BASE(ベイス)とエックスサーバーで独自ドメインを併用して利用する手順を解説します。
BASEを独自ドメインで運用しながら、同じドメインでブログ(WordPress)やメールを利用したいという方は、コチラの記事を参考にしてください。
基礎知識
BASEの独自ドメインの仕様
まずは、BASEの独自ドメインの仕様を確認しておきましょう。
サブドメインがないドメインはご利用いただけません。(wwwについてはご利用いただけます)
赤枠部分を書き出してみました。
BASEはサブドメイン以外は使えません。
サブドメインとは「◯◯◯.n10shop.com」の赤線部分ですね。
つまり、そのまま「https://ec.minikuru.co.jp」みたいに設定はできません。
- shop.n10shop.com
- www.n10shop.com
- base .n10shop.com
上記のように自分の好きな言葉を指定して利用します。
ちなみに「www」は指定できます。
企業サイトはサブドメインを使うことはよくあります。
たとえば、ヤフーとかもいくつもサブドメインで色々と運営しています。
- www.yahoo.co.jp・・・ヤフー
- auctions.yahoo.co.jp・・・ヤフオク
- blog.yahoo.co.jp・・・ヤフーブログ
こんな感じで、ネットショップとブログも切り分けて運用すればいいですね。
今回やりたいこと
独自ドメインをエックスサーバーとBASEで併用して利用する
独自ドメインを、BASEとエックスサーバーで併用して利用します。
- https://◯◯◯.com ・・・WordPress(エックスサーバー)
- https://shop.◯◯◯.com・・・ネットショップ(BASE)
- info@◯◯◯.com・・・メールアドレス
つまり、上記のようなアドレス構成で運用できます。
ドメインの取得・設定
新規に独自ドメインを取得する方はコチラ
新規に独自ドメインを取得して、エックスサーバーに設定するまでの手順です。すでに、エックスサーバーをお使いの方は「コチラ」よりお進みください。
ドメインを取得する
定番の3社です、どこでも構いません。
「エックスサーバー」は新規契約で独自ドメインをもらえるキャンペーンを頻繁に開催しています。もちろん、この無償提供されたドメインもBASEに使えます。
ネームサーバーを設定する
取得したドメインのネームサーバーをエックスサーバーに変更します。
1.ドメイン取得サービスでネームサーバーを設定する。
エックスサーバーのネームサーバはコチラです。
- ネームサーバー1:ns1.xserver.jp( 219.94.200.246 )
- ネームサーバー2:ns2.xserver.jp( 210.188.201.246 )
- ネームサーバー3:ns3.xserver.jp( 219.94.200.247 )
- ネームサーバー4:ns4.xserver.jp( 219.94.203.247 )
- ネームサーバー5:ns5.xserver.jp( 210.188.201.247 )
上記の参照元は「こちら」です。
2.エックスサーバー側でドメインを設定する。
反映されるのに数分程度は掛かります。
エックスサーバーが利用できる状況になりました。
WordPressは「https://blog.◯◯◯.com」みたいにサブドメインにインストールすることもできます。サブドメインの設定は「コチラ」に解説されています。
BASEにサブドメインを設定する
エックスサーバーで運用中の独自ドメインに設定
エックスサーバーで運用中の独自ドメインの「DNSレコード」を編集して「BASE」にサブドメインを設定していきます。
1.エックスサーバー側でDNSレコードを設定する
「サーバーパネル」→「DNSレコード設定」→「ドメイン選択」をクリックします。
- DNSレコード追加を入力。
- ホスト名:「shop」と入力。
- 種別:「CNAME」を選択。
- 内容:「cname.thebase.in」と入力。
「shop」はお好きな名前で問題ありません。
2.BASE側でドメイン名を設定する。
- 「独自ドメインApp」をインストールする。
- 「ドメイン名」を設定する。
ドメイン名は、エックスサーバーで指定したホスト名です。
あとは時間が経過すれば反映されます。
上画像のように、変更前アドレスにアクセスすると、自動的に新しいアドレスに301リダイレクト(自動転送)されます。つまり、検索経由のアクセスはそのままです。
SSLも設定不要で適用されます。
まとめ
BASE(ベイス)とエックスサーバーで独自ドメインを併用して利用する手順を解説しました。
エックスサーバー以外のレンタルサーバーでも、DNSレコードの設定をすればサブドメインの設定はできます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。