WooCommerceとSquareを連携する方法！導入・設定・テスト注文までわかりやすく解説

WordPressを用意しよう（まだ準備の無い方）

WordPressの運用ならエックスサーバーが一押し

WordPressの運用ならば、国内シェア第一位、サーバー速度第一位、当サイトでも実際に利用している「エックスサーバー」が一押しです。

月額1,000円程度からで、初期費用は無料、長期契約をすることで独自ドメインも永年無料で提供されます。

今時店長

価格、速度、安定感、サポート、どれも他社レンタルサーバーよりも頭一つ抜き出ている印象。まだ準備の無い方には一押しです。

Squareアカウントを作成しよう（無料）

Squareのアカウントは、初期費用、月額固定費無料です。Squareのアカウントをまだ持っていないという方は、事前に準備しておきましょう。

アカウントの作成方法は、「【審査期間】Square決済を導入してみた！審査結果と追加書類・審査落ちの理由なども考察」 にて解説しています。あわせて参考にしてください。

Square（無料アカウント作成はこちら）

今時店長

Squareは実店舗でのクレジットカード決済にオススメです。一つのアカウントで、街とネットの決済を一元管理できます。

WooCommerceにSquareを導入する手順をまとめてみました。作業は非常に簡単で、5分もあれば導入できました。

「Square」プラグインをインストールする

「WordPress」→「プラグイン」→「新規追加」→「Square」というキーワードで検索してください。見つけたら「インストール」→「有効化」してください。

ちなみに「WooCommerce」→「拡張機能」からも追加できますが、こちらは連携設定の画面などが英語表記でした。日本語表記の方が作業しやすいでしょう。

「Square」を連携する

「WooCommerce」→「設定」→「Square」タブをクリックします。続けて表示された「Square」に接続というボタンをクリックしてください。

Squareのログインページに移行するので、SquareのIDとパスワードを入力してログインしてください。

WordPress.comがSquareアカウントの一部機能・データへのアクセス許可を求めています。「Allow」許可するをクリックしましょう。

「You just authenticated Square!」というメッセージは、「Squareの認証が完了しました」という意味です。

ボタンをクリックして、WordPressのダッシュボードに戻りましょう。

「会社の住所」を選択する

WooCommerce側の設定にもどり、ビジネスの場所を選択してください。法人アカウントの場合には、Squareで登録している会社名を選ぶだけでした。

ここで会社の住所を選択していないと、購入時に上のようなメッセージが表示されて支払いができないので注意しましょう。

Squareデベロッパーアカウントを所有者は、サンドボックスモードを有効化でテスト環境を試せる

開発者向けの、Squareデベロッパーアカウントを所有している方は、サンドボックスモードを有効化をチェックすることでテスト注文を試すことも可能です。

加盟店アカウントにはテストモードなどは用意されていません。そのため、実際の販売をテストとして行っていただく必要があります。

「Squareでテスト注文する方法」という項目で詳しい手順を解説しています。

「Square」決済を設定して有効にする

「WooCommerce」→「設定」→「決済」→「管理※」ボタンを押してください。※初期状態は「設定を完了」と表示されています。

上画像は、WooCommerceを使いデジタルコンテンツを販売する場合の設定例です。参考にしてみてください。

設定画面は英語表記ですが、簡単に日本語で意味を解説しておきます。

Enable this gateway

Squareを有効にする場合はチェックマークを入れましょう。

Title / Description

お買い物時の支払画面で表示される言葉に該当します。上の例では「お買い物時の支払画面で表示される言葉に該当します。」と入力しました。

Titleは「クレジットカード」、Descriptioは「クレジットカードの情報を入力してください。」などがよいでしょう。

Transaction Type

取引処理の方法について選択します。

「Charge」は注文したらすぐに売上処理がされます。「Authorization」は注文時にクレジットカードが利用できるかを確認し、出荷の際に売上請求をします。

一般的に、デジタルデータやサービスの販売では「Charge」を選択します。物販は欠品の可能性もあるので「Authorization」を選択するのが無難でしょう。

Accepted Card Logos

ストアで使えるクレジットカードの国際ブランドを表示しましょう。

顧客プロファイル

Square側に顧客情報を保存する場合にはチェックを入れましょう。

Detailed Decline Messages

詳細な決済失敗メッセージを表示するかの設定です。

Debug Mode

決済に関するログを残す場合はチェックを入れましょう。

今時店長

Squareアカウントさえあれば、数分程度で導入設定ができました。なお、無形商品の販売に関しては、下の記事もチェックしてみてください。

Squareでテスト注文する方法

Squareにテストモードはありません、実際に1円で注文してみよう

Squareには、クレジットカード決済の有効性を試すようなテストモードは存在しません。実際に、1円で注文をしたのち払い戻しをして有効性を確認しましょう。

この方法は「オンラインビジネスのテスト注文」という加盟店コミュニティでの質問に対して、カスタマーサポートのコメントに掲載されていました。

1円の商品を作りクレジットカードで購入する

まず最初に、WooCommerceに1円の商品を登録したのち、クレジットカードで実際に購入しましょう。

上の例では、デジタルコンテンツを登録して販売しているため、購入するとダウンロードリンクが表示されます。

Squareで注文を確認しましょう

Squareにログインしたのち、右上の「マイアカウント」⇢「Squareデータ」をクリックし、ダッシュボードにある「取引」をクリックします。

表示された取引から、先ほどの注文をクリックすると詳細を確認できます。上記のように表示されていれば、問題なく注文できているという証拠です。

注文を「払い戻し」しよう

注文を選択したのち、右上の三点リーダーアイコンをクリックし、「払い戻し」を選択しましょう。

払い戻しをする商品を選択したのち、右下の「払い戻し商品」をクリックします。

払い戻しの理由に「テスト注文のため払い戻しました」などを入力したのち、「払い戻しの処理」をクリックすれば完了です。

以上が、Squareでテスト注文を行い、クレジットカード決済の有効性を確認する方法です。実際に1円の商品を購入し、その後払い戻しを行うことで、問題なく決済が行えることを確認できます。

今時店長

Squareではテストモードが提供されていませんが、少額の商品を用意することで、実環境でのテストが可能です。ただし、テスト注文の際は、必ず払い戻し処理を行うようにしましょう。

決済ができない場合の確認ポイント

決済ボタンを押したのに進まない、エラーが発生したときの対処方法

実際にテスト注文をしてみたところ、処理が進まない、またはエラーが表示されて決済できない場合には下の項目を確認してください。

設定項目を確認する

WooCommerceとSquareプラグインをアップデートする

WooCommerceとSquareプラグインの両方とも最新バージョンがインストールされているか確認してください。

アップデートは意外と盲点で、これが原因でエラーが発生している場合があります。

WooCommerceがアップデートした際には、必ずSquareのプラグインのアップデートについても確認しておきましょう。

今時店長

今のところ、テスト注文でエラーが発生したときには上の対処方法だけで改善しています。ぜひ、参考にしてみてください。