ネットショップの成功に欠かせないのが、魅力的な商品画像です。
買い手の目を引き、購買意欲を高めるには、プロの力が必要不可欠と言えるでしょう。
でも、プロのデザイナーやカメラマンに商品画像作成を依頼したとき、料金っていくらぐらいなのか、相場が気になりますよね?
そこで、個人が気軽に依頼できるクラウドソーシングから、注目してほしい企業が提供するサービスの料金やサービス内容の違いなどを徹底調査してみました。
ECサイトの商品画像作成を外注する際の指標として、ぜひ参考にしてみてください。
個人事業主が提供するサービスの相場とは
ココナラで商品画像作成代行サービスの相場を調べてみた
個人事業主が提供するサービスの相場として、「知識・スキル・経験」といった得意を売り買いできるスキルマーケット「ココナラ」での商品画像作成代行サービスの相場を調べてみました。
1枚ごとに注文を受け付けている方の相場
まず最初に紹介するのは、商品ページ1枚で注文を受け付けているクリエイターの相場です。
1枚で受け付けているクリエイターの特徴は、商品ページのクオリティを売りにしており基本的に安さは売りにしていません。
縦長の画像、PSD納品、お急ぎ納品などで、追加の有料オプションを提供しているサービスが多いです。
7枚セットで注文を受け付けている方の相場
Amazonの商品ページ、スマホで表示される上限の7枚を基本にして販売しているクリエイターの相場です。
こちらのタイプの低価格帯は、商品画像のクオリティよりもリーズナブルな価格を売りにしています。
仕入れサイトの商品画像、海外サイト(タオバオ)などのURLを送るだけで制作していくれるサービスなども多いです。
ココナラの商品画像作成は写真撮影を提供しているサービスはほぼありません
ココナラの商品画像作成サービスは、ほぼ商品撮影もセットで提供しているサービスはありません。
つまり、商品撮影も必要な場合には、上の価格とは別に商品撮影もほかのクリエイターなどに手配する必要があります。
商品写真のクオリティは、高くないといけません。きちんとスタジオなどを持っている、プロのカメラマンが提供するサービスを利用しましょう。
商品写真撮影の相場は、カメラマンのスキルやサービス内容によって大きく異なります。
アマチュアやセミプロに依頼する場合は1カット数千円程度ですが、機材や技術面でのクオリティにばらつきがあるのが現状です。
一方、プロのカメラマンやスタジオに依頼する場合は、1カット5,000円~1万円以上とより高額になりますが、商品を魅力的に見せる撮影・編集技術は、プロならではの強みと言えるでしょう。
また、一定枚数以上の撮影では、パッケージ料金を設定しているスタジオも多いです。
商品の写真撮影が必要な場合は、商品画像作成の費用とあわせて、撮影費用も検討することをおすすめします。
企業が提供するサービスの相場とは
商品画像クリエイトをピックアップして紹介
企業が提供している商品画像の作成サービスとして、株式会社NEXT ONEの「商品画像クリエイト」を紹介します。
EC向け画像の制作実績は10万枚以上を誇るサービス
「商品画像クリエイト」は、EC向け画像の制作実績が10万枚以上あるサービスです。
なぜこれほどまでに実績が豊富なのかと言うと、同サービスを運営する「グッズステーション 」が、仕入れから販売までを代行するサービスを提供しているからです。
つまり、「グッズステーション」自身がAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで販売を行っている事業者だというわけです。
現役のネットショップ運営者が、商品画像作成をサポートしてくれる、そんなサービスが「商品画像クリエイト」なのです。
商品画像のクオリティはプロの仕上がりで申し分ありません
「商品画像クリエイト」は、実際にECサイトを運営している事業者のものなので、商品画像のクオリティは申し分なく高いのですが、見た目の美しさ云々よりも「売れそう」と感じるのが率直な感想です。
ファッション、美容、食品、雑貨、DIY、ホビーなど、あらゆるジャンルの商材に対応しており、それぞれのジャンルに合わせて画像の制作が最適化されているのも大きな特長です。
でも、なぜ「売れそう」と感じるのか?その理由はサービスの一貫性にアリ!
商品の撮影から画像加工、さらには商品名や商品説明文の提案まで、すべてを「商品画像クリエイト」が一貫して行っているからこそ、購入動線の最適化が実現できているのです。
つまり、商品の魅力を最大限に引き出す画像を作るだけでなく、それを見た人が実際に購入したくなるような導線設計まで、トータルでサポートしてくれるわけです。
現役のネットショップ運営者ならではのノウハウが活かされた、売上アップに直結するサービス。それが「商品画像クリエイト」の真骨頂と言えるでしょう。
こちらのサービスは、2つの料金プランを提供しています。
アドバンス プランの料金(商品画像:5枚)
アドバンスプラン に含まれる内容
- 商品撮影・・・5枚
- 商品加工・・・5枚
- 商品名・商品説明文(700文字前後)
- 元データ提供(ご希望の場合)
プラス・ワン プランの料金(商品画像:7枚 + 広告バナー:1枚)
プラス・ワン プランに含まれる内容
- 商品撮影・・・5枚
- 商品加工・・・5枚
- 商品名・商品説明文(700文字前後)
- 元データ提供(ご希望の場合)
- 追加商品画像・・・2枚
- 商品宣伝・広告バナー作成・・・1枚
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今回のまとめ
今回は「商品画像作成の相場はいくら?個人と企業のサービスを徹底比較」と題して、ECサイトにおける商品画像作成サービスの相場を調査しました。
主な結論は以下の通りです。
個人事業主のサービス (ココナラの例)
- 1枚あたり8,000円〜20,000円 (撮影なし)
- 7枚セットで12,000円〜50,000円 (撮影なし)
- 多くの場合、撮影は含まれていないため、別途手配が必要
企業のサービス (商品画像クリエイトの例)
- 5枚セット: 39,800円 (撮影含む)
- 7枚+セット: 58,000円 (撮影含む)
- 撮影、加工、商品名・説明文の提案まで一貫して提供
重要な違い
- 企業サービスは撮影から画像加工、説明文作成まで一貫して行うため、より効果的な商品ページを作成できる
- 現役ECサイト運営者のノウハウを活かしたサービスで、売上アップに直結する可能性が高い
選び方のポイント
- 予算や必要なサービスの範囲に応じて選択する
- すでに商品写真がある場合は個人サービスでコストを抑えられる
- 売上アップを重視する場合は、企業サービスの一貫性が魅力的
最終的に、自社のニーズと予算に合わせて最適なサービスを選ぶことが重要です。
商品画像は顧客の購買意欲を左右する重要な要素なので、慎重に検討し、質の高い画像作成を目指しましょう。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。