Shopify vs EC-CUBE(Xserverショップ)徹底比較!基本料金から評判まで違いを解説

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Shopify vs EC-CUBE 徹底比較!あなたに最適はどっち?

ネットショップ開設サービス「Shopify・ショッピファイ」と「EC-CUBE・イーシーキューブ」ベースのクラウドサービスの「Xserver(エックスサーバー)ショップ」について比較してみました。

「EC-CUBE」の運用には、価格もリーズナブルで、エックスサーバーが脆弱性対策など細かなアップデートもしてくれる「Xserverショップ」がイチオシです。

このページでは、ShopifyとEC-CUBEについて、「Xserverショップ」とサービスを通じて、具体的にかかる費用と機能の違いについて解説しています。

実際に両方のサービスを利用してきた経験と、客観的なデータを基に2つのサービスを比較して違う点などを解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

サービス概要

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBE の特徴を簡単にご紹介

Shopify
xservershop

まずは、ネットショップ開設ツール、Shopify(ショッピファイ)とXserverショップ・EC_CUBE(エックスサーバーショップ)について、サービスの基本的な特徴などを簡単にご紹介します。

Shopify(ショッピファイ)の特徴

Shopify(ショッピファイ)

世界No.1シェアを誇るオンラインショップ作成ツール

Shopify(ショッピファイ)は、世界175カ国以上で200万を超えるアクティブなオンラインストアに利用されている、Eコマースプラットフォームです。直感的な操作性と豊富な機能、高いカスタマイズ性が評価され、個人事業主から大手企業まで幅広いユーザーに支持されています。

ショッピファイは、8,000種類以上のアプリ(機能)が用意されている

ショッピファイには、ストアのカスタマイズに活用できる8,000種類以上ものアプリが用意されています。多彩な機能を持つアプリを組み合わせることで、ビジネスに必要な機能を自由自在に追加できるのが大きな特長です。

多言語対応やサポート体制の強化で、日本市場でも存在感を拡大中

海外発のサービスであるShopifyですが、日本語を含む20以上の言語に対応し、国内の利用者も急増しています。24時間365日の日本語サポートを提供するなど、日本市場でのサービス向上にも注力。大手企業の採用事例も増えており、今後さらなる成長が見込まれるプラットフォームです。

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Xserverショップ・EC_CUBE(エックスサーバーショップ)の特徴

Xserverショップ・EC_CUBE

国内有数のレンタルサーバー企業が提供するサービス。

Xserverショップ(エックスサーバーショップ)は、国内有数のレンタルサーバーである「エックスサーバー」を運営する企業が提供する「EC_CUBE(イーシーキューブ)」を利用したクラウド版のネットショップ作成サービスです。

EC-CUBEとは

EC-CUBEとは、日本発のオープンソースのECサイト構築プラットフォームです。自由にカスタマイズができ、多機能な上に使いやすいことで知られています。EC-CUBEには、サーバー上にインストールして使う「ダウンロード版」と、インストール不要ですぐに使える「クラウド版」の2種類があります。

ダウンロード版は無料で利用でき、自分でサーバーを用意してEC-CUBEをインストールする必要がありますが、カスタマイズの自由度が高いのが特徴です。一方、クラウド版はサーバーの用意やインストールが不要な代わりに月額費用がかかりますが、サーバー管理の手間がかからず、セキュリティ面も安心というメリットがあります。

エックスサーバーに保守・サポートを任せられる

Xserverショップの魅力は、リーズナブルな価格帯で「EC-CUBE」の脆弱性対策など細かなアップデートをエックスサーバーに任せることができるということです。電話、メールでのサポートにも対応しています。

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Xserverショップ
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ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
公式「クラウドEC」の半額以下、圧倒的なコストパフォーマンス。エックスサーバーなのでサーバー環境、脆弱性対策なども万全です。

ShopifyとEC-CUBEの違い

まずはじめに、ShopifyとEC-CUBEの違いについて確認しておきましょう

ShopifyとEC-CUBEの違い

ShopifyはASP型のプラットフォーム

Shopifyは、ASP(Application Service Provider)型のECプラットフォームです。

つまり、利用者はShopifyが提供するサービスを利用することでECサイトを構築・運営できます。サーバー管理やセキュリティ対策、アップデートなどはShopifyが行うため、利用者は比較的簡単にECサイトを立ち上げることができます。

EC-CUBEは、オープンソースのECソフトウェア

一方、EC-CUBEは、オープンソースのECソフトウェアです。EC-CUBEはPHP言語で開発されており、利用者自身がレンタルサーバーにインストールして使用します。

オープンソースであるため、ソースコードを自由に改変してカスタマイズできるのが大きな特徴です。ただし、サーバー管理やセキュリティ対策、アップデートなどは利用者自身が行う必要があります。

以下は、ShopifyとEC-CUBEの主な違いを比較表にまとめたものです。

ShopifyとEC-CUBEの比較表

項目 Shopify EC-CUBE
タイプ ASP型 オープンソース
テンプレート言語 Liquid
(オープンソース)
Smarty
(オープンソース)
プログラミング言語 Ruby on Rails PHP
サーバー管理 不要 必要
(クラウド版なら不要)
カスタマイズ テンプレートの変更、
アプリの導入
ソースコードの改変
初期費用 なし サーバー費用など
(クラウド版は初期費用あり)
月額費用 利用プランに応じて発生 サーバー費用のみ
(クラウド版は月額費用あり)

EC-CUBEを利用するならクラウド版がおすすめ

上の表で注目してほしいのがサーバー管理の部分です。ShopifyはASP型なので不要ですが、EC-CUBEはダウンロード版の場合、サーバー管理を自分で行う必要があり、手間とリスクが発生します。

EC-CUBEのクラウド版「ec-cube.co」の料金プラン

プラン名 Liteプラン Standardプラン
概要 デザイン変更とプラグインで、まずはコストを抑えてスタートしたい方向け 機能を柔軟にカスタマイズしながら、本格的に売上UPを目指す方向け
月額費用 6,800円~
販売額が50万円超過:6,800円+超過分×1.3%
49,800円~84,800円
販売額が300万円超過:49,800円+超過分×0.5%
販売額が1,000万円超過:84,800円
初期費用 無料 70,000円
決済手数料 別途ご契約 別途ご契約
主な機能・サービス - EC-CUBE基本機能
- 商品登録 無制限
- 独自ドメイン対応
- SSL標準提供
- セキュリティ対策
- Liteプランの機能すべて
- Git管理・編集履歴機能
- カスタマイズ機構解放
- ステージング環境
- エラーログの取得
備考 新規登録受付停止中 -

ec-cube.coの料金プランを見ると、Liteプランは新規登録受付が現在停止中となっています。Standardプランは初期費用や月額費用が高額なので、本格的なECサイト運営を目指す方向けと言えます。

参照元:EC-CUBEクラウド版の料金プラン

ec-cube.coと比較して、よりリーズナブルな価格帯でサービスを提供しているのがXserverショップです。

Xserverショップは、EC-CUBEに特化したクラウド版サービスで、安価で安定しています。サーバーの準備からSSL証明書の設定まで全てエックスサーバーが行い、セキュリティ対策やバージョンアップも自動で実施されます。

国内有数のレンタルサーバー事業者であるエックスサーバーは、安定性と信頼性が高いことでも知られています。EC-CUBEを利用してECサイトを構築するなら、サーバー管理の手間を省けるXserverショップがおすすめです。

Xserverショップなら、EC-CUBEの機能を活かしつつ、手間なくECサイトを運営できるでしょう。

基本的な仕様の比較

料金プランと基本的な仕様の比較(表形式)

ShopifyとXserverショップ・EC_CUBEの基本料金・仕様を比較

まずは、基本料金(初期費用、月額費用)、契約期間、独自ドメイン利用の有り無し、サポート内容など、基本的な仕様について比較表にまとめました。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Xserverショップ・EC_CUBE
(エックスサーバーショップ)
運営事業者
Shopify Japan株式会社
エックスサーバー株式会社
導入店舗の傾向
小規模から大規模向け
小規模から大規模向け
小規模から大規模向け
小規模から大規模向け
初期費用
0
※全プラン共通
3日間無料体験可能
11,000(税込)
※全プラン共通
30日間無料体験可能
月額費用
(毎月の固定費)
人気
Basic
個人事業主向け
\最初の3ヶ月は月150円/
年払い3,650
月払い 4,850円
Shopify
小規模チーム向け
\最初の3ヶ月は月150円/
年払い10,100
月払い 13,500円
Advanced
ビジネスが拡大
\最初の3ヶ月は月150円/
年払い44,000
月払い 58,500円
Plus
年払い2,300
※3年契約時の料金
(契約期間:1年/3年のみ)
ベーシック
基本機能を全搭載
1,980(税込)
スタンダード
4,950(税込)
プレミアム
9,900(税込)
最短契約期間
1ヶ月
1ヶ月
商品登録数
無制限
商品登録数
無制限
ディスク容量
ベーシック:5GB
スタンダード :50GB
プレミアム:200GB



独自ドメイン
利用可能
全プラン無料提供、更新費用も無料、移管申請も可能
常時SSL化
標準対応
対応済み
備考欄
独自ドメインは他社サービスで取得したものでも設定して利用できます。最上位プラン「Shopify plus」は、3年契約で利用できます。 独自ドメインは、全プランに無料で提供されます。商品登録数は無制限ですが容量の制限があります。


|




電話
メール
備考欄
電話とチャットは英語のみ対応しています。X(旧Twitter)でも日本語でサポートをしています。 EC-CUBEの利用法、ショップ運営については対象外です。
特定商取引法に関する表記の一部非公開
サービス選びのポイント
+Shopifyのプランについて
+Xserverショップ・EC_CUBEのプランについて
ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
どちらも月額有料のサービスであり、月額固定費は大きな差はありません。独自ドメインは無料で提供されます。常時SSL化は、どちらのサービスも標準搭載です。

決済手数料と入金サイクルの比較

決済手数料、振込手数料、入金サイクルの比較(表形式)

ShopifyとXserverショップ・EC_CUBEの決済手数料を比較

商品が売れると、支払い方法に応じた決済手数料が差し引きされて入金されます。ここでは、一番利用頻度の高いクレジットカード決済手数料を比較しましょう。

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBEの、公式クレジットカード決済手数料、振込手数料、入金サイクルなどを比較表にまとめました。

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBE、どちらのサービスも、売上金から下記手数料(決済手数料、振込手数料)を差し引いたものが入金額となります。

💡 ネットショップで一番利用頻度の高い、クレジットカードの決済手数料を基準に比較してみました。
サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Xserverショップ・EC_CUBE
(エックスサーバーショップ)
決済手数料
(クレジットカード)
Shopifyペイメント
Basic
3.55%

Shopify
3.4%

Advanced
3.25%

Plus
2.9%
補足事項
※Shopifyペイメントは月額固定費0円で導入可能
※Shopifyペイメント以外の外部決済は手数料加算される(例:KOMOJU手数料+下記手数料)
・Basic:+2%
・Shopify:+1%
・Advanced:+0.6%
・Plus:+0.2%
Stripe(公式)
4%
※全プラン共通
※販売手数料は0円:公式決済(Stripe)以外の決済を導入した場合には、Xserverショップ に支払う手数料はありません。
振込手数料
Shopifyペイメント
無料
Stripe(公式)
入金額の0.25% + 250円
入金サイクル
Shopifyペイメント
毎週日曜日締め
翌週金曜日払い

※ 銀行処理により入金まで1~3営業日かかる場合もある
Stripe(公式)
月末締めの翌月末払い
備考欄
PCI-DSSのレベル1に準拠。リボ・分割払いには未対応です。※ただし、Shopifyペイメント以外の外部決済を通じて、リボ・分割払いにも対応できます。
管理画面から、Stripeのアカウントに連携できます。Stripeアカウントは、個人、法人、どちらでも接続可能です。
サービス選びのポイント

上記2サービスも含めた、全ECショッピングカートの決済手数料の比較はこちら

ネットショップ販売手数料の最安値はココ[初期・月額・クレジットカード決済手数料を比較]
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ネットショップ作成サービスのクレジットカード決済手数料について比較してみました。初期費用、月額費用とあわせてチェックしてみてください。 こんな方におすすめの記事 無料サービスで実質的に負担する手数料に ...

+Shopifyで5万円売れた場合の手数料は?
+Xserverショップ・EC_CUBEで5万円売れた場合の手数料は?
ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
Xserverショップの標準決済よりも、Shopifyペイメントの方が決済手数料は安いです。ただし、Xserverショップ(EC_CUBE)は、ほかにも決済代行業者を導入できるため、ここは契約次第と言っていいでしょう。別の代行業者を導入しても、販売手数料などはかかりません。

対応している支払い方法の比較

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBE に導入できる支払い方法(比較表)

ShopifyとXserverショップ・EC_CUBEの導入できる決済手段を比較

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBEの導入できる決済手段について、主要決済の対応状況を比較表にまとめました。決済手段が豊富なほど、カートからの離脱率が低くなる傾向があります。事前に確認しておきましょう。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Xserverショップ・EC_CUBE
(エックスサーバーショップ)
クレジットカード
一括払
分割払
コンビニ決済
キャリア決済
PayPay(ペイペイ)
楽天ペイ決済
Amazon Pay
-※
※2025年1月6日をもって連携終了 解説記事
後払い決済
銀行振込
◯※
代金引換
◯※
Stripe
Square
PayPal(ペイパル)
Google Pay
Apple Pay
備考欄
連携できる決済代行サービス
Shopifyペイメント、SBペイメントサービス、Google Pay、Apple Pay、KOMOJU、PayPal、Paidy、NP後払い、atoneなど 参照元

Shopifyペイメントは、各種クレジットカード決済、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay、に対応しています。【要確認】Amazon Payは、2025年1月6日をもって連携終了。※代金引換、銀行振込は手動の決済方法から作成できます。【重要】Shopifyペイメント以外の外部決済は、2% (ベーシック)、1% (スタンダード)、0.6% (プレミアム)取引手数料が加算されます。
連携できる決済代行サービス
SBペイメントサービス、ペイジェント、ベリトランス、NP後払い、atone、EC-CUBEペイメント、ZEUS、AmazonPay、Paidy、ルミーズ、PayPal、など

初期状態で導入できるのは、Stripeを利用したクレジットカード決済、銀行振込、代金引換の4つです。
サービス選びのポイント

Shopifyペイメントの強み、Shop Payで購入体験を向上できる

Shop Pay

Shopifyペイメントを導入すると、お客様は「Shop Pay(ショップペイ)」という独立した決済サービスで買い物ができるようになります。※設定でオフにもできる

「Shop Pay」は、クレジットカード情報や配送先住所などを暗号化して保存できるため、次回の購入時に再入力の手間を省くことができます。

これにより、Shopifyで制作されたネットショップ同士でも、モールで買い物をするように「Shop Pay」の会員情報を使い買い物ができるようになります。

公式サイトの情報によると、Shopifyでの購入者の43%が「Shop Pay」を利用しており、決済が原因でのカゴ落ちなどの予防策としても期待できます。

Shopifyペイメントは、海外の現地通貨での決済に対応している

Shopifyペイメントは130以上の通貨に対応しており、海外の顧客は自国通貨で決済できるため、お客様は為替レートを気にせずに購入できます。

これにより、海外販売の障壁が下がり、グローバル展開がしやすくなります。多くの国内決済代行業者が多通貨に対応していない中、Shopifyペイメントの通貨対応力は大きな強みと言えるでしょう。

Shopifyで外部決済を使う前に知っておきたい追加手数料

Shopifyでは、Shopifyペイメント以外の外部決済を利用する際、プランに応じた追加の取引手数料が発生します。

  • ベーシックプラン:2%
  • スタンダードプラン:1%
  • プレミアムプラン:0.6%

外部決済の利用を検討する際は、コストを慎重に計算し、必要性を見極めることが重要です。Shopifyペイメントを利用すれば、この追加手数料を回避できます。

【2025年1月6日以降】ShopifyでAmazon Payは利用できません

2025年1月6日をもって、ShopifyとAmazon Payの連携は終了しました。現在は、Shopifyストアでのお支払い方法としてAmazon Payを導入することはできません。

ShopifyとAmazonPayの連携終了!代替えになるECカートとは
【2025年1月6日】ShopifyとAmazonPayの連携終了!代替候補のECカートを紹介

2024年11月にShopifyから発表があり、2025年1月6日をもってAmazon Pay決済サービスの提供は終了しました。 つまり、現在はShopifyでのAmazonPayは利用不可(過去に使 ...

ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
どちらのサービスも、ネットショップに求められる主要な決済は網羅しています。ただし、Shopifyは、Shopifyペイメント以外の決済を利用した場合には、取引手数料が加算されるので注意してください。Xserverショップ(EC_CUBE)は、かかりません。

ショップ事例とデザインの比較

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBEのショップ事例を比較

ShopifyとXserverショップ・EC_CUBEの導入事例・ショップ事例を比較

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBE、それぞれ実際に運用されているサイトのデザインを確認してみましょう。

Shopify
(ショッピファイ)
Xserverショップ・EC_CUBE
(エックスサーバーショップ)

Shopifyは、有名ブランドやインフルエンサーも利用している

世界的に有名なブランドも多数Shopifyを利用しています。例えば、環境に優しいフットウェアブランドのAllbirds(オールバーズ)や、キム・カーダシアンのSKIMS(スキムス)など、数多くの著名ブランドがShopifyでオンラインストアを構築しています。(※2024年4月確認時点)

日本でも、ドリンクウェアブランドのKINTO(キントー)、沖縄を代表するオリオンビール、人気ファッションブランドのWEGO(ウィゴー)など、ファッションや食品、ライフスタイル関連の有名ブランドがShopifyを活用しています。(※2024年4月確認時点)

また、世界的インフルエンサーのカイリー・ジェンナーが立ち上げたKylie Cosmetics(カイリーコスメティックス)もShopifyを使用しており、インフルエンサーのブランディングにもShopifyは欠かせないプラットフォームとなっています。(※2024年4月確認時点)

Shopifyのデザイン特徴

Shopifyのサイト制作に関する動画

Shopify公式による管理画面の概要動画です。販売チャネルセクションでは、オンラインストアのデザインをカスタマイズする方法を解説されています。

デザイン面では、テーマの選択・編集、カスタムページ作成、ナビゲーション設定などの機能に触れています。ネットショップのデザインをコントロールするのに役立つ内容となっています。

上の動画は「Gempage」という、ドラッグ&ドロップなど、直感的な操作だけで手軽にページを作成できる有料アプリです。Shopifyは、販売機能だけでけではなく、デザイン制作などを補助してくれる追加機能なども豊富にあります。

Shopifyのサイト制作について

Shopifyは高度なカスタマイズにも対応

Shopifyは初心者向けの使いやすいインターフェースだけでなく、Liquid(リキッド)というShopify独自のテンプレート言語を使ってテーマを自由にカスタマイズできます。ただし、高度なカスタマイズには専門的な知識が必要です。

無料から有料まで多彩なテーマを用意

Shopifyのテーマ

Shopifyには無料テーマに加え、150ドルから350ドル程度の有料テーマも提供されています。複数のテーマをインストールして、簡単に切り替えることも可能です。

アプリを使ってランディングページも簡単作成

Shogun」や「Gempage」など有料のページビルダーを導入すれば、初心者でもドラッグ&ドロップの操作だけでランディングページを作成できます。ただし、テーマとの互換性や制約については事前に確認が必要です。

プロへの依頼は公式コミュニティページから

Shopifyのサイト構築をプロに依頼したい場合は、公式サイトのコミュニティページ「日本のShopify ExpertsとShopify Plus Partnersの一覧」を参考にしましょう。最低予算は200万円からで、紹介フォームから問い合わせることができます。

Xserverショップ・EC_CUBEのデザイン特徴

Xserverショップ・EC_CUBEのサイト制作に関する動画

Xserverショップの管理画面の様子を動画で撮影してみました。左上のロゴ以外は、EC-CUBEそのままでした。参考にしてみてください。

Xserverショップ・EC_CUBEのサイト制作について

EC-CUBEは、Smartyを利用した高度なカスタマイズにも対応

Xserverショップは、当然なのですがそのまま「EC-CUBE」です。テンプレートを選び、コンテンツ管理でレイアウトや、HTMLやCSS、JavaScriptを用いてデザインのカスタマイズをします。

また、EC-CUBEでは、テンプレートエンジン「Smarty」を利用した高度なカスタマイズにも対応しています。これにより、商品ページや購入フロー、チェックアウトなどのECカートのシステム的な部分もカスタマイズできます。

テンプレートは「NEXTSHOPデフォルトテーマ」がインストールされています。また、別途購入してきたテンプレートをアップロードして適用することも可能です。FTPでのアクセスにも対応しています。※追加料金などはかかりません。

ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
どちらも、カスタマイズしないで使うのであれば、初心者でも利用できます。「EC_CUBE」は、Smartyでテンプレートを編集できるので、HTMLをテキストベースで編集したことがる方ならば、逆に使いやすいという印象です。Shopifyの方が、テンプレートも含めて全体的に洗練されています。カスタマイズしないのでれば、Shopifyの方が使いやすいです。どちらも、カスタマイズ性能は高いです。

搭載機能の比較

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBEの搭載機能を比較(表形式)

ShopifyとXserverショップ・EC_CUBEの搭載機能を比較

ネットショップに搭載されている機能について比較表にまとめました。有料オプションなどもあるため、補足事項もチェックしてください。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Xserverショップ・EC_CUBE
(エックスサーバーショップ)
公式サイト



送料詳細設定
HTML編集
年齢制限
◯※
◯※
パスワード保護
◯※
購入個数制限
◯※
名入れ
◯※
英語表記
複数配送先指定
◯※
◯※
副管理者
外部カート
アクセス解析
◯※
集客・販


クーポン発行
◯※
レビュー機能
◯※
◯※
ポイント機能
◯※
再入荷通知
◯※
◯※
レコメンド機能
◯※
◯※
フォローメール
◯※
◯※
メールマガジン
◯※
◯※



予約販売
◯※
◯※
定期販売
◯※
◯※
まとめ販売
◯※
◯※
抽選販売
オーダーメイド販売
◯※
ダウンロード販売
◯※
◯※
電子チケット


商品一括登録(CSV)
商品一括DL(CSV)
連携
オンデマンド販売
◯※
インスタグラム連携
◯※
Googleショッピング連携
◯※
◯※
サービス選びのポイント
補足事項
Shopify
※ショッピファイには、ストアのカスタマイズに活用できる8,000種類以上ものアプリが用意されています。一例、メールマガジン(Shopify メール)は固定費無料で毎月10,000通までは無料、それ移行は1,000通ごとに1ドル(USD)掛かります。標準機能:注文管理、商品管理、多通貨・多言語対応、顧客管理、ストア分析、マーケティング、割引管理、ブログ機能など。
Xserverショップ・EC_CUBE
独自ドメインでのメール送信機能は標準搭載です。上記のなかで無料プラグインで実現できるのは、ポイント機能、レビュー機能、アクセス解析(Googleアナリティクス利用すれば無料)の3つでした。あとは、基本的に有料プラグインの導入が必要になります。
+Shopifyの機能面、注目ポイント
+Xserverショップ・EC_CUBEの機能面、注目ポイント
ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
どちらのサービスも、標準機能だけでは物足りないという印象です。あとは、各サービスの追加する機能などを確認して比較してみましょう。Shopifyよりも、EC_CUBEの方がプラグインの価格は高額です。EC_CUBEの拡張機能(プラグイン一覧)は「EC_CUBEオーナーストア」をチェックしてください。

実店舗連携とオムニチャネル対応の比較

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBEの実店舗との連携を比較

ShopifyとXserverショップ・EC_CUBEのPOSレジや実店舗との在庫連携、OMO化など比較

実店舗やイベントなどで販売予定のある方は、ShopifyやXserverショップ・EC_CUBEと連携するPOSレジを使用することで、注文や在庫情報などをスムーズに管理できます。

同時に、ブランドアプリなどを導入することで、実店舗とECを統合し、オムニチャネルな購入体験をお客様に提供できます。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Xserverショップ・EC_CUBE
(エックスサーバーショップ)
店舗レジ連携
Shopify POSは、Shopify専用のレジアプリですが、現時点(2025年2月)では連携できる国内向けの決済端末がありません。関連:Shopify POSの小売用ハードウェア
スマレジ(基本無料)
オムニチャンネル
補足事項
実店舗とのオムニチャンネル化には、国内ではスマレジと組み合わせた、Omni Hub などが定番です。また、近年ではSTORESブランドのサービス(ロイヤリティ、ブランドアプリなど)との連携もスタートしており、その展開にも注目が集まっています。
EC_CUBEは、スマレジと連携するプラグインが提供されています。

実店舗のデジタル化がまだという方は、お店のキャッシュレス化に最適な以下の記事もあわせてチェックしてください。

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ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
Shopifyの方が手軽に、実店舗との連携も可能です。スマレジ×Omni Hubを導入すれば、オムニチャンネルにも挑戦できます。

サポート体制の比較

Shopify と Xserverショップ・EC_CUBEのサポート面を比較しました

ShopifyとXserverショップ・EC_CUBEのサポート面を比較しました

ShopifyとXserverショップ・EC_CUBEのサポート面に関して比較してみました。万が一のトラブルでの対応など、運営のサポートなども確認しておきましょう。

サービス名称
Shopify
(ショッピファイ)
Xserverショップ・EC_CUBE
(エックスサーバーショップ)
問い合わせ窓口
電話
メール
備考欄
電話とチャットは英語のみ対応しています。X(旧Twitter)でも日本語でサポートをしています。
EC-CUBEの利用法、ショップ運営については対象外です。
ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
サポート面は、サービスの仕様上、簡単には比較できません。個人的な経験談としては、エックスサーバーは、万が一のトラブルでのサポート対応が早いので「EC-CUBE」のプラットフォームとしてオススメできます。

口コミ・評判|気になるクチコミをピックアップ

Shopify の口コミ・評判

Shopify

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Xserverショップ・EC_CUBE の口コミ・評判

xservershop

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結論:Shopify と EC-CUBE(Xserverショップ) - あなたに最適なのはどちら?

まとめ

ネットショップ開設サービス「Shopify・ショッピファイ」と「EC-CUBE・イーシーキューブ」ベースのクラウドサービスの「Xserver(エックスサーバー)ショップ」について比較してみました。

Shopifyは、こんな方におすすめ

Shopify

高度な機能を使ってネットショップを育てていきたい方

Shopifyは多機能でカスタマイズ性が高いのが特徴です。アプリの追加により、さらに高度な機能も利用可能。ネットショップを成長させたい方におすすめのサービスと言えます。

海外展開も視野に入れている場合は最適

Shopifyは多言語対応などグローバルな機能が充実しています。ただし公式サポートは英語のみなので、そこは注意が必要。海外展開を目指す方にはうってつけのプラットフォームです。

実店舗との連携やオムニチャンネルを目指したい方

Shopifyは実店舗との連携が得意。POSレジとの連携やブランドアプリの導入により、オムニチャンネル化も可能です。実店舗とネットの融合を目指す方は要チェックです。

豊富なテーマやアプリでカスタマイズしたい方

有料も含めて多彩なテーマとアプリが用意されているのがShopifyの魅力。専門的な知識がなくても、思い通りにカスタマイズできるでしょう。デザインや機能にこだわりたい方におすすめです。

Shopify(無料体験+3ヶ月150円)

Xserveショップ(EC-CUBE)は、こんな方におすすめ

xservershop

プログラミングの知識があり、EC-CUBEのカスタマイズを自分で行いたい方

Xserverショップは、EC-CUBEのソースコードを自由にカスタマイズ可能できます。プログラミングに詳しく、自分でカスタマイズしたい方におすすめのサービスです。

サーバー管理や脆弱性対策などを任せたい方

Xserverショップなら、面倒なサーバー管理や脆弱性対策などをXserverに任せることができます。技術的な部分に煩わされることなく、ネットショップ運営に専念することができます。

国内でのサービス展開のみを考えている方

Xserverショップは、日本国内の利用に特化したサービス。海外展開の予定がなく、日本国内でのネットショップ運営を考えている方に最適のプラットフォームです。

Shopifyよりリーズナブルな価格で始めたい方

初期費用はかかりますが、標準機能だけで運用するならば、Xserverショップの方が月額費用をおさせることも可能です。必要な機能で判断しましょう。

Xserverショップ(今すぐ30日間無料体験を始める)

ネトデジ編集部
ネトデジ編集部
Xserveショップも無料体験を提供しているので、2つのサービスを実際に試してみることをおすすめします。あなたのお店の規模や現在の状況、求めているデザインや機能面、サイト制作のスキルと掛けられる時間などを考慮して総合的には判断しましょう。

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格安EC-CUBEのクラウド版「Xserverショップ」を徹底調査[特徴・料金・感想などご紹介]

エックスサーバーにてEC_CUBE(イーシーキューブ)ベースで提供されている「Xserverショップ(エックスサーバー)」というサービスについて解説します。 基本情報 Xserverショップとは 国内 ...

最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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ネトデジ

管理責任者:齋藤征史(ミニクル合同会社 代表)

楽天市場の大規模店舗での運営経験を活かし、2013年に独立。ネットショップ、店舗DX、BtoBツール、広告運用まで、実際に使って検証した体験をもとに、「どこよりも詳細に」「わかりやすく、正確に」情報をお届けします。

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