個人事業主の開業届に必要な書類を簡単に作れる、マネーフォワードクラウド開業届というWEBサービスについて解説します。
これから起業を考えている方、マネーフォワードクラウド開業届を実際に利用してみた、評判および口コミなどが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
マネーフォワード開業届けとは
完全無料で利用できるオンラインツール
株式会社マネーフォワードが提供する、完全無料(初期費用、月額無料)で使える、開業届の書類一式を簡単に作成できるオンラインツールのことです。
本当に無料なの?
本当に無料です、費用は一切掛かりません。
なぜ無料で使えるの?
これから開業する事業者に向けてクラウド会計などの、ビジネスツールを利用してもらうために無料で提供されていると推測できます。
同じアカウントで利用できる関連ツール
※全て共通アカウントで利用できます。
実際にマネーフォワード開業届をためしてみた
パソコン、スマートフォン、どちらでも使える
実際にマネーフォワードクラウド開業届をためしてみました。パソコン、スマートフォン、どちらでも利用することができます。
会員登録をする
必要なものはメールアドレスだけです。
会員登録に必要なのは、メールアドレスだけです。メールアドレスを登録したのち、届いた確認コードを入力するだけで会員登録は完了します。
開業届を作成する(質問に答える)
3つのステップで質問に答えるだけで開業届が完成します。
書類作成の準備で下記のような事柄を聞かれます。
- いつから事業を開始しますか?
- どのような仕事をする予定ですか?
- どこで働きますか?
- 家族や従業員に給与を支払いますか?
- 確定申告の種類を選びましょう
私がネットショップを起業した際には、どのような仕事をする予定ですか?という質問には”インターネットを利用した通信販売”と記載しました。
情報の入力で下記のような入力をします。
- 申告社情報(姓名・生年月日・自宅住所・電話番号)
- 収入(所得の種類)、事業所得、不動産所得、山林所得の3つから選択
- 屋号(つける、つけない)
情報登録ページには、各項目に関して説明なども記載されています。ネットショップ開業での記載方法は、下の記事もあわせて参考にしてみてください。
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書類が完成する(ダウンロードできます)
必要な書類は一式そのまま出せるように用意してくれる。
開業届と、あわせて出しておきたい必要な書類を一式で出力してくれます。※確定申告が青色の場合には、青色申告承認申請書も一緒に出力してくれます。
あとは個人番号(マイナンバー)を記入して提出しよう。
あとは、完成書類(PDFファイル)を印刷して、マイナンバーを記入して税務署に提出すればOKです。最寄りの税務署への地図(Googleマップ)も表示されます。
郵送に利用する封筒に貼る宛名も印字してくれる。
開業届の書類を、郵送で送付する際に利用する宛名も印字してくれます。点線で切り取って、両面テープやのりで貼り付けて利用しましょう。
書類を印刷する(スマホ・コンビニでの印刷方法もご紹介)
プリンターのない方はコンビニで印刷しよう。
家にプリンターのない方は、会員登録不要で利用できる「ネットプリント(富士フイルムビジネスイノベーション)」などを活用しましょう。
完成したけどどうすればいいの?
税務署に開業届を提出しましょう
完成した書類は、税務署に郵送または、直接持ち込むという2つの方法があります。提出方法について、個人的に気になるポイントをまとめてみました。
郵送する(封筒サイズ・切手料金)
送付するもの
- 書類一式 (控えも同封)
- 返信用の封筒 (切手を貼り自分の住所を記載)
- 切手 (返信用封筒に貼る)
- 本人確認書類のコピー (マイナンバーカード、 もしくはマイナンバーを確認できる書類+運転免許証等の身元確認書類)
控えも同封、返信用の封筒も入れるのを忘れないようにしてください。控えの書類は、税務署にて処理をしたのち受領印を押して返送してくれます。
封筒のサイズは、A4が三つ折りで入る長形3号がオススメ。同封する書類が多い場合には、A4がそのまま入る角形2号を利用しましょう。
切手は、重さで値段が変わりますが、長形3号(定形郵便物)は50g以内94円、角形2号(定形外郵便物)は50g以内120円、であれば充分範囲内と考えられます。
税務署に持ち込む(持参するもの)
持参するもの
- 書類一式 (控えも持参)
- 本人確認書類のコピー (マイナンバーカード、 もしくはマイナンバーを確認できる書類+運転免許証等の身元確認書類)
税務署にて「開業届を提出しに来ました」といえば伝わるので、持参した書類を一式提出しましょう。その際、わからない部分などあれば質問してみてください。
まとめ
個人事業主の開業届に必要な書類を簡単に作れる、マネーフォワードクラウド開業届というWEBサービスについて解説しました。
マネーフォワード開業届は完全無料。一度登録したデータは、あとからでも確認および編集可能です。ぜひ、興味のある方はためしてみてください。
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税務署での開業届の提出に関する体験談はこちら。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。