BASEとSquareの在庫連携完全ガイド!店舗とネットショップの一元管理を実現

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BASEとSquareの在庫連携完全ガイド!店舗とネットショップの一元管理を実現

ネットショップ作成サービス『BASE』と実店舗向けPOSレジ『Square』が2025年1月28日、オムニチャネル戦略を強化する新機能の提供を開始しました。

BASE株式会社とSquareは、ネットショップと実店舗の在庫を自動で同期できる『Square連携 App』を公開。この連携により、実店舗とECサイトをシームレスに連携させたオムニチャネル販売が可能になります。

店頭での販売がリアルタイムでネットショップの在庫に反映され、二重販売や在庫切れを防ぐことができるほか、手動での在庫調整作業が不要になるため、店舗運営の効率化にも貢献します。

本記事では、BASEとSquareの在庫連携機能の設定方法や活用のポイントについて、実際の画面を使って詳しく解説していきます。

基本的なこと

BASEとは

BASE(ベイス)

7年連続ネットショップ開設数第一位のサービス

BASE(ベイス)は、7年連続でネットショップ開設数、第一位のサービスです。過去に香取慎吾を起用したテレビCM「ネットでお店を開くなら・ベ・イ・ス」を放送していたこともあり、その知名度はとても高いです。

今すぐお店の開店と同時にクレジットカード決済を導入できる

BASEの決済は、フリマアプリなどでも採用されているエスクロー決済(仲介)です。この決済は、事前審査もなく導入できるため、いますぐ申込をしたのち、数分後には商品を販売することができます。

スタンダードプランから全ての基本機能が搭載されている

BASEは、初期費用、月額0円で利用できるスタンダードプランに全ての基本機能が搭載されています。また、抽選販売、コミュニティ機能、海外販売代行など、他社サービスにはない機能オプションも豊富です。

関連記事:【完全ガイド】BASEの評判どう?実体験をもとにメリット・デメリットを徹底解説!

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Squareとは

Square

Squareは2009年に米国で誕生したFinTech企業で、スマートフォンやタブレット向けに携帯型のクレジットカードリーダーと決済サービスを提供しています。

2013年に日本参入し、三井住友カードと提携。スマホに接続する小型リーダーとアプリを使い、クレジット・デビット・電子マネーなどの支払いを簡便に処理。セキュリティと使いやすさから、日本でも店舗や移動販売で広く利用されています。

関連記事:【Square】スマホでタッチ決済の評判は?使い方・メリット・デメリットまで徹底解説!

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今回の連携に関する概要(料金・仕様・機能)について

商品在庫を連携する

今回の連携に関して、事前に確認しておきたいポイントは3つありました。

  • 全て初期費用、月額固定費0円で利用できる。
  • 実店舗とネットショップ、連携できるのは商品在庫のみ。
  • SquareとBASE、それぞれ商品登録が必要。

全て初期費用、月額固定費0円で利用できる

BASESquare、どちらのサービスも初期費用、月額無料で利用できます。在庫の連携に関しても追加の費用は一切かかりません。

決済端末を購入するほど使う予定のない方は、お手持ちのスマートフォンを決済端末として利用できる「スマホでタッチ決済」を使えば導入費用もかかりません。

実店舗とネットショップ、連携できるのは商品在庫のみ

実店舗(SquarePOSレジ)と、ネットショップ(BASE)で連携できるのは商品在庫のみです。商品名、商品コード(SKU)などの情報は一切連携しません。

SquareとBASE、それぞれ商品登録が必要

この連携機能は、Squareに商品を登録、BASEに登録した商品に商品在庫を紐づけるものです。つまり、両方のサービスでそれぞれ商品登録が必要です。

無料で連携機能をお試しする方法

SquarePOSで現金での受け取り方法

SquarePOSレジ」は、支払いの受け取りに「現金」という項目がありますので、こちらを選択すれば決済を通さずに注文ができます。

今時店長
今時店長
初期費用、月額固定費などは一切かかりません。興味のある方は、下記手順を参考に試してください。

BASEとSquareで実店舗とネットの在庫を連携する手順

BASEにSquare連携Appsをインストールする

BASEの管理画面にアクセスしたのち、上バーにある「Apps」をクリックします。

検索バーに「Square」と入力をする

検索バーに「Square」と入力すると、連携するためのアプリが表示されます。

Squareアプリをインストールする

下にスクロールして「インストール」ボタンをクリックしましょう。

Squareにログインするボタン

連携するアカウントが設定されていません と表示されるので「Squareにログインする」というボタンをクリックしてください。

Squareにログインする

Squareに処理が移行するので、Squareアカウントのメールアドレスを入力したのち「続行」をクリックしてログインしましょう。

Squareにログインして連携を承認する

BASEとSquareを連携する

上のようなSquareのアプリケーション連携の認証画面が表示されます。

英語表記ですが、BASEというeコマースプラットフォームが、ユーザーのSquareアカウントへのアクセス許可を求めているという文章です。

具体的に許可を求めている内容は、商品ライブラリの修正と閲覧、在庫数の変更と確認、出店者プロフィール情報の閲覧などです。

この画面で「Allow(許可)」をクリックすると、BASEがこれらの情報にアクセスできるようになります。

BASEとSquareの連携完了

上記のように表示されたら、BASEとSquareの連携完了です。

Squareに商品を登録する

Squareに商品を登録する

Squareの管理画面にログインしたのち、左メニュー「商品」をクリックすると「商品を登録」というボタンが表示されるのでクリックして商品を登録しましょう。

Squareの管理画面にログSquareへの商品登録が完了しました

Squareへの商品登録が完了しました。

BASEに登録してある、既存商品をSquareと連携したい場合にも、Squareにて別途商品登録をしないと連携できません。

BASEの商品をSquareに連携する

まず最初に下記商品に関しては連携できないので注意してください。

  • 抽選販売を利用している商品
  • 在庫数が99,999個を超える商品
  • BASE/Square間で種類(バリエーション)の有無が異なる商品

参照元:https://help.thebase.in/hc/ja/articles/42727897632409

BASEにSquareの商品を連携する

BASEに戻り、Square連携Appsの設定画面に行き左メニューにある「連携商品一覧」→「未連携」にさきほど登録した商品が掲載されているので選択しましょう。

BASEの商品を連携するというボタンをクリックする

BASEの商品を連携するというボタンをクリックします。

BASEとSquareの連携を開始する

BASEとSquare、それぞれで登録した商品が掲載されますので、右下にある「連携を開始する」というボタンをクリックして処理を進めましょう。

BASEとSquareの在庫の連携完了

上記のように連携商品一覧のステータスに「有効」と表示されたら連携は完了です。これで、該当商品のBASEとSquareの商品在庫が連携されました。

店頭での販売をシミュレーションしてみよう

SquareのPOSレジアプリをダウンロードする

まずは「Square POSレジ」をダウンロードしましょう。

SquarePOSレジで買い物をする

左下の「お会計」をクリックすると、さきほど登録した商品が表示されるので、クリックして商品を追加「売上の確認」ボタンをクリックしましょう。

SquarePOSを現金でテスト注文する

今回はテスト注文なので「現金」をクリックしました。

ちなみに、上の「タッチ決済」というボタンをクリックすると、iPhone、Android、などのスマートフォンを決済端末として利用する機能も搭載しています。詳しくは「【Square】スマホでタッチ決済の評判は?使い方・メリット・デメリットまで徹底解説!」 にて解説しています。

注文が完了すると、BASEの商品在庫も連動して減少します。

実際に試してみたところ、商品ページに反映されるまで数分ほど、タイムラグがありました。反映されない場合には、少し待ってから確認してみましょう。

BASEとSquareの在庫連携にエラーがでた

在庫の連携ができない場合には、BASEのSquare連携アプリにて「連携商品一覧」をチェックしてください。

上画像のように、エラーが表示されている場合には正常に連携できない状態となります。対象商品をクリックしたのち「連携を再開する」というボタンをクリックすると正常な状態に戻ります。

商品点数が多い場合には、バーコードリーダーを導入しよう

ある程度、商品点数が多いお店はSKU(商品コード)で管理しましょう。

SquareでSKUを登録しよう

SKU(商品コード)は、上画像のようにPOSレジで直入力もできますが、商品にバーコードをつけてバーコードリーダーで読み取るのが一般的です。

Square対応のバーコードリーダー

SKU(Stock Keeping Unit)は、企業独自の商品コードなので自由につけることができますが、事前にある程度ルールを決めておくと管理も楽になります。

周辺機器:Square ※バーコードリーダーなどは別売りです。

商品ラベルの出力はラベルプリンターを使う

商品にバーコードをつける際に必要になるのがラベルプリンターです。小規模店舗であれば、万能に使えるブラーザーのQLシリーズがオススメです。

QL ブラザー工業 ラベルプリンター

上記を購入すると、専用ラベル作成ソフトも無料で提供されます。ダウンロードには、製品底面、背面もしくは、テープ挿入口内側にあるシリアル番号が必要です。

専用ラベル作成ソフト:P-touch Editor(無料)

SKUのバーコードの出力形式は、数字に加えてアルファベット(大文字/小文字)にも対応している「CODE128」などを選びましょう。

商品ラベル(バーコード)は下げ札に貼れば完了

商品ラベルにバーコードをつけたイメージ

商品ラベルは、包装紙などあればそのまま貼り付けてもいいですが、下げ札(プライスタグ)に貼り付ければ見た目もきれいにできます。

今時店長
今時店長
Squareの審査時間は最短数分程度、つまり今日思い立って明日のイベントなどに利用することも可能です。

今回のまとめ

まとめ

今回は、BASEとSquareの在庫連携について、サービスの利用料金、仕様、機能を詳しく解説しました。

重要なポイントは3つです。

一つ目は、すべての機能が初期費用、月額固定費0円で利用できること。二つ目は、実店舗とネットショップ間で連携できるのは商品在庫のみということ。そして三つ目は、SquareとBASE、それぞれで商品登録が必要という点です。

月額無料で利用できますので、興味をお持ちの方はぜひ実際に試してみてください。なお、Squareは様々な決済機能も利用できるため、アカウントを開設しておけば突然のイベント出店などでもすぐに活用できます。

本記事が皆様のビジネスのご参考になれば幸いです。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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今時店長

今時店長(ミニクル合同会社)

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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