海外販売ならどっち?BASEとSTORESを徹底比較!タイプ別のおすすめを提案

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海外販売ならどっち?BASEとSTORESを徹底比較!タイプ別のおすすめを提案

無料でネットショップを開業できる代表的なサービスといえば、BASEとSTORESの2つ。どちらも優れたサービスですが、海外販売を主目的とする場合、それぞれのサービスの特徴を理解し、自分のビジネスタイプに合ったプラットフォームを選ぶことが重要です。

このページでは、BASEとSTORESの海外販売機能に焦点を当て、両者の違いを詳しく解説します。さらに、ビジネスタイプ別におすすめのサービスをご提案します。ぜひ、自分のビジネスに合ったサービスを見つけ、海外市場での成功を目指してください。

BASEとSTORESの総合的な比較は、「【最新】BASE vs STORES 完全比較!あなたに最適はどっち?」 の記事を参考にしてください。

BASE、STORESも含めた無料ネットショップ作成サービスの比較は、「【2024年最新版】無料ネットショップ開設サービス徹底比較!おすすめアプリをご案内」 の記事を参考にしてください。

直接販売をするなら「STORES」がおすすめ

海外販売で確認しておきたいポイントまとめ

イメージ
項目 STORES BASE
英語表記
海外通貨表記
国別送料設定
海外住所での出店
海外からの購入時の決済方法 クレジットカード、PayPal、Amazon Pay Amazon Pay、PayPal、銀行振込※海外送金の場合、入金確認にお時間がかかる。

BASEとSTORESはどちらも英語表記に対応しています。

BASEは海外通貨表記にも対応していますが、実際の決済は日本円で行われ、「発送済み」に変更された時点で請求レートが確定します。一方、STORESは海外通貨表記に非対応で、日本円決済のみとなりますが、為替レートの変動によるトラブルを避けられるというメリットがあります。

海外からの購入時の決済方法については、STORESは一部の海外発行クレジットカードに対応していているようですが、多くの場合は利用できません。

一方、BASEは海外発行のクレジットカードに完全に対応していません。したがって、海外の購入者にとっては、STORESのほうがわずかに利便性が高いと言えますが、両者ともPayPalやAmazon Payなどの決済サービスを利用するのが確実です。

STORESは、国別の送料設定ができる

STORESは、海外発送の送料を詳細に設定できる

最も注目すべき点は、国別送料(地域ごと)の設定機能です。

BASEも海外発送の設定は搭載されていますが、STORESのように国や地域ごとに送料を設定することはできません。海外販売を行う上で、配送先によって送料を細かく設定できるSTORESは、より柔軟な価格設定が可能です。

STORESは、海外の国や地域ごとに送料を設定できる

以上の点から、海外への直接販売を検討している方には、STORESがおすすめのサービスと言えるでしょう。国別の送料設定が可能で、かつ海外住所での出店も可能な点は、海外販売を行う上で大きなアドバンテージになります。

STORES(無料ではじめる)

今時店長
今時店長
自社ECから直接販売が目的であれば、海外への送料設定が柔軟なSTORESの方が使いやすいと感じました。海外住所でも出店も可能なので、現地のスタッフなどへの外部委託などにも対応できます。

代行サービス(有料)を活用するなら「BASE」がおすすめ

2つの海外販売に関する月額有料の代行サービス

BASEには2つの海外販売代行サービスがある

BASEには、2つの海外販売に関する月額有料の代行サービス(App)があります。

海外販売代行App(月額:980円)

BASEの海外販売代行Appは、月額980円で世界150ヵ国以上に商品を販売できる手軽なサービスです。利用方法は国内の代行業者に商品を送るだけで、海外向けの梱包や顧客対応も代行してくれます。料金や手順がシンプルなので、越境ECに興味がある方におすすめです。

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中国販売代行App(月額:500円)

BASEの中国販売代行Appは、月額500円で中国のECモールやSNSで商品を販売代行してくれるサービスです。BASEショップの商品情報を自動翻訳し、中国人の嗜好に合わせて最適化。配送や顧客対応も代行してくれます。90日間の無料トライアル期間があり、言語や文化の壁を越えて中国市場参入をサポートしてくれるため、越境ECを検討中の方におすすめです。

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今時店長
今時店長
海外販売代行Appは、国内BASEの商品を海外のユーザーに販売代行してくれるサービス、中国販売代行Appは、海外中国のモールに出品および販売代行してくれるサービスです。いずれも、作業自体はとても簡単です。

デジタルコンテンツの販売は「STORES」がおすすめ

デジタルコンテンツとは

デジタルコンテンツ

デジタルコンテンツは、電子書籍、音楽、動画、ソフトウェア、ゲームなど、インターネット上で販売・配信されるデジタル形式の製品やサービスを指します。

BASEでは「デジタルコンテンツ販売」、STORESでは「ダウンロード販売」という機能名で、デジタルコンテンツの販売が可能です。海外のユーザーに向けた、デジタルコンテンツ販売について違いを説明します。

BASEは海外のユーザーが購入できる決済手段がほぼ無い

まずは、両者のデジタルコンテンツ販売で使える決済手段をみてください。

サービス デジタルコンテンツ販売で利用可能な決済手段
BASE クレジットカード決済、あと払い (Pay ID)
STORES クレジットカード決済、コンビニ決済、PayPal、楽天ペイ、PayPay残高

BASEは海外で発行されたクレジットカードは使えません。

BASEでは、クレジットカード決済が利用できますが、海外で発行されたクレジットカードには対応していません。つまり、海外のユーザーがデジタルコンテンツを購入することが難しくなってしまうのです。

STORESは、世界中で利用されている「PayPal」が利用できる

STORESも、海外で発行されたクレジットカードは使えないこともあるわけですが、じつはほかの決済手段が用意されています。それは「PayPal」です。

PayPalは、世界中で広く利用されている決済サービスで、200以上の国と地域で利用可能です。アカウントを作成すれば、簡単に海外送金や海外からの支払いを受け取ることができます。STORESでPayPalを導入することで、海外のユーザーがスムーズにデジタルコンテンツを購入できるようになります。

デジタルコンテンツ販売に関する比較は、「【2024年最新】デジタルコンテンツ販売方法を完全ガイド!サービスの選び方と成功のコツを解説」 の記事を参考にしてください。

今時店長
今時店長
デジタルコンテンツ販売は、海外のお客様にも購入いただける環境が整ったSTORESが断然おすすめです。国内向けでもSTORESの方が優れた機能を提供しています。詳細は以下の記事をチェックしてください。
デジタルコンテンツ販売ではBASEよりもSTORESがおすすめな4つの理由
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まとめ

まとめ

このページでは、無料でネットショップを開設できる、BASEとSTORESについて、海外販売を目的とした場合の両者の強みについて解説しました。

結論をまとめると下記の通りです。

直接販売は、海外販売での送料を詳細に設定できて、海外住所での出店も可能なSTORESがおすすめです。

月額有料の海外販売代行サービスを活用したい方は、海外販売代行Appと中国販売代行Appを利用できるBASEがおすすめです。

海外に向けてのデジタルコンテンツ販売が目的の場合には、世界中で利用されているPayPalが利用可能なSTORESが有利です。

自社の事業形態やニーズに合わせて、BASEとSTORESのそれぞれの特徴を理解した上で、適切なサービスを選択することが重要です。

海外販売に挑戦する際は、このような違いを踏まえながら、自社に最適なプラットフォームを見極めていきましょう。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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  • この記事を書いた人
今時店長

今時店長(ミニクル合同会社)

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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