ハンドメイドマーケットではトップクラスの人気を誇る、minne(ミンネ)、Creema(クリーマー)、という二つサービスを比較してみました。
基本情報を比較
基本的な情報について比較してみました
二つのサービスの基本情報の比較は下記のとおりです。
サービス名称 |
minne |
Creema |
運営事業者
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GMOペパボ株式会社 |
株式会社クリーマ
|
対象者 |
個人 |
個人 |
年齢制限 |
制限なし |
満18歳以上 |
商品登録数 |
無制限 |
無制限 |
初期費用 |
無料 |
無料 |
月額費用 |
無料 |
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特定商取引法に関する 表記の一部非公開 |
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公式サイトで詳しく |
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2つのサービスを比較して注目したいポイント
会員数はminneの方が多い。
会員数は「minne」の方が多いです。2019年時点で、minneは作家数50万人、Creemaは作家数15万人というデータが出ています。
どちらも初期費用無料・固定費無料です。
どちらのサービスも、初期費用、固定費は無料です。実際に商品が売れた場合にのみ、手数料が差引されて入金されます。
どちらも個人名義で出品できる。
どちらも対象者はあくまでも個人です。Creemaは法人も目につきますが、実際はニックネームに法人名義を登録しています。
Creemaには満18歳以上という年齢制限があります。
会員登録にminneは年齢制限はありませんが、Creemaには満18歳以上という制限があります。どちらも未成年者の場合には親権者の同意が必要になります。
Creemaは中国サイトにも同時に出品できる。
Creemaでは「https://tw.creema.net/」にて中国版サイトの運営もしています。出店に審査が必要で売れた場合には手数料も掛かります。
現在はどちらもインスタグラムと連携できない。
2020年にあった、インスタグラムの利用要件の変更により、minne、Cramer、どちらも新規でインスタグラムのショッピング機能との連携できません。
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Creemaは有料広告で検索結果の上位表示もできる。
Creemaには、作品プロモーションというクリック課金型の有料広告機能があります。検索結果とカテゴリページに”PR”表示つきで上位表示されます。
予算と作品を選ぶだけで、キーワードとか属性とか細かな設定はできません。minneには、有料広告で上位表示するようなオプションはありません。
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手数料を比較
手数料について比較してみました
どちらも、初期費用、月額固定費は掛かりません。
売れた場合にのみ、販売手数料と振込手数料が差引されて入金されます。
サービス名称 |
minne
|
Creema
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販売手数料 |
販売手数料
minne PLUS非会員作品価格+オプション価格+送料の10.89% ※更新情報:2024年9月1日より、minne PLUS非会員の販売手数料が10.56%⇢10.89%に値上げされました。
minnePLUS会員の場合 作品価格+オプション価格+送料の10.56% 参照元 |
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振込手数料 |
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入金サイクル |
申請後の翌月末払い |
minneの方が若干手数料は安い。
手数料は「minne」の方が若干安いです。ただし、大きな差ではありません。
minneはフリーナンス経由で最短即日で現金化も可能。
minneは、フリーランス向けの「お金と保険サービス」である”フリーナンス”経由で売上金を最短即日で現金化できます。詳細は下の記事をどうぞ。
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同時出店について調査
両方のマーケットに出店する必要性はあるのか?
実際にランキング上位を確認して、どの程度の店舗が同時出店しているかを調査してみました。
minneのTOP10は3割程度しかCreemaに出店していない。
具体的に説明するため、両サービスの総合ランキングをチェックしてみました。
「◯」印はも追う一方の、マーケットにも出店して売る場合です。
順位
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minne
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Creema
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1位
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◯
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◯
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2位
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-
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-
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3位
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-
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◯
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4位
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◯
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◯
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5位
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-
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◯
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6位
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-
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-
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7位
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◯
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◯
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8位
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-
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◯
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9位
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-
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◯
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10位
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-
|
◯
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確率
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30%はCreemaにも出店
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80%はminneにも出店
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※上は2020年5月の第三週に調査した結果です。
ちなみに、ランキングは継続的にチェックしているのですが、おおむね平均的だと思われるタイミングの情報を抜き出した結果です。
Creemaの方が大人向け商品が多い。
minne
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Creema
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2位、4位、5位、7位、10位は子供向け商品。あとは子供・大人両方。
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すべて大人向けの商品
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minneは、子供向け商品も多い。
Creemaは、大人向け商品が多いと言えそうです。
どちらも男性向けの商品はランキングに掲載がない。
どちらも男性向けの商品は、総合ランキングには一つも掲載されていませんでした。両サービスともに、大半は女性の利用者が占めると考えていいでしょう。
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決定的な違いはココ
編集部がピックアップする作品が違う
両サービスのトップページやオススメに掲載されている作品をみてください。
minneは、それなりにアマチュアの作品も多めに掲載してるのに対して、Creemaはプロの作品しか見当たりません。
結果的に二つのマーケットの印象は変わります。
- minne・・・個人でも参加できる 参加者が増える
- Creema・・・プロの作品が多い 市場価格があがる
どちらも、プロ、アマ、参加していますが編集側の見せ方ひとつで、印象はかわるというわけです。
あなたの作品を紹介したい編集のいるマーケットに出品しよう。
これが結論ですね。
編集部のピックアップで、マーケット全体の印象も変われば、ランキングに掲載される商材の傾向も変わるというわけです。商品の露出が増えなければ売れません。
別の雑誌と考えるとしっくりくる。
別の雑誌と考えるとしっくりきますね。それぞれ、トップページをみれば、売れる商品=雑誌として推したい商品の傾向がみえます。
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まとめ
ハンドメイドマーケットではトップクラスの人気を誇る、minne(ミンネ)、Creema(クリーマー)、という二つサービスを比較してみました。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。