【超簡単】Squareオンラインビジネス・ネットショップ作成手順！プロ注目の機能&使い方も解説

会員登録から初期設定までを解説

まず最初に、会員登録から初期設定までの流れを解説します。

会員登録（無料）

まずは「Square」に会員登録をしましょう。初期費用、固定費は無料。決済導入審査も最短数秒程度でお店を開くことができます。

Square（無料ではじめる）

Squareオンラインビジネスをはじめる

「https://squareup.com」よりログインをしてください。

メニューにある「オンラインビジネス」をクリックします。パソコン表示は左上、スマホ表示では左下にメニューがあります。

一般的な物販をするネットショップの場合には、左上の「物品」を選択してください。この選択で、サイト編集などの初期設定で表示される項目が決まります。

今回は「購入者に商品を発送」を選んで「次へ」をクリックしました。

今回は「注文専用シングルページ」を選択して「次へ」をクリックしました。

どれを選べばよいのかわからない場合。

新規サイトを作成したときの初期項目が決定するだけです。あとから項目は足すこともできるので、最初はシンプルなものを選択しておきましょう。

Square（無料ではじめる）

今時店長

ここまでの体験談。審査は申込みから数秒で審査通過のメールが届いて、開業までの手続きは数分程度で完了した感じです。

まず最初に商品を追加しよう

２点・３点程度でいいので、まず最初に商品を登録してみましょう。サイトデザイン（サイト編集）は、商品を登録してから取り組んだ方がスムーズです。

商品情報の登録

商品タイプ、商品名、価格、説明、表示/非表示の設定が登録できます。

一般的な通販サイトを作るので、商品タイプは「物販」を選択してください。

価格は消費税込で入力しましょう。

価格は消費税込みで入力してください。免税商品の場合には「この商品は免税対象です」というチェックボックスにマークを入れると非課税になります。

セール価格を入力すると打ち消し表示になる。

セール価格を入力すると、通常価格が打ち消し表示になりセール価格が表示されます。初期設定の状態だと、赤字のバッジが表示されます。

バッジは表示/非表示の設定も可能です。

お届け方法

荷物を発送してお客様に届けるという意味の「発送」を選択しましょう。

追加情報

在庫と商品IDの登録をします。

まず最初に在庫をクリックしてください。

商品の在庫数を入力しましょう。

在庫受領は追加（プラス）、在庫最終形は直接値を設定できます。

商品ID（SKU）を通じて店舗と在庫を連動できる。

必須ではありませんが、商品を管理するためにつけてください。

SKU（Stock Keeping Unit）は、企業独自の商品コードなので自由につけることが出来ます。仕様は、入力して調べたところ下記の通りでした。

種類、サイズ、カラー、などを加えて商品コード番号を決めましょう。特定の計算式をあてはめると、仕入原価がわかるようにしている店舗もあります。

商品のタグに、商品コードをつけておけば、実店舗でのSquarePOSでの決済時に、在庫を連動して減らすことができます。

在庫の入力・更新ができない・・・・。

Squareに商品情報が登録される前に、在庫が登録されたことで起こるエラーのようです。経験上、数分おけば解消されます。

または「Squareで編集」を押してログインする。それでも解消されないときは、２～３分程度時間をおいてから再度トライしましょう。

バリエーションの登録

カラー・サイズごとに在庫数を設定できる。

バリエーションには、カラー・サイズなどを登録できます。個別に在庫数を登録することも可能です。※価格、商品ID、などを入力しないと登録できません。

カスタマイズ

カスタマイズにて、注文画面にテキスト入力や選択広告を追加できます。

カスタマイズ作成は、リストから選択、テキストを入力、の２つのモードが提供されています。使いみちがわかるように、具体例をあげてみます。

たとえば、裾上げ（料金追加）なども設定できる。

「リストから選択」を利用して、パンツの裾上げなどをオプションでつけることもできます。いわゆる、オーダーメイド販売と言われる機能のことです。

設定方法は、リストから選択→チェックリストに名前をつける→選択に名前と追加費用→保存を押せば完了です。続けて複数のリストを追加することもできます。

たとえば、名入れフォームを追加できる。

ギフトでよく利用される、名入れアイテムの注文にも利用できます。

設定方法は、テキストボックスにテキストを入力→ラベルと文字数制限を入力→これを必須フィールドにするにチェックを入れて「保存」をクリックで完了です。

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今時店長

商品登録はシンプルで使いやすいです。商品在庫は、実店舗を含めたネットショップの複数店舗でも連動することができます。

サイトデザインは二つのステップで構成される

二つのステップとは、ページを追加する、そのページを編集するだけです。

ページを追加する

まずは、ページ構成を考えて必要なページを追加します。

下記４つのページは必須です。

あらかじめ用意されているページは作る必要はありません。

ページのアドレスを設定しよう。

ページを追加したらURLも変更しておきましょう。

ページURLは、上の英語表記を参考にしてみてください。

ページを編集

あとは、各ページごとにページセクションで最適な構成を決めれば完成です。

全ての商品に２～３クリックで到達できる構成がベスト。

むずかしく考える必要はありません。全ての商品ページに、２～３クリック程度で到達できるような構成を考えましょう。過度な作り込みは不要です。

オシャレなページが作れない・・・。

ロゴ、メインバナー、商品画像、３つのクオリティを追求してください。サイト編集は、レイアウトを決めるだけなので、オシャレさとは別の問題です。

もしプロに制作を依頼するなら、サイト制作よりも商品画像の撮影などにお金を掛けましょう。サイト作成はとても簡単で、初心者でもプロでも差はでません。

特定商取引法に基づく表記ページは必須

特定商取引法とは？

特定商取引法とは、消費者が商品・サービスを安心して取引できる市場環境の整備するために定められた法律のことです。

自分で特商法のページを作る必要がある。

Squareには「特定商取引法に基づく表記」の入力フォームはないので、自分でページを作成して下記のような記載をしなくてはいけません。

特定商取引法に基づく表記のサンプル。

上記表のHTMLの貼り付けコード。

埋め込みコードで貼り付ける方はコチラをお使いください。

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今時店長

最初から１００％納得のいくデザインを作る必要はありません。まずは、開店してみる、そのあと調整して理想に近づけましょう。

送料と消費税の設定について解説します

とその前に、送料、消費税の設定ができない・・。

送料、消費税の設定は、先に「発送場所」の住所と電話番号が入力されていないと設定項目が表示されません。エラー表示がないので気がつきにくいです。

送料を設定する

左メニューにある「設定」→「発送」をクリックしてください。

「地域を追加」をクリックします。「地域を追加」が表示されない場合には、発送元の住所・電話番号を入力してください。

行き先は「日本」を選択します。

あとは、一律料金、送料無料、注文重量、合計注文、品目数、から送料を設定しましょう。一般的には、一律金額、送料無料を設定している店舗が多いです。

沖縄、北海道など、特定の県や地域だけ送料を変更する場合。

「地域を追加」ページの右にある「県を選択」というテキストをクリックして、特定の地域にだけ送料を設定することもできます。

上の例では、沖縄だけ1,500円、それ以外の都道府県は一律500円に設定してみました。先に、沖縄を設定してから、ほかを設定した方が手間が掛かりません。

消費税を設定する

左メニューにある「税金」をクリックしてください。

「税金を追加します」→地域「日本」→国税率「10%」→税名前「消費税」と入力します。あとは「税金は価格に含まれます」のみチェックを入れました。

会計時に消費税が表示されている様子。

お客様が商品をお会計時に、内税として消費税は表示されます。お客様の住所（日本）が入力されるまで、消費税は表示されません。

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今時店長

まず最初に、発送元の住所を入力しないと、送料、消費税の選択項目が表示されないので注意してください。

SEOの設定

サイト編集にて、トップページのmeta description（メタディスクリプション）を変更できます。ちなみに、業界的には、120文字以内がよいとされています。

それ以外の設定に関しては、トップページの「HOME」が気になりすが「｜」が削除できないので、私ならば標準仕様でそのまま利用します。

サイトのアドレス（URL）

「概要」→「一般設定」→「カスタマイズ」とクリックします。

アドレス（ドメイン）の基礎知識は下記事で解説しています。

全部で３つの選択肢があります。

３つについて簡単に解説します。

１．カスタムドメインを探す。

Squareを通じて、独自ドメインを取得する方法です。料金は「.com」で1,500円/年なので良心的です。取得したドメインの移管にも対応しています。

ちなみに、ドメインは登録日から60日以内は移管することはできません。これは、ドメイン名を管理する「ICANN」による制限です。

２．他社で所有しているドメインを使う

「Xserverドメイン」などのサービスで取得したドメインを利用する方法です。「shop.◯◯◯.com」というサブドメインで運用できます。

３．Squareのサブドメインを使う（無料）

という形式のサブドメインが無料で利用できます。◯◯◯の部分は、早いものがちで自由に設定することが出来ます。

SEO的にはSquareのサブドメインは有利かも！？

実際に数点商品を登録してみたところ、１日も掛からずGoogle検索にインデックス登録されました。これ、他社サービスと比較しても圧倒的に早いです。

あくまでも、インデックス登録だけの話なので、検索に強いとは言いきれませんが魅力を感じました。Squareドメインの信頼度の高さは好影響ありそうです。

無料のサブドメインはリダイレクトできません。

そんな魅力的な無料サブドメインですが、あとから独自ドメインに変更したいときに、旧ドメインからリダイレクトには対応していません。

つまり、無料サブドメイン→独自ドメインにアドレスを変更すると、検索エンジンの評価もリセットされてしまうというわけです。

独自ドメインで運用したい場合、あとから、別サービスに移行する可能もあるなら、最初からカスタムドメインを利用してお店を開業しましょう。

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今時店長

私なら、Squareのサブドメインを利用します。まだ新しいサービスなので、サブドメイン名が選び放題なのもいいですね。