ネットショップの商品動画について解説します。商品動画の必要性から、実際に売上のある成功パターンなど紹介します。
はじめに
商品動画の必要性は手探り状態にある
現状では、商品動画の必要性は手探り状態です。動画撮影には、手間もお金も掛かるため、いま一歩踏み込めない店舗も多いのではないでしょうか。
調査したこと
実際に動画で売れた5つのパターンを紹介
実際に、楽天市場、Amazon、などの口コミを、ジャンルは関係なく数万件は調査したのち、動画が決め手になり売れている5つのパターンを紹介します。
1.交換・組み立てが必要な商材。
- 携帯電話の保護フィルム。
- 組み立ての必要な家具。
- 車やバイクのパーツ用品。
自分でも出来るか不安の感じる商材などでは、動画の「ある」「なし」が最終的な決め手になるようです。動画の評価も、商品の評価に反映されます。
2.使い方のむずかしい商材。
- トレーニング用品。
- 新商品の調理器具。
- 日本初上陸の玩具。
見ただけではわからない商材のことです。スポーツ用品とかトレーニング器具は高確率で動画紹介がついています。
3.静止画では雰囲気・サイズ・音の伝わらない商材。
- 大型の家具。
- 組み立ての必要なキャンプ用品。
- キレイな音色が魅力の風鈴。
人に対してのサイズ感は購入を決める上でとても重要です。音に関する商材は、難しいところですが先に聞きたいという需要はあるようです。
4.使いみちを提案・証明した商材。
- ローストビーフの調理法を解説した大きなお肉。
- マスクの縫い方を解説したミシン。
- 釣り方を指南したルアー。
商材の使いみちを提案または証明しすることで売上につなげた動画です。一番プロデュース力が求められる動画と言えるでしょう。
5.ユーチューバーが紹介した商材。
◯◯さんが「You Tube」で紹介していた的な動画です。
- 化粧品
- 美容・健康商材
- 食品
勘違いしないでほしいのは「利害関係のない第三者が紹介してこそ売れる」ということです。お店の宣伝動画が同じように評価されるわけではありません。
-
成功パターン伝授!ネットショップの同梱チラシの作り方[集客アップのアイデアからデザインのコツまで紹介]
ネットショップの荷物に同梱するチラシについて、実際に効果のあった成功パターンとデザインの作り方のコツなどをご紹介します。 同梱・同封チラシとは 荷物をあげたときに目に付く位置に入れる折込チラシのことで ...
気になる事柄
動画をあげたことで低評価が気になる商材
服飾などのアパレル商材は、動画をあげたことで低評価が目立ちました。
アパレルは動画に対する低評価が目立つ。
とくに色合いが違うという口コミが目につきました。
もちろん、動画の技術などで差も出るわけですが、逆に「動画をみて購入を決めました」的な、プラスのレビューがほぼ無いことも気になりました。
個人的な感想として、ファッションに関しては静止画で想像してもらうほうが購買意欲が湧くのかもしれません。動画にすると現実がみえすぎるとも感じました。
サイズ感は参考になったという口コミは多い。
ファッションに関して、サイズ感だけは参考になったという口コミが多いです。とくに、バッグ、アクセサリー、などの動画は評価されています。
ライブコマースはどうなの!?
ライブコマースとは、生配信で商品をアピールして販売する手法のことです。中国では定番ですが、国内ではイマイチ普及していません。
国内でパッとしない理由は、中国のように「ニセモノ」や品質の劣る商品が少ない事が要因ですね。今後はどうでしょう・・・。
現状で生配信でそれなりに成功しているのは、インフルエンサーが販売する商材とか、実績のあるお店の新作の先行予約などですね。
言うまでもなく、生配信は新規顧客の集客には使えません。あくまでもリピーターに対して、新アイテムなどを紹介する手段としてのみ有効です。
-
【広告主目線】アフィリエイトASP徹底比較!広告を出稿するメリットとは
インターネットを利用した広告手段の一つである、アフィリエイト広告について、メリットや実際に掛かる料金や費用対効果について解説します。 こんな方にオススメの記事 低予算からインターネット広告を導入したい ...
まとめ
ネットショップにおける商品動画について解説しました。
現状で結果を出している動画は下記の5つです。
- 交換・組み立てが必要な商材。
- 使い方のむずかしい商材。
- 静止画では雰囲気・サイズ・音の伝わらない商材。
- 使いみちを提案・証明した商材。
- ユーチューバーが紹介した商材。
動画必須の商材もありますね。
問い合わせが多い商材から、優先的に動画掲載も挑戦してみましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。