能)
・決済ページデザイン編集
・Web接客型Amazon Pay
オプション ・デリバリーオプション(有料)

上表に、makeshopの特徴的な機能をまとめてみました。これらの機能は、makeshopの汎用性の高さと、ショップ運営の柔軟性を示す特徴的な例だと言えるでしょう。

例えば、BtoBショップ機能や会員ランクの自動振り分けなどは、ビジネスモデルに合わせたきめ細やかな対応を可能にします。Yahoo!ショッピングやLINEショッピングとの連携、WordPress連携による集客力の強化など、マルチチャネル展開にも役立ちます。

受注関連では、カタログ注文機能や複数のお届け先への配送対応など、多様な販売形態をサポート。決済面でも、スムーズな購入体験を提供する1クリック決済や、Amazonアカウントを活用したWeb接客型Amazon Payなど、購入者の利便性を高める機能が充実しています。

さらにオプション機能として、地域を限定して注文を受けられるデリバリーサービス専用の機能なども用意されており、様々な業態のニーズに応えられる柔軟性を持っています。

このように、makeshopは基本機能の充実度に加え、個別のニーズにも対応できる多彩な機能を備えているのが特徴です。ショップの業態や規模、運営方針に合わせて必要な機能を選択し、活用していくことで、効率的で売上の上がるショップ運営を実現できるでしょう。

ただし、一部の機能は有料オプションとなっているため、導入コストとの兼ね合いを考える必要があります。自社の事業戦略に合わせて、最適な機能を選択していくことが重要と言えます。

今時店長
今時店長
BASEは、スタンダードプランで標準機能は全て使えます。makeshopも、基本料金だけでネットショップに必要な機能は搭載しています。外部サービスとの連携は、makeshopの方が多いです。

実店舗連携とオムニチャネル対応の比較

BASE と makeshopの実店舗との連携を比較

BASEとmakeshopのPOSレジや実店舗との在庫連携、OMO化など比較

実店舗やイベントなどで販売予定のある方は、BASEやmakeshopと連携するPOSレジを使用することで、注文や在庫情報などをスムーズに管理できます。

同時に、ブランドアプリなどを導入することで、実店舗とECを統合し、オムニチャネルな購入体験をお客様に提供できます。

サービス名称
BASE
(ベイス)
makeshop
(メイクショップ)
店舗レジ連携
スマレジ(無料~)
スマレジ(無料~)
オムニチャンネル
makeshop for オムニチャンネル
補足事項
スマレジと連携して商品在庫の連動も可能。「テイクアウト APP」でネットでテイクアウトの事前決済もできる。
ほかにも「makeshop apps」に、実店舗との連携にも関係する多数のアプリが掲載されています。

実店舗のデジタル化がまだという方は、お店のキャッシュレス化に最適な以下の記事もあわせてチェックしてください。

【2024年最新】マルチ決済端末13選を完全比較!目的別の選び方」 では、キャッシュレス決済の導入に役立つ情報が満載です。 気になる方は、ぜひこちらをクリックしてみてください。

また、タブレットPOSレジの導入を検討中の方には「【2024年最新】タブレットPOSレジ徹底比較!おすすめタイプ別・料金と口コミまで網羅」 がおすすめです。 こちらの記事では無料から導入できるタブレットPOSレジをご紹介しています。

今時店長
今時店長
どちらのサービスも、スマレジと連携して利用できます。現状では、makeshopが一歩リードという状況ですが、BASEも、実店舗との連携は力を入れているので、将来性には期待ができます。

サポート体制の比較

BASE と makeshopのサポート面を比較しました

BASEとmakeshopのサポート面を比較しました

BASEとmakeshopのサポート面に関して比較してみました。万が一のトラブルでの対応など、運営のサポートなども確認しておきましょう。

サービス名称
BASE
(ベイス)
makeshop
(メイクショップ)
問い合わせ窓口
電話
メール
備考欄
チャットでの問い合わせも対応してます。
ECアドバイザーによる無料の出店サポート。電話、メールサポート。質問掲示板、デザイン質問掲示板も提供。月2回くらいの頻度でオンライン・地域ごとのセミナーも開催しています。

makeshopはサポートが充実している(サポート一覧)

提供されている無料サポートについてまとめてみました。

サポート名 料金 概要
ECアドバイザー 無料 ECサイト構築の不安や疑問の解消、ショップ運営・集客の相談をサポート
電話サポート 無料 ECサイト運営のプロに電話で質問でき、初心者でも開店準備をスムーズに進められる
メールサポート 無料 FAQでは解決できない質問に、メールで1~2営業日以内に回答
質問掲示板 無料 ショップごとの専用掲示板で、技術的な質問に1~2営業日以内に回答
デザイン質問掲示板 無料 ショップデザインに関するHTMLやCSSの質問に回答
無料セミナー 無料 新規出店、スマホ対策、SNS対策などのセミナーを開催
無料電話相談 無料 新規ECサイト構築や乗り換えの相談を、管理画面を見ながらアドバイス
開店マニュアル 無料 初心者でも安心してECサイト構築できるよう開店手順を解説
オンラインマニュアル 無料 機能の操作方法をキャプチャ解説、チャットボット付き
よくある質問(FAQ) 無料 ショップ運営での不明点を、よくある質問からケース別に解決

手厚いサポート体制を実感しました

MakeShopの開業案内書

makeshopから印刷されたマニュアルが届いたことで、手厚いサポート体制を実感しました。初心者にとって心強い存在であり、オンラインでは得られない詳細な情報も掲載されています。

コストをかけてでもユーザー目線に立つ姿勢が感じられます。現在も配布されているかは不明ですが、過去の対応からmakeshopがサポートを重視していることがうかがえます。

今時店長
今時店長
どちらも公式ヘルプなどは充実しています。サポート面が充実しているのは、makeshopです。makeshopは、セミナーなども頻繁に開催されています。

口コミ・評判|気になるクチコミをピックアップ

BASE と makeshopの口コミ・評判をご紹介

BASEとmakeshopの口コミや評判をピックアップしてご紹介

BASEとmakeshopに関連する、個人的に気になった口コミをピックアップしてご紹介します。

BASEの口コミ・評判

BASEのお買い物アプリ(Pay ID)を評価する口コミは多いです。

抽選販売はとても人気です、自動で抽選してメールも送信してくれます。

makeshopの口コミ・評判

makeshopの新管理画面のお気に入り商品登録数のランキング表示が便利という口コミがありました。makeshopは、バージョンアップも頻繁に実施されています。

万が一トラブルなど、国産カートの方が対応できるという口コミが多いです。

結論:BASE と makeshop - あなたに最適なのはどちら?

まとめ

無料から利用できるネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」と、国内流通総額第一位のショッピング―カート「makeshop(メイクショップ)」について徹底比較して両者の違いを解説しました。

BASEは、こんな方におすすめ

BASE

低コストでネットショップを開設したい方に最適

BASEは、無料プランでも機能制限がなく、追加料金なしでネットショップをオープンできるため、低コストでネットショップを始めたい方に最適です。初期費用を抑えつつ、必要な機能を使ってショップ運営ができます。

WEBデザインが苦手な初心者でも、簡単にネットショップを作成可能

BASEは初心者向けに設計されているため、WEBデザインが苦手な方でも直感的な操作でショップのデザインを作成できます。有料テーマを購入すれば、より洗練されたデザインのショップを簡単に作ることも可能です。

他のサービスにはない独自機能が使える

BASEには、人気の抽選販売機能やコミュニティ機能など、他のサービスには搭載されていないユニークな機能があります。これらの機能を活用することで、ショップの差別化を図ることも可能です。

フリマアプリ感覚で商品を販売したい方におすすめ

BASEが提供する「Pay ID」というショッピングアプリを通じて、ユーザーはフリマアプリ感覚で商品を購入できます。手軽にショップの商品を販売したい方にとって、Pay IDは強力なツールとして機能します。

BASE(無料ではじめる)

makeshopは、こんな方におすすめ

makeshop(メイクショップ)

商品点数の多い大規模サイトに最適

makeshopは商品点数が多く、大規模なサイト運営を行う方に最適です。プレミアムプランでは商品登録数が10,000点、エンタープライズプランでは50,000点まで対応可能。拡張性が高いので、ビジネスの成長に合わせてサイトを大きくしていくことができます。

高度なマーケティング機能を使いたい方におすすめ

makeshopにはMA(マーケティングオートメーション)やCRM(顧客管理)など、大規模ECサイトに必要な高度なマーケティング機能なども連携できます。これらのツールを活用することで、効果的な販促活動を行い、売上アップにつなげることができるでしょう。

プロレベルのデザインカスタマイズを行いたい方に適しています

makeshopはBASEよりもサイトのカスタマイズ性が高いため、よりプロフェッショナルなデザインを実現できます。ただし、高度な編集にはHTMLやCSSの知識が必要なので制作難易度は高いです。プロのデザイナーやエンジニアに依頼する場合は、BASEよりも費用が高くなる点に注意が必要です。

安定性と信頼性を重視する方に適しています

国内ECカートシェアNo.1を誇るmakeshopは、多くの人気店舗に利用されており安定性と信頼性が高いシステムです。新機能の追加やセキュリティ対策など、常にサービス向上に努めているので、長期的に安心して利用することができます。

makeshop(特別20日間の無料体験窓口)

今時店長
今時店長
BASEは、月額無料から利用可能。makeshopも無料体験を提供しているので、実際に試してみましょう。あなたのお店の規模や現在の状況、求めているデザインや機能面、サイト制作のスキルと掛けられる時間などを考慮して総合的には判断しましょう。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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今時店長

今時店長(ミニクル合同会社)

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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