【初心者OK】釣具のネットショップを開業する方法!仕入れ・ECカート選び・集客まで解説

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【初心者OK】釣具のネットショップを開業する方法!仕入れ・ECカート選び・集客まで解説

釣具のネットショップを開業する方法について解説します。

ネットビジネス歴10年以上の筆者が、商品の仕入れ方法、ネットショップ構築サービスの選び方、集客方法までわかりやすく解説します。

釣具のネットショップ開業を検討中の方や、具体的な方法がわからないという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

商品の仕入れ方

釣具の商品仕入れについてまとめてみました

イメージ

まずは、釣具の仕入れ方法について解説します。

釣具の取り扱いのある仕入れサイトを利用する

釣具のネットショップを開業する際、まず検討したいのが仕入れサイトの活用です。仕入れサイトとは、インターネットを通じて商品を仕入れることができるプラットフォームのことを指します。

国内最大級の仕入れサイト「ネッシー」は、開業準備中の個人事業主でも会員登録が可能で、1点からの注文や小ロットでの仕入れにも対応しています。

ただし、サイトによっては最低発注ロットが設定されていることもあるため、注文前に入念な確認が必要です。

また、卸価格は会員登録したユーザーにのみ開示され、サプライヤーとの交渉を経て購入することになります。

実際に最大級の仕入れサイト「ネッシー」を調査してみました

国内最大級の仕入れサイト、ネッシーでルアーを仕入れる

NETSEA(ネッシー)」でルアーを検索してみたところ、5,000件以上の商材が見つかりました。淡水、海釣り、各種ルアーの商品ラインナップは非常に豊富です。

ネッシーの商品ページ

商品ページでは、仕入れ条件「ビギナーバイヤー購入可」など、サプライヤーのスコア(評価)、サプライヤーのレビュー(口コミ)、販売できる条件などを確認することができます。

商品ページ右側の項目の意味は以下の通りです

  • 消費者直送・・・消費者への直接配送の可否
  • 画像転載・・・ 商品画像の転載可否
  • ネット販売・・・オンライン販売の可否
  • ネットオークション・・・オークションサイトでの販売の可否
  • 消費者向け商品説明:・・・消費者向け商品説明の有無

ネット販売が「◯」と記載されているサービス以外は販売できません。オークションでの販売を考えている方は、オークションの項目も確認しておきましょう。

仕入れサイトを利用する際は、これらの点に留意しつつ、自社のビジネスモデルに合ったサービスを選ぶことが大切です。

釣具の仕入れができるサイト

  • NETSEA(ネッシー)・・・国内最大級の仕入れサイト、釣具のラインナップも豊富(個人事業主可)
  • SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)・・・釣具はもちろん、子供向けやアウトドア・アパレル関係の商材も豊富(個人事業主可)
  • 植村漁具・・・釣具、釣りえさ、アウトドア用品などを扱う総合卸売問屋、国内外約300社を超える釣具小売店様、卸売業者と取引実績
  • 株式会社浜田商会・・・あらゆる釣具・海上レジャー用品の総合卸(実店舗のある事業者限定)

ノーブランド商品に比べ、有名メーカーの商品は仕入れが難しい傾向にあります。価格維持や値崩れ防止のため、多くのメーカーが実店舗での販売のみを認めているからです。

そのため、メーカー商品をネット販売するには、信頼関係の構築や一定の販売実績が求められます。メーカー商品の仕入れは容易ではありませんが、その分、利益率は高くなる傾向にあります。

釣具以外の仕入れサイトは、「最新インターネットの仕入れ先・卸売りサイト49選[アパレル、雑貨、インテリアなど]」 にて紹介しています。合わせて参考にしてください。

直接メーカーや卸問屋に問い合わせて仕入れをする

電話で問い合わせをする

仕入れサイトの活用以外に、直接メーカーや卸問屋に問い合わせて仕入れを行う方法もあります。この方法では、基本的には電話での問い合わせが主流となります。

電話での問い合わせは、即時に返答を得られるメリットがある一方、相手の都合に左右されやすいというデメリットもあります。そのため、事前にメールで問い合わせ内容を伝えておくと、スムーズに進められる場合があります。

また、問い合わせ先のホームページやネットショップなどがあると、会社の信頼性や取り扱い商品などを事前に確認できるため、安心感があります。特に、ネットショップを運営している卸問屋は、小ロットでの仕入れにも対応している場合が多いので、小規模なネットショップを開業する際には心強い存在といえるでしょう。

直接問い合わせる際は、以下の点に注意しましょう。

  • 事前に問い合わせ内容をまとめておく
  • 電話での問い合わせは、相手の都合に左右されやすいことを理解しておく
  • ホームページやネットショップを確認し、会社の信頼性や取り扱い商品を把握しておく
  • 小ロットでの仕入れが可能か確認する

直接問い合わせての仕入れは、仕入れサイトとは異なる商品を仕入れられる可能性があるため、自社のニーズに合った方法を選択することが大切です。

オリジナルのルアーをOEMで制作する

オリジナルのルアーをOEM生産で依頼する

OEMとは、Original Equipment Manufacturingの略で、他社ブランドの製品を受託製造することを指します。つまり、自社でデザインしたルアーを、他社の工場に製造を委託するということです。

オリジナルのルアーをOEMで制作するメリットは以下の通りです。

  • 自社ブランドのルアーを販売できる
  • 製造設備を持つ必要がない
  • 少ロットでの製造が可能
  • 品質管理は製造委託先に任せられる

一方、デメリットとしては以下の点が挙げられます。

  • 製造コストが高くなる傾向がある
  • 製造委託先の選定に時間がかかる
  • 最低発注ロットがある場合がある
  • 製造工程に直接関与できない

オリジナルのルアーをOEMで制作する際は、以下の手順で進めます。

  • ルアーのデザイン、仕様、材質などを決定する
  • 製造委託先を探し、見積もりを取る
  • サンプル品を作成し、品質を確認する
  • 本製造を行い、納品を受ける

製造委託先の選定は特に重要です。品質、価格、納期、コミュニケーションなどを総合的に判断し、信頼できる製造委託先を見つけることが大切です。

オリジナルのルアーを販売することで、他社との差別化を図ることができます。ただし、製造コストが高くなる傾向があるため、販売価格設定には注意が必要です。

ルアーのOEMを提供している事業者

  • 株式会社KATOSEIKO・・・メタルジグを始め、プラスチックミノー(ルアー)、ジグヘッド、スピナベイト、菅釣りスプーンルアー、タイラバ、ルアー内部ウェイト、オリジナルおもりなど対応

釣具のネットショップに最適なECカートの選び方

釣具のネットショップに求められる機能とは

釣具のネットショップに最適なネットショップ作成サービスとは

これから釣具のネットショップを開業しようと考えている方に向けて、最適なネットショップ作成サービスをご提案します。

自由なレイアウトが実現できるECカートを選びましょう

釣り関連のネットショップでは、商品の魅力を最大限に伝えるために、自由なレイアウトが重要です。

商品画像を大きく表示したり、動画を埋め込んだりと、柔軟にページをデザインできるECカートを選ぶことで、他店との差別化を図ることができます。

また、ユーザーにとって見やすく、使いやすいレイアウトを実現することで、購買意欲を高めることにもつながります。

会員専用のページを搭載しているサービスを選びましょう

釣具、特にルアーなどは、ロストなどによりリピーターが多い商材です。

会員専用ページを設けることで、リピーターの利便性を高め、ロイヤルティを向上させることができます。

会員限定の商品やセール情報を提供するなど、特典を用意することで、リピート率のアップにつなげましょう。

WordPress(ブログ)と連携できるサービスを選ぼう

新商品の紹介から、展示会でのレポート、釣り紀行など、オウンドメディアとして活用することで、ショップの魅力を高めることができます。

WordPressと連携できるECカートを選ぶことで、ブログとショップの相乗効果を生み出し、集客力を高めることができます。

釣具のネットショップには、カラーミーショップがイチオシ

カラーミーショップ

上記で挙げた3つの機能を搭載したネットショップ作成サービスとして、一番におすすめしたいのが「カラーミーショップ」です。

カラーミーショップは、初期費用、月額無料から利用可能。自由なレイアウトはもちろん、会員専用のページも搭載、レギュラープラン以上になるとWordPressを連携する機能も搭載しています。

カラーミーショップに関する詳細は、「【完全ガイド】カラーミーショップの評判どう?実体験をもとにメリット・デメリットを徹底解説!」 にて解説していますので、合わせて参考にしてください。

初期費用、月額無料のECカートでは、BASEとSTORESがおすすめ

初期費用、月額無料から利用できるネットショップ作成サービスでは、「BASE」と「STORES」がおすすめです。

BASEは、抽選販売の機能を搭載している

BASE(ベイス)

国内最大級の利用シェアを誇るネットショップ作成サービス「BASE」は、抽選販売をする機能が搭載されています。

人気のルアーや数量限定アイテムの販売にも活用できます。

この抽選販売機能は非常に便利で、注文が入ったら自動的に当選者を選出し、メール送信まで一元管理できます。

BASEに関する詳細は、「【完全ガイド】BASEの評判どう?実体験をもとにメリット・デメリットを徹底解説!」 にて解説していますので、合わせて参考にしてください。

STORESは、まとめ販売機能を搭載している

STORES(ストアーズ)

すでに商材を持っている方、例えばハンドメイド作品などで手軽にネットショップを開業したい方に最適なのが「STORES」です。

STORESは、上記の2サービスよりもさらに簡単にネットショップを開設でき、月額無料プランからの決済手数料も安いのが魅力です。

STORESには「まとめ販売、セット販売」の機能が搭載されています。ルアー2つで◯円割引、ロッドとルアーをセットで割引するなどの設定が可能です。

STORESに関する詳細は、「【完全ガイド】STORESの評判どう?実体験をもとにメリット・デメリットを徹底解説!」 にて解説していますので、合わせて参考にしてください。

今時店長
今時店長
釣具店のネットショップに最適な3つのサービスをご紹介しました。カラーミーショップ、BASE、STORESはいずれも初期費用と月額料金が無料からスタートできるので、まずは実際に使ってみて、操作性や機能を確かめてみることをおすすめします。

釣具のネットショップの集客方法

釣具のネットショップの集客方法

釣具のネットショップの集客方法についてまとめてみました。

動画サイトやSNSなどを活用する

釣具のネットショップを運営する上で、集客は非常に重要です。その中でも、動画サイトやSNSを活用することは効果的な手段の一つです。

YouTubeやTikTokなどの動画サイトでは、釣り方の解説や商品レビューなどの動画を投稿することで、釣り好きのユーザーを引き付けることができます。

また、InstagramやTwitterなどのSNSでは、商品の魅力的な写真を投稿したり、釣果を共有したりすることで、フォロワーを増やし、エンゲージメントを高めることができます。

SNSでの集客に関しては、「【完全版】SNSでお店の宣伝・集客する方法!目的別の最適サービス&運用のコツまで解説」 でも紹介しています。合わせて参考にしてください。

メルカリなどに出品してみる

メルカリやヤフオクなどのオークションサイトやフリマアプリに商品を出品することも、集客につながります。

これらのプラットフォームには、多くの釣り好きユーザーが集まっています。出品する際は、商品の魅力が伝わるような写真や説明文を用意し、適切な価格設定を行うことが大切です。

また、オークションサイトやフリマアプリでの販売は、自社のネットショップを宣伝する機会にもなります。ただし、これらのプラットフォームでは自社ショップのURLを直接記載することは禁止されています。

代わりに、出品者名やプロフィール欄に自社ショップの店舗名を記載しておくことで、ブランディング効果を狙うことができます。興味を持ったユーザーが自発的に店舗名で検索することを期待し、自然な流れで自社ショップへの誘導を図るのが賢明ですね。

自社ECを立ち上げてからほかのマーケットに出品しましょう

ここで言う自社ECサイトとは、先に紹介したカラーミーショップ、BASE、STORESなどのサービスを利用して制作した、自社のメインとなるネットショップのことを指します。

たとえば、メルカリで商品名をみた消費者が、Googleなどで検索すると自社ECサイトがヒットするようになります。

メルカリで売られているルアーではなく、自社ECで売られているルアーがメルカリにも出品されているという印象の違いも生まれます。

これこそが自社ECサイトとフリマアプリの相乗効果であり、ブランドの信頼性を高め、売上拡大につなげることができるのです。

自社ECサイトを基盤に、外部チャネルとの戦略的な連携が成功への鍵となります。

今時店長
今時店長
集客と並んで重要なのが、お店や商品に対する口コミです。初期段階では広告を活用し、認知度を高めることが必要不可欠。広告と口コミを組み合わせることで、効果的に集客を行うことができます。口コミは信頼性が高く、潜在顧客の興味を引き付ける上で非常に有効な手段となるでしょう。
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今回のまとめ

まとめ

今回は、釣具のネットショップを開業する方法について解説しました。

商品の仕入れ方法としては、仕入れサイトの活用、直接メーカーや卸問屋への問い合わせ、オリジナルルアーのOEM制作などがあります。自社のニーズに合った方法を選択することが大切です。

ネットショップ作成サービスは、自由なレイアウト、会員専用ページ、WordPressとの連携などの機能を備えたカラーミーショップがおすすめです。初期費用や月額料金が無料のBASEやSTORESも選択肢になります。

集客方法は、YouTubeやSNSなどの活用、メルカリなどへの出品が効果的です。自社ECサイトを基盤に、外部チャネルとの戦略的な連携が成功への鍵となります。

釣具のネットショップ開業は、適切な準備と実行により、充実したビジネスチャンスを提供します。仕入れ、ネットショップ作成、集客の各段階で、自社のコンセプトやニーズに合ったアプローチを選択し、着実にステップを踏んでいきましょう。

釣具業界の動向やお客様のニーズを常に把握し、柔軟に対応することも重要です。競合他社の動向にも注目し、差別化要因を明確にすることで、長期的な成功につなげることができるでしょう。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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  • この記事を書いた人
今時店長

今時店長(ミニクル合同会社)

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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