ネットショップの開設を考えている方にとって、ECプラットフォームの選択は重要な決断です。
本記事では、国内で特に人気の高いBASE(ベイス)、STORES(ストアーズ)、Shopify(ショッピファイ)、カラーミーショップの4つのサービスを、費用・機能・使いやすさなど、あらゆる観点から徹底的に比較していきます。初心者の方から本格的なEC運営を目指す方まで、最適なプラットフォーム選びの参考にしていただける内容となっています。
BASE・Shopify・STORES・カラーミーショップ 完全比較表
基本情報を比較(初期費用、月額費用など)
BASE
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STORES
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Shopify
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カラーミーショップ
|
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サービス |
【人気】ネットショップ開設実績7年連続第一位、無料から使える多機能なECカート |
【無料】初心者でも一番簡単に、最短でネットショップが作れるシンプルなECカート |
【世界一位】世界175カ国170万サイト以上が利用する、上級者も納得のECカート |
【定番】国内40,000店舗以上が利用する、デザインの自由度の高いECカート |
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導入店舗の傾向
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小規模から中規模向け |
小規模から中規模向け |
小規模から大規模向け |
中規模向け |
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初期費用 |
0円 |
0円
|
0円
※全プラン共通
|
フリープラン
0円
レギュラープランラージプラン
3,300円(税込)
プレミアムプラン
22,000円(税込)
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月額費用
(毎月の固定費) |
人気 Basic 個人事業主向け
年払い3,650円
月払い 4,850円
Shopify
小規模チーム向け
年払い10,100円
月払い 13,500円
Advanced
年払い44,000円
月払い 58,500円
Plus
年払い2,300$
3年契約
|
フリープラン
0円
容量:200M|画像:4枚/商品
レギュラープラン
基本機能を全搭載
4,950円(税込)
容量:5G|画像:50枚/商品
人気 ラージプラン 容量:100G|画像:50枚/商品
プレミアムプラン
39,600円(税込)
専任ECアドバイサー完備
容量:100G|画像:50枚/商品
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最短契約期間 |
1カ月 |
1ヶ月 |
1ヶ月 |
3ヶ月 |
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商品登録数 |
無制限
(1日最大1,000件) |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
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ア ド レ ス |
独自ドメイン |
利用可能 ※サブドメイン限定 |
利用可能 ※ベーシックプラン契約で無料貸与 |
利用可能 |
利用可能
※フリープランは別途550円/月 SSL化にも追加で1,100円/月かかる
|
常時SSL化 |
標準対応 |
標準対応 |
標準対応 |
標準対応 |
|
備考欄 |
BASEロゴを非表示は別途500円/月。独自ドメインは、スタンダードプランから他社サービスで取得したものを”サブドメイン”として利用できます。 |
独自ドメインは、ベーシックプラン契約で無料貸与されます。独自ドメインの他社サービスからの持ち込み、持ち出しはできません。 |
独自ドメインは他社サービスで取得したものでも設定して利用できます。最上位プラン「Shopify plus」は、3年契約で利用できます。 |
独自ドメインは他社サービスで取得したものでも利用できる。運営元が同じ「ムームードメイン」が推奨されています。 |
|
特定商取引法に関する表記の一部非公開 |
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
匿名配送が使える
|
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
未対応 |
- |
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
未対応
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公式サイトで詳しく |
基本情報について確認してほしいポイント
一番注目してほしいのは、導入店舗の傾向の違い
BASE、STORES は、個人のユーザーが多く出店しており、プライバシー保護のニーズなどから住所・電話番号の非公開機能も提供しています。
一方、Shopify、カラーミーショップは、個人向けのリーズナブルなプランだけではなく、中規模以上のECサイトを想定した上位プランも提供しています。
独自ドメインに関しては、STORESはベーシックプランで無料貸与されますが、他サービスへの持ち出しはできません。BASE、Shopify、カラーミーショップは別サービスで取得したドメインを持ち込み可能です。
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クレジットカード導入審査期間を比較
クレジットカード導入審査について確認してほしいポイント
BASE、Shopifyは即日クレジットカード導入が可能ですが、これは全く審査がないわけではなく、入金の際に審査が行われると考えておいたほうがいいです。
一般的な物販では問題ありませんが、デザイン代行、レンタルなどの役務サービスや、センシティブな商材を扱う場合は規約をよく確認しておきましょう。なお、Shopifyペイメントは占いの販売はできません。
無形商品を販売する際には、事前に審査のあるサービスを選んでおけば入金の段階でトラブルになる可能性を回避できます。審査のスピードだけでなく、商材にあったECカートを選びましょう。
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手数料を比較(決済手数料、入金手数料など)
BASE
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STORES
|
Shopify
|
カラーミーショップ
|
|
---|---|---|---|---|
決済手数料
(クレジットカード) |
Shopifyペイメント
Basic
3.55%
Shopify
3.4%
Advanced
3.25%
Plus
2.9%
補足事項
※Shopifyペイメントは月額固定費0円で導入可能
※Shopifyペイメント以外の外部決済は、2% (Basic)、1% (Shopify)、0.6% (Advanced)、0.2% (Plus)の取引手数料が加算される。
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入金手数料
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Shopifyペイメント
無料
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カラーミーペイメント
加盟店負担 |
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入金サイクル
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備考欄
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Amazon Pay、PayPal、の決済手数料(サービス利用料もあわせた合計)は、グロースプラン 3.9%、スタンダードプラン 概算7.6%+40円。それ以外の決済手数料は共通です。リボ・分割払いは未対応です。 |
Amazon Pay、PayPay残高、楽天ペイ、PayPal、あと払い(ペイディ)の決済手数料は、フリープランは6.5%、ベーシックプランは4.6%です。代金引換は実費、それ以外(クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済)は、クレジットカードと共通です。リボ・分割払いは未対応です。参照元 |
PCI-DSSのレベル1に準拠。リボ・分割払いには未対応です。※ただし、Shopifyペイメント以外の外部決済を通じて、リボ・分割払いにも対応できます。 |
カラーミーペイメント:セキュリティーコード入力に対応。リボ・分割払い、3Dセキュア入力はオプション対応です。Amazon Payの決済手数料は、3.9%(フリープランは決済手数料6.5%+30円)です。参照元 |
公式サイトで詳しく
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決済手数料について確認してほしいポイント
月額固定費0円のプランで、最もコストパフォーマンスが高いのは「STORES」です。有料プランの月額固定費も他社より低いため、決済手数料を含めたコスト面で優れています。
Shopifyでは、Shopifyペイメント以外の楽天ペイやPayPayなど外部決済手段を導入すると、取引手数料が加算されます:Basicプランで2%、Shopifyプランで1%、Advancedプランで0.6%、Plusプランで0.2%です。
カラーミーショップのカラーミーペイントは、標準の入金サイクルが月末締めの翌々月20日払いと長いので注意してください。有料オプションで早めることはできますが、月額固定費が追加されます。
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決済手段を比較
BASE |
STORES |
Shopify |
カラーミーショップ |
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---|---|---|---|---|---|
クレジットカード
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一括払 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯
|
分割払 |
- |
- |
◯ |
◯ |
|
コンビニ決済 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
|
銀行振込 |
◯ |
◯ |
◯※ |
◯ |
|
後払い決済 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
|
キャリア決済 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯※ |
|
代金引換 |
- |
◯※ |
◯※ |
◯※ |
|
Amazon Pay |
◯※ |
◯※ |
-※ ※2025年1月6日をもって連携終了 解説記事 |
◯※ |
|
楽天ペイ決済 |
- |
◯ |
◯ |
◯※ |
|
PayPay(ペイペイ) |
- |
◯ |
◯ |
◯※ |
|
PayPal(ペイパル) |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
|
Google Pay |
- |
- |
◯ |
- |
|
Apple Pay |
◯※ |
- |
◯ |
- |
|
連携できる決済代行サービス |
全ての決済を月額固定費0円で導入できます。また、決済の導入もBASE経由で簡単にできます。参照元 |
全ての決済を月額固定費0円で導入できます。また、決済の導入もSTORES経由で簡単にできます。参照元 |
Shopifyペイメント、SBペイメントサービス、Google Pay、Apple Pay、KOMOJU、PayPal、Paidy、NP後払い、atoneなど 参照元 |
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備考欄
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※Amazon Payは個人・法人どちらも導入可能、ショッピングアプリ、予約販売、デジタルコンテンツ販売、テイクアウト、定期便、コミュニティ、抽選販売、ショップコインには使えません。※Apple Payは、ショッピングアプリにて「ゲストとして購入」を選択時に、MasterCardが登録されていると使えます。 |
※Amazon Payは個人・法人どちらも導入可能です。 Amazon Payは、2024年12月16日よりフリープランでも導入可能になりました。PayPay、Amazon Payは、審査次第ですが役務サービスの販売にも導入できます。 |
Shopifyペイメントは、各種クレジットカード決済、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay、に対応しています。【要確認】Amazon Payは、2025年1月6日をもって連携終了。※代金引換、銀行振込は手動の決済方法から作成できます。【重要】Shopifyペイメント以外の外部決済は、2% (ベーシック)、1% (スタンダード)、0.6% (プレミアム)取引手数料が加算されます。 |
※フリープランは、クレジットカード、後払い(GMO後払い)、銀行振込(バーチャル口座)、コンビニ払い、Amazon Payのみ利用可能です。Amazon Payは個人、法人どちらも申請可能です。 |
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公式サイトで詳しく
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決済手段について確認してほしいポイント
クレジットカード以外の決済手段に注目すると、STORESやカラーミーショップは、PayPay、楽天ペイ、Amazon Payに対応しており、決済手段が非常に豊富です。
また、BASEでは「id決済」が利用でき、Shopifyには独自の「Shop Pay」が用意されています。BASEでは、出店店舗間で同じアカウント情報を使って簡単に買い物ができる仕組みが整っており、Shopifyでも同様に、共通アカウントで他のShopifyストアでの買い物が可能です。
さらに、Shopifyやカラーミーショップは外部の決済代行サービスを導入できるため、交渉次第で決済手数料を下げることも可能です。一方、BASEやSTORESでは外部サービスの導入ができないため、この点においては制約があります。
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Shopifyの海外販売、他社ECカートとどこが違うの?根本的な違いを解説
ECサイトを利用した海外販売が注目を集める中、Shopifyは海外販売に特化したプラットフォームとして広く知られています。 しかし実はBASEやSTORES、makeshop、カラーミーショップなど他 ...
機能を比較
BASE |
STORES |
Shopify |
カラーミーショップ |
|
---|---|---|---|---|
注目機能・連携 |
総DL数600万以上の買物アプリ「Pay ID」 に出品可能。 |
「STORESレジ」を使い、実店舗と在庫連携も可能。 |
Shopifyは、標準でブログ機能を搭載している(投稿、カテゴリー、タグ付け)など可能。 |
共通ドメインに、WordPressを設置&連携できる。 |
送料詳細設定 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯※ |
HTML編集 |
◯ |
- |
◯ |
◯ |
年齢制限 |
◯ |
◯ |
◯※ |
◯ |
パスワード保護 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
購入個数制限 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
名入れ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
英語表記 |
◯ |
◯ |
◯ |
- |
複数配送先指定 |
- |
- |
◯※ |
◯ |
副管理者 |
◯ |
- |
◯ |
◯ |
外部カート |
- |
- |
◯ |
◯ |
アクセス解析 |
◯ |
◯※ |
◯ |
◯※ |
クーポン発行 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
レビュー機能 |
◯ |
◯ |
◯※ |
◯ |
ポイント機能 |
◯※ |
- |
◯※ |
◯ |
再入荷通知 |
◯ |
◯ |
◯※ |
◯※ |
レコメンド機能 |
- |
- |
◯※ |
◯ |
フォローメール |
- |
- |
◯※ |
◯※ |
メールマガジン |
◯ |
◯ |
◯※ |
◯ |
予約販売 |
◯ |
◯ |
◯※ |
◯※ |
定期販売 |
◯ |
◯ |
◯※ |
◯ |
まとめ販売 |
- |
◯ |
◯※ |
- |
抽選販売 |
◯ |
- |
- |
- |
オーダーメイド販売 |
- |
- |
- |
- |
ダウンロード販売 |
◯ |
◯ |
◯※ |
◯ |
電子チケット |
- |
◯ |
- |
- |
商品一括登録(CSV) |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
商品一括DL(CSV) |
◯ |
- |
◯ |
◯ |
オンデマンド販売 |
◯ |
- |
◯※ |
- |
インスタグラム連携 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯※ |
Googleショッピング連携 |
◯ |
◯ |
◯※ |
◯※ |
補足事項 |
※ポイント機能は、メンバーシップ Appをインストールすることで利用できます。上記以外の気になる機能:メッセージ機能、コミュニティ機能、オンデマンド販売、note連携、プッシュ通知(アプリ)、ブログ機能、配送代行、テイクアウト販売、海外販売代行(有料)、YouTube ショッピング連携、資金調達、BASEロゴ非表示(有料)など。
|
※アクセス解析はベーシックプラン限定ですが、Googleアナリティクスがフリープランから設置できるため代用できます。上記以外の気になる機能:電子チケット販売、ニュース作成、ニュース動画埋め込み、FAQ、note for shopping、Googleアナリティクス連携、倉庫サービス、STORESレジ連携、サービスロゴ非表示(ベーシックプラン)など。
|
※ショッピファイには、ストアのカスタマイズに活用できる8,000種類以上ものアプリが用意されています。一例、メールマガジン(Shopify メール)は固定費無料で毎月10,000通までは無料、それ移行は1,000通ごとに1ドル(USD)掛かります。標準機能:注文管理、商品管理、多通貨・多言語対応、顧客管理、ストア分析、マーケティング、割引管理、ブログ機能など。 |
※フリープランは、都道府県別 配送日設定できません。また、アクセス解析は一部機能が限定されています。フォローメールはレギュラー以上。予約販売、再入荷通知、インスタグラム連携、Googleショッピング連携は有料オプションです。上記以外の気になる機能:ギフト設定、フリーページ作成、マイアカウント、カラーミー待合室、営業日カレンダー、海外販売、noteストア連携、WPオプション(レギュラー以上)、Amazon連携(有料)、卸販売(有料)など。 |
公式サイトで詳しく |
機能について確認してほしいポイント
BASEやSTORESは、月額0円の無料プランから利用可能で、商品登録、注文管理、決済機能など、ECサイト運営に必要な基本機能が揃っています。一方、カラーミーショップの無料プランは、商品登録数やカスタマイズ機能に制限があるため、スタートアップ向けのプランという印象です。
Shopifyとカラーミーショップは、中規模以上のサイト運営を見据えた高度な機能を提供しています。たとえば、Shopifyでは多言語・多通貨対応が標準で利用できるほか、楽天市場やAmazonとの連携手段も充実しています。カラーミーショップは、細かなデザインカスタマイズや国内外の外部サービスとの連携が豊富で、柔軟なサイト運営が可能です。
実店舗連携とオムニチャネル対応の比較
BASE
(ベイス)
|
STORES
(ストアーズ)
|
Shopify
(ショッピファイ)
|
カラーミーショップ
|
|
---|---|---|---|---|
店舗レジ連携 (店舗・ECの在庫連携) |
スマレジ(無料~) SquarePOSレジ(無料) |
STORESレジ(無料~) | Shopify POS スマレジ(無料~) |
スマレジ(無料~) SquarePOSレジ(無料) |
オムニチャンネル (会員情報・ポイント共有) |
- |
スマレジ×Omni Hub |
- |
|
補足事項 |
スマレジ や Square と連携して商品在庫の連動も可能。※2025年1月28日 BASEとSquareの連携開始。また「テイクアウト APP」でネットでテイクアウトの事前決済もできる。関連記事:BASE × スマレジの在庫連携解説、BASE × Squareの在庫連携解説 |
STORESレジで在庫の連携はもちろん、STORESブランドアプリで実店舗とECをつなぐ独自のポイントも作れる。 |
実店舗とのオムニチャンネル化には、国内ではスマレジ×Omni Hubという組み合わせが定番です。 |
スマレジ や Square と連携して商品在庫の連動も可能。関連記事:カラーミーショップ × Squareの在庫連携解説 |
実店舗連携とオムニチャネル対応で確認しておきたいポイント
STORESは、店舗向け決済、POSレジ、ネットショップ、ブランドアプリが全てSTORESブランド内で完結するため、これ一つで店舗運営とECサイトの管理をスムーズに行うことができます。特に、EC初心者や管理を簡単にしたい事業者にとって魅力的な選択肢です。
また、店舗向けのPOSレジを検討している方は「スマレジ」を覚えておくと良いでしょう。スマレジは、BASE、Shopify、STORES、カラーミーショップといった主要なサービス全てと連携が可能で、柔軟な運用をサポートします。これにより、今後のシステム拡張や他サービスとの組み合わせもスムーズに行えるのが大きなメリットです。
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無料で使えるおすすめPOSレジアプリ4選(iPhone/iPad/Android対応)
スマートフォンやタブレットがあれば、今日から始められる無料POSレジアプリ。 でも、「本当に使えるの?」「どれを選べばいいの?」という声をよく聞きます。 そこで今回は、飲食店や小売店で実際に導入されて ...
サポート体制の比較
サービス名称 |
BASE
(ベイス)
|
STORES
(ストアーズ)
|
Shopify
(ショッピファイ)
|
カラーミーショップ
|
|
---|---|---|---|---|---|
問い合わせ窓口 |
電話 |
- | -※ | - | ◯ |
メール |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
|
備考欄 |
チャットでの問い合わせも対応してます。 |
チャットでの問い合わせも対応してます。※新規出店者向けの無料電話相談窓口も提供、実店舗をお持ちの方は公式サイトより、店舗とネットの連携なども無料相談できます。 |
電話とチャットは英語のみ対応しています。X(旧Twitter)でも日本語でサポートをしています。 |
とにかくサポートは充実、無料セミナーなども開催してます。カラーミーショップ大賞(宣伝効果もあるコンテスト)などイベントも盛んです。 |
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公式サイトで詳しく |
サポート体制について確認したいポイント
サポート面では、国産サービスのBASE、STORES、カラーミーショップが充実しています。これらは日本語対応がしっかりしており、電話やメールでのサポートも受けやすいです。一方、Shopifyもコミュニティなどがありますが、運営元からのサポートに関しては、国産サービスに比べるとやや劣る印象です。
5万円販売したときの合計手数料を比較
手数料に関してより具体的にイメージできるように、各サービスで5万円を販売しときにかかる合計手数料と受け取れる入金額についてまとめてみました。
BASE
BASEのスタンダードプランで5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:スタンダードプラン
客単価:5,000円
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)
決済手数料:(5,000円 × 3.6% + 40円) × 10件 = 2,200円
サービス利用料:50,000円 × 3% = 1,500円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + サービス利用料 + 振込手数料 = 2,200円 + 1,500円 + 250円 = 3,950円
※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。
BASEのグロースプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:グロースプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)
決済手数料:50,000円 × 2.9% = 1,450円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,450円 + 250円 = 1,700円
※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。
STORES
STORESのフリープランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:フリープラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(月末締め・翌月末払い)
決済手数料:50,000円 × 5.5% = 2,750円
振込手数料:275円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 2,750円 + 275円 = 3,025円
※2024年7月1日より、フリープランの決済手数料が5%から5.5%に改定されました。※入金額が1万円未満の場合には、追加で事務手数料が275円かかります。
STORESのベーシックプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:ベーシックプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(月末締め・翌月末払い)
決済手数料:50,000円 × 3.6% = 1,800円
振込手数料:275円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,800円 + 275円 = 2,075円
※入金額が1万円未満の場合には、追加で事務手数料が275円かかります。
Shopify
Shopifyのベーシックプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:ベーシックプラン
決済サービス:Shopifyペイメント
振込サイクル:毎週日曜日締め、翌週金曜日払い
決済手数料:50,000円 × 3.55% = 1,775円
振込手数料:無料
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,775円 + 0円 = 1,775円
※Shopifyペイメントを利用した場合、振込手数料は無料です。ただし、Shopifyペイメント以外の外部決済を利用した場合は、取引手数料が加算されます。
Shopifyのスタンダードプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:スタンダードプラン
決済サービス:Shopifyペイメント
振込サイクル:毎週日曜日締め、翌週金曜日払い
決済手数料:50,000円 × 3.4% = 1,700円
振込手数料:無料
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,700円 + 0円 = 1,700円
※Shopifyペイメントを利用した場合、振込手数料は無料です。ただし、Shopifyペイメント以外の外部決済を利用した場合は、取引手数料が加算されます。
カラーミーショップ
カラーミーショップのフリープランで5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:フリープラン
客単価:5,000円
振込サイクル:月末締め・翌月末入金
決済手数料(税抜き):(5,000円 × 6.6% + 30円) × 10件 = 3,600円
決済手数料(消費税):3,600円 × 10% = 360円
振込手数料:加盟店負担
手数料合計:決済手数料(税抜き) + 決済手数料(消費税) + 振込手数料 = 3,600円 + 360円 + 0円 = 3,960円
※カラーミーペイメントの振込手数料は加盟店負担となります。決済手数料は税抜きの金額で計算し、別途消費税分を加算して差し引いています。
カラーミーショップのレギュラープラン(個人・法人)で5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:レギュラープラン(個人・法人)
決済サービス:カラーミーペイメント
振込サイクル:月末締め、翌々月20日払い
決済手数料(税抜き):50,000円 × 3.4% = 1,700円
決済手数料(消費税):1,700円 × 10% = 170円
振込手数料:加盟店負担
手数料合計:決済手数料(税抜き) + 決済手数料(消費税) + 振込手数料 = 1,700円 + 170円 + 0円 = 1,870円
※カラーミーペイメントの振込手数料は加盟店負担となります。決済手数料は税抜きの金額で計算し、別途消費税分を加算して差し引いています。
カラーミーショップのラージプラン(個人・法人)で5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)
プラン:ラージプラン(個人・法人)
決済サービス:カラーミーペイメント
振込サイクル:月末締め、翌々月20日払い
決済手数料(税抜き):50,000円 × 3.19% = 1,595円
決済手数料(消費税):1,595円 × 10% = 159円(1円未満切り捨て)
振込手数料:加盟店負担
手数料合計:決済手数料(税抜き) + 決済手数料(消費税) + 振込手数料 = 1,595円 + 159円 + 0円 = 1,754円
※カラーミーペイメントの振込手数料は加盟店負担となります。決済手数料は税抜きの金額で計算し、別途消費税分を加算して差し引いています。
今回のまとめ
今回は、これからネットショップ開業を考えている方に向けて、人気のECプラットフォームである、BASE、STORES、Shopify、カラーミーショップを比較しました。
選択のポイントは、実際に導入しているショップ事例を見て、自分のお店と事業規模や求める機能などが近い店舗を探してみることです。
たとえば、アパレル販売を考えている方であれば、同じアパレルで成功している店舗がどのプラットフォームを使用しているかを参考にできます。
万人に最適なECカートはありません。
個人向けのサービスは、小規模サイトの求めるシンプルなインターフェイスや必要十分な機能を搭載しています。
一方、中規模サイト以上を目指す場合は、操作が多少複雑でも将来的な拡張性や安心感のあるサービスを選ぶことをお勧めします。
幸い、どのサービスも無料プランや無料トライアルを用意しています。まずは実際に試して、自分に合うサービスを選びましょう。使ってみないとわからない部分もありますので、実際の操作感を確認することが大切です。
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BASEに関する解説記事はこちら。
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あなたがインターネット上にネットショップを開設したいとき、ぜひチェックしてほしいサービスがECカートです。 ECとは「Eコマース」の略で、国内ではネットショップ作成サービス、ECショッピングカート、E ...
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。