無料ネットショップ開設サービス「BASE・ベイス」とクロネコヤマトのネットショップ開業サービス「らくうるカート」について徹底比較しました。
実際に両方のサービスを利用してきた経験と、客観的なデータを基に2つのサービスを比較して違う点などを解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
サービス概要
BASE と らくうるカート の特徴を簡単にご紹介
まずは、ネットショップ開設ツール、BASE(ベイス)とらくうるカートについて、サービスの基本的な特徴などを簡単にご紹介します。
BASE(ベイス)の特徴
7年連続ネットショップ開設数第一位のサービス
BASEは、7年連続でネットショップ開設数第一位を獲得している、初期費用、月額無料から利用できるネットショップ作成サービスです。過去には「ネットでお店を開くなら・ベ・イ・ス」というテレビCMなども放送していました。
BASEは事前審査もなくカード決済などを導入できる
BASEの支払い方法は、フリマアプリなどで採用されているエスクロー決済(仲介)です。この決済は、事前審査もなくクレジットカードを含む複数の決済方法を一括で導入可能です。つまり、今すぐお店をオープンして販売をスタートできます。
関連記事:【完全ガイド】BASEの評判どう?実体験をもとにメリット・デメリットを徹底解説!
らくうるカートの特徴
クロネコヤマトのネットショップ作成サービス
らくうるカートは、クロネコヤマトで知られる、ヤマトグループが提供しているネットショップ作成サービスです。ヤマト運輸の送り状発行システムB2クラウド連携して利用することができます。
30日間無料体験もできる
らくうるカートは、月額有料のサービスですが、事前に30日間無料でおためしできるプログラムも提供されています。この機能を使えば、らくうるカートのデザインや機能などを確認することができます。
関連記事:評判どう?らくうるカートを徹底解説!基本料金から口コミ・メリットまで完全網羅
ネットショップ開設サービスには、BASE や らくうるカート 以外にも多くの選択肢があります。
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基本的な仕様の比較
料金プランと基本的な仕様の比較(表形式)
まずは、基本料金(初期費用、月額費用)、契約期間、独自ドメイン利用の有り無し、サポート内容など、基本的な仕様について比較表にまとめました。
サービス名称 |
BASE
(ベイス)
|
らくうるカート
|
|
---|---|---|---|
運営事業者 |
BASE株式会社 |
ヤマトフィナンシャル株式会社
|
|
導入店舗の傾向 📊 規模の目安を確認 |
小規模から中規模向け |
小規模から中規模向け |
|
初期費用 |
無料 |
ライトプラン
3,300円 (税込)レギュラープラン
5,500円 (税込)アドバンスプラン
11,000円 (税込)
|
|
月額費用 (毎月の固定費) |
ライトプラン
3,960円/年 (税込)月あたり330円 (税込)
レギュラープラン
人気
39,600円/年 (税込)月あたり3,300円 (税込)
アドバンスプラン
171,600円/年 (税込)月あたり14,300円 (税込)
|
||
最短契約期間 |
1カ月 |
1年間 |
|
商品登録数 |
無制限
(1日最大1,000件) |
ライトプラン
1万点レギュラープラン
無制限アドバンスプラン
無制限 |
|
ア ド レ ス |
独自ドメイン |
利用可能 ※サブドメイン限定 |
利用可能
※レギュラープラン以上で無料貸与 |
常時SSL化 |
標準対応 |
標準対応 |
|
備考欄 |
BASEロゴを非表示は別途500円/月。独自ドメインは、スタンダードプランから他社サービスで取得したものを”サブドメイン”として利用できます。 | 独自ドメインは、レギュラープラン以上は無償で貸与されます。この無償ドメインは、他社サービスに移管することはできません。これとは別に、他社で取得した独自ドメインを設定することもできます。 | |
利 用 環 境 |
WEB ブラウザ |
||
スマホ アプリ |
- |
||
サ ポ | ト 窓 口 |
電話 |
- |
◯ |
メール |
◯ |
◯ |
|
備考欄 |
チャットでの問い合わせも対応してます。 | 電話サポートは30分以内が目安です。 | |
特定商取引法に関する表記の一部非公開 |
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
匿名配送が使える
|
- |
|
サービス選びのポイント |
BASEのスタンダードプランとグロースプランの違い
BASEのスタンダードプランと、グロースプランの違いは、月額固定費に加えて、商品を販売したときに負担する手数料の違いだけです。
以下に、月商に対する実質手数料(BASEかんたん決済手数料 + サービス利用料)の違いを比較しました。
BASE料金プラン実質手数料の比較表
月商 |
BASEスタンダードプラン |
BASEグロースプラン |
|||
---|---|---|---|---|---|
客単価 ¥2,000 |
客単価 ¥5,000 |
客単価 ¥10,000 |
年払い |
月払い |
|
¥50,000 | ¥4,300 | ¥3,700 | ¥3,500 | ¥18,030 | ¥21,430 |
¥100,000 | ¥8,600 | ¥7,400 | ¥7,000 | ¥19,480 | ¥22,880 |
¥200,000 | ¥17,200 | ¥14,800 | ¥14,000 | ¥22,380 | ¥25,780 |
¥300,000 | ¥25,800 | ¥22,200 | ¥21,000 | ¥25,280 | ¥28,680 |
¥400,000 | ¥34,400 | ¥29,600 | ¥28,000 | ¥28,180 | ¥31,580 |
¥500,000 | ¥43,000 | ¥37,000 | ¥35,000 | ¥31,080 | ¥34,480 |
¥600,000 | ¥51,600 | ¥44,400 | ¥42,000 | ¥33,980 | ¥37,380 |
¥700,000 | ¥60,200 | ¥51,800 | ¥49,000 | ¥36,880 | ¥40,280 |
¥1,000,000 | ¥86,000 | ¥74,000 | ¥70,000 | ¥45,580 | ¥48,980 |
※月商50万円以上はグロースプランが推奨されています。
実際に、客単価が2,000円、5,000円、10,000円の場合で試算してみると、月商50万円以上ではグロースプランの方が有利であることがわかりました。また、客単価が低いほど、早い段階でグロースプランに切り替えた方が経済的です。
ちなみに、BASEのサービスロゴについてはグロースプランに切り替えても外せません。これは、有料オプション(月額:500円)なので別料金です。
らくうるカートのライトプランとレギュラープランの違いについて
ライトプランは、サブドメインでの運営です。販促メール、売上集計、受注独自ステータス、会員限定ページ設定、顧客一括変更機能などが非搭載です。また、売上に対して、利用手数料(1.1%)が追加で発生します。
レギュラープランは、一番人気のプランで全ての機能が使えます。アドバンスプランは、さらに使える回数や容量が増えるプランです。
また、プランを変更する際には、たとえ上位プランへの変更だとしても、プラン変更料(通常:39,600円)が発生します。
決済手数料と入金サイクルの比較
決済手数料、振込手数料、入金サイクルの比較(表形式)
商品が売れると、支払い方法に応じた決済手数料が差し引きされて入金されます。ここでは、一番利用頻度の高いクレジットカード決済手数料を比較しましょう。
BASE と らくうるカートの、公式クレジットカード決済手数料、振込手数料、入金サイクルなどを比較表にまとめました。
BASE と らくうるカート、どちらのサービスも、売上金から下記手数料(決済手数料、振込手数料)を差し引いたものが入金額となります。
サービス名称 |
BASE
(ベイス)
|
らくうるカート
|
---|---|---|
決済手数料
(クレジットカード) |
||
振込手数料
|
webコレクト
同行扱金融機関/他行扱金融機関
1万円未満:110円・330円3万円未満:110円・440円 3万円以上:275円・605円 ※同行扱金融機関
みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、北海道銀行
七十七銀行、千葉銀行、第四北越銀行、静岡銀行、中国銀行、西日本シティ銀行
|
|
入金サイクル
|
||
備考欄
|
Amazon Pay、PayPal、の決済手数料(サービス利用料もあわせた合計)は、グロースプラン 3.9%、スタンダードプラン 概算7.6%+40円。それ以外の決済手数料は共通です。リボ・分割払いは未対応です。 |
リボ・分割払い、セキュリティーコード入力、3Dセキュア入力に対応しています。 |
サービス選びのポイント
|
上記2サービスも含めた、全ECショッピングカートの決済手数料の比較はこちら
-
【2025年最新】ネットショップの決済手数料を比較!最安値サービスはコレ
ネットショップ作成サービスのクレジットカード決済手数料について比較してみました。初期費用、月額費用とあわせてチェックしてみてください。 こんな方におすすめの記事 無料サービスで実質的に負担する手数料に ...
続けて、具体的な金額がイメージしやすいように2つのサービスで、5万円売り上げたときに発生する合計手数料と振込金額を試算してみました。
計算例:BASEで5万円売り上げた場合の合計手数料
BASEのスタンダードプランで5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:スタンダードプラン
客単価:5,000円
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)
決済手数料:(5,000円 × 3.6% + 40円) × 10件 = 2,200円
サービス利用料:50,000円 × 3% = 1,500円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + サービス利用料 + 振込手数料 = 2,200円 + 1,500円 + 250円 = 3,950円
※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。
BASEのグロースプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:グロースプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)
決済手数料:50,000円 × 2.9% = 1,450円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,450円 + 250円 = 1,700円
※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。
計算例:らくうるカートで5万円売り上げた場合の合計手数料
らくうるカートのレギュラープラン(お気軽プラン)で5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:レギュラープラン
決済サービス:webコレクト(お気軽プラン)
振込サイクル:締日は最大月6回選べる、締日から最短5日で入金
決済手数料:50,000円 × 5.5% = 2,750円
振込手数料:275円(3万円以上、同行扱金融機関の場合)
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 2,750円 + 275円 = 3,025円
※らくうるカートのwebコレクトでは、振込手数料は同行扱金融機関で1万円未満の場合は110円、3万円未満の場合は110円、3万円以上の場合は275円がかかります。他行扱金融機関の場合は、1万円未満は330円、3万円未満は440円、3万円以上は605円がかかります。
対応している支払い方法の比較
BASE と らくうるカート に導入できる支払い方法(比較表)
BASE と らくうるカートの導入できる決済手段について、主要決済の対応状況を比較表にまとめました。決済手段が豊富なほど、カートからの離脱率が低くなる傾向があります。事前に確認しておきましょう。
サービス名称 |
BASE
(ベイス)
|
らくうるカート
|
|
---|---|---|---|
クレジットカード
|
一括払 |
◯ |
◯
|
分割払 |
- |
◯ |
|
コンビニ決済 |
◯ |
◯ |
|
銀行振込 |
◯ |
◯ |
|
後払い決済 |
◯ |
◯ |
|
キャリア決済 |
◯ |
◯ |
|
代金引換 |
- |
◯ |
|
Amazon Pay |
◯※ |
- |
|
楽天ペイ決済 |
- |
- |
|
PayPay(ペイペイ) |
- |
- |
|
PayPal(ペイパル) |
◯ |
- |
|
備考欄
|
連携できる決済代行サービス
全ての決済を月額固定費0円で導入できます。また、決済の導入もBASE経由で簡単にできます。参照元
※AmazonPayは個人・法人どちらも導入可能、ショッピングアプリ、予約販売、デジタルコンテンツ販売、テイクアウト、定期便、コミュニティ、抽選販売、ショップコインには使えません。※Apple Payは、ショッピングアプリにて「ゲストとして購入」を選択時に、Apple PayにMasterCardが登録されていると使えます。
|
連携できる決済代行サービス
クロネコWebコレクト、クロネコ代金後払いサービス、クロネコペイ 参照元
上記以外に、クロネコペイが使えます。キャリア決済については、別途11,000/月の費用がかかります。
|
|
サービス選びのポイント
|
BASEとPay ID(ペイアイディー)について
BASEに出店をすると、Pay ID・ペイアイディーというショッピングアプリを通じて、ユーザーは買い物ができるようになります。※設定で非掲載も可能
Pay IDは、BASEの店舗で使える共通の決済アカウントです。つまり、BASEの店舗なら、同じ会員IDで保存したクレジットカード番号でスムーズに買物ができます。
BASEでは、BASE負担で共通会員IDで買物できる割引クーポンが発行されることがあります。BASE全体でモールのような感覚での集客にも期待ができます。
BASEは、全ての決済(コンビニ決済、AmazonPayなど)を月額固定費0円で導入できる
BASEは、クレジットカードを含む全ての決済を月額固定費0円で導入することができます。Amazon Payなども月額固定費は掛かりません。
ショップ事例とデザインの比較
BASE と らくうるカートのショップ事例を比較
BASE と らくうるカート、それぞれ実際に運用されているサイトのデザインを確認してみましょう。
BASE
(ベイス)
|
らくうるカート
|
---|---|
BASEのデザイン特徴
BASEのサイト制作に関する動画
2018年に公開された、BASEを1分間で体感できるコンセプトムービーです。会員登録、初期設定、デザインや商品登録などを体感できます。
上動画は、実際にBASEでショップデザインをしている様子を撮影したものです。直感的な、操作だけでデザインを編集できることがわかります。上動画は、パソコンでの編集画面ですが、スマートフォンでも同じように直感的に操作できます。
BASEのサイト制作について
BASEは初心者にも優しい操作性と高度なカスタマイズにも対応
BASEは、初心者でも簡単にサイト制作ができるように設計されています。パソコンはもちろん、スマートフォンだけでもサイト作成が可能です。
無料テーマに加えて有料テーマも豊富に用意
デザインのテーマは、無料のほかに有料テーマ(BASEデザインマーケット)も5,000円から25,000円程度で販売されています。テーマごとに、対応Apps(拡張機能)などに違いがあるので、購入前に確認が必要です。
HTML/CSSの編集や独自タグによる高度なカスタマイズも可能
BASEは、HTML/CSSなどの編集も可能です。また、テーマは独自タグを組み合わせた、高度なカスタマイズにも対応しています。ただし、全体的なサイト構成は1つのソースで行われているため、カスタマイズの拡張性には限界があります。
らくうるカートのデザイン特徴
らくうるカートのサイト制作に関する動画
らくうるカートに関する紹介動画です。サービスの概要を紹介しています。※制作画面などの掲載はありません。
らくうるカートのサイト制作について
公式サイトのテンプレートは無料で使える
ヤマトらくうるカートの公式サイトでは、無料で利用できるテンプレートを提供しています。テンプレートの数は多くありませんが、シンプルで使いやすいデザインが特徴です。
らくうるカートは、初心者でもわかりやすい操作性を備えており、自分でサイトを作成することができます。さらに、HTML/CSSの編集にも対応しているので、自由にデザインをカスタマイズすることも可能です。
ランディングページ(LP)作成機能も搭載
らくうるカートでは、全てのテンプレートを無料で利用できるだけでなく、ランディングページ(LP)を作成する機能も備えています。LP作成には特別なエディタを使用するのではなく、ブログの投稿ページやフリーページを作成するような感覚で、簡単に編集することができます。
搭載機能の比較
BASE と らくうるカートの搭載機能を比較(表形式)
ネットショップに搭載されている機能について比較表にまとめました。有料オプションなどもあるため、補足事項もチェックしてください。
サービス名称 |
BASE
(ベイス)
|
らくうるカート
|
|
---|---|---|---|
公式サイト
|
|||
基
本 機 能 |
送料詳細設定
|
◯ |
◯ |
HTML編集
|
◯ |
◯ |
|
年齢制限
|
◯ |
◯ |
|
パスワード保護
|
◯ |
◯ |
|
購入個数制限
|
◯ |
◯ |
|
名入れ
|
◯ |
◯ |
|
英語表記
|
◯ |
- |
|
複数配送先指定
|
- |
◯ |
|
副管理者
|
◯ |
◯ |
|
外部カート
|
- |
◯ |
|
アクセス解析
|
◯ |
◯ |
|
集客・販
促 関 連 |
クーポン発行
|
◯ |
◯ |
レビュー機能
|
◯ |
◯※ |
|
ポイント機能
|
◯※ |
◯ |
|
再入荷通知
|
◯ |
- |
|
レコメンド機能
|
- |
- |
|
フォローメール
|
- |
- |
|
メールマガジン
|
◯ |
◯ |
|
販
売 機 能 |
予約販売
|
◯ |
◯※ |
定期販売
|
◯ |
◯※ |
|
まとめ販売
|
- |
- |
|
抽選販売
|
◯ |
- |
|
オーダーメイド販売
|
- |
- |
|
ダウンロード販売
|
◯ |
- |
|
電子チケット
|
- |
- |
|
デ
| タ |
商品一括登録(CSV)
|
◯ |
◯ |
商品一括DL(CSV)
|
◯ |
◯ |
|
連携
|
オンデマンド販売
|
◯ |
- |
インスタグラム連携
|
◯ |
◯ |
|
Googleショッピング連携
|
◯ |
-※ |
|
サービス選びのポイント |
補足事項 |
||
BASE |
※ポイント機能は、メンバーシップ Appをインストールすることで利用できます。上記以外の気になる機能:メッセージ機能、コミュニティ機能、オンデマンド販売、note連携、プッシュ通知(アプリ)、ブログ機能、配送代行、テイクアウト販売、海外販売代行(有料)、YouTube ショッピング連携、資金調達、BASEロゴ非表示(有料)など。
|
|
らくうるカート |
※レビュー機能は、外部サービス(有料)と連携して可能です。Google広告はリスティング代行(有料)なので未対応としました。予約販売、定期販売は、クロネコWebコレクト オプション機能(別途:月額10,000円 税別)、または、アドバンストプランでないと利用できません。上記以外の気になる機能:代理注文機能、LP作成機能、一次産品オプション(有料)など。 |
BASEはECカートで唯一、抽選販売機能を搭載している
BASEは、抽選販売の機能を搭載しています。この機能は、最初に設定をするだけで、応募者から当選者を自動的に選び、当選のメールを送信、クレジットカード決済まで自動化することができます。つまり、出品したあとは手間がかかりません。
この機能を搭載しているのは、数あるECカートの中でも「BASE」だけです。大手ネットショプのなかにも、抽選販売だけこの機能を使っている店舗などもあります。BASEの抽選販売機能は、要チェックですよ。
実店舗連携とオムニチャネル対応の比較
BASE と らくうるカートの実店舗との連携を比較
実店舗やイベントなどで販売予定のある方は、BASEやらくうるカートと連携するPOSレジを使用することで、注文や在庫情報などをスムーズに管理できます。
同時に、ブランドアプリなどを導入することで、実店舗とECを統合し、オムニチャネルな購入体験をお客様に提供できます。
サービス名称 |
BASE
(ベイス)
|
らくうるカート
|
---|---|---|
店舗レジ連携
|
スマレジ(無料~) |
スマレジ(無料~) |
オムニチャンネル
|
- |
- |
補足事項
|
スマレジと連携して商品在庫の連動も可能。「テイクアウト APP」でネットでテイクアウトの事前決済もできる。 |
商品在庫の連携も可能 |
実店舗のデジタル化がまだという方は、お店のキャッシュレス化に最適な以下の記事もあわせてチェックしてください。
「【2025年最新】マルチ決済端末13選を完全比較!目的別の選び方」 では、キャッシュレス決済の導入に役立つ情報が満載です。 気になる方は、ぜひこちらをクリックしてみてください。
また、タブレットPOSレジの導入を検討中の方には「【2025年最新】タブレットPOSレジ徹底比較!おすすめタイプ別・料金と口コミまで網羅」 がおすすめです。 こちらの記事では無料から導入できるタブレットPOSレジをご紹介しています。
サポート体制の比較
BASE と らくうるカートのサポート面を比較しました
BASEとらくうるカートのサポート面に関して比較してみました。万が一のトラブルでの対応など、運営のサポートなども確認しておきましょう。
サービス名称 |
BASE
(ベイス)
|
らくうるカート
|
|
---|---|---|---|
問い合わせ窓口
|
電話
|
- | ◯ |
メール
|
◯ |
◯ |
|
備考欄
|
チャットでの問い合わせも対応してます。 |
電話サポートは30分以内が目安です。 |
口コミ・評判|気になるクチコミをピックアップ
BASE と らくうるカートの口コミ・評判をご紹介
BASEとらくうるカートに関連する、個人的に気になった口コミをピックアップしてご紹介します。
BASEの口コミ・評判
BASEのお買い物アプリ(Pay ID)を評価する口コミは多いです。
BASEのアプリPay ID初めてDLしたんだけど、ショップお気に入り登録すると新作通知きたりしてめっちゃいい…てかモールじゃん…BASEにしたくなってきている😂https://t.co/mJwtDAQejO pic.twitter.com/L8X4BMUuJj
— omiya (@omiyawebdesign) February 16, 2023
抽選販売はとても人気です、自動で抽選してメールも送信してくれます。
BASE、抽選販売機能があるの知ったので今後福袋みたいなのは抽選販売にしようかな〜と思ってます。
— megahoy@デザフェスN-63 (@megahoy) January 15, 2023
ちなみに抽選はBASEが自動で決めてくれるみたいなので八百長はありません😂 pic.twitter.com/4PmUsK1XHL
らくうるカートの口コミ・評判
料金は割高だがサポートは手厚いという口コミがありました。
クロネコのECサイト(らくうるカート)、他のECサービスよりは割高だし利用手続きは煩雑だけど、サポートの手厚さは頭抜けているな。
— K-san (@k3akinori) March 31, 2023
サポートのメールは担当者の名前付きで送られてくるから、話が通りやすそう感がある。
送り状の発行が簡単という口コミがありました。
ゆうぷりRもヤマトB2クラウドも覚えてしまえばラクなんですよね。それでも難しい人にはらくうるカートという受注から送り状発行までヤマトさんにお任せできるサービスもあります。
— 荒井果樹園 (@araikajuen) December 18, 2022
結論:BASE と ヤマトらくうるカート - あなたに最適なのはどちら?
無料ネットショップ開設サービス「BASE・ベイス」とクロネコヤマトのネットショップ開業サービス「らくうるカート」について徹底比較しました。
BASEは、こんな方におすすめ
低コストでネットショップを始めたい方に最適
BASEはスタンダードプランで月額無料からスタートでき、豊富なテンプレートと充実した機能を備えたショッピングカートを提供しています。初期コストを抑えてネットショップを開設したい方におすすめです。
業界最安値水準の決済手数料を求める方におすすめ
BASEのスタンダードプランの決済手数料は若干高めですが、グロースプランに切り替えることで業界最安値水準の手数料を実現できます。月商とプラン料金のバランスを考慮して賢く選択しましょう。
多彩な機能を備えたショッピングカートを探している方に最適
BASEはスタンダードプランから全ての標準機能を搭載し、他社にはない抽選販売機能なども用意されています。Instagram、Facebook、Googleなど広告・マーケティング関連の連携も充実しています。
スマホだけで手軽にショップを運営したい方におすすめ
BASEは直感的な操作性が売りで、スマートフォンだけでもショップのデザインから商品登録、受注管理まで行えます。外出先でも手軽にショップ運営ができる点が魅力です。
らくうるカートは、こんな方におすすめ
ヤマトの信頼あるサービスを利用したい方に最適
らくうるカートはクロネコヤマトの配送サービスとの連携が強みで、ヤマト運輸の送り状を最大限トラブルなく発行できます。ヤマトブランドの安心感を求める方におすすめです。
自由にデザインをカスタマイズしたい方におすすめ
らくうるカートは初心者向けのデザインに加え、HTML/CSSでの編集にも対応しています。中級者以上ならランディングページ作成機能で自由にデザインできます。細かなカスタマイズを望む方に最適です。
ショップ運営に役立つ独自機能を使いたい方に最適
代理注文機能や一次産品オプションなど、らくうるカート独自の機能も搭載。これらの機能を活用してショップ運営の効率化や売上アップを図れるのも魅力です。
手厚いサポートを受けながら運営したい方におすすめ
サポートの手厚さはらくうるカートの大きな強みです。料金は割高ですが、手厚いサポート体制を求める方には大きなメリットになるでしょう。不安を感じずにショップを任せられるサービスです。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。