国内で最も多く利用されているネットショップ作成サービス「BASE」
無料で簡単にネットショップを始められることから、多くの個人や小規模事業者に支持されています。
しかし、BASEの評判を調べると、
「手数料が高い」という声を目にすることがあります。
では実際のところ、BASEの手数料は本当に高いのでしょうか?
今回は、その理由や仕組みについてわかりやすく解説していきます。
BASEの手数料が”高い”と感じる理由
理由1.ちょっと計算がわかりにくい

BASEのスタンダードプランは、月額0円で使える代わりに決済手数料「3.6%」とサービス利用料「3%」がかかります。
つまり、実質的な手数料は
このように「%+固定額+%」という形式は他社と比較しづらく、実際に使ってみて「思ったより手数料が高い」と感じる原因にもなります。
簡単な計算方法
概算で把握しておきましょう
わかりやすくするためには、先に%を合算してから固定費を足しましょう。
この計算式でも間違いはないの?
ほぼ間違いありません。
ただし、正確に言うと、
1注文あたり最大±2円程度の誤差が出る可能性があります。

BASEでは「かんたん決済手数料(3.6%)」と「サービス利用料(3.0%)」のそれぞれで小数点以下を四捨五入しているため、簡易計算の「6.6% + 40円」と完全に一致しないケースがあるというわけです。
実際の例で比較してみましょう
| 商品価格 | 正式計算 | 簡易計算(6.6%+40円) | 誤差 |
|---|---|---|---|
| 1000円 | 36+30+40 = 106円 | 66+40 = 106円 | ±0円 |
| 799円 | 29+24+40 = 93円 | 53+40 = 93円 | ±0円 |
| 401円 | 15+12+40 = 67円 | 26.466+40 ≒ 66円 | −1円 |
| 406円 | 15+13+40 = 68円 | 26.796+40 ≒ 67円 | −1円 |
| 299円 | 11+9+40 = 60円 | 19.734+40 ≒ 60円 | ±0円 |
上の表を見てもわかるとおり、1円前後のズレはよくありますが、最大でも1注文あたり±2円程度です。
つまり、BASEの手数料を他社と比較する際には、概算として「6.6% + 40円」で見積もる方が手数料を把握しやすいといえますね。
理由2.PayID アプリ経由の注文は手数料が高い

BASEには、出店ショップの商品が掲載されるショッピングアプリ「Pay ID(ペイアイディー)」があります。
しかし、2025年7月1日より、Pay IDアプリ経由の注文に対して新たな手数料が設定されました。
Pay IDアプリ経由の新手数料(プラン共通)
概算すると
特に、もともと2.9%で利用できていた「グロースプラン」のユーザーにとっては、実質的に6.6%以上の値上げとなります。
回避策:Pay IDアプリへの掲載を停止する

Pay IDアプリに商品を表示させなければ、この手数料は発生しません。
設定をオフにすることで回避が可能です。
「Pay IDアプリ」への掲載を停止したい場合、下記の手順でご対応ください。
- ショップ管理画面 にアクセスする
- 「Pay IDアプリ」画面をクリックする
- 「設定」タブをクリックする
- 「ショップを出店する」のスライドボタンを「オフ」にする
なお、掲載停止の手続きをいただくと、その時点で「Pay IDアプリ」から非表示となります。
引用元:https://help.thebase.in/hc/ja/articles/46610620650905
⚠ 掲載停止のデメリット
掲載を停止すると、BASEが定期的に実施しているクーポン配布キャンペーンに参加できなくなります。これらのキャンペーンはBASE負担で実施されるため、ショップ側の費用なしで販促できる機会を逃すことになります。
理由3.月額有料プランの料金が高い(値上げ)

BASEには無料で使える「スタンダードプラン」がありますが、
有料の「グロースプラン」は月額16,580円と、なかなか高額です。
もともとは月額5,980円でしたが、2024年1月16日から値上げされたことで、「料金が高すぎる」と感じるユーザーの声も増えています。
また、STORES・Shopify・makeshop・カラーミーショップなど、他のネットショップサービスと比較しても、BASEの有料プランはかなり高めの水準です。
他社サービスの手数料と比較
BASEと比較されることの多い3つのサービス
BASEと比較されることの多い、3つのサービスの決済手数料と月額費用を比較してみました。
| BASE | STORES | Square | |
|---|---|---|---|
| 無料プラン手数料 | 概算6.6%+40円/件 | 5.5% | 3.6% |
| 有料プラン手数料 | 2.9% | 3.6% | 3.3% |
| 有料プラン月額 | 19,980円(税込) | 3,480円(税込) | 3,780円(税込) |
なお、有料プラン同士で比較した場合、月商240万円まではSTORESの方がトータルコストが安くなります。詳しい試算やグラフは「BASE vs STORES 完全比較」の手数料の分岐点セクションで解説しています。
Squareは無料プランの手数料3.6%が魅力ですが、決済手段がクレジットカードのみと限定的で、コンビニ決済やPayPayなどには対応していません。詳しくは「BASE vs Square 比較」をご覧ください。
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今回のまとめ

今回は、無料から使えるネットショップ作成ツール「BASE」について、手数料が高いと言われる理由を解説しました。
その理由は主に次の3つです。
- 手数料の仕組みがわかりづらい(6.6%+40円)
- Pay IDアプリ経由の注文で手数料が大幅アップ(9.5%+40円)
- 有料プランの月額費用が他社より高め
なお、Pay IDアプリは非掲載にすることで手数料の回避は可能ですが、BASE負担のクーポンキャンペーンにも参加できなくなるため、集客面でのメリットは薄れます。その場合は、他のECカートも含めて比較検討してみるのがおすすめです。
一方で、グロースプランの「2.9%」は業界最安水準であり、売上規模や運用スタイルによってはお得に使えるケースもあります。
自分のショップに合ったプランを選ぶことが、手数料のムダを防ぐポイントです。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

